全勝のオランダがラウンド16でなでしこと激突! 劇的勝利のカメルーンが奇跡のGS突破!!《女子W杯》
2019.06.21 03:12 Fri
女子ワールドカップ(W杯)2019グループE最終節のオランダ女子代表vsカナダ女子代表が20日に行われ、2-1でオランダが勝利した。
対するオランダは33分、ボックス中央でパスを受けたミデマーが反転で相手DFをかわしゴールエリア右付近からシュート。しかし、このシュートは左ポストに弾かれた。
ゴールレスで迎えた後半、先にスコア動かしたのはオランダ。54分、ボックス左横で獲得したFKからスピッツェがクロスを居級すると、デッカーがヘディングシュートをゴール右に叩き込んだ。
同点に追いつかれたオランダだが76分、ミデマーのパスをボックス右で受けたファン・ルンテレンが相手GKとDFの間に折り返しを供給。これをゴール前に走り込んだ途中出場のベーレンスタインが流し込み、勝ち越しに成功した。
結局、これが決勝点となりオランダが2-1で勝利。オランダがグループステージ3連勝で首位通過、カナダが2位通過となった。なおグループEを首位で通過したオランダは、決勝トーナメント1回戦でグループDを2位で通過したなでしこジャパンと対戦する。
また、同時刻開催のカメルーン女子代表vsニュージーランド女子代表は、2-1でカメルーンが勝利した。試合が動いたのは57分、カメルーンは左クロスを中央でコントロールしたヌクートがゴール前まで抜け出し、シュートをゴール右隅に流し込んだ。
先制を許したニューシーランドだが80分、ボーウェンの右クロスがアウォナのオウンゴールを誘い、同点に追いついた。
このまま試合終了かと思われたが、後半アディショナルタイムにドラマが待っていた。96分、中盤で相手のスローインをカットしたカメルーンがそのままカウンター。味方のパスを左サイドのオングエネが頭で繋ぐと、このボールに反応したヌクートがドリブルでゴール前まで持ち込み、冷静にゴールネットを揺らした。結局、試合はそのまま終了のホイッスル。
劇的勝利でグループ3位となったカメルーンは、総得点でグループA3位のナイジェリア女子代表を上回り、決勝トーナメント進出を決めた。
◆グループE順位表
[勝ち点/試合数/得失点]
1.オランダ[9/3/4]※
2.カナダ[6/3/2]※
3.カメルーン[3/3/-2]※
4.ニュージーランド[0/3/-4]
※が決勝トーナメント進出
PR
すでに決勝トーナメント進出を決めている両チームが首位通過を争う一戦。試合は開始早々に動きを見せる。2分、オランダは前線からハイプレスをかけたベッキーがボックス内でファン・ルンテレンに倒されると、主審はPKを宣告したがビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)による検証の結果、判定が覆りボックス外からのFKと判定された。シンクレアのFKはオランダの壁を直撃した。一進一退の攻防が続く中、カナダは22分にチャンス。シュミッドの浮き球のパスで相手DFの裏に抜け出したウイテマが相手GKの股下を抜くシュートでゴールネットを揺らしたが、このゴールはオフサイドの判定で取り消された。ゴールレスで迎えた後半、先にスコア動かしたのはオランダ。54分、ボックス左横で獲得したFKからスピッツェがクロスを居級すると、デッカーがヘディングシュートをゴール右に叩き込んだ。
先制を許したカナダだが、すぐに反撃に出る。60分、ウイテマのパスをボックス右までオーバーラップしたローレンスがダイレクトで折り返すと、ファーサイドから走り込んだシンクレアがすべり込みながら左足でゴールに流し込んだ。
同点に追いつかれたオランダだが76分、ミデマーのパスをボックス右で受けたファン・ルンテレンが相手GKとDFの間に折り返しを供給。これをゴール前に走り込んだ途中出場のベーレンスタインが流し込み、勝ち越しに成功した。
結局、これが決勝点となりオランダが2-1で勝利。オランダがグループステージ3連勝で首位通過、カナダが2位通過となった。なおグループEを首位で通過したオランダは、決勝トーナメント1回戦でグループDを2位で通過したなでしこジャパンと対戦する。
また、同時刻開催のカメルーン女子代表vsニュージーランド女子代表は、2-1でカメルーンが勝利した。試合が動いたのは57分、カメルーンは左クロスを中央でコントロールしたヌクートがゴール前まで抜け出し、シュートをゴール右隅に流し込んだ。
先制を許したニューシーランドだが80分、ボーウェンの右クロスがアウォナのオウンゴールを誘い、同点に追いついた。
このまま試合終了かと思われたが、後半アディショナルタイムにドラマが待っていた。96分、中盤で相手のスローインをカットしたカメルーンがそのままカウンター。味方のパスを左サイドのオングエネが頭で繋ぐと、このボールに反応したヌクートがドリブルでゴール前まで持ち込み、冷静にゴールネットを揺らした。結局、試合はそのまま終了のホイッスル。
劇的勝利でグループ3位となったカメルーンは、総得点でグループA3位のナイジェリア女子代表を上回り、決勝トーナメント進出を決めた。
◆グループE順位表
[勝ち点/試合数/得失点]
1.オランダ[9/3/4]※
2.カナダ[6/3/2]※
3.カメルーン[3/3/-2]※
4.ニュージーランド[0/3/-4]
※が決勝トーナメント進出
PR
オランダ代表の関連記事
女子ワールドカップの関連記事
|
オランダ代表の人気記事ランキング
1
「サッカーのことはどうでもよくなった」緊急事態に動じず大勝も…オランダ指揮官は立ち上がりに苦言「本当に不可解なスタート」
オランダ代表のロナルド・クーマン監督が勝利を振り返った。オランダ『AD』が伝えた。 UEFAネーションズリーグ(UNL)のリーグA・グループ3を戦うオランダは、16日の第5節でハンガリー代表とアウェイ戦。グループ2位につけるなか、1試合残しての準々決勝進出を目指した。 試合は序盤、ハンガリーのアシスタントコーチを務めるアダム・サライ氏がベンチで倒れるアクシデント。試合が再開されると、直前のハンドで得たPKをFWワウト・ヴェグホルストが決め、9分にオランダが先制する。 前半アディショナルタイムにはFWコーディ・ガクポがPKを成功させて追加点。後半にはDFデンゼル・ダンフリースのボレーやMFトゥン・コープマイネルスのヘディングで得点を重ね、4-0の勝利を収めた。 この結果、グループ2位での準々決勝進出を決めたクーマン監督。すでに無事が確認されているが、アダム・サライ氏のアクシデントには動揺したと試合後に明かしている。 「私には見えなかったが、何か悪いことが起こっているのはすぐにわかった。ショックを受け、サッカーのことはどうでもよくなった」 一方、先手こそ取ったものの立ち上がりが悪かったと言及。守備面の課題を挙げている。 「本当に不可解なスタートだった。とにかく守備面での強度が足りなかったと思う。前半はハンガリーが簡単に2ゴールを奪うこともできた」 また、準々決勝進出決定については、「満足というのは重要な言葉だ。なぜなら、我々はそこにいるべきだからだ」とコメント。19日にはグループ最終戦のボスニア・ヘルツェゴビナ代表戦に臨む。 <span class="paragraph-title">【動画】ダンフリースのボレー弾など4発! オランダvsハンガリー ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="ZdscWdOBh04";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.11.17 14:45 Sun2
ラストプレー被弾のドイツがハンガリーとドローも無敗でGSを終える!オランダは降格のボスニア・Hとドロー【UNL】
UEFAネーションズリーグ(UNL)リーグA・グループ3最終節の2試合が19日に欧州国内で行われた。 前節のボルニア・ヘルツェゴビナ代表戦を7-0と圧勝しグループ首位通過を決めたドイツ代表は、アウェイでハンガリー代表と対戦し1-1の引き分けに終わった。 昇降格プレーオフ行きの決まった3位ハンガリーに対し、ドイツはボルニア・ヘルツェゴビナ戦からキミッヒとアンドリッヒ以外の先発メンバー9人を変更。最前線にニャブリ、2列目にサネ、ブラント、ヒューリッヒを並べた[4-2-3-1]で試合に臨んだ。 前半はなかなか決定機までボールを運べなかったドイツだが、後半立ち上がりの60分にチャンスを迎える。サネとのパス交換でDFの裏に抜け出したブラントがゴールネットを揺らしたが、これはオフサイドの判定となる。 直後にハヴァーツ、ヴィルツ、ムシアラを投入する3枚替えを敢行したドイツは63分、ムシアラのパスを左サイド高い位置で受けたゴセンスがダイレクトクロスを供給。相手DFにディフレクトしたボールをハヴァーツが左足ボレーで合わせたが、これは右ポストに弾かれた。 その後も一進一退の展開が続くなか、ドイツは77分にセットプレーの流れから待望の先制点を奪う。ヴィルツの左CKをファーサイドに走り込んだシュロッターベックがダイビングヘッドで合わせると、GKディブスが弾いたボールを最後はゴール前のフェリックス・エンメチャが右足で押し込んだ。 このまま試合終了かと思われたが、ドイツは95分に追いつかれる。シャーファーのシュートのこぼれ球をボックス手前で拾ったカタが右足を振り抜くと、このシュートがDFコッホの腕に当たる。 主審は一度プレーを流したが、その後のオンフィールドレビューでコッホのハンドが認められ、ハンガリーがPKを獲得。これをソボスライがゴール右に決めた。 結局、試合はそのまま1-1でタイムアップ。ラストプレー被弾でドローとなったドイツだが、無敗でグループリステージを突破した。 また、グループ2位でのリーグA残留を決めたオランダ代表は、アウェイで降格の決まったボルニア・ヘルツェゴビナと対戦し1-1の引き分けに終わった。 オランダは24分、ショートコーナーの返しを受けたラングが左クロスを供給すると、ゴール前で競り合ったブロビーがヘディングでゴールに叩き込み、先制点を奪った。 1点リードで前半を終えたオランダだったが、後半半ばの67分に細かなパスワークで守備を翻弄されると、ジェコのシュートのこぼれ球をデミロビッチに頭で越し込まれ、同点に追いつかれた。 結局、試合はそのまま1-1の引き分けで終了。オランダは最終戦を勝利で飾ることができなかった。 ◆リーグA・グループ3最終節 結果 ハンガリー代表 1-1 ドイツ代表 【ハンガリー】 ドミニク・ソボスライ(後54)【PK】 【ドイツ】 フェリックス・エンメチャ(後32) ボスニア・ヘルツェゴビナ代表 1-1 オランダ代表 【ボスニア・ヘルツェゴビナ】 エルメディン・デミロビッチ(後23) 【オランダ】 ブライアン・ブロビー(前24) 2024.11.20 07:15 Wed3
「彼らの強大さを物語っている」オランダ主将ファン・ダイクがハンガリーを称賛、コーチ搬送も戦い抜く「大きなリスペクトを示したい」
オランダ代表のDFヴィルヒル・ファン・ダイク(リバプール)がハンガリー代表を称えた。オランダ『AD』が伝えた。 オランダは16日、UEFAネーションズリーグ(UNL)リーグA・グループ3の第5節でハンガリーと対戦。4-0の快勝で終え、グループ2位での準々決勝進出を決めた。 しかし、序盤にはハンガリーベンチにアクシデント。アシスタントコーチを務めるアダム・サライ氏が倒れ、治療のため12分ほど試合が中断された。 キャプテンのファン・ダイクは、アダム・サライ氏が倒れたことについて「もちろんショックだ」と試合後にコメント。病院に搬送されたアダム・サライ氏は無事が確認されているが、「誰かが横たわり、誰かが震えているのを目にする。正直言って怖いことだ」と心境を明かした。 一方、試合再開を受け入れ、最後まで戦い抜いたハンガリーを称賛。オランダにとっても精神的に難しい試合だったが、よりダメージが大きかった相手チームを思いやった。 「彼らがプレーを続けたことは、彼らの強大さを物語っていると思う。大きなリスペクトを示したい。ソボスライは以前も同じようなことを経験したことがあると言った。恐ろしいことだ」 「彼が順調に回復することを願っている。それが最も重要なことだ」 <span class="paragraph-title">【動画】ダンフリースのボレー弾など4発! オランダvsハンガリー ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="ZdscWdOBh04";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.11.17 17:21 Sun4
王者スペインvsオランダに、イタリアvsドイツ! UNL決勝Tおよび各PO対戦カードが決定
UEFAネーションズリーグ2024-25の決勝トーナメントおよび各プレーオフの抽選会が実施された。 今月のインターナショナルマッチウィークでグループリーグの全日程が終了したなか、22日にはグループAの各グループ上位2チームが参戦する決勝トーナメントおよび昇降格を懸けたプレーオフの対戦カードを決める抽選会がスイスのニヨンで実施された。 注目のUNL準々決勝ではグループAの4グループの首位チームと2位チームが対戦するレギュレーションの中で、グループ4・首位で前大会王者のスペインがグループ3・2位のオランダと対戦。グループ2・首位のフランスはグループ1・2位のクロアチアと、グループ1・首位のポルトガルはグループ4・2位のデンマークと。グループ3・首位のドイツはグループ2・2位のイタリアとの対戦が決定した。 なお、UNLファイナルズ進出を懸けた準々決勝2試合は2025年3月20日、同23日に開催予定で、1stレグを2位チームのホームで、2ndレグを首位チームのホームで開催する。 今回決定したUNL決勝トーナメントおよび各プレーオフの対戦カードは以下の通り。 ◆UNL準々決勝 オランダ vs スペイン[1] クロアチア vs フランス[2] デンマーク vs ポルトガル[3] イタリア vs ドイツ[4] ◆UNL準決勝 [4]の勝者 vs [3]の勝者[5] [1]の勝者 vs [2]の勝者[6] ◆UNL決勝3位決定戦 [5]の勝者 vs [6]の勝者 ◆UNL3位決定戦 [5]の敗者 vs [6]の敗者 ◆リーグAvsリーグB プレーオフ トルコ vs ハンガリー ウクライナ vs ベルギー オーストリア vs セルビア ギリシャ vs スコットランド ◆リーグBvsリーグC プレーオフ コソボ vs アイスランド ブルガリア vs アイルランド アルメニア vs ジョージア スロバキア vs スロベニア ◆リーグCvsリーグD プレーオフ ジブラルタル vs ラトビア マルタ vs ルクセンブルク 2024.11.22 21:10 Fri5