M・ジョレンテ、“禁断の移籍”に前進? 代理人「アトレティコは彼の父と祖父がプレーしたクラブ」

2019.06.15 12:45 Sat
Getty Images
レアル・マドリーに所属するスペイン人MFマルコス・ジョレンテ(24)が、アトレティコ・マドリー移籍に接近しているようだ。『フットボール・エスパーニャ』がスペイン『Cadena Cope』を引用して伝えた。

2017年7月にアラベスからマドリーに復帰したM・ジョレンテ。しかし、今シーズンはブラジル代表MFカゼミロの存在や負傷にも悩まされ、公式戦16試合の少ない出場機会に加え、リーガエスパニョーラでは先発回数がわずか6試合に留まった。

そんなM・ジョレンテは今夏の放出候補に。指揮官のジネディーヌ・ジダン監督も「マルコスは、トップチームでのより多くの出場機会が必要だ」と公言し、他クラブへのレンタル移籍が望まれている。
マンチェスター勢の他、アーセナルらが関心を寄せるM・ジョレンテには先月、ライバルクラブであるアトレティコが獲得に興味を示していることが報じられた。退団の可能性が浮上しているスペイン代表MFロドリゴ・エルナンデス(22)の後釜確保のためだ。そして今回伝えられるところによると、その交渉が順調に進んでいるとのこと。

なお、スペイン『マルカ』は、M・ジョレンテの叔父であり、代理人を務めるフリオ・ジョレンテ氏を直撃。すると、同氏はアトレティコが選択肢の一つであると認めている。
「いくつかマルコスを望んでいるクラブがある。我々は彼らのオファーに対して耳を傾けている。しかし、今のところはなにも決まっていないよ」

「マルコスの将来は、きっと10日から15日以内に決まる。アトレティコ・マドリーも彼に興味を持っており、選択肢の一つだ。彼の父と祖父がプレーしていたクラブでもあるからね」

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