日本を代表するドリブラーへの矜持、“軽さ”を手にした相馬勇紀
2020.07.03 12:30 Fri
2019年、切れ味鋭いドリブル突破で日本の未来を明るく照らした相馬勇紀。プロ1年目での移籍も経験し、これからのキャリアに向けて大きな一歩を歩みだした。相手を翻弄しながら切り込む姿は、新たなパートナーと共にさらなる輝きを見せるはず。強い決意を持ち、結果に貪欲な姿勢を見せた。
取材・文:菅野剛史
取材協力:ミズノ
取材・文:菅野剛史
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最終盤の攻防で明暗…京都が圧巻ゴールカバーから福田心之助の劇的後半AT弾で町田を逆転撃破【明治安田J1第15節】
7日、明治安田J1リーグ第15節のFC町田ゼルビアvs京都サンガF.C.が町田GIONスタジアムで行われ、アウェイの京都が1-2で逆転勝利した。 前節、アウェイで鹿島アントラーズに0-1の敗戦を喫した9位の町田。2戦ぶりの白星を目指した一戦では先発5人を変更。ベンチ外となった相馬勇紀や望月ヘンリー海輝、仙頭啓矢がベンチスタートとなった一方、負傷明けの西村拓真がオ・セフン、ナ・サンホと前線でアタッキングユニットを形成した。 一方、大阪勢相手に今季初の連敗を喫した京都は4位に転落。敵地で連敗ストっプを狙った今回の一戦ではこちらも先発5人を変更。GKをク・ソンユンから太田岳志に入れ替えたほか、鈴木義宜や奥川雅也、川崎颯太に代えてパトリック・ウィリアム、ムリロ・コスタ、佐藤響らを起用した。 立ち上がりからロングボールや球際のバトルが強調される展開に。そのなかで序盤は町田が押し気味に進め、岡村大八やオ・セフンがフィニッシュへ繋げていく。 以降はムリロ・コスタの個人技を起点に京都が押し返していくが、アクシデントが発生。筋肉系のトラブルか原大智がプレー続行不可能となり、24分に奥川をスクランブル投入。これで奥川が右、ムリロ・コスタが中央にポジションを移した。 膠着状態が続くなか、今度は町田にアクシデント発生。福田心之助との交錯で中山雄太が頭部に強い衝撃を受けると、脳震とう疑いで担架に乗せられてピッチを後に。望月がスクランブル投入された。 互いに負傷者を1人ずつ出す難しい展開となったが、一連のアクシデントをプラスに変えたのは町田。39分、相手陣内左サイドで得たスローインの場面で林幸多郎が高速クロスさながらのロングスローを投げ込むと、ボックス中央で競り勝った岡村がファーへヘディングで流したボールを、望月が長いリーチを活かした右足ワンタッチシュートでゴール右隅に流し込み、待望のJ1初ゴールとした。 町田十八番のロングスローから均衡が破れた試合はよりオープンな展開に。京都も前半終了間際の45分には右CKの二次攻撃からペナルティアーク付近の福田が自ら放った左足シュートのこぼれ球を右足ダイレクトシュート。これをゴール右に飛ばすが、GK谷晃生が見事な反応で触ったことでクロスバーを叩いた。以降も福田と奥川の右サイドを起点にアウェイチームが攻勢を仕掛けたが、前半のうちにゴールをこじ開けることはできなかった。 町田の1点リードで折り返した後半。京都は佐藤、米本を下げて川崎とともにベテランFW長沢駿をピッチに送り込み、攻撃に変化を加えた。 これに対して勢いを持って入った町田は立ち上がりの51分に西村のクロスバー上をわずかに越えるミドルシュートで2点目に迫っていく。 ハーフタイムの選手交代も攻撃を活性化させるまでには至らず。京都はジョアン・ペドロ、ムリロ・コスタを下げて武田将平、平賀大空とフレッシュな選手を早いタイミングでピッチに送り出すと、古巣対戦の平戸太貴らのミドルレンジのシュートでチャンスを窺う。 一方、後半はカウンターを軸に望月や西村を起点にフィニッシュの形を作り出す町田も、最後の局面で迫力を出せず。決定機まであと一歩という場面が目立つ。 前半同様に後半半ばを過ぎると、試合は膠着状態に陥ったが、京都がワンチャンスを活かして追いつく。73分、右サイドで縦に速く仕掛けると、福田のスルーパスに反応した奥川がポケットに侵入しゴールライン際で浮き球のクロスを供給。これをゴール前の平賀がヘディングで合わせると、左ポストの内側を叩いたボールがゴールネットに吸い込まれた。 交代のチャンスを窺っていたなか、平賀に今季初ゴールを献上し追いつかれた町田は失点直後に3枚替えを敢行。西村とオ・セフン、ナ・サンホを下げて仙頭啓矢、藤尾翔太、ミッチェル・デュークをピッチに送り込む。 この交代で攻勢を強めると、仙頭の果敢なシュートや81分にはボックス右に抜け出した藤尾の折り返しからゴール前の林に決定機が訪れるが、ここはDFのブロックとGK太田の好守に遭う。 その後、守勢の京都は中盤の平戸を下げて鈴木を最終ラインに投入。5バックの形で勝ち点1を意識しつつ、より堅守速攻に色合いを強めた。 後半最終盤は攻める町田、守る京都という構図が明確に。その流れで町田は人数をかけた攻撃から後半アディショナルタイムに岡村、望月に続けて決定機が訪れたが、岡村のボックス左での完璧な右足シュートはDFパトリック・ウィリアムのスーパーゴールカバーにはじき出され、望月のシュートもGK太田の正面を突いた。 これで1-1の決着かに思われたが、土壇場で京都が驚異の底力を示した。95分、ロングカウンターからボックス手前左でカットインした須貝英大の右足シュートは相手DFのブロックに遭う。このこぼれに詰めた川﨑のシュートも再び撥ね返されるが、後方から猛スプリントしてきた福田が左足シュートをゴール右隅に突き刺した。 専守防衛の構えを見せながらも最後まで攻撃意識を失っていなかったアウェイチームの見事なカウンター完結で劇的ゴールが生まれた白熱の一戦は、京都が1-2で逆転勝利。2点リードを引っくり返されたセレッソ大阪戦を払しょくする3試合ぶりの勝利で3位に浮上した。 敗れた町田は勝ち点3の可能性もある展開からまさかの勝ち点0で厳しい連敗となった。 FC町田ゼルビア 1-2 京都サンガF.C. 【町田】 望月ヘンリー海輝(前39) 【京都】 平賀大空(後28) 福田心之助(後50) <span class="paragraph-title">【動画】京都が劇的勝利!福田心之助が左足一閃</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"> <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1920087733344588258?ref_src=twsrc%5Etfw">May 7, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.05.07 21:18 Wed2
【J1注目プレビュー|第15節:町田vs京都】ともに悪い流れを断ち切りたい一戦、強度で上回るのは!?
【明治安田J1リーグ第15節】 2025年5月7日(水) 19:00キックオフ FC町田ゼルビア(9位/20pt) vs 京都サンガF.C.(4位/24pt) [町田GIONスタジアム] <h3>◆連敗ストップもまた敗戦、立ち直れるか【FC町田ゼルビア】</h3> 前々節はセレッソ大阪にアウェイで勝利を収め、連敗を「3」でストップした町田。しかし、3日に行われた鹿島アントラーズ戦ではアウェイで敗れ、連勝とはならなかった。 巻き返しに息巻いて臨んだ首位との対決は、力負けした印象。先制を許すと反撃できず、首位に完敗とも言える戦いとなった。 これで今季は6勝2分け6敗の五分に。今節負ければ黒星が先行する形となるが、ハードワークを厭わない相手にどう立ち回るかも重要となる。 この連戦中に、チームは来シーズンのAFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)の出場権を獲得。クラブとしてアジアに進出することとなる中で、こうした厳しい状況や過密日程でも戦えなければ通用しない。しっかりと結果を残していけるか。まずはホームで勝利を収めたい。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:谷晃生 DF:ドレシェヴィッチ、岡村大八、昌子源 MF:林幸多郎、前寛之、下田北斗、中山雄太 MF:藤尾翔太、相馬勇紀 FW:オ・セフン 監督:黒田剛 <h3>◆よもやの連敗、ここで止めたい【京都サンガF.C.】</h3> 首位に立った中でアウェイでガンバ大阪に敗れて転落となった京都だったが、前節はセレッソ大阪にも敗れて連敗。厳しい戦いとなってしまった。 特に前節は立ち上がりに2連続ゴールでリードを奪ったにも関わらず、前半のうちに追いつかれると、後半逆転を許すという展開に。ホームであってはならない敗戦に、メンタル面の影響が非常に気になるところだ。 この連敗をどう切り抜けていくか。1つポジティブな要素とすれば、エースのラファエル・エリアスが10分しかプレーしていないこと。コンディション的に問題はなく、この一戦での爆発を期待したい。 チームとしては厳しい連戦の中で、いかに強度を保っていくか。しっかりとアウェイで連敗を止めていきたい。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:太田岳志 DF:須貝英大、宮本優太、鈴木義宜、佐藤響 MF:川﨑颯太、福岡慎平、米本拓司 FW:原大智、ラファエル・エリアス、松田天馬 監督:曺貴裁 2025.05.07 14:15 Wed3
【J1注目プレビュー|第10節:町田vs浦和】2年連続の国立対決! 町田は首位キープ、浦和は新国立で初勝利目指す
【明治安田J1リーグ第10節】 2025年4月13日(日) 14:00キックオフ FC町田ゼルビア(1位/17pt) vs 浦和レッズ(12位/10pt) [国立競技場] <h3>◆しっかりと首位キープへ【FC町田ゼルビア】</h3> 開幕黒星スタートとなった町田だが、第4節から3連勝をおさめるとここまで6戦無敗。勝ち点で並びながらも首位に立つことに成功した。 昨シーズンの結果がブラフではないことを示している町田。ミッドウィークにはアウェイでのYBCルヴァンカップでヴァンフォーレ甲府と対戦し、1-0で勝利を収めた。 過密日程になる中で、90分で試合を終えてメンバーを入れ替えずに戦った中で結果も残したことはプラス材料と言える。 ただ、相手の浦和は試合なし。1週間休んだこともあり、コンディションの差は歴然。ただ、持ち味である強度をしっかりと出せれば、今の浦和を圧倒することは可能だ。しっかりとアグレッシブにプレーし、ショートカウンターで一気に仕留められれば、首位キープも可能だろう。 ★予想スタメン[3-4-1-2] GK:谷晃生 DF:ドレシェヴィッチ、岡村大八、昌子源 MF:林幸多郎、仙頭啓矢、下田北斗、中山雄太 MF:西村拓真、相馬勇紀 FW:オ・セフン 監督:黒田剛 <h3>◆新国立での初勝利なるか?【浦和レッズ】</h3> 前節はアウェイでアビスパ福岡相手に1-0で敗戦。4試合続いていた不敗がストップした。 チームとしての戦い方に以前よりも安定感は出てきているが、まだまだ突き抜けるものがないのも事実。毎試合失点をする一方で、強力であるはずの攻撃陣は機能し切ってはいない。 今節は国立競技場での試合。実は浦和はリニューアルされてから国立競技場は得意としておらず、3試合を戦い勝ちはなし。あまり良いデータはない。 また、チームの士気が上がりきらず、失点するとトーンダウンする傾向が見られる今シーズン。先手を奪って試合を優位に進めていけるかがポイントとなりそうだ。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:西川周作 DF:石原広教、ダニーロ・ボザ、マリウス・ホイブラーテン、長沼洋一 MF:渡邊凌磨、安居海渡 MF:金子拓郎、松本泰志、マテウス・サヴィオ FW:チアゴ・サンタナ 監督:マチェイ・スコルジャ 2025.04.13 11:35 Sun4
田川亨介の今季初ゴールで町田を下した鹿島が4連勝で首位をキープ!【明治安田J1リーグ第14節】
明治安田J1リーグ第14節の鹿島アントラーズvsFC町田ゼルビアが3日に県立カシマサッカースタジアムで行われ、1-0でホームの鹿島が勝利した。 リーグ戦3連勝で第8節以来の首位に再浮上した鹿島(勝ち点25)は、直近の横浜FC戦の先発から舩橋佑を柴崎岳に変更した以外は同じ先発メンバーを採用。鈴木優磨と田川亨介を2トップに据えた[4-4-2]の布陣で試合に臨んだ。 一方、直近のセレッソ大阪戦でリーグ戦5試合ぶりの白星を飾った7位町田(勝ち点20)は、その試合の先発から藤尾翔太とミッチェル・デュークを仙頭啓矢と桑山侃士に変更。最前線に桑山、2シャドーに仙頭と相馬勇紀を据えた[3-4-2-1]で試合に臨んだ。 立ち上がりからボールを保持して押し込む鹿島は16分にアクシデント。自陣で望月ヘンリー海輝と競り合った関川郁万が着地の際に左ヒザを負傷。そのままピッチに倒れ込むと、そのまま担架に乗せられてピッチを後に。 ム・テヒョンを緊急投入することになった鹿島だが、その後もボールを保持して攻撃の時間を長く作っていく。すると39分、チャヴリッチのパスをボックス手前で受けた鈴木優磨が素早くボックス左に展開。駆け上がった安西幸輝の折り返しを走りこんだ田川が左足で流し込んだ。 迎えた後半、1点を追う町田は桑山と仙頭を下げてオ・セフンとナ・サンホを投入。すると58分、相馬のパスをボックス左に走りこんだナ・サンホがダイレクトスで折り返すも、飛び込んだ望月はわずかに届かず。 さらに町田は70分にも、ボックス手前で獲得したFKからナ・サンホが直接FKでゴールに迫ったが、落ち切らずにクロスバーに弾かれた。 追加点を狙う鹿島は、76分に先制点の田川を下げて4試合ぶりの復帰となるレオ・セアラを投入。すると80分、ドリブルで左サイドを持ち上がった松村優太が一瞬のスピードアップでDFを振り切ってマイナスに折り返すと、ペナルティアーク内の鈴木優磨が左足で合わせたが、これはゴール右に外れた。 終盤は同点弾を狙う町田の猛攻に遭った鹿島だったが、田川の今季初ゴールを最後まで守り抜き、1-0で勝利。リーグ戦4連勝で首位をキープしている。 鹿島アントラーズ 1-0 FC町田ゼルビア 【鹿島】 田川亨介(前39) 2025.05.03 17:10 Sat5
神戸が復調の兆し見せる3連勝で上位争いに名乗り! オウンゴールで町田を下す…町田は連敗で上位争いから一歩後退【明治安田J1第11節】
20日、明治安田J1リーグ第11節のヴィッセル神戸vsFC町田ゼルビアがノエビアスタジアム神戸で行われた。 連勝中の神戸は直近のリーグ戦から3名を変更。マテウス・トゥーレル、汰木康也、エリキが外れ、扇原貴宏、大迫勇也、広瀬陸斗が入った。 対する町田は上位を目指す中で前節は浦和レッズに国立で敗戦。1人だけメンバーを入れ替え、西村拓真に代えて藤尾翔太が起用された。 3連勝で浮上したい神戸と、3試合ぶりの勝利を手にしたい町田の戦い。昨シーズンの上位対決となった試合は、7分、右CKから相馬勇紀がクロスを入れると、下田北斗がボックス内で左足ダイレクトボレー。しかし、これはわずかに右に外れ、町田は先制とならない。 すると9分には神戸がチャンス。左サイドのスペースに出されたパスを受けた広瀬がボックス左からクロス。これがドレシェビッチに当たってディフレクトすると、佐々木大樹がヘディングで合わせにいくが届かず。しかし、GK谷晃生がブラインドになり胸トラップの形になると、こぼれ球を大迫が豪快にシュート。これを谷は顔面でブロックしてゴールを許さない。 谷の治療のために試合が止まったものの無事にプレー復帰。その後も、神戸が攻め込んでいく中で町田は28分にチャンス。クリアボールが繋がると、ボックス手前で拾った相馬がスルーパス。走り込んだ藤尾が足を伸ばして押し込みにいくが、わずかに枠を外れる。 互いに攻める姿勢を見せる中でゴールが生まれないでいたが、前半アディショナルタイム1分には町田がビッグチャンス。左サイドからのクロスをファーサイドで岡村大八が頭で折り返すと、最後は藤尾がダイレクトボレー。しかし、本多勇喜がブロックして得点を許さない。 迎えた後半も立ち上がりから互いに攻撃を仕掛ける展開に。やや町田が押し込んでいく展開となるが、神戸もゴールを許さない。 すると62分に突然ゴールが生まれる。神戸がスムーズにボールを前に運んでいくと、右サイドで佐々木のマイナスのボールを井手口陽介がダイレクトクロス。これに岡村が無理に足を伸ばすと、当たったボールがゴールへと転がりオウンゴールで神戸が先制した。 神戸がラッキーな形で先制点を奪うと、その後も攻め込んでいくが、なかなかゴールを奪えず。対する町田は中山雄太が浮き球を遠目からダイレクトで狙うなどゴールに迫っていく。 神戸は77分に広瀬を下げて武藤嘉紀を起用。3試合ぶりの出場になると、その武藤は81分、浮き球のパスに対して抜け出すと、完全にフリーになった中ボックス内で浮き球のシュート。しかし、これはオフサイドでゴールは取り消された。 1点を追いかける町田は、仙頭啓矢、望月ヘンリー海輝、桑山侃士と選手を入れて同点を目指していくが、神戸の集中した守りが得点を許さない。 町田は最終盤まで神戸ゴールに迫っていくと、アディショナルタイム7分にはボックス右からの望月のクロスをニアでミッチェル・デュークが合わせられないも、背後にいた桑山がトラップからシュート。しかし、GK前川黛也が前に出てセーブし、大ピンチを防ぐ。 結局そのまま試合は終了。神戸がオウンゴールの1点を守り3連勝を達成。対する町田は連敗で、上位争いから一歩後退した。 ヴィッセル神戸 1-0 FC町田ゼルビア 【神戸】 オウンゴール(後17) 2025.04.20 16:02 Sun名古屋グランパスの人気記事ランキング
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名古屋vs岡山のキックオフが1時間遅れに…スタジアムの安全確認のため
6日に行われる明治安田J1リーグ第15節の名古屋グランパスvsファジアーノ岡山に関して、キックオフ時間の変更が発表された。 14時キックオフ予定だった名古屋vs岡山だが、名古屋はスタジアムの会場時間が遅れることに。運営上の都合により会場時間も遅れていた中、スタンドの安全確認のために13時会場となっていた。 具体的なことは発表されていないが、キックオフ時間を含めてギリギリの対応に。対応時間も予定より遅れるなどした中、13時22分に15時キックオフとなることが発表された。 ゴールデンウィーク最終日となる中で、全国的に強い雨が降る1日に。振り回される形となってしまった名古屋と岡山のサポーターも「何かあってからでは遅い」、「安全第一」、「安全確保できてよかった」とコメントしている。 名古屋は「ご来場のお客さまには大変ご迷惑をおかけし、申し訳ございません」としている。 2025.05.06 14:15 Tue3
“Jリーグの日”5月15日からJリーグがYouTube&TikTokで32試合フルマッチライブ配信! 各シーズンの名試合を1試合ずつ厳選
Jリーグは9日、Jリーグ開幕32周年を記念して、過去のリーグ戦32試合をJリーグ公式YouTube・TikTokチャンネルにて連続ライブ配信することを発表した。 1993年5月15日に開幕したJリーグ。今年で32周年を迎える中、Jリーグの日 特別企画として5月15日(木)の5時15分から「32試合フルマッチライブ配信」を実施する。 5月17日(土)の12時40分まで、連続して32試合のフルマッチを配信。1993シーズンから2024シーズンのリーグ戦のうち、毎シーズン1試合をピックアップして配信します。2016年以前の試合については、実況・解説を再収録して行われる。 なお、アーカイブは行われないため、ライブ配信でのみ楽しめることとなる。 <h3>◆Jリーグの日特別企画 32試合フルマッチライブ配信リスト</h3> ・1993年 Jリーグサントリーシリーズ 第1節 ヴェルディ川崎 vs 横浜マリノス 実況:平畠啓史 / 解説:水沼貴史 ・1994年 Jリーグサントリーチャンピオンシップ 第2節 ヴェルディ川崎 vs サンフレッチェ広島 実況:平畠啓史 / 解説:水沼貴史 ・1995年 Jリーグサントリーシリーズ 第13節 ベルマーレ平塚 vs 鹿島アントラーズ 実況:八塚浩 / 解説:名良橋晃 ・1996年 Jリーグ 第29節 鹿島アントラーズ vs 名古屋グランパスエイト 実況:八塚浩 / 解説:名良橋晃 ・1997年 Jリーグ1stステージ 第1節 ガンバ大阪 vs ベルマーレ平塚 実況:原大悟 / 解説:永島昭浩 ・1998年 Jリーグ2ndステージ 第8節 ジュビロ磐田 vs ジェフユナイテッド市原 実況:永田実 / 解説:松原良香 ・1999年 サントリーチャンピオンシップ 第2戦 清水エスパルス vs ジュビロ磐田 実況:永田実 / 解説:松原良香 ・2000年 Jリーグ ディビジョン1 2ndステージ第15節 ヴィッセル神戸 vs 京都サンガF.C. 実況:原大悟 / 解説:永島昭浩 ・2001年 サントリーチャンピオンシップ 第2戦 鹿島アントラーズ vs ジュビロ磐田 実況:八塚浩 / 解説:名良橋晃 ・2002年 Jリーグ ディビジョン1 1stステージ 第12節 ジュビロ磐田 vs ガンバ大阪 実況:桑原学 / 解説:福西崇史 ・2003年 Jリーグ ディビジョン1 2ndステージ 第15節 横浜F・マリノス vs ジュビロ磐田 実況:原大悟 / 解説:長谷川アーリアジャスール ・2004年 Jリーグ ディビジョン1 1stステージ 第1節 ヴィッセル神戸 vs ジェフユナイテッド市原 実況:下田恒幸 / 解説:水沼貴史 ・2005年 Jリーグ ディビジョン1 第34節 川崎フロンターレ vs ガンバ大阪 実況:下田恒幸 / 解説:水沼貴史 ・2006年 Jリーグ ディビジョン1 第34節 浦和レッズ vs ガンバ大阪 実況:原大悟 / 解説:坪井慶介 ・2007年 Jリーグ ディビジョン1 第1節 浦和レッズ vs 横浜FC 実況:原大悟 / 解説:坪井慶介 ・2008年 Jリーグ ディビジョン1 第34節 ジェフユナイテッド市原 vs FC東京 実況:桑原学 / 解説:石川直宏 ・2009年 Jリーグ ディビジョン1 第34節 浦和レッズ vs 鹿島アントラーズ 実況:原大悟 / 解説:坪井慶介 ・2010年 Jリーグ ディビジョン1 第12節 FC東京 vs 清水エスパルス 実況:桑原学 / 解説:石川直宏 ・2011年 Jリーグ ディビジョン1 第7節 川崎フロンターレ vs ベガルタ仙台 実況:平畠啓史 / 解説:ワッキー ・2012年 Jリーグ ディビジョン1 第33節 サンフレッチェ広島 vs セレッソ大阪 実況:平畠啓史 / 解説:柿谷曜一朗 ・2013年 Jリーグ ディビジョン1 第33節 セレッソ大阪 vs 鹿島アントラーズ 実況:平畠啓史 / 解説:柿谷曜一朗 ・2014年 J1昇格プレーオフ 準決勝 ジュビロ磐田 vs モンテディオ山形 実況:原大悟 / 解説:坪井慶介 ・2015年 明治安田生命 Jリーグチャンピオンシップ 決勝 第1戦 ガンバ大阪 vs サンフレッチェ広島 実況:永田実 / 解説:藤本淳吾 ・2016年 明治安田生命J1リーグ 1stステージ第5節 ガンバ大阪 vs 横浜F・マリノス 実況:永田実 / 解説:藤本淳吾 ・2017年 明治安田生命J1リーグ 第34節 川崎フロンターレ vs 大宮アルディージャ 実況:西岡明彦 / 解説:名良橋晃 ・2018年 明治安田生命J1リーグ 第21節 ヴィッセル神戸 vs ジュビロ磐田 実況:寺西裕一 / 解説:佐藤慶明 ・2019年 明治安田生命J2リーグ 第42節 柏レイソル vs 京都サンガF.C. 実況:原大悟 / 解説:松原良香 ・2020年 明治安田生命J1リーグ 第30節 川崎フロンターレ vs 横浜F・マリノス 実況:下田恒幸 / 解説:福田正博 ・2021年 明治安田生命J1リーグ 第26節 アビスパ福岡 vs 川崎フロンターレ 実況:南鉄平/ 解説:森﨑浩司 ・2022年 明治安田生命J1リーグ 第24節 川崎フロンターレ vs 横浜F・マリノス 実況:西岡明彦 / 解説:福田正博 ・2023年 J1昇格プレーオフ 決勝 東京ヴェルディ vs 清水エスパルス 実況:原大悟 / 解説:清水範久 ・2024年 明治安田J1リーグ 第1節 東京ヴェルディ vs 横浜F・マリノス 実況:下田恒幸 / 解説:水沼貴史、槙野智章 <span class="paragraph-title”>【動画】Jリーグの日特別企画 32試合フルマッチライブ配信!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="CFavXpQ3W5w";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.05.09 14:15 Fri4
【J1注目プレビュー|第15節:名古屋vs岡山】前節の戦いを生かすのは!? 連勝目指す名古屋と連敗止めたい岡山
【明治安田J1リーグ第15節】 2025年5月6日(火) 14:00キックオフ 名古屋グランパス(17位/14pt) vs ファジアーノ岡山(12位/18pt) [豊田スタジアム] <h3>◆降格圏脱出、そのまま突き放せ【名古屋グランパス】</h3> 前節は国立競技場での清水エスパルス戦で0-3と快勝。今季1番の出来と言っても良い戦いぶりで連敗を2でストップさせた。 GKシュミット・ダニエルが直前で負傷を訴え、19歳GKピサノアレックス幸冬堀尾が緊急でJ1デビューを果たす中、クリーンシートで戦いを終えて、降格圏も脱出した。 難しい局面を乗り越えた名古屋だが、課題はまだまだある状況。清水戦は勝利したとはいえ、パス成功率は73.8%と改善の余地あり。ショートカウンターで仕留められる可能性も十分にある。 まずは前節の戦いをもう一度発揮し、今季2度目の連勝で降格圏を離れていきたい。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:ピサノアレックス幸冬堀尾 DF:原輝綺、三國ケネディエブス、佐藤瑶大 MF:内田宅哉、稲垣祥、椎橋慧也、中山克広 MF:和泉竜司、マテウス・カストロ FW:山岸祐也 監督:長谷川健太 <h3>◆ぶつかった壁を乗り越えろ【ファジアーノ岡山】</h3> クラブ史上初のJ1挑戦のシーズンは序盤こそ快進撃を見せていたが、ここに来て急に陰りが。ホーム無敗が止まった鹿島アントラーズ戦から4戦未勝利。1分け3敗と初めて壁にぶち当たっている。 J1との力の差を大きく感じるのは、やはり攻撃面。第3節を最後に複数得点はなく、直近2試合は無得点。クリーンシートも4試合遠ざかっており、一番苦しい時期とも言える。 連戦ということもあり、チームを立て直す時間はない。ただ、全く手も足も出ないというわけではなく、いかにチャンスを決め切ることができるかが勝敗のカギに。この壁を乗り越えれば、また1つステージを上がることができるはずだ。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:スベンド・ブローダーセン DF:阿部海大、立田悠悟、工藤孝太 MF:佐藤龍之介、藤井海和、田部井涼、松本昌也 MF:木村太哉、江坂任 FW:ルカオ 監督:木山隆之 2025.05.06 10:45 Tue5