小林伸二 Shinji KOBAYASHI

ポジション 監督
国籍 日本
生年月日 1960年08月24日(63歳)
利き足
身長
体重
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J3最下位の北九州、途中就任で今季鳥取を復活させた増本浩平氏を新監督に招へい

ギラヴァンツ北九州は15日、増本浩平氏(41)が新監督に就任することを発表した。 増本氏は、ガイナーレ鳥取で2008年まで現役でプレー。その後は、横河武蔵野FC(現:東京武蔵野シティ)で育成年代のコーチや監督を務め、2017年からは松本山雅FCでU-15コーチ、監督、トップチームコーチなどを歴任した。 2021年に古巣の鳥取に戻り、ヘッドコーチに就任。今年6月からは解任された金鍾成監督の後任として式。18位と残留争い真っ只中のチームを率い第15節から指揮を執ると、11勝8分け5敗で勝ち点を積み上げ、チームも6位まで浮上させていたが退任が決定していた。 増本氏はクラブを通じてコメントしている。 「ギラヴァンツ北九州に関わる全ての皆様。2024シーズン監督に就任する事になりました、増本浩平です。新しいチャレンジに参加させていただける事に、クラブ関係者の皆様、スポンサー企業の皆様には大変感謝しております」 「チーム名の由来である、ひまわりの様に常に顔をあげ、前向きに、1試合1試合を勝利に向かって直向きに戦うチームを目指し、日々を全力で覚悟を持って前進してまいります」 「そして、いつも熱く愛のあるファン、サポーターの皆様。対戦相手としては脅威でしたが、今年は皆様と共に戦えると思うと頼もしく、また楽しみで仕方ありません。2024シーズンも共に戦って下さい!よろしくお願いします」 北九州は田坂和昭監督が指揮を執っていたが、成績不振によりシーズン途中に小林伸二監督に交代。シーズン終了後に退任していた。 2023.12.15 10:10 Fri

J3最下位が確定している北九州の小林伸二監督が退任…クラブに5年間在籍「素晴らしい経験をさせていただいた」

ギラヴァンツ北九州は22日、小林伸二監督(63)の退任を発表した。 小林監督は、大分トリニータ、セレッソ大阪、モンテディオ山形、徳島ヴォルティス、清水エスパルスなどで監督を務め、2019年に北九州の監督に就任した。 当時J3にいたチームを優勝させてJ2に昇格すると、2020年はJ2で5位の成績に。しかし、2021年には21位に終わりJ3に降格。監督を退任していた。 その後、スポーツダイレクター(SD)を務めていた中、9月に辞任した田坂和昭監督の後任として監督に就任。しかし、チームは上昇せず、最下位が確定しJFLへの降格が迫っている。 スポーツダイレクター職も契約解除となる小林監督は、クラブを通じてコメントしている。 「5シーズンにわたりギラヴァンツ北九州に携わらせていただきました。ファン・サポーターの皆様をはじめ、クラブに関わりご支援いただいている皆様に心より感謝申し上げます。5年間の中で、多くの人に恵まれて多くの経験をさせていただきました」 「また、アカデミーでも、トップチーム昇格の選手2名輩出、全国大会出場など多くの結果を出し続けてくれています。アカデミーの成⻑を肌で感じることができたことも素晴らしい経験となりました」 「今年はJ2復帰を目標に掲げてSDそして監督としてチャレンジをしましたが、達成することが出来ず、私の力不足と痛感しており大変申し訳なく思います。しかしながら結果の良し悪しに関わらず素晴らしい経験をさせていただいたと感じております」 「今後のクラブの更なる発展を期待しております。皆様には引き続き温かいご支援と応援をお願いしたいと思います。残りの試合も全力で戦い続けます。5年間、ありがとうございました」 なお、長島裕明ヘッドコーチ、出口拓馬コーチ、大神友明GKコーチ、井田征次郎氏フィジカルコーチも契約満了となる。 2023.11.22 18:55 Wed

鹿児島、富山の上位勢が岩手、鳥取の無敗をストップ!北九州は泥沼4連敗…【明治安田J3第32節】

22日、明治安田生命J3リーグの8試合が各地で行われた。 2位鹿児島ユナイテッド(勝ち点51)は11位いわてグルージャ盛岡をホームに迎え、3-0で勝利を収めた。 直近4試合で3勝1分けとポイントを積み上げる岩手のゴールを割れずに終盤まで推移したが、70分から途中出場した鈴木翔大が大仕事。81分に均衡を破ると、3分後にも再びゴールをマークした。 鹿児島は最終盤にも追加点を挙げて2位をキープ。一方の岩手は中三川哲治監督就任後初の黒星を喫している。 勝ち点「2」差で迎えた上位対決、5位ガイナーレ鳥取(勝ち点47)vs3位カターレ富山(勝ち点49)は、富山に軍配が上がった。 直近6試合を4勝2分けと波に乗る鳥取が、見事なビルドアップからのクロスで富山のオウンゴールを誘発し、8分に試合を動かした。 だが、富山も31分に末木裕也のゴールで振り出しに戻すと、55分には松岡大智が今季初ゴールとなるカットインからの強烈な左足の一撃を突き刺して逆転に成功。前節は後半アディショナルタイムの失点で失意の敗戦を喫した富山だが、今節は逆転勝ちを収めている。 J2昇格圏をうかがう6位松本山雅FC(勝ち点46)は、8位アスルクラロ沼津(勝ち点45)に先制を許すと、得点ランキングトップに立つ小松蓮の今季18得点目で一時同点に追い付くも、後半に突き放されて2試合ぶりの敗戦に。沼津は前節の富山戦に続く上位撃破で、6位に浮上している。 また、AC長野パルセイロを下したFC大阪が5位に浮上。一方で最下位のギラヴァンツ北九州はカマタマーレ讃岐に敗れて4連敗と、小林伸二監督就任後も苦しい戦いが続いている。 ◆明治安田生命J3リーグ第32節 ▽10/22(日) 福島ユナイテッドFC 1-3 ヴァンラーレ八戸 Y.S.C.C.横浜 1-0 テゲバジャーロ宮崎 AC長野パルセイロ 0-2 FC大阪 ガイナーレ鳥取 1-2 カターレ富山 アスルクラロ沼津 3-1 松本山雅FC カマタマーレ讃岐 1-0 ギラヴァンツ北九州 鹿児島ユナイテッドFC 3-0 いわてグルージャ盛岡 FC岐阜 1-3 奈良クラブ ▽10/21(土) SC相模原 1-2 愛媛FC FC琉球 1-3 FC今治 2023.10.22 21:05 Sun

J3最下位の北九州が監督交代! 田坂和昭監督が辞任、後任には2021年まで指揮した小林伸二SDが就任「順位を上げていきます」

ギラヴァンツ北九州は5日、田坂和昭監督(52)が辞任したことを発表した。 なお、後任には2021年まで指揮を執り、現在はスポーツダイレクター(SD)を務めていた小林伸二氏(63)が就任。SDとの兼任となる。 田坂監督は、現役時代はベルマーレ平塚(現:湘南ベルマーレ)、清水エスパルス、セレッソ大阪でプレー。引退後はC大阪のコーチや清水のコーチを務めると、2011年に大分トリニータで監督業をスタートさせた。 その後は清水、福島ユナイテッドFC、栃木SCで監督を務め、今シーズンから北九州の監督に就任。J2昇格を目指したチームだったが、25試合を終えて勝ち点20で最下位。JFLへの降格の危機も迫っていた。 田坂監督はクラブを通じてコメントしている。 「ファン・サポーター、そしてギラヴァンツに関わる全ての皆様。いつも熱い応援をしていただきありがとうございます。2023シーズンより共に闘ってくれた皆様には大変感謝致しております」 「今シーズンの目標であった昇格を達成することが叶わず大変心苦しく思います。申し訳ございません。北九州で過ごした時間は忘れませんし、選手、スタッフ、フロントスタッフ、またファン・サポーターには心から感謝致します。引き続きギラヴァンツ北九州の応援を宜しくお願い致します。ありがとうございました」 また、石田真一代表取締役社長もクラブを通じてコメントしている。 「田坂監督におかれては、選手ひとりひとりと真摯に向き合われる一方で、クラブの理念を体現し、地域との繋がりを非常に大切にしていただきました。今シーズンのチーム基盤を築いていただいた功績に敬意を表すると共に、これまでのクラブに対する多大な貢献に心より感謝いたします」 「クラブといたしましては、JFLへの降格を回避しJ3残留を必ず果たさなければならない中で、苦渋の決断に至りました。ギラヴァンツ北九州を支えて下さる皆様の想いに応えられるよう、新たな体制で、最後の最後まで戦って参りますので、引き続きご支援・ご声援のほどよろしくお願いいたします」 新人の小林監督は、大分、C大阪、モンテディオ山形、徳島ヴォルティス、清水で監督を務め、2019年に北九州の監督に就任。J3にいたチームを優勝させてJ2に昇格すると、2020年は5位の成績に。しかし、2021年には21位に終わりJ3に降格。監督を退任していた。 小林新監督はクラブを通じてコメントしている。 「ギラヴァンツ北九州に関わる皆様。この度、ギラヴァンツ北九州の監督として就任いたしました。この状況を真摯に受け止めしっかりとトレーニングを行い、順位を上げていきます」 「北九州にサッカーのプロクラブが存在することの意味を重く受け止め、選手、チームスタッフ、クラブ一丸となって残りのシーズンを全力で挑んで参ります」 「ファン、サポーターの皆様。これからも熱い声援をお願いいたします。選手たちの力となり勝利を引き寄せるひとつのピースとしてギラヴァンツ北九州を支えてください。引き続きご支援ご声援のほどよろしくお願いいたします」 2023.09.05 12:30 Tue

1年でのJ2昇格を目指した北九州、天野賢一監督の退任を発表…京増雅仁HCも退任

ギラヴァンツ北九州は9日、天野賢一監督(47)の退任を発表した。 天野氏は、筑波大学のアシスタントコーチやヘッドコーチ、FC東京の下部組織の監督やコーチを務めた後、浦和レッズのコーチを歴任。2018年は流通経済大学のコーチを務め、2019年から北九州でヘッドコーチに就任した。 小林伸二監督の下でヘッドコーチを務めると、2022年から後を継いで監督に就任した。 今シーズンは1年でのJ2復帰を目指したが、ここまで11位に位置。1年での退任となった。 なお、ヘッドコーチの京増雅仁氏(42)も退任。FCと今日の下部組織やトップチームでコーチや監督を歴任し、今季から北九州に来ていた。 2022.11.09 16:30 Wed

来季J3の北九州、小林伸二監督が退任…兼務のスポーツダイレクターに専念

ギラヴァンツ北九州は6日、小林伸二監督(61)の退任を発表した。来季からは兼務のスポーツダイレクターに専念する。 小林監督は大分トリニータやセレッソ大阪、モンテディオ山形、徳島ヴォルティス、清水エスパルスなどで監督を歴任。2019年に北九州の監督兼スポーツダイレクターに就任した。 すると、明治安田生命J3リーグで優勝を成し遂げ、チームの4年ぶりとなるJ2復帰の先導者に。大分、山形、徳島、清水をJ1に導いた“昇格請負人”としての手腕を発揮した。 そのJ2昇格初年度は5位フィニッシュと躍進を遂げたが、今季は7勝14分け21敗の21位に沈み、J3降格が決定した。 スポーツダイレクター職に一本化し、来季もチームを支える小林監督は指揮官退任を受け、コメントした。 「今シーズン、なかなか勝利を届けられない非常に苦しい中でも熱い応援をいただき、ありがとうございました」 「2019年からの2シーズンをいい形で過ごし、大きな期待を持っていただいた今シーズンは、さらにいいチームを作ろうと取り組んで参りました。しかし、その期待を裏切るような結果に終わったことを大変申し訳なく思っています」 「わずか2年で降格してしまったのは、クラブとしてまだまだ力不足な面もあったのだと痛感しております。2019年からクラブは玉井社長を中心に改革を図っていますが、さらに強固な土台を作らなければなりません」 「北九州に縁があって加入してくれた選手たちが『ここに来てよかった』と思ってくれるような環境や雰囲気、そういったものを作っていけるように、来季から立場は変わりますが、尽力していきたいと思います」 「この辛かった2021シーズンの経験を無駄にしないように、この瞬間から2022シーズンでの『J2再昇格』を目指し、クラブ一丸となって取り組んで参ります。今後ともギラヴァンツ北九州へのご支援・ご声援、どうぞよろしくお願い申し上げます」 2021.12.06 15:25 Mon

北九州が清水MF六平光成を完全移籍で獲得「J1昇格するための助けになれるように精一杯頑張ります」

ギラヴァンツ北九州は30日、清水エスパルスのMF六平光成(29)が完全移籍で加入することを発表した。 六平は前橋育英高校、中央大学を経て、2013年に清水に加入。8シーズンを過ごし、J1通算128試合1得点、J2通算26試合出場、リーグカップ通算21試合出場、天皇杯通算12試合出場を果たしていた。 今シーズンは明治安田J1で15試合に出場していた。 北九州は2016年、2017年と清水で指揮を執った小林伸二監督が率いている。 六平はクラブを通じてコメントしている。 「このたび、清水エスパルスから加入することになりました六平光成です。ギラヴァンツ北九州がJ1昇格するための助けになれるように精一杯頑張ります!よろしくお願いします!!」 2020.12.30 13:32 Wed

【Jリーグ移籍情報まとめ/12月23日】湘南が4選手を補強! 鄭大世がキャリア初の契約満了

Jリーグ移籍情報まとめ。12月23日付けのJリーグ各クラブにおける移籍動向を一挙にお届け。 【J1】 ◆北海道コンサドーレ札幌 [IN] 《完全移籍》 DF岡村大八(23)←ザスパクサツ群馬 ◆鹿島アントラーズ [OUT] 《完全移籍》 DF山本脩斗(35)→湘南ベルマーレ 《期限付き移籍》 MF名古新太郎(24)→湘南ベルマーレ ◆横浜FC [IN] 《完全移籍》 GK六反勇治(33)←清水エスパルス 《期限付き満了》 DF前嶋洋太(23)←水戸ホーリーホック ◆湘南ベルマーレ [IN] 《完全移籍》 FW池田昌生(21)←福島ユナイテッドFC DF山本脩斗(35)←鹿島アントラーズ MF中村駿(26)←モンテディオ山形 《期限付き移籍》 MF名古新太郎(24)←鹿島アントラーズ 《昇格》 MF横川旦陽(18)←湘南ベルマーレU-18 [OUT] 《期限付き移籍》 MF横川旦陽(18)→ガイナーレ鳥取 ◆清水エスパルス [OUT] 《完全移籍》 GK六反勇治(33)→横浜FC FWティーラシン・デーンダー(32)→BGパトゥム・ユナイテッド(タイ) 《契約満了》 FW鄭大世(36) ◆名古屋グランパス [IN] 《昇格》 GK東ジョン(18)←名古屋グランパスU-18 [OUT] 《育成型期限付き移籍》 GK東ジョン(18)→栃木SC 【J2】 ◆モンテディオ山形 [OUT] 《完全移籍》 MF中村駿(26)→湘南ベルマーレ ◆水戸ホーリーホック 《契約更新》 FW中山仁斗(28) MF平野佑一(24) [IN] 《加入内定》 DF大崎航詩(22)←大阪体育大学 [OUT] 《完全移籍》 MF外山凌(26)→松本山雅FC 《期限付き満了》 DF前嶋洋太(23)→横浜FC MF安東輝(25)→松本山雅FC ◆栃木SC [IN] 《育成型期限付き移籍》 GK東ジョン(18)←名古屋グランパス [OUT] 《契約満了》 MF大﨑淳矢(29) ◆ザスパクサツ群馬 [OUT] 《完全移籍》 DF岡村大八(23)→北海道コンサドーレ札幌 ◆ジェフユナイテッド千葉 《契約更新》 GK新井章太(32) ◆東京ヴェルディ [OUT] 《期限付き満了》 DFクレビーニョ(22)→フラメンゴ(ブラジル) ◆FC町田ゼルビア 《契約更新》 MF平戸太貴(23) ◆ヴァンフォーレ甲府 [OUT] 《契約満了》 FW金園英学(32) DF橋爪勇樹(30) DF入間川景太(21) ◆松本山雅FC [IN] 《完全移籍》 MF外山凌(26)←水戸ホーリーホック MF田中パウロ淳一(27)←レノファ山口FC 《期限付き満了》 MF安東輝(25)←水戸ホーリーホック ◆アルビレックス新潟 [OUT] 《期限付き満了》 FW鄭大世(36)→清水エスパルス ◆京都サンガF.C. 《契約更新》 GK太田岳志(29) MF上月壮一郎(20) ◆ファジアーノ岡山 《契約更新》 FW松木駿之介(24) FW野口竜彦(23) FWハディ・ファイヤッド(20) MF山田恭也(19) ◆レノファ山口FC 《契約更新》 FW河野孝汰(17) FW森晃太(23) [OUT] 《完全移籍》 MF田中パウロ淳一(27)→松本山雅FC ◆ギラヴァンツ北九州 《続投》 監督 小林伸二(60) ◆V・ファーレン長崎 《契約更新》 DF江川湧清(20) FW植中朝日(19) 【J3】 ◆いわてグルージャ盛岡 《契約更新》 DF藤井航大(29) FW色摩雄貴(23) ◆福島ユナイテッドFC [OUT] 《完全移籍》 FW池田昌生(21)→湘南ベルマーレ ◆SC相模原 [OUT] 《契約満了》 MF水野晃樹(35) MF梶山幹太(22) FW立花歩夢(25) ◆カターレ富山 [IN] 《就任》 監督 石﨑信弘(62)←藤枝MYFC 監督 ◆FC岐阜 [OUT] 《契約満了》 MF永島悠史(24) ◆ガイナーレ鳥取 《契約更新》 DF坂本敬(19) FW谷尾昂也(28) GK糸原紘史郎(22) [IN] 《期限付き移籍》 MF横川旦陽(18)←湘南ベルマーレ 2020.12.24 07:30 Thu

昇格1年目で5位躍進の北九州、小林伸二監督の続投を発表

ギラヴァンツ北九州は23日、小林伸二監督(60)の続投を発表した。 小林監督は、大分トリニータやセレッソ大阪、モンテディオ山形、徳島ヴォルティス、清水エスパルスなどで監督を歴任。2019年に北九州の監督兼スポーツダイレクターに就任した。 2019シーズンは若手の躍動もあり、明治安田J3を戦い優勝。昇格1年目の今シーズンは昇格争いをした中、最終的には5位でシーズンを終えていた。 小林監督はクラブを通じてコメントしている。 「来季もギラヴァンツ北九州で指揮が執れることを大変嬉しく思います。今年以上にしっかり取り組んで、レベルアップしたチームづくりをできるようにしていきます。引き続きご支援・ご声援のほど、よろしくお願いいたします」 2020.12.23 10:45 Wed

【THIS IS MY CLUB】最下位からのJ3優勝、“昇格請負人”小林伸二監督が北九州にもたらせた変化、若手とベテランの融合

新型コロナウイルス(COVID-19)による中断期間を経て、再開するJリーグ。Jリーグ全試合を配信する「DAZN」と18のスポーツメディアがタッグを組んだ「DAZN Jリーグ推進委員会」では、「THIS IS MY CLUB -FOR RESTART WITH LOVE- Supported by DAZN Jリーグ推進委員会」の企画をスタートさせた。 超ワールドサッカーでは、ギラヴァンツ北九州の小林伸二監督にインタビューを実施。“昇格請負人"として知られる小林監督が、就任1年目でJ3優勝、J2昇格を達成した北九州について、クラブへの想いや今シーズンへの意気込みを語ってもらった。 取材・文:菅野剛史 写真提供:ギラヴァンツ北九州 <span class="paragraph-title">◆「チーム内競争も激しくなった」</span> ──中・長期の計画を立て、再スタートとなった2019シーズンで見事にJ3優勝、J2昇格を勝ち取りました。改めて昨シーズンを振り返ってください 「90分戦えるチームを目指しました。足が止まるとか、後半最後に失点があるというのが、積極的だけど、どちらかというと(ゴールを)取りに行かなくてはいけないというときに取られたり、逃げ切れずに取られたりという原因をクリアするには、90分戦えるということと、積極的にサッカーをするというところで、サッカーを通してフィジカルを上げていくということをさせました」 「どうしてもイメージが受けのイメージがあるので、積極的にサッカーをやるという意味では、思い切って攻撃的になろうということで、攻撃的なカードを切るということと、攻撃的な選手をうまく配置するということと、サイドバックにも攻撃的な選手を入れつつ、攻撃的なサッカーをしていくということをしました。ただ、そうなると前からのディフェンスがとても重要になります」 「逆に前にいるので、後ろから持ち出す力というのが難しいですけど大事で、そこさえ上手くいけば、選手が前にいるというのが、我々にとっても課題ですけど、多くのチームにとっても課題かなとは思います。ただ、そこに積極的にトライしていって、それが上手くシーズンに入って開幕から4連勝できて、力強く入れたことと、(中断からの)再開後、9月のアウェイの4連戦で4勝しましたが、移行期もうまくトレーニングをしっかり積めました」 「入りが良かったことと、選手もモチベーションが高く、トレーニングゲームで良い選手をできるだけ出すように心掛けました。チーム内競争も激しくなったというところも考えると、前年度が厳しいシーズンでしたが、選手のモチベーションをプラスに持っていき、戦い方の整理が上手くできたということで、上手くいったシーズンだったと思っています」 ──若い選手や期限付き移籍の選手が多い中で、最初に自信を持てたことはシーズンを進める上では大きかったということですね 「若い選手が一生懸命やるというところに、中盤に元々いた選手、ベテランの池元(友樹選手)が上手く絡むことができて、シーズンも上手くいったと思います。元々いた選手との融合も上手くいったと思いますね」 ──夏にも3選手を期限付きと育成型期限付き移籍で獲得しました。所属チームでの出場機会がない若い選手をチームに取り込むことの難しさやその効果はどう感じられましたか 「3人とも前の選手を獲りました。攻撃的であるということと、前からプレスをかけるということで、前に機動力のある選手を獲りました。あとは、選手にも上手く表現しないと使わないといいました。元所属していたクラブで出場機会がなくて、試合に出たいということで来ていますから、トレーニングをちゃんとやって、トレーニングで表現できれば使うということは言っていました。そういったところがより明確になって、トレーニングやトレーニングマッチでパフォーマンスを上げてくれた部分が、すんなりとチームに入り込めた要因かなと思います」 「上のカテゴリーにいたからということよりも、トレーニングをちゃんとやったということを他の選手も認めたと思います。そういったところで上手く元々いた選手も受け入れたと思いますし、新しく入った選手も無我夢中で頑張ったというのも1つだと思います」 <span class="paragraph-title">◆「決めつけない、チーム内競争、切磋琢磨」</span> ──J3リーグで指揮を執るのは初めてだったと思いますが、これまで経験したJ1リーグ、J2リーグとのリーグとしての差はありましたでしょうか 「守備的ではないですね。現代サッカーと今の若い選手、サッカー歴の長い上手い選手が多くて、その選手たちをどう使うかというと、守備的より攻撃的なチームが多いという印象を受けました。そういった中で、いかに自陣で上手くボールを回しながら裏をとるのか、押し込んだ中でどう破っていくのかは、なかなか難しいですけど、少しずつできるようになったという感じです」 ──小林監督は「昇格請負人」と称されることが多いですが、チームを昇格に導く上で、監督としてのポリシーやポイントはあるのでしょうか 「まず、そういった匂いがするチームの仕事を受けているので、その可能性は高くなっているかなと思います。ただ、今回は実はそういった感じではなかったです」 「決めつけない、チーム内競争、切磋琢磨ということが非常に大事だと思います。それはやっぱり、サンフレッチェ広島の前身である(現役時代にプレーした)マツダの時もそういった部分がありましたし、ピッチで何ができるかを大事にしなくてはいけないです。私もそうですが、コーチがいかに選手に関わって、その1人の選手が変わること、勇気を出して使うということは怖いことだと思いますが、大事なことだと思います」 「それは、J3だったらひょっとしたら安易にできたかもしれませんし、J1だったら難しい部分があると思います。でも、意外と(モンテディオ)山形の時を考えると、選手が変わったから高校生を使ったと言うのが結構あったなと」 「私と関わらない選手がいて、コーチが細かく指導している選手もいます。自分が全体を動かすとなると、コーチが選手と密にやっているトレーニングがあって、ファンクションがあったり、それが上手くいったら公式戦にハメたりということが大事だと思います。みんなが出られると言うと言い方が悪いですけど、頑張った選手が出られると言うのがある。より私とコーチ、コーチと選手が近い関係になるということは大事にしているところですし、それがとても出たシーズンだったと感じています」 ──伸びそうな選手、若い選手を大胆に起用する上で、そこに踏み切るポイントや大切にしていることはどこにあるでしょうか 「トレーニングを頑張っている、行けそうだな、まだ早いなと思いますが、意外とその心配を楽に超えて選手は上手く行ったりします。そういった心配があっても、モチベーションが高い選手は意外と集中してやるんですが、それは3試合ぐらいだったりします。続けていると、ポカをやったりするんです」 「そこをやってしまいそうだなとか、ちょっと疲れてきたなというのをトレーニングで見極めるか、それをやってしまうことで成長に繋がるというのも1つあると思います。そういうのは、トップトップではないので、我々が持っていないといけないかなとも思います」 「意外と今シーズンの開幕に向けても、最初の2週間で後ろが結構崩れてしまったんです。良くなっていたのに。そこにも何人かの選手を起用して心配していましたが、意外とやるなと。(開幕戦は)結果としては負け(アビスパ福岡に0-1で敗戦)ましたが、予想以上に個人としてやってくれたなというのは良かったと思います。それがチームとしてもっと強くなれればいいですが、一度には変わらないので。そこは大事にしているところです」 <span class="paragraph-title">◆「相当難しいと感じている」</span> ──新型コロナウイルスの感染拡大を受け、開幕後に約4カ月中断することになりました。今回の中断期間はどう捉えましたか? 「まず、早く休ませました。こういった怖い病気に感染したら困ると思って、早く休ませました。1カ月ぐらいかなと思っていたんです。その期間であれば、オフということも計算できます。実際2カ月近いオフになり、選手も私も経験したことがないので、段々不安になっていく状態でした」 「命令でこういったことをやっておけと言うこともできない状態ですし、個人に任せているということから、体幹トレーニングをZOOMで入れたり、グループトレーニングをやったりして、やっと11日から全体練習をやれるようになりました」 「選手個人では集中しているのが見られますが、10対10をやらないので、どうしても機能的ではないというか、役割が明確ではないと言うのを感じています。紅白ゲームをしましたが、なかなかアップダウンは元気良く飛び出したりできますが、機能的にボールを回したり、連動してボールを奪ったりというのは、少し物足りない、かけ離れているのがありました。そこはどうしても共通理解を徹底させる、喋る、やらせる、喋る、やらせると言うのは、まだまだ足りず、難しさを感じています」 ──監督という立場で、中断期間にやれることも少なかったかもしれませんが、どういったことをされて過ごしていましたか 「海外の試合のビデオを見たり、自分なりに自分たちの攻撃に当てはめたり、こういった攻撃のトレーニングができないかなとか、参考にさせてもらいました。あとは、動けないのでね。難しいです」 ──選手とのコミュニケーションは取られていましたか 「ZOOMで体幹トレーニングを週2回やり出した時には、そういったこともありました。それ以外にハドル(ビデオ共有システム)を去年から使っていて、選手もそのハドルを開けると試合を見られるような形でコーチが落としてくれているので、それを見ておけというやり取りはしていました。再開した時は、目指している戦術のビデオを流したりとかして、共通理解をしました。ただ、見たものが現実にピッチでとなると、なかなか難しいですね」 ──トレーニング再開から2週間程度でリーグ再開となりますが、描いていたものとのギャップがあると思いますが 「10対10がやっとできたということと、3月以来トレーニングマッチをしていないので、未知数という感じですね。相当難しいと感じています。グループから全体トレーニングに移るタイミングで、北九州は新型コロナウイルスの感染者が増えたんですよね。そこで、一度個人トレーニングに戻したりした時期もあります。1週間、2週間で遅れたこともあります」 「福岡は地方都市として一番感染者が多かったので、早めに動けなくなりました。最初もトレーニングができなかったので、(中止したのも)早かったし、後ろも長かったので、ちょっと試合をやりながら上げていくしかないかなと思っています」 <span class="paragraph-title">◆「積極的にチャレンジすることを忘れずに」</span> ──今シーズンは昇格1年目、チームとしては久々のJ2リーグとなりますが、再開するシーズンへの想いは 「タフなシーズンになると思いますけど、去年描いたような積極的なサッカーをやるというのは大事ですし、それをやっていきたいと思います。チャレンジャーとして忘れずに、J2にチャレンジしていくという姿で、今シーズンはぶつかっていきたいと思っています」 ──大会方式が変更され、降格がないという特別なシーズンになります。非常にチャレンジはしやすいかと思いますが 「去年も挑戦してきたので、積極的に挑戦するで良いかなと思います。どういうシーズンになるのか、メンバーも交代できますし、夏の水分補給など、ちょっとしたことでも難しいものになると思います。そこ全てを、周りを見ながら進めていくことは大事ですけど、我々は積極的にチャレンジすることを忘れず、降格がないということもありますけど、去年からの積極的な気持ちで攻撃的なサッカーをやれたらと思います。相手あってのことなので、難しい部分はありますが、気持ちの部分とサッカーの組み立てはそうしていきたいです」 ──再開の初戦では監督の地元であり、同じ九州のV・ファーレン長崎と対戦します。特別な想いはありますか 「JFL時代は少し手伝ったこともありますし、長崎ということもありますし、手倉森監督も一緒に仕事をしたことがありますから、なかなかこういう時に再開の一発目にやれるということは非常に嬉しく思います」 「レベルが高いチームですし、個人的にも高いので、胸を借りるつもりで、積極的にサッカーをやりたいなと思っています」 ──当初はスタジアムにファン・サポーターがいないリモートマッチとなりますが、その影響はどこにあるでしょうか 「集中するということ。選手のコーチングと我々のコーチングがよく聞こえると思うので、そこは大事にしていきたいです。無観客とはいえ、情報だったり、DAZNだったりで観られるので、そういったことを忘れずに、積極的に思い切ったサッカーを見せられたらなと思います。そして、観客の方が入った時に、一体感があって盛り上がっていければと思います」 2020.06.24 19:00 Wed
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