アーセナル元主将ヴィエラが後輩ジャカを擁護 「多くの敬意に値する」
2019.11.13 18:00 Wed
アーセナルのレジェンドで、現在ニースを率いるパトリック・ヴィエラ監督が、古巣で厳しい日々を過ごすスイス代表MFグラニト・ジャカを擁護している。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。
10月27日に行われたプレミアリーグ第10節のクリスタル・パレス戦で、途中交代時にサポーターを挑発したジャカ。この行為が問題視され、今シーズンから託されたキャプテンを剥奪されると共に、それ以降、欠場が続いている。
その後、ジャカ本人がサポーターへの挑発行為に関して自身や家族への度が過ぎた批判や中傷が理由であることを明かしたことで、やや批判的な空気も収束に向かっているが、依然としてアーセナルでの将来は不透明となっている。
現役時代にジャカと同様にガナーズのキャプテンを務めた経験を持つヴィエラ監督は、「多くの敬意に値する」と困難な時期を過ごす後輩を擁護する姿勢を見せている。
「ジャカに起こったここ最近の出来事を残念に感じている。彼はキャプテンだった。そして、アーセナルにおいて非常に困難な時期、困難な瞬間を経験している」
「そして、彼は多くの敬意に値する」
「プレーヤーというものは、期待通りにプレーできないとき、自分自身に苛立ちを感じるものだ。そして、時には後に後悔するような言動や行動をしてしまうこともある」
「そういう意味で元プレーヤーが寄ってたかって、彼に対してネガティブな言動をすることは本当に厳しいことだと思うよ。それはあまりに短絡的だ」
「私個人として彼の素晴らしさを理解しているし、彼はこの困難な時期を乗り越えるはずだ。彼は強い男であり、良いプレーヤーだ。そして、彼は自分がいかに素晴らしいプレーヤーであるかを証明してくれるはずだ」
先日、母国スイスのメディアに対して今後の巻き返しを誓ったジャカは、温かな目で見守るかつての偉大なキャプテンの期待に応えることはできるか。
10月27日に行われたプレミアリーグ第10節のクリスタル・パレス戦で、途中交代時にサポーターを挑発したジャカ。この行為が問題視され、今シーズンから託されたキャプテンを剥奪されると共に、それ以降、欠場が続いている。
その後、ジャカ本人がサポーターへの挑発行為に関して自身や家族への度が過ぎた批判や中傷が理由であることを明かしたことで、やや批判的な空気も収束に向かっているが、依然としてアーセナルでの将来は不透明となっている。
「ジャカに起こったここ最近の出来事を残念に感じている。彼はキャプテンだった。そして、アーセナルにおいて非常に困難な時期、困難な瞬間を経験している」
「個人的に我々は彼がアーセナルに加入して以降、成し遂げてきた多くのモノを思い出す必要があると思っている」
「そして、彼は多くの敬意に値する」
「プレーヤーというものは、期待通りにプレーできないとき、自分自身に苛立ちを感じるものだ。そして、時には後に後悔するような言動や行動をしてしまうこともある」
「そういう意味で元プレーヤーが寄ってたかって、彼に対してネガティブな言動をすることは本当に厳しいことだと思うよ。それはあまりに短絡的だ」
「私個人として彼の素晴らしさを理解しているし、彼はこの困難な時期を乗り越えるはずだ。彼は強い男であり、良いプレーヤーだ。そして、彼は自分がいかに素晴らしいプレーヤーであるかを証明してくれるはずだ」
先日、母国スイスのメディアに対して今後の巻き返しを誓ったジャカは、温かな目で見守るかつての偉大なキャプテンの期待に応えることはできるか。
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