3連勝の仙台・渡邉晋監督が初受賞! J2は徳島のリカルド・ロドリゲス監督、J3は北九州の小林監督《月間優秀監督賞》

2019.07.11 19:05 Thu
©超ワールドサッカー
Jリーグは11日、6月度の「月間優秀監督賞」として、J1ではベガルタ仙台の渡邉晋監督、J2では徳島ヴォルティスのリカルド・ロドリゲス監督、J3リーグではギラヴァンツ北九州の小林伸二監督を選出した。

同賞は各月のリーグ戦を対象に最も優れた指揮をした監督を表彰する賞。Jリーグの成績などをもとに選考委員が選出する。なお、「月間優秀監督賞」を受賞した監督は12月に開催予定の2019Jリーグアウォーズで表彰される「優秀監督賞」にノミネートされる。

渡邉監督は、6月の選考対象試合3試合で3連勝。渡邉監督のコメントと選考委員会による選出理由は次の通り。
◆渡邉晋監督(ベガルタ仙台)
「6月における我々ベガルタ仙台の戦いを評価していただいたこと、そして月間優秀監督賞を受賞できたことを大変光栄に思います」

「この賞は、クラブに関わるすべての人を代表して私が受け取りますが、なにより選手たちのひたむきで真摯(しんし)な姿勢と、スタッフ一人ひとりの底知れぬ献身性、そしてファン、サポーターのみなさんの熱い熱い声援がもたらした成果だと思っています。これからも現状に満足することなく、高みを目指し精進していきます」
◆原博実委員
「6月の選考対象試合(第15節以降)3連勝※は文句なし。シマオ・マテを最終ラインに、チームの新しいバランス、組み合わせを見出した」

◆福西崇史委員
「ギリギリの点差で3勝※した」

◆柱谷幸一委員
「下位に沈んでいたチームを、システムを変えて6月の連勝に結びつけた。システムを変えることで、選手をピッチで躍動させることに成功した」

◆北條聡委員
「原点回帰と適材適所で連勝街道へ。再建の見事な手際はまさに長期政権の証」

◆寺嶋朋也委員
「シーズン序盤は出遅れたが、システムを[4-4-2]に戻し、チームとしてやることを整理して6月は3連勝※。コンバートやベテランの起用などでバランスの良い先発メンバーを定め、組織的なサッカーを展開し、首位撃破も見せた」
※6月1日第14節は選考対象外。6月は1日の第14節以降4連勝)

リカルド・ロドリゲス監督は6月の選考対象試合で4連勝。リカルド・ロドリゲス監督のコメントと選考委員会による選出理由は次の通り。

◆リカルド・ロドリゲス監督(徳島ヴォルティス)
「この度、6月のJ2月間優秀監督賞に選出いただききありがとうございます。それから選手やスタッフ、応援いただいたファン・サポーターの皆さんに感謝しています」

「6月は非常に良い1カ月過ごすことが出来たので、これからも徳島らしいサッカーを続けて勝点を積み重ねていきたいです。今シーズンできるだけ上を目指し、みんなが笑顔でシーズンを終えられるように引き続き頑張っていきたいと思います」

◆原博実委員
「第17節以降4連勝※。次第にチームの調子、勢いを取り戻した」

◆福西崇史委員
「第17節以降4連勝※を評価」

◆柱谷幸一委員
「負けなしの4連勝※。活躍した選手がJ1クラブに移籍してスタートは苦しんだが、ここにきて1点差ゲームをことごとく勝ちに結びつけてきた采配は素晴らしい」

◆北條聡委員
「唯一の4連勝。理想と現実の狭間で落としどころを探り、勝ち点を積み上げた」

◆寺嶋朋也委員
「生きのいい両ワイドのアタッカーを活かしながら、4連勝で急浮上。甲府との一戦はかなり押し込まれながら勝ち点3を得るなど、チームに粘り強さも出てきた」

小林監督は、6月の選考対象試合で負けなし。そのうち3試合がクリーンシートとなっている。小林監督のコメントと選考委員会による選出理由は次の通り。

◆小林伸二監督(ギラヴァンツ北九州)
「シーズンを通して2回目の賞をいただくというのはなかなかないことなので、大変嬉しく思っています。前回もお話した通り、スタッフの力があって達成できたことだと思いますし、それに伴って選手たちが頑張ってくれた成果だと思うので感謝しています。嬉しい賞ですので、次もいただけるように引き続き努力していきたいと思います」

◆福西崇史委員
「負けなし」

◆柱谷幸一委員
「6月は3勝1分けで負けなし※。安定したゲームで勝ち点を稼いだ」

◆北條聡委員
「負けないチームづくりは現在進行形。4戦中3つがクリーンシートはさすが」

渡邉晋の関連記事

モンテディオ山形は8日、2025シーズンのキャプテン・副キャプテン決定を発表した。 昨シーズンの明治安田J2リーグではシーズン終盤戦の怒涛の9連勝によって4位フィニッシュを決めた山形。しかし、J1昇格プレーオフ準決勝でファジアーノ岡山に敗れて悲願のJ1昇格を逃した。 引き続き指揮を執る渡邉晋監督の下で今季も 2025.02.08 14:21 Sat
モンテディオ山形は11日、2025シーズンの選手背番号を発表した。 2024シーズンは明治安田J2リーグを4位でフィニッシュし、J1昇格プレーオフ進出を決めた山形。しかし、準決勝でファジアーノ岡山に敗れて悲願のJ1昇格を逃がした。 引き続き渡邉晋監督の下でJ1昇格を目指す。今冬の移籍市場では守護神の後藤雅明 2025.01.11 19:55 Sat
モンテディオ山形は2日、渡邉晋監督(51)との契約更新を発表。2025シーズンも指揮を執ることを発表した。 ベガルタ仙台やレノファ山口FCで監督を務めた渡邉監督は、2022年1月に山形のコーチに就任。2023年4月から、ピーター・クラモフスキー監督の後任として監督に就任した。 2023シーズンはJ2で5位の 2024.12.02 18:25 Mon
モンテディオ山形の渡邉晋監督、MF南秀仁が、12月1日開催のJ1昇格プレーオフ準決勝・ファジアーノ岡山戦(H)へ意気込んだ。 J1復帰を目指す1年、前半戦の停滞からグングン状態を上げ、9連勝でレギュラーシーズンを締めくくった山形。最終節で4位に浮上し、岡山と対戦する昇格PO準決勝はホーム開催となった。 就任 2024.11.28 17:55 Thu

J1の関連記事

東京ヴェルディの城福浩監督が、20日にUvanceとどろきスタジアム by Fujitsuで行われる明治安田J1リーグ第11節の川崎フロンターレ戦に向けた会見を実施した。 J1リーグでは2勝4分け4敗の16位に低迷する東京Vだが、16日にアウェイで行われたYBCルヴァンカップ2回戦のブラウブリッツ秋田戦では延長戦 2025.04.19 17:00 Sat
19日、明治安田J1リーグ第11節、アルビレックス新潟vs京都サンガF.C.がデンカビッグスワンスタジアムで行われ、アウェイの京都が1-2で逆転勝利した。 新潟は前節、横浜FCとのホームゲームで0-0のドロー。今季初の連勝を逃したが、ひとまず最下位脱出を脱出した。ホーム初白星を目指した今回の一戦では先発2人を変更 2025.04.19 16:25 Sat
東京ヴェルディは20日、Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsuで行われる明治安田J1リーグ第11節で川崎フロンターレとのアウェイゲームに臨む。リーグ5試合ぶりの勝利に向けてMF齋藤功佑が意気込む。 東京Vは前節、ヴィッセル神戸とホームで対戦し0-1の敗戦。リーグ6戦ぶりの黒星によって16位に沈んでい 2025.04.19 14:00 Sat
【明治安田J1リーグ第12節】 2025年4月19日(土) 14:00キックオフ アルビレックス新潟(18位/8pt) vs 京都サンガF.C.(2位/18pt) [デンカビッグスワンスタジアム] ◆課題は得点力【アルビレックス新潟】 前節はホームに横浜FCを迎えての戦いとなった中、0-0のゴールレ 2025.04.19 11:00 Sat
横浜F・マリノスは18日、スティーブ・ホーランド監督(54)の解任を発表した。なお、ヘッドコーチのパトリック・キスノーボ氏(43)が暫定的に指揮を執ることとなる。 ホーランド監督は、チェルシーでジョゼ・モウリーニョ監督らの下でアシスタントコーチを6年間務めた他、ガレス・サウスゲイト監督の下ではU-21イングランド 2025.04.18 18:02 Fri

記事をさがす

渡邉晋の人気記事ランキング

1

主力残留でJ1昇格期す山形が今季の背番号発表! 中村亮太朗は「71」、ミケルタゼは「99」に

モンテディオ山形は11日、2025シーズンの選手背番号を発表した。 2024シーズンは明治安田J2リーグを4位でフィニッシュし、J1昇格プレーオフ進出を決めた山形。しかし、準決勝でファジアーノ岡山に敗れて悲願のJ1昇格を逃がした。 引き続き渡邉晋監督の下でJ1昇格を目指す。今冬の移籍市場では守護神の後藤雅明を除き主力クラスに目立った流出はなく、逆に吉尾海夏、中村亮太朗、ベカ・ミケルタゼら実力者をチームに迎え入れている。 背番号では吉尾が「20」、中村が前所属先と同じ「71」、ミケルタゼが「99」に決定。また、高橋潤哉が「9」に背番号を変更している。 ◆2025シーズン選手背番号 GK 16.長谷川洸 31.寺門陸←横浜F・マリノス/期限付き 32.上林大誠 DF 2.吉田泰授 3.熊本雄太 4.西村慧祐 5.安部崇士 6.山田拓巳 15.川井歩 19.岡本一真 22.城和隼颯 33.千葉虎士 MF 7.髙江麗央 8.小西雄大 10.氣田亮真 13.野嶽寛也←鹿児島ユナイテッドFC/完全 14.坂本亘基 17.加藤千尋 18.南秀仁 20.吉尾海夏←済州ユナイテッドFC/完全 21.田中渉←鹿児島ユナイテッドFC/復帰 25.國分伸太郎 42.イサカ・ゼイン 71.中村亮太朗←鹿島アントラーズ/完全 88.土居聖真 FW 9.高橋潤哉※背番号変更「36」 11.藤本佳希 23.大森真吾←北海道コンサドーレ札幌/期限付き 55.堀金峻明←関東学院大学/加入 90.ディサロ燦シルヴァーノ 99.ベカ・ミケルタゼ←光州FC/完全 2025.01.11 19:55 Sat
2

J1昇格期す山形の新主将にMF土居聖真が就任!「険しい登山になると思いますが、苦しみのない栄光はありません」

モンテディオ山形は8日、2025シーズンのキャプテン・副キャプテン決定を発表した。 昨シーズンの明治安田J2リーグではシーズン終盤戦の怒涛の9連勝によって4位フィニッシュを決めた山形。しかし、J1昇格プレーオフ準決勝でファジアーノ岡山に敗れて悲願のJ1昇格を逃した。 引き続き指揮を執る渡邉晋監督の下で今季もJ1昇格を最大の目標に定めるチームは、昨季鹿島アントラーズから途中加入で連勝の立役者となったMF土居聖真を新キャプテンに任命。 副キャプテンには昨季から継続のMF高江麗央に加え、DF西村慧祐が新たに就任している。 新主将の土居ら3選手はクラブを通じて新たな決意を示している。 ◆土居聖真 「2025年シーズン、モンテディオ山形のキャプテンを務めさせて頂くことを光栄に思います。シーズンが終わった時、選手はもちろんクラブが大きく成長したと、山形県民やモンテディオに関わるみなさんに感じていただけよう全力で取り組んでいきます。険しい登山になると思いますが、苦しみのない栄光はありません。モンテディオファミリーが山頂で最高の景色を見られるよう一緒に頑張りましょう!みなさんの応援が選手の大きな力になります。今シーズンもよろしくお願いいたします」 ◆西村慧祐 「副キャプテンを務めさせていただくことになりました。【J2優勝・昇格】という目標は決して楽な道のりではないですが、どんな時もチームのために自分の全てを懸けて闘います。モンテディオ山形を愛する皆さんで一丸となって、J2優勝掴み取りましょう。今シーズンも応援よろしくお願いします!」 ◆髙江麗央 「今シーズン副キャプテンを務めさせていただきます。一人一人が責任感や覚悟を持って、チーム全員で支え合いながらより強い集団になれるように自分自身もチームの為に全力で戦います!そしてファン、サポーターの皆さんと共に優勝、昇格をして最高のシーズンにしたいと思います!今シーズンは今まで以上の熱い応援宜しくお願いします!」 2025.02.08 14:21 Sat
3

天皇杯決勝のリベンジを! 浦和との開幕戦に仙台・渡邉晋監督「凄い雰囲気になることは想像できる」

Jリーグが14日、2019Jリーグキックオフカンファレンスを開催した。 ベガルタ仙台の渡邉晋監督が出席。天皇杯決勝で敗れた浦和レッズとの開幕戦については「意図的じゃないかな」と冗談を交えながら「リベンジ」を口にした。 ◆渡邉晋監督(ベガルタ仙台) ──キャンプを含めて、ここまでの仕上がりや手応えはありますか 「キャンプは順調に過ごすことができました。大分選手も入れ替わりましたが、チーム戦術という意味ではベースのところは同じ絵を描けて来ているので、まずまずですね」 ──昨シーズンの天皇杯決勝後にもチームのことを振り返っていましたが、さらに上に行くための手応えを感じていますか 「満足することは絶対にしないので、今でももっともっとという気持ちは強いです。ただ、取り組む選手の姿勢などには変化が見られています。小さな変化の積み重ねで、大きな差を埋めていきたいと思います」 ──天皇杯の決勝で敗れた浦和レッズと開幕戦で対戦するというのは珍しいことかと思いますが 「意図的じゃないかなと思っています(笑)。もちろん、リベンジするという構図は間違いなくあるので、そこは我々のパワーに変えたいと思います」 「開幕戦はただでさえ緊張感が高まるので、選手にはリラックスして、地に足をつけて戦える様にしてあげたいと思うので、あまり気負うことなく戦えればと思います」 ──あの決勝の戦いから、浦和に対して見えている部分も少なからずあると思いますが 「お互いに新しいチームなので、悔しさを晴らすというメンタリティは持ちつつ、新しい浦和というのをしっかりと分析したいと思います」 「幸いにしてゼロックスがあるので、我々はそこでしっかりと見て、浦和さんを分析して臨みたいと思います」 「ただ、我慢比べのゲームにはなると思うので、しっかりと焦れずにやりたいと思います」 ──サポーターを含め、色々な点で盛り上がっていますが、開幕戦をホームで迎えられるということはいかがですか 「周りの皆さん、特に我々のサポーターはものすごく気持ちを込めて、我々と同じ様に良い準備をしてくれると思います」 「浦和さんのサポーターも多く集まるとは思いますが、凄い雰囲気になることは想像できます。ただ、大事なのは、素晴らしい雰囲気の中で、良いサッカーをする。サッカーというスポーツの魅力を色々な方に伝えられる良い機会だと思うので、勝負にこだわりながら、サッカーが素晴らしいということを多くの方に見てもらいたいと思います」 ──長くチームを率いていて色々なシーズンがあったと思いますが、常に上げていくのが理想か 「もちろんですね。安定し戦いをした上で、勝ち点を積み上げて行く。好不調の波を限りなく無くして、最終的には右肩上がりにしていきたいですね」 2019.02.14 21:10 Thu
4

【J1クラブ通信簿/ベガルタ仙台】策士も不測の事態に立ち向かえず、屈辱のホーム未勝利&17戦未勝利

未曾有のシーズンとなった2020年のJリーグ。新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受け、中断による異例の超過密日程、観戦や応援の制限など、多くの困難を乗り越え、すべての日程を終了した。 その中でも、熱戦が続いた2020シーズンのJリーグ。超ワールドサッカー編集部は、J1全18クラブの通信簿(チームMVP、補強成功度、総合評価)をお届けする。 第2弾は17位のベガルタ仙台を総括!(評価は「S」が最高、「E」が最低) ◆総合評価【E】 6勝10分け18敗(勝率17.6%) 36得点61失点 昨シーズンは11位でシーズンを終え、1桁順位を目指した仙台。渡邉晋監督を交代させ、戦略家としてJ2で曲者指揮として名を馳せた木山隆之監督を招へいした。 J1初挑戦となった木山監督が、一体どのような策を講じてJ1の舞台で戦うのか、大きな期待に包まれたが、シーズン途中には6連敗を含む17戦未勝利という屈辱の期間を過ごすこととなった。 相手に応じてシステムや並びを変えて臨んだ木山監督だが、2020シーズンはケガ人が続出したことでベースとなる戦い方、そしてチームを作ることに苦労したことは否めない。 特に痛手だったのは、精神的支柱でもあったMF富田晋伍の離脱だ。中断明けの7月にトレーニング中に負傷。左ヒザ前十字じん帯損傷と診断され、全治は半年。シーズン中の復帰は無くなった。 シーズン終盤は、ケガ人が徐々に戻り[4-3-3]のシステムがハマったことで4勝を記録。過密日程、選手層の薄さ、チーム作りができないという苦境の中で、策士は策を出すことなく終戦。1シーズンでチームを去ることとなった。 また、ピッチ外でも不祥事を起こし、クラブとしての体質にも大きな疑問符が投げかけられ、サポーターからも不信感が漏れるハメに。加えて、屈辱的なホーム未勝利という結果は、スタジアムにサポーターがなかなか足を運べないシーズンにおいては、非常に重くのしかかることとなった。 ◆チーム内MVP <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2020/sendai2020_1_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">©J.LEAGUE<hr></div> FW長沢駿(32) 明治安田生命J1リーグ33試合出場(先発21試合)/9得点 32試合に先発出場したMF椎橋慧也や、苦しいチームを最後尾で支えたGKヤクブ・スウォビィクなどもいる中、MVPはFW長沢駿に与えたい。 加入2シーズン目となった今季は開幕戦こそ欠場も、2戦目からはすべての試合に出場。ターゲットマンとしてチームの攻撃を牽引した。 特に終盤には4試合連続ゴールを記録し、その間、チームは2勝1分け1敗と結果を残し、苦しいシーズンを過ごしたチームに光を見せてくれた。 9得点は自身のキャリア2番目の数字。新体制となる新シーズンは2桁ゴールなるか。チームの浮上には欠かせない存在となるだろう。 ◆補強成功度【E】 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2020/sendai2020_1_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">©J.LEAGUE<hr></div> 10名の新加入選手がいたが、気を吐いたのは2人だけ。水戸ホーリーホックから加入したDF浜崎拓磨と期限付き移籍でFC東京から加入したDF柳貴博だ。 浜崎はボランチやインサイドハーフとしての起用も目立ち、攻守でチームを支えた。苦しいチーム状態にありながらも一定のパフォーマンスを見せたと言える。 また、柳はサイドバックにケガ人が続出したこともあり、右に左に、サイドバックだけでなくウイングバックも務めるなど、チームの窮地を救った。 一方で、サガン鳥栖から獲得したMFイサック・クエンカは、シーズン前に負傷離脱。シーズンの半分を棒に振ると、復帰してからは15試合でプレー。ケガで不在だった時期が悔やまれる。 また、FWアレクサンドレ・ゲデスはトップやサイドと起用法が定まらず、26試合で5得点と期待値以上の活躍に至らず。名古屋グランパスから加入したFW赤﨑秀平はケガで11試合で1得点に終わる状況。CSKAモスクワから期限付き移籍で復帰したFW西村拓真も違いを見せるに至らなかった。 補強選手たちもケガに泣かされるシーズンとなり、チームとしては誤算続きの1年となってしまった。 2021.01.05 21:10 Tue

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly