ダービー加入のルーニーがいきなりアシスト! フル出場で勝利に貢献《チャンピオンシップ》
2020.01.03 09:20 Fri
2日、チャンピオンシップ(イングランド2部)第26節でダービー・カウンティvsバーンズリーが行われ、ダービーが2-1で勝利した。
前節終了時点で16位に位置するダービー(勝ち点30)が、22位に沈むバーンズリー(勝ち点21)をホームに迎えた一戦。ダービーは、今夏にメジャーリーグ・サッカーのDCユナイテッドから選手兼コーチとして加入することが決まった元イングランド代表FWウェイン・ルーニーが、今年1月に加入した。そのルーニーはキャプテンマークを巻いてボランチで先発している。
するとゴールレスで迎えた前半終了間際、ダービーが敵陣中央左でFKを獲得。キッカーを務めたルーニーが右足でゴール前に絶妙なクロスを送り、走り込んだジャック・マリオットがゴールネットを揺らした。
その後、ダービーは後半開始早々に追いつかれたものの、57分にFWマーティン・ワグホーンが勝ち越しゴールを奪って2-1で勝利。ルーニーはフル出場で1アシストを記録するなど、チームに貢献した。
前節終了時点で16位に位置するダービー(勝ち点30)が、22位に沈むバーンズリー(勝ち点21)をホームに迎えた一戦。ダービーは、今夏にメジャーリーグ・サッカーのDCユナイテッドから選手兼コーチとして加入することが決まった元イングランド代表FWウェイン・ルーニーが、今年1月に加入した。そのルーニーはキャプテンマークを巻いてボランチで先発している。
するとゴールレスで迎えた前半終了間際、ダービーが敵陣中央左でFKを獲得。キッカーを務めたルーニーが右足でゴール前に絶妙なクロスを送り、走り込んだジャック・マリオットがゴールネットを揺らした。
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プレミアの選手じゃないのに…メッシがビッグ6得点数で上位
バルセロナに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの対プレミアリーグビッグ6成績が異常だ。イギリス『デイリー・メール』が報じた。 メッシは1日にホームで行われたチャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグのリバプール戦(3-0でバルセロナが勝利)で2ゴール。この試合2得点目は相手GKノーチャンスの直接FKからのものであり、自身のクラブキャリア通算600ゴール目となるメモリアルな一撃だった。 この2得点により、メッシはプレミアリーグビッグ6相手の通算得点数を「26」に。これは2011-12シーズン以降の現役選手による対プレミアリーグビッグ6の得点ランキングにおいて、ベルギー代表MFエデン・アザールに並ぶ3位タイの好記録だという。 ランキングの顔ぶれを見ると、アルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロ(マンチェスター・シティ)や元イングランド代表FWジェイミー・ヴァーディ(レスター・シティ)らプレミアリーグの錚々たる点取り屋がずらり。同リーグ外の選手はメッシだけだ。 なお、内訳で見ると、最多は対アーセナル戦の9得点。普段、プレミアリーグを主戦場にしておらず、基本的に相対する機会がヨーロッパ主要大会しかない状況を踏まえば、メッシの同ランキング上位入りはより凄みを増す。 ◆2011-12以降の対PLビッグ6通算得点ランキング 【43】 セルヒオ・アグエロ(マンチェスター・シティ) 【31】 ジェイミー・ヴァーディ(レスター・シティ) 【26】 エデン・アザール(チェルシー) リオネル・メッシ(バルセロナ) 【22】 ハリー・ケイン(トッテナム) 【21】 ウェイン・ルーニー(DCユナイテッド) ※過去、マンチェスター・ユナイテッド/エバートンでプレー 【18】 ロビン・ファン・ペルシ(フェイエノールト) ※過去、アーセナル/マンチェスター・ユナイテッドでプレー 2019.05.03 11:15 Fri3
25年続くラウールの記録 CLでの最年少ハットトリック
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