【J1開幕直前クラブガイド】戦力補強は十分、昇格&即優勝の2011年の再現なるか《柏レイソル》
2020.02.17 20:30 Mon
FUJI XEROX SUPER CUP 2020、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)、YBCルヴァンカップとすでに公式戦が開幕。そんな中、J1リーグが最後に開幕を迎える。
【OUT】
GK猿田遥己(20)→ガンバ大阪/期限付き移籍
DF上島拓巳(22)→アビスパ福岡/期限付き移籍
DF杉井颯(19)→ツエーゲン金沢/期限付き移籍
DF宮本駿晃(20)→モンテディオ山形/期限付き移籍
DF田上大地(26)→アルビレックス新潟/期限付き移籍
DF増嶋竜也(34)→ジェフ千葉/期限付き移籍→完全移籍
DF橋口拓哉(25)→FC岐阜/完全移籍
DF中川創(20)→ジュビロ磐田/完全移籍
DFユン・ソギョン(30)→釜山アイパーク(韓国)/期限付き移籍
DFパク・ジョンス(25)→サガン鳥栖/期限付き移籍延長
MF田中陸(20)→レノファ山口/期限付き移籍
MF手塚康平(23)→横浜FC/期限付き移籍
MF菊池大介(28)→アビスパ福岡/期限付き移籍
MFガブリエル(30)→フラメンゴ(ブラジル)/期限付き移籍満了
MFキム・ボギョン(30)→全北現代モータース(韓国)/完全移籍
MF中川寛斗(25)→湘南ベルマーレ/期限付き移籍→完全移籍
FW村田和哉(31)→レノファ山口FC/期限付き移籍
圧倒的な攻撃力を見せつけ、J2優勝、1年でのJ1復帰を果たした柏。新たにJ1の舞台で戦うにあたり、しっかりとウィークポイントを補強。加えて、人員整理を行なった。
韓国代表GKキム・スンギュ(←蔚山現代FC)、DF高橋祐治(←サガン鳥栖)とJ1経験者を補強。また、MF戸嶋祥郎(←アルビレックス新潟)、MF仲間隼斗(←ファジアーノ岡山)、FW神谷優太(←湘南ベルマーレ/昨季は愛媛FCへ期限付き移籍)、FW呉屋大翔(←ガンバ大阪/昨季はV・ファーレン長崎へ期限付き移籍)とJ2リーグで結果を残していた選手を補強した。
◆2011年は昇格即優勝、今年は…《上位争い》
2011年にJ1昇格した際には、史上初のJ1昇格J1優勝を成し遂げていた柏。その当時と同じネルシーニョ監督率いるチームは、上積みが期待できるシーズンと言えるだろう。
前述の通り、即戦力を補強し、長いシーズンを戦う上でのバックアッパーも確保。あとは柏のサッカーにどれだけ早くフィットできるかがポイントとなりそうだ。
守護神の中村航輔が開幕前に離脱したが、GKキム・スンギュの補強で穴埋めは問題なし。YBCルヴァンカップのガンバ大阪戦でゴールを守ると、押し込まれた後半に好セーブを見せ勝利に貢献。競争の激しい守護神争いは見ものだ。
また、オルンガもG大阪戦でゴールを記録しており、昨シーズンチームを牽引したストライカーがどこまでゴールを決められるか。J1の舞台で苦労する助っ人はこれまでも多くいたが、オルンガの出来次第では苦しむシーズンになる可能性もある。
いずれにせよ、継続路線に加えて戦力の上積みができており、ネルシーニョ監督が掲げた「17試合で勝ち点35」というノルマを達成できるかを見守る必要はある。目標達成となれば、上位も見えてくるだろう。
◆超WS編集部イチオシ選手
FWオルンガ(25)
イチオシ選手は昨シーズンJ2の得点王に一歩届かなかったFWオルンガだ。ケニア代表の点取り屋は、昨シーズンのJ2リーグで30試合27得点。特に最終節の京都サンガF.C.戦は、1試合8得点の大暴れを見せた。
193cm、85kgという恵まれた体躯を生かしたプレーだけでなく、スピード、懐の深さとJ1でも高いクラスの助っ人となる。周囲との連携も1シーズン共に戦っただけあり、大きな問題は生じないだろう。
あとは、J1チームの守備陣にどれだけ通用するか。昨シーズンと変わらないパフォーマンスに期待がかかる。
◆注目の東京五輪世代!
DF古賀太陽(21)
夏に予定されている東京オリンピック世代の選手としてピックアップするのは、DF古賀太陽だ。
小学生の頃から柏の下部組織に所属する古賀。“太陽王”という意味の“レイソル”のために生まれていたかのような名前を持ち、高校3年時には2種登録を経験した。
2018年途中から育成型期限付き移籍したアビスパ福岡で頭角を現すと、2019年は3バックの一角や左サイドバックとしてJ2リーグで37試合に出場し2得点を記録。昨年12月にはEAFF E-1サッカー選手権に向けた日本代表にも召集され、香港代表選でデビューを果たしていた。
自身にとっては2017年以来のJ1の舞台となるが、チームの守備を支える一員として結果を残し、激戦区となるディフェンスラインでの東京オリンピック出場を目指す。
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超ワールドサッカー編集部が、チームのノルマや補強達成度、イチオシ選手、そして、東京オリンピックを翌年に控える注目の五輪候補をお届け。第2弾として、昨季J2優勝の柏レイソルを紹介する。◆補強動向《B》※最低E~最高S【IN】
GK松本健太(22)←東洋大学/新加入
GKキム・スンギュ(29)←蔚山現代FC(韓国)/完全移籍
DF大南拓磨(22)←ジュビロ磐田/完全移籍
DF高橋祐治(26)←サガン鳥栖/完全移籍
DF三丸拡(26)←サガン鳥栖/完全移籍
DF北爪健吾(27)←横浜FC/完全移籍
DF井出敬大(18)←柏レイソルユース/昇格
DF川口尚紀(25)←アルビレックス新潟/期限付き移籍→完全移籍
MF戸嶋祥郎(24)←アルビレックス新潟/完全移籍
MF仲間隼斗(27)←ファジアーノ岡山/完全移籍
MFマテウス・サヴィオ(22)←フラメンゴ(ブラジル)/期限付き移籍→完全移籍
MF三原雅俊(31)←ヴィッセル神戸/期限付き移籍→完全移籍
MF鵜木郁哉(18)←柏レイソルユース/昇格
FW神谷優太(22)←湘南ベルマーレ/完全移籍
FW呉屋大翔(26)←ガンバ大阪/完全移籍
FW細谷真大(18)←柏レイソルユース/昇格
GK猿田遥己(20)→ガンバ大阪/期限付き移籍
DF上島拓巳(22)→アビスパ福岡/期限付き移籍
DF杉井颯(19)→ツエーゲン金沢/期限付き移籍
DF宮本駿晃(20)→モンテディオ山形/期限付き移籍
DF田上大地(26)→アルビレックス新潟/期限付き移籍
DF増嶋竜也(34)→ジェフ千葉/期限付き移籍→完全移籍
DF橋口拓哉(25)→FC岐阜/完全移籍
DF中川創(20)→ジュビロ磐田/完全移籍
DFユン・ソギョン(30)→釜山アイパーク(韓国)/期限付き移籍
DFパク・ジョンス(25)→サガン鳥栖/期限付き移籍延長
MF田中陸(20)→レノファ山口/期限付き移籍
MF手塚康平(23)→横浜FC/期限付き移籍
MF菊池大介(28)→アビスパ福岡/期限付き移籍
MFガブリエル(30)→フラメンゴ(ブラジル)/期限付き移籍満了
MFキム・ボギョン(30)→全北現代モータース(韓国)/完全移籍
MF中川寛斗(25)→湘南ベルマーレ/期限付き移籍→完全移籍
FW村田和哉(31)→レノファ山口FC/期限付き移籍
圧倒的な攻撃力を見せつけ、J2優勝、1年でのJ1復帰を果たした柏。新たにJ1の舞台で戦うにあたり、しっかりとウィークポイントを補強。加えて、人員整理を行なった。
韓国代表GKキム・スンギュ(←蔚山現代FC)、DF高橋祐治(←サガン鳥栖)とJ1経験者を補強。また、MF戸嶋祥郎(←アルビレックス新潟)、MF仲間隼斗(←ファジアーノ岡山)、FW神谷優太(←湘南ベルマーレ/昨季は愛媛FCへ期限付き移籍)、FW呉屋大翔(←ガンバ大阪/昨季はV・ファーレン長崎へ期限付き移籍)とJ2リーグで結果を残していた選手を補強した。
◆2011年は昇格即優勝、今年は…《上位争い》
(C)CWS Brains,LTD.
2011年にJ1昇格した際には、史上初のJ1昇格J1優勝を成し遂げていた柏。その当時と同じネルシーニョ監督率いるチームは、上積みが期待できるシーズンと言えるだろう。
前述の通り、即戦力を補強し、長いシーズンを戦う上でのバックアッパーも確保。あとは柏のサッカーにどれだけ早くフィットできるかがポイントとなりそうだ。
守護神の中村航輔が開幕前に離脱したが、GKキム・スンギュの補強で穴埋めは問題なし。YBCルヴァンカップのガンバ大阪戦でゴールを守ると、押し込まれた後半に好セーブを見せ勝利に貢献。競争の激しい守護神争いは見ものだ。
また、オルンガもG大阪戦でゴールを記録しており、昨シーズンチームを牽引したストライカーがどこまでゴールを決められるか。J1の舞台で苦労する助っ人はこれまでも多くいたが、オルンガの出来次第では苦しむシーズンになる可能性もある。
いずれにせよ、継続路線に加えて戦力の上積みができており、ネルシーニョ監督が掲げた「17試合で勝ち点35」というノルマを達成できるかを見守る必要はある。目標達成となれば、上位も見えてくるだろう。
◆超WS編集部イチオシ選手
FWオルンガ(25)
©︎J.LEAGUE
イチオシ選手は昨シーズンJ2の得点王に一歩届かなかったFWオルンガだ。ケニア代表の点取り屋は、昨シーズンのJ2リーグで30試合27得点。特に最終節の京都サンガF.C.戦は、1試合8得点の大暴れを見せた。
193cm、85kgという恵まれた体躯を生かしたプレーだけでなく、スピード、懐の深さとJ1でも高いクラスの助っ人となる。周囲との連携も1シーズン共に戦っただけあり、大きな問題は生じないだろう。
あとは、J1チームの守備陣にどれだけ通用するか。昨シーズンと変わらないパフォーマンスに期待がかかる。
◆注目の東京五輪世代!
DF古賀太陽(21)
(C)CWS Brains,LTD.
夏に予定されている東京オリンピック世代の選手としてピックアップするのは、DF古賀太陽だ。
小学生の頃から柏の下部組織に所属する古賀。“太陽王”という意味の“レイソル”のために生まれていたかのような名前を持ち、高校3年時には2種登録を経験した。
2018年途中から育成型期限付き移籍したアビスパ福岡で頭角を現すと、2019年は3バックの一角や左サイドバックとしてJ2リーグで37試合に出場し2得点を記録。昨年12月にはEAFF E-1サッカー選手権に向けた日本代表にも召集され、香港代表選でデビューを果たしていた。
自身にとっては2017年以来のJ1の舞台となるが、チームの守備を支える一員として結果を残し、激戦区となるディフェンスラインでの東京オリンピック出場を目指す。
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エゴと献身性の相反する能力を持ち合わせたアフリカ最高のストライカー、サミュエル・エトー
サッカー史には数多くの偉大なアフリカ人ストライカーが名を残している。 古くはミランで活躍しバロンドールも受賞、今は一国の長になっている元リベリア代表FWのジョージ・ウェア大統領、背番号「4」が特徴的で、心臓病がありながらもアーセナルをはじめとするプレミアリーグのクラブやナイジェリア代表として活躍したヌワンコ・カヌ、コートジボワールを強豪国へと引き上げた黄金世代の1人で、チェルシーではチャンピオンズリーグ制覇など数多くのタイトルを獲得。戦争を止めたというエピソードもあるディディエ・ドログバら、多くのスター選手がいる。 ヨーロッパの舞台だけでなく、Jリーグでも2020シーズンに得点王を獲得したFWオルンガのインパクトは絶大。かつては“浪速の黒豹”としても知られたパトリック・エムボマらも活躍し、その能力の高さは知られたところだろう。 現役でもリバプールを支えるエジプト代表FWモハメド・サラーやセネガル代表FWサディオ・マネなどがいるが、そんなアフリカ人ストライカーたちの中でも、一線を画すスタイルで活躍したのが元カメルーン代表FWサミュエル・エトーだ。 <span class="paragraph-title">◆地元の名門育ちのストライカー</span> エトーは、カメルーンのドゥアラにある名門アカデミーのカジ・スポーツアカデミーの一期生。その後、エスパニョールで長らく活躍したGKイドリス・カメニやマンチェスター・ユナイテッドでもプレーしたMFエリック・ジェンバ=ジェンバら、多くの才能ある選手を輩出している。 16歳になったエトーはスペインの名門、レアル・マドリーのカスティージャに入団。当時レアル・マドリー・カスティージャは3部に所属していたため、外国人選手が出場できず。エトーはレガネス、エスパニョール、マジョルカへとレンタル移籍し経験を積んだ。 マジョルカではその活躍が認められ2000年夏に完全移籍。3シーズンを過ごし、チームをコパ・デル・レイで優勝に導くなど、その才能が開花。2004年夏にバルセロナへと完全移籍した。 <span class="paragraph-title">◆ヨーロッパで輝いた“黒い宝石”</span> バルセロナへと加入したエトー。加入1年目からエトーは活躍。ラ・リーガで37試合に出場し25ゴールを記録。ラ・リーガ優勝を経験した。 そして迎えた2年目も躍動。ラ・リーガでは 34試合で26ゴール7アシストを記録し得点王を獲得。チャンピオンズリーグでは11試合で6ゴール2アシストを記録し、決勝のアーセナル戦でもゴールを決め、ビッグイヤー獲得に貢献した。 バルセロナではブラジル代表FWロナウジーニョとの抜群の連携を見せ、一気に得点力を開花させたが、そのエトーはロナウジーニョの影響もあり献身的な守備を身につける。そしてそのプレースタイルが、後のキャリアにも影響する。 5シーズンのバルセロナでのプレーでインパクトを残したエトーは、2009年夏にインテルへと移籍。セリエAの舞台に活躍の場を移すと、そのバルセロナで身につけた献身性を武器に32試合12ゴール。チャンピオンズリーグでも13試合で2ゴール2アシストと、数字に残る成績は低下したものの、チームへの貢献度は大きいものだった。 結果として、バルセロナ最後の2008-09シーズン、そしてインテル最初の2009-10シーズンと2年連続で国内リーグ、国内カップ、そしてチャンピオンズリーグの3冠を達成。史上初の快挙を成し遂げた唯一の選手となった。 その後のエトーは、世界各国を転々。ロシアのアンジ・マハチカラ、イングランドのチェルシー、エバートン、イタリアのサンプドリア、トルコのアンタルヤスポル、コンヤスポル、カタールのカタールSCでプレー。クラブレベルでは6カ国を経験した。 クラブレベルでは公式戦720試合で360ゴール117アシスト。2試合に1点のペースを生涯通じて記録した偉大なストライカーだ。 <span class="paragraph-title">◆CL決勝で決めた2つのゴール</span> バルセロナでは199試合で130ゴール40アシストを記録したエトー。数多くのゴールを決めてきた中、重要なゴールも多い。 まずは、チャンピオンズリーグ決勝でのゴールだ。エトーは、バルセロナ時代に2度チャンピオンズリーグで優勝。その2度の決勝ではどちらもゴールを奪っている。 1つ目2005-06シーズンのアーセナルとの決勝。この試合は、アーセナルのGKイェンス・レーマンが18分で退場するというアクシデントからスタート。さらに37分にはその数的不利なアーセナルが、ソル・キャンベルのゴールで先制するという展開となった。 数的有利なバルセロナとしては逆転したいなか、試合は終盤へ。それでも76分にエトーが見せる。 縦パスがアンドレス・イニエスタから入ると、ヘンリク・ラーションのワンタッチパスに反応し、ニアサイドを撃ち抜いた。 さらにエトーは2008-09シーズンの決勝でマンチェスター・ユナイテッド相手にゴール。こちらは打って変わって、開始10分で決めたゴールだ。 このゴールもボックス手前でボールを持ったイニエスタからのスルーパスをボックス内右で受けると、鋭い切り返しで相手をかわすと、そのままニアサイドを撃ち抜いた。 <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJETUZHelRZbCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> <span class="paragraph-title">◆新たな章の始まり</span> 次に紹介したいのはインテル時代のデビューゴールだ。 インテルではジョゼ・モウリーニョ監督の下で3冠を達成したが、その役割はバルセロナ時代のストライカーから少し変化していった。 エゴイスティックな自らのゴールを優先しがちなストライカーとは異なり、周りの選手を生かすアシストや、守備面でも貢献する献身性を伴ったエトーは、本当の意味で相手の脅威となった。 そのエトーがインテルで最初に決めたゴールが2009年8月8日に行われたスーペルコッパ・イタリアのラツィオ戦だった。 <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJHS1NmTFJ0NiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> シーズン開幕前に行われた一戦。エトーにとってはインテルでの公式戦デビュー戦となった試合だが、この試合ではその変化の片鱗を見せる。 献身的なプレーを続けたエトーだがチームは2点ビハインドで試合終盤へ。すると78分、マリオ・バロテッリの浮き球のパスに反応し豪快に蹴り込んで魅せた。 当時はディエゴ・ミリート、バロテッリ、そしてエトーとストライカータイプが揃う中で献身的なプレーを発揮していたエトー。この時はゴールを仕留める役割だったが、この後にウイング起用が増え、このシーズン3冠を達成した。 <span class="paragraph-title">◆プレミア初ハットトリック</span> そして3つ目はプレミアリーグでの活躍だ。 エトーはチェルシーとエバートンに在籍経験があるが、どちらも短いものだった。 チェルシーには1シーズンしか在籍しなかったが、その中でハットトリックを記録。それがマンチェスター・ユナイテッド戦だった。 <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJIeFZIdW1iRyIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> 前述の通り、バルセロナ時代の2008-09シーズンのチャンピオンズリーグ決勝でユナイテッド相手にゴールを決めていたエトー。今回はプレミアリーグの試合でハットトリックをやってのけた。 2014年1月19日に行われた試合ではカットインからのシュートで先制ゴールを決めると、2点目はグラウンダーのクロスに合わせて追加点。3点目はCKの流れからこぼれ球を蹴り込みハットトリックを達成した。 エバートン時代を含めプレミアリーグでは12ゴールしか決めていないが、そのうちの3点がユナイテッド戦。この年は優勝を争っていたものの、終盤に失速し3位に終わっていた。 <div id="cws_ad"><hr>バルセロナやインテルなどのクラブチームで活躍し、カメルーン代表としても歴代最多ゴール数を誇るエトーが大人気スポーツ育成シミュレーションゲーム『プロサッカークラブをつくろう!ロード・トゥ・ワールド』(サカつくRTW)に登場!<br/><br/>現役時代に魅せたゴールが『サカつくRTW』でも再現。是非一度チェックしてみよう。</div> <a href="https://web.ultra-soccer.jp/link.php?url=https://ryan.onelink.me/C7cD/f7dd12&c=sega_20210715_2" target="_blank"><div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/900/img/2021/sega20210728.jpg" style="max-width:100%;"></div></a> 2021.07.31 22:15 Sat2
ベストイレブン発表!最強王者川崎Fから史上最多9名が選出!《2020Jリーグアウォーズ》
22日に行われた2020Jリーグアウォーズにおいてベストイレブンが発表された。 新型コロナウイルスの影響で多分に漏れず一時中断を強いられたJリーグも無事閉幕。例外的な過密スケージュールとなった中、2年ぶり3度目の王者に輝いた川崎フロンターレはまさに圧巻だった。 J1新記録の12連勝や最速優勝をはじめ、史上最多勝ち点(83)や史上最多得点(88)、史上最多得失点(57)など数々の記録を塗り替え、まさに完全優勝。 そして、そんな川崎Fを締めくくったのは、ベストイレブン最多選出だ。これまで1チームあたりの最多選出は、2018年の川崎Fと2002年のジュビロ磐田、1994年のヴェルディ川崎の7人だったが、今季はなんと9人が選出。GKからMFまで全て川崎Fの選手が並んだ。 2トップには、得点王で今季MVPを受賞した柏レイソルFWオルンガと、そのオルンガに次ぐ18得点を挙げた鹿島アントラーズFWエヴェラウドが選ばれた。 なお、2度目の選出となるチョン・ソンリョン、谷口彰悟、家長昭博を除く8名は初選出となった。 <span style="font-weight:700;">◆ベストイレブン</span> ※<I>カッコ内は受賞数</I> GK <span style="font-weight:700;">チョン・ソンリョン</span>(川崎フロンターレ/2回目) DF <span style="font-weight:700;">山根視来</span>(川崎フロンターレ/初) <span style="font-weight:700;">ジェジエウ</span>(川崎フロンターレ/初) <span style="font-weight:700;">谷口彰悟</span>(川崎フロンターレ/2回目) <span style="font-weight:700;">登里享平</span>(川崎フロンターレ/初) MF <span style="font-weight:700;">家長昭博</span>(川崎フロンターレ/2回目) <span style="font-weight:700;">守田英正</span>(川崎フロンターレ/初) <span style="font-weight:700;">田中碧</span>(川崎フロンターレ/初) <span style="font-weight:700;">三笘薫</span>(川崎フロンターレ/初) FW <span style="font-weight:700;">オルンガ</span>(柏レイソル/初) <span style="font-weight:700;">エヴェラウド</span>(鹿島アントラーズ/初) 2020.12.22 21:02 Tue3
柏のJ2優勝&J1昇格に大きく貢献したオルンガが退団を示唆「数人と話し合いをしている」
柏レイソルのケニア代表FWオルンガ(25)だが、新シーズンはJリーグでプレーしていないかもしれない。ケニア『People Daily』で語った。 オルンガは、ケニアでプロキャリアをスタート。その後はスウェーデンのユールゴーデン、中国の貴州智誠、スペインのジローナでプレー。2018年8月に貴州智誠から柏に加入していた。 オルンガは、1シーズン目の昨シーズン、明治安田生命J1リーグで10試合に出場し3ゴールという成績だったが、チームがJ2へ降格。今シーズンはJ2リーグで30試合に出場し27ゴールを記録。最終節の京都サンガF.C.戦では8ゴールを記録し、13-1の歴史的圧勝に貢献していた。 リーグの得点ランキング2位にまで浮上したオルンガの活躍もあり、柏はJ2で優勝。1年でJ1復帰を果たしたが、オルンガはさらなる高みを目指しているようだ。 「今、僕は休暇をとっている。もっと大きなチャンスが来ることを願っている」 「次のシーズンに、日本に居るかどうかはまだわからない。全てのリーグがそれぞれ独自の課題を抱えて居るため、日本から出て行くことを強いられているわけではない」 「もし、劣っているリーグであったならば、全選手がハットトリックを繰り広げることとなる。急速に成長しているリーグであり、他の才能ある選手にとってより良い一歩になることを願っている」 今シーズンの活躍に自信を持っているオルンガは、ヨーロッパからのオファーが届いていることを明かした。どのチームになるかは明言していないが、気持ちはヨーロッパに向いているようだ。 「リーグで27ゴールを決めた後だから、想像できる通りヨーロッパのリーグへの移籍についてオファーが来ることになり、数人と話し合いをしている」 「誰がオファーを出しているのかは詳しく説明できないけど、本当にすぐニュースとなるだろうね」 強靭な肉体とスピードを生かしJ2を席巻したオルンガ。Jリーグで見ることはもうできないのだろうか。 2019.12.25 20:33 Wed柏レイソルの人気記事ランキング
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G大阪が降格圏の磐田に劇的勝利、前半戦苦しんだ13位湘南や14位京都など6クラブのJ1残留が確定!
9日、明治安田J1リーグ第36節の8試合が行われた。 首位のヴィッセル神戸、2位のサンフレッチェ広島は10日に試合が控える中、3位のFC町田ゼルビアは今まで勝ったことがない国立競技場でFC東京との“新東京ダービー”を戦い、3-0で快勝。国立で初めて勝利したとともに、逆転優勝への望みを繋いだ。 熾烈な優勝争いとは真逆の残留争いも今シーズンは白熱。残留ラインの17位・柏レイソルと16位・アルビレックス新潟の直接対決は柏が勝利目前でまたしても失点。新潟はルヴァンカップ決勝同様に粘りを見せ、1-1のドローに終わった。 そんな中、降格圏の18位に位置するジュビロ磐田(勝ち点35)と5位のガンバ大阪(勝ち点60)の対戦は激闘に。試合は23分に磐田が渡邉りょうのゴールデ先制するも27分に半田陸のゴールでG大阪が同点に。前半アディショナルタイム9分には山下諒也がゴールを決めて逆転に成功する。 さらに62分には宇佐美貴史がネットを揺らして追加点。しかし、残留するためには負けられない磐田は87分に上原力也、そして91分に鈴木海音がゴールを奪い、土壇場で同点に追いつく。 残留に向けて貴重な勝ち点1を手にできるかと思われたが、G大阪は93分にパスを繋いで崩すと最後は坂本一彩が落ち着いて決めて勝ち越しに成功。G大阪が粘りを見せて勝利を収めた。 これにより、降格圏の18位・磐田は勝ち点35のまま。消化が1試合少ないものの、3試合で最大勝ち点「9」しか積み上げられないため、「44」までに。これにより、残留が確定していなかった多くのチームの残留が確定した。 磐田の敗戦により、勝ち点47の9位・名古屋グランパス、10位・アビスパ福岡、勝ち点46に伸ばした11位・横浜F・マリノス、勝ち点45の12位・川崎フロンターレ、13位・湘南ベルマーレ、14位・京都サンガF.C.までが残留決定となった。 15位の浦和レッズは10日に広島と対戦し、勝利すれば残留が確定する。 <h3>◆明治安田J1リーグ順位表(11/9時点)</h3> 1位:ヴィッセル神戸|勝ち点67/35試合/20 2位:サンフレッチェ広島|勝ち点65/35試合/30 ーーーーーACLE出場 3位:FC町田ゼルビア|勝ち点63/36試合/19 4位:ガンバ大阪|勝ち点60/36試合/10 5位:鹿島アントラーズ|勝ち点58/35試合/13 6位:東京ヴェルディ|勝ち点54/35試合/1 7位:セレッソ大阪|勝ち点52/36試合/-1 8位:FC東京|勝ち点51/36試合/5 9位:名古屋グランパス|勝ち点47/36試合/-2 10位:アビスパ福岡|勝ち点47/36試合/-4 11位:横浜F・マリノス|勝ち点46/35試合/-2 12位:川崎フロンターレ|勝ち点45/35試合/8 13位:湘南ベルマーレ|勝ち点45/36試合/-3 14位:京都サンガF.C.|勝ち点45/35試合/-12 ーーーーー残留決定 15位:浦和レッズ|勝ち点43/34試合/2 16位:アルビレックス新潟|勝ち点41/36試合/-14 17位:柏レイソル|勝ち点40/36試合/-10 ーーーーー残留ライン 18位:ジュビロ磐田|勝ち点35/35試合/-15 19位:北海道コンサドーレ札幌|勝ち点34/36試合/-20 20位:サガン鳥栖|勝ち点29/36試合/-26 ※降格決定 2024.11.09 17:59 Sat3
重傷説の谷口彰悟はやはり辞退に 日本代表が前月に続いて柏DF関根大輝を追加招集
日本代表は9日、日本サッカー協会(JFA)を通じて選手変更を発表した。 今月も北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選に臨む日本。7日にメンバーが発表され、インドネシア代表&中国代表とのアウェイ連戦に向け、いよいよ活動が始まる。 だが、シント=トロイデンDF谷口彰悟が合流前最後の試合で負傷交代のアクシデント。指揮官は初期の診断として「アキレス腱断裂」を示唆し、今季絶望の可能性が浮かぶ。 そのため、代表辞退の可能性も取り沙汰されるなか、やはり負傷不参加に。日本は代わって、柏レイソルDF関根大輝を追加招集した。関根は前月に続く追加招集となる。 谷口はここまでの北中米W杯アジア最終予選で全4試合に先発。痛手となる。 2024.11.09 19:17 Sat4
「オフサイドの可能性があった」柏戦での川崎F・脇坂泰斗のゴールシーンに審判委員会が見解「GKへのチャレンジにフォーカスが」「オフサイドのチェックをしなかった」
11日、日本サッカー協会(JFA)は第6回のレフェリーブリーフィングを実施した。 中断期間などを挟み、久々の開催となった今回のブリーフィング。第23節〜第29節の試合から、いくつかのジャッジをピックアップして判定に関しての説明がなされた。 その中の1つの事象は、明治安田J1リーグ第24節の柏レイソルvs川崎フロンターレの一戦。79分に決まったゴールのシーンだ。 このシーンは、ボックス内右からの瀬古樹のグラウンダーのパスをマルシーニョがダイレクトシュート。力のないシュートはGK松本健太の正面に飛ぶ。松本がしっかりとボールを収めたかと思われたが、これをファンブル。すると、猛然と飛び込んだ瀬川祐輔がシュートもGK松本がブロック。しかし、こぼれ球を拾った脇坂泰斗が蹴り込み、川崎Fが2-3と勝ち越しに成功。そのまま勝利を収めていた。 ゴール後、GK松本が痛んでいたこともあり、瀬川のファウルが疑われたが、映像を見返してもボールを蹴りに行っておりファウルはなし。ゴールが認められてもおかしくはなかったが、大きな見落としがあった。 ファウルかどうかに焦点が集まっていたが、実際にはその後、GKが弾いたボールに脇坂が触れた瞬間にオフサイドの可能性があった。しかし、VARを含めて誰もチェックせず。ファウルがなかったということで、得点が認められて終わっていた。 ブリーフィングに出席した佐藤隆治JFAレフェリーマネジャーはこの件について言及している。 「最初にファウルじゃないかどうかというところに目が入った。ボールに触れているかどうか、チャレンジ自体がどうだったかという確認をして、現場が得点を認めた。これは得点を認めたのでファウルはないで終わってしまった」 「ただ、オフサイドの可能性があった。ファウルはないが、GKが弾いたボールを拾った際にオフサイドだった可能性がある」 しっかりとチェックをしていればオフサイドだった可能性は非常に高く、ボールよりも脇坂が前にいた可能性が高い。 今回の件が発生した理由について佐藤氏は「GKへのチャレンジにフォーカスが行っていた。レフェリーもVARもチェックすることに集中していたが、オフサイドのチェックをしなかった」とコメント。審判団のミスを認め、「チームとは話しをしました」と、判定を変えることはできず、結果的にこのゴールで敗戦となってしまったが、説明責任を果たしたという。 佐藤氏は「残り数試合となった中で、1つの判定が大きな差になる。正しいポジションにいても見られないこともある。どこにフォーカスするかが大事」とコメント。目立った事象に目を奪われてしまい、実際にそこで起こっているチェックすべき事象を見逃しては行けないとした。 ここから先、優勝争い、残留争いとシビアな戦いが増えてくる。単純なミスをいかに減らせるか、審判団も今まで以上に気を引き締めてジャッジに取り組んでくれるはずだ。 <span class="paragraph-title">【動画】混戦の中で決まったゴール!ポイントはファウルではなくオフサイドだった…</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="6p0O_qIueH0";var video_start = 434;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.11 23:15 Wed5