“新クラブ”発表のサウール、誤解招く発言に謝罪

2020.06.05 16:40 Fri
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アトレティコ・マドリーのスペイン代表MFサウール・ニゲスが、先の新クラブ発表の一件に関して、ファンの誤解を招いたと謝罪している。

事の発端は先月31日にサウールが投稿した「3日後に新クラブを発表する」というツイート。今夏の移籍市場でマンチェスター・ユナイテッドへの移籍が囁かれていたこともあり、双方のファンをざわつかせていた。


そして3日後の6月3日、サウールは宣言通り新クラブを発表。それは自身が加入するクラブではなく、故郷アリカンテに兄のアーロンと共に設立した「コスタ・シティ」というユースチームのことだった。

大方のファンの予想とは裏腹に肩透かしを喰らったファンもいたようで、SNSでは混乱する者も続出。サウールは「こんなことになるとは思わなかった」として、スペイン『アス』で謝罪の言葉を残した。
「僕のSNSの使い方は少し異質でね。マネージャーから誤解している人がいると言われたんだ」

「そんなこと考えてもなかったよ。今はラ・リーガとチャンピオンズリーグを戦っている真っ最中だ。このタイミングで出ていくわけないじゃないか」

また、サウールは新クラブ「コスタ・シティ」にも言及。

「4年前から進めていたプロジェクトをやっと発表することができたよ。このクラブは子供たちの成長を助けるためのクラブなんだ」

「これまでは夏のオフシーズン中やクリスマス、イースターの時期にしか子供たちの面倒を見てやることができなかったんだけど、これからは毎日可能だ。とても興奮しているよ」

「子供たちとのプロジェクトが現場に反映されているところを見るととても誇りに思えるよ。クラブのみんなが僕の価値観を共有している事実が嬉しくてたまらないんだ」

「説明を小出しにしていたから、こんなにも波紋が広がるとは思ってなかったよ」

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「チェルシーのドクターが…」復活のサウール、不遇の時期に悟ったこととは?「それが僕の仕事」

アトレティコ・マドリーの元スペイン代表MFサウール・ニゲスが不遇の時期を振り返った。 下部組織時代からアトレティコに在籍するサウール。プロデビュー後すぐにラージョ・バジェカーノへと武者修行に出されたが、帰還後の台頭はサポーターなら誰もが知るところであり、クラブ通算388試合出場46ゴール26アシストという数字を誇る。 しかし、自身初のラ・リーガ制覇を経験した2020-21シーズンは序列が低下し、シーズン後にチェルシーへ買い取りオプション付きのレンタル移籍。ただ、チェルシーでもほとんど出番が訪れず、1年後にアトレティコへ戻ることとなった。 迎えた昨季もほとんどが途中出場だったが、ラ・リーガのラスト4試合でいずれもフル出場。今季はここまでの公式戦全11試合に出場し、ラ・リーガトップの5アシストをマークするなど好調をキープしている。 サウールはスペイン『Relevo』のインタビューに応じ、不遇の時期から完全復活は遂げていないとしながらも、最悪の時期は脱したと語り、特に苦しかったチェルシー時代にも学びがあったようで、これをキッカケに悟りを開いたとも明かしている。 「ここ数年を振り返って、口にできることはたくさんある。でも、マイナスのことを強調するのはフェアじゃないし、ポジティブな面に焦点を当てたい。クリスティアーノ・ロナウドやリオネル・メッシでもない限り、浮き沈みがあるのがフットボーラーの常と言えるね」 「ディエゴ・シメオネ(監督)とはほぼ10年一緒に仕事をし、彼の下で良い時期も悪い時期も平凡な時期も経験した。ディエゴ・グティエレス(コーチ)が僕に言うんだ。『全試合に出てた時よりも、今の方が幸せじゃないかい?』ってね。そうかも。自分の人生を存分に楽しめているよ」 「ロンドン(チェルシー)はとても良い環境だったし、試合に出れなくとも大きく成長できたと思う。昨季アトレティコに戻った時、僕は謙虚に全てを受け入れなくてはならないと悟ったんだ。その時(出場機会)を迎えるための準備だよ。1年待ってもその時は来ないかもしれない…でもやり続けるしかないし、それが正しいやり方だと思うんだ」 「焦り? もちろん感じることもある。どれだけトレーニングを重ねても十分なプレータイムが来ないかもしれない。でも、それが僕の仕事なんだろう。チェルシーのドクターが言ってたよ。『選手は元気に練習に来ることで給料をもらっている』んだってね。客観的に考えれば、これが正解だよ」 「コーチが僕を万全のコンディションかどうかチェックする。僕は自分の番が来た時に信頼を勝ち取れるよう、毎日全力でトレーニングするようになった。そうすれば最終的に必ず報われる。遅かれ早かれ、必ず報われるんだ」 メンタルコントロールを含めて成長を実感している様子のサウール。「キミの全盛期はこれからかな?」と問われると、これに同意し、さらなる活躍を誓った。 「どうだろう(笑) まだ来ていないかな。僕は非常に高いレベルでサッカーをしているから、昨日の自分を超えるのは容易じゃない。いや、チームメイトを助けるためにプレーするわけだから、自分がどうこうは間違いかもね。コンディションを維持し、自信を持ち続ければ、いずれ自分を超えられると思う」 フォア・ザ・チームの精神を垣間見せたサウール。これこそがラ・リーガトップのアシスト数に通づる部分かもしれない。 2023.10.21 21:49 Sat

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アトレティコがオブラク後釜探し? 指揮官の同胞GKに関心か

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