昇格ヴェローナ、前ジェノア監督のユリッチ氏を招へい
2019.06.15 00:18 Sat
セリエAに昇格したヴェローナは14日、イバン・ユリッチ氏(43)の招へいを発表した。契約期間は2020年までの1年間となっている。
ヴェローナでは昇格プレーオフを勝ち抜いてセリエA昇格に導いたアルフレッド・アリエッティ前監督が退任していた。
ユリッチ氏は2015-16シーズンにクロトーネをセリエA昇格に導いたことで評価を高め、2016-17シーズンにジェノアの監督に就任。しかし、ジェノアでは芳しい成績を残せず、これまで3度解任されていた。
ヴェローナでは昇格プレーオフを勝ち抜いてセリエA昇格に導いたアルフレッド・アリエッティ前監督が退任していた。
ユリッチ氏は2015-16シーズンにクロトーネをセリエA昇格に導いたことで評価を高め、2016-17シーズンにジェノアの監督に就任。しかし、ジェノアでは芳しい成績を残せず、これまで3度解任されていた。
イバン・ユリッチの関連記事
エラス・ヴェローナの関連記事
セリエAの関連記事
|
|
イバン・ユリッチの人気記事ランキング
1
長年のカルチョファンならピンとくる? パオロ・ヴァノーリ51歳、来季セリエAで初指揮か
ベネツィアがセリエA昇格プレーオフの準決勝1stレグに勝利した。 21日、セリエBレギュラーシーズン3位のベネツィアは昇格プレーオフ準決勝1stレグでパレルモに1-0と勝利。観衆3万2753人が詰めかけたアウェイでまず一歩前に出た。 美しきユニフォームでお馴染みのベネツィア。21-22シーズンに19年ぶりとなるセリエA昇格を果たすも、現実は厳しく1年で最下位降格…プレーオフを制せば、3季ぶりの昇格だ。 そんな彼らだが、セリエBでの再出発となった22-23シーズンの途中から、懐かしの選手が監督として指揮。長年のカルチョファンならピンとくるだろうか…元イタリア代表DFパオロ・ヴァノーリ(51)だ。 ヴァノーリ氏は1990年代後半から2000年代初頭にかけ、セリエA135試合に出場。パルマやフィオレンティーナ、ボローニャなどでプレーし、セリエAが欧州No.1のリーグと言われた時代にあって、覚えている方もいるかもしれない。 引退後はまずイタリアサッカー連盟入り。U-17〜U-19のイタリア代表でコーチ・監督を務めたのち、1年間だけA代表でアシスタントも。その後、同胞アントニオ・コンテ率いるチェルシーで副官を務め、2021年のインテルではキャリア初となるスクデットに輝いた。 コンテ氏辞任に伴い、自身もインテルを離れると、今度はスパルタク・モスクワへ。クラブチームの指揮は初めてだったが、ロシアによるウクライナ侵攻を遠因に半年で契約を解消…その後、ベネツィアで現職に就いた形だ。 往年の名手パオロ・ヴァノーリ51歳。指揮官としてベネツィアを立て直し、セリエA昇格を見据えるが、実はイバン・ユリッチ監督の退任が決定的なトリノが次期指揮官として掲げており、ベネツィアで昇格失敗ならトリノへ向かうことも十分にあり得ると伝えられている。 どちらに転んでも、来季はセリエAで指揮を執る可能性が高そうだ。 2024.05.21 16:40 Tue2
ローマのデ・ロッシ監督解任を選手は誰一人として受け入れず リーダー2人が「選手の総意」でCEOに撤回を直談判
ローマ上層部による「ダニエレ・デ・ロッシ監督解任」の決断は、全くもって選手たちに受け入れられていないのだという。 ローマは18日、夏に契約を延長したばかりのデ・ロッシ監督との契約解除・解任を発表。 確かにセリエA開幕4試合未勝利と苦しんでいたが、それでも、この別れを受け入れられないと嘆くロマニスタが少なくない。 後任には、その手腕がカルチョで高く評価されるイバン・ユリッチ氏が就任。何はともあれリスタートを切るローマだが、首都ローマに本社を置く『コリエレ・デッロ・スポルト』が、クラブに関してこのようなニュースを展開。 どうやら、ダン・フリードキン氏から事実上全権を託されている最高経営責任者(CEO)、リナ・スロウコウ氏に特定の選手から直談判が。ズバリ「デ・ロッシ解任の撤回」だという。 その選手とは、主将のロレンツォ・ペッレグリーニ、ジャンルカ・マンチーニで、2選手は「選手全員から想いを託された代表団として彼女(スロウコウCEO)を頼った」とも。ボスの解任は、全くもって受け入れられていないようだ。 また、解任前ラストゲームとなったジェノア戦に前後して、選手全員が上層部から個別に呼び出され、「デ・ロッシ監督をどう思うか」という半ば尋問があった模様。 地元紙コリエレいわく、この場でデ・ロッシ監督を“裏切った”選手は1人もおらず、にもかかわらず解任に。結局ペッレグリーニとマンチーニの直談判も通らなかったようで、波紋がまだ続きそうだ。 2024.09.20 17:53 Fri3
ローマが次代のリーダー候補と新契約締結! 昨年に伊代表デビューの20歳逸材
ローマは23日、イタリア代表MFニッコロ・ピジッリ(20)との契約を2029年6月30日まで延長したことを発表した。 ローマ生まれで地元クラブのASDヘリオスから8歳でジャッロロッシのアカデミーに加入した万能型MFは、2023年5月に行われたセリエAのインテル戦でファーストチームデビュー。翌シーズンのヨーロッパリーグ(EL)のシェリフ戦では初ゴールも記録した。 迎えた今シーズンはダニエレ・デ・ロッシ、イバン・ユリッチ、クラウディオ・ラニエリと3人の指揮官の下でも信頼を獲得し、中盤の準主力に定着。途中出場が多いものの、ここまで公式戦31試合3ゴール1アシストの数字を残している。 さらに、その将来性を高く評価するルチアーノ・スパレッティ監督の下、昨年にイタリアのA代表デビューも飾っている。 クラブレジェンドであるフランチェスコ・トッティ氏が“ローマのガビ”と評する180cmのボックス・トゥ・ボックスMFは、セントラルMFを主戦場に高い戦術眼とテクニック、献身性を併せ持つ万能型。ローマ界隈ではトッティの良き相棒の一人として知られたシモーネ・ペッロッタの再来としての活躍が期待されている。 2025.02.24 07:00 Mon4
「チームは再び団結した」ローマの立て直しに成功した“老将”ラニエリ、自身の今後の去就については「引退が正しい選択だ!」
ローマを立て直したクラウディオ・ラニエリ監督が、ここまでの成果を喜びつつ自身の去就にも言及した。 ラニエリ監督は、昨年11月にローマの指揮官に就任。昨夏に監督業からの引退を表明していたが、ダニエレ・デ・ロッシ、イバン・ユリッチと2人の指揮官を相次いで解任し、大混乱に陥っていた愛するローマからのオファーを受け、指揮官復帰を決断した。 就任直後は苦戦が続いたが、そこから流石の手腕でチームを立て直し始めると、12月のセリエA第17節パルマ戦で5-0の大勝を収めてからはセリエA13戦無敗(10勝3分け)に。2025年は宿敵ラツィオとのデルビー勝利を皮切りに9勝2分けと圧巻の戦績を残しており、低迷していたチームを一気に欧州カップ出場権争いができるところまで押し上げた。 シーズン前半戦、クラブへの不満を爆発させていたファンからも、厚い信頼を受けるラニエリ監督。来シーズンも引き続き指揮を執る姿が期待されるが、本人は今シーズン限りでの退任を明言している。 そんな中、イタリア『スカイ・スポーツ』のインタビューに応じた73歳の老将は、ここまでの手応えについて言及。元々自信さえ与えれば、クオリティは備えているチームだったことを強調している。 「私は仕事や選手たちに対して、常にポジティブな人間だと思う。だから、これはそれほど驚くことではないんだ。私が着任したとき、自信を少し失っていた強いチームがそこにあった」 「私はただ彼らを団結させ、自信を与え、彼らが得るべきものを与えようとしたんだ。そしてチームは再び団結し、多くのことを成し遂げてくれている。この先は素晴らしい、しかし一方で難しい部分がやってくるだろう」 「それでも、私はこれまでと同じように楽しくて楽観的なアプローチを続けていく。そして、ファンがこのチームを好きになってくれるよう努めなければならない」 また、最後に今後も監督業を続けるかとの質問を受けたラニエリ監督は、「いや、いや、いや、引退が正しい選択だ!」と断言しており、意思は変わらない姿勢を示した。 2025.03.19 13:05 Wed5
ジェノア、ユリッチ監督を解任! 昨季に続いて2年連続の解任に…
▽ジェノアは5日、イバン・ユリッチ監督(42)の解任を発表した。 ▽ここまで1勝8敗3分けの18位に沈むジェノアは、加えて12試合中7試合で無得点試合を記録するなど、序盤から苦しい戦いを強いられてきた。これを受けて、クラブ幹部は4日に行われたサンプドリアとのジェノヴァ・ダービーでの0-2の敗戦の翌日にユリッチ監督の解任を決断した。 ▽なお、昨年6月にジェノアの新指揮官に就任したクラブOBのユリッチ監督は、今年2月に成績不振を理由に解任されていたが、後任指揮官のアンドレア・マンドルリーニ監督が更迭されたことを受けて、解任からわずか2カ月で復帰。最終的にチームを残留に導いていた。 ▽だが、今季も開幕から苦戦を強いられたことで、2年連続での解任となった。 ▽なお、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』など複数現地メディアは、ユリッチ監督の後任として、これまでカリアリやパレルモなどを率い、過去2度に渡ってジェノアを率いた経験もあるダビデ・バッラルディーニ氏(53)の就任を確実視している。 2017.11.06 13:11 Monエラス・ヴェローナの人気記事ランキング
1
ラツィオ、ヴェローナの主力MFザッカーニを獲得!
ラツィオがエラス・ヴェローナからイタリア代表MFマッティア・ザッカーニ(26)を買い取りオプション付きの1年間のレンタル移籍で獲得した。保有元のヴェローナが8月31日に発表した。 なお、今回の契約では出場試合数など、一定の条件を満たした場合、買い取り義務が生じる。 イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』などが伝えるところによれば、買い取りの金額は700万ユーロ(約9億1000万円)となり、200万~300万ユーロ(約2億6000万~3億9000万円)のボーナスも付くようだ。 ベッラーリアでキャリアをスタートしたザッカーニは2013年にヴェローナへレンタルで加入。その後、完全移籍に切り替わると、2016–17シーズンから主力に定着した。 トップ下を主戦場にセントラルMFや左ウイングでもプレー可能な攻撃的MFは、ボールのオン・オフに関わらず、チームの攻撃にリズムと創造性をもたらせる玄人好みのプレーヤーだ。昨シーズンのセリエAでは36試合に出場し、5ゴール7アシストの数字を残したほか、前指揮官のイヴァン・ユリッチ仕込みのプレー強度にも定評がある。 2021.09.01 04:35 Wed2
エラス・ヴェローナがアメリカ人オーナー保有のセリエA8番目のクラブに! 『プレシディオ』による買収が完了
セリエAのエラス・ヴェローナが、アメリカ人オーナー保有の8番目のクラブとなった。 ヴェローナは15日、テキサス州オースティンに拠点を置くプライベートエクイティ会社『プレシディオ・インベスターズ』が現オーナーであるマウリツィオ・セッティ氏から、クラブの100%の株式を取得したことを発表した。 新会長にはかつてASローマやFOXスポーツ・アジアのマネージングディレクター、メジャーリーグベースボール副社長などを歴任したイタロ・ザンジ氏が就任することになる。 一方で、前オーナーであるセッティ氏は、フットボール運営のシニアアドバイザーという新たな役職でクラブに関わり続け、フットボール部門のスタッフとスポーツディレクターのショーン・ソリアーノ氏の活動をサポートする。 『プレシディオ・インベスターズ』のマネージング・パートナー、クリスチャン・プスカシウ氏は今回のクラブ買収に際して以下のコメントを残している。 「エラス・ヴェローナの買収を発表できることを大変うれしく思います。この数カ月間、この節目を達成するために懸命に取り組んできました。この歴史的な街で最初の一歩を踏み出し、ヴェローナとその住民にとって不可欠なクラブを率いることに興奮しています。クラブの貴重な管理と、クラブの成功に貢献してくれたマウリツィオ・セッティ氏に感謝したいと思います。この移行を円滑に進めるために尽力してくれた多くの方々に感謝します。彼の継続的な努力は、ショーン・ソリアーノとシモーナ・ジョーの努力とともに、クラブの将来の成功にとって重要な部分となると確信しています」 1903年創設のヴェローナは1984-85シーズンにセリエA優勝経験もある名門クラブ。2000年代初頭は一時セリエCまで転落したが、今回の買収が決定するまで13年間に渡ってクラブを運営してきたセッティ氏の体制下ではセリエAに定着している。 2025.01.16 13:45 Thu3
元イタリア代表FWチェルチ、アトレティコ時代を回想…「時間を戻せるならアトレティコには行かない」
▽ヴェローナ所属の元イタリア代表FWアレッシオ・チェルチが、泣かず飛ばすに終わったアトレティコ・マドリー時代を振り返った。スペイン『アス』がイタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』でのインタビューを引用して伝えている。 ▽ローマ下部組織出身のチェルチは、2014年夏にトリノからアトレティコ・マドリーに加入した。しかし、出場機会を得られず、2015年冬にミランにレンタル移籍を果たしたが、そこでも定位置を確保に失敗。さらに、カジノに通っていたことが発覚するなどプライベートでの素行不良も災いし、ミランから放出された。2016年1月のジェノアへのレンタル移籍を経て、昨シーズンはアトレティコに戻ったが、ケガの影響もあり完全に戦力外扱い。出場時間はわずか41分に留まり、シーズン終了時に契約満了となっていた。 ▽10日、昨シーズンにセリエA昇格を決めたヴェローナへ加入したチェルチは、不振に終わったアトレティコ時代について、「論争を引き起こしたくない」と前置きしつつも「時間が過去に戻ったらアトレティコには行かない」と過去の過ちを悔やんだ。 「物語はスタートから悪いものだった。トリノの処理が遅れ、まったく準備ができずに9月1日にマドリードに着いたんだ。多くのことが起こったよ。ただ、僕は論争を引き起こしたくはない」 「もし時間が過去に戻ったらアトレティコには行かないだろうね。僕にとっては大きな犠牲になった決断だったよ。個人的にもあまりに多くのモノを失ってしまった。多くの愛情を与えてくれ、僕のスペイン行きを反対してくれていたトリノのファンをね。僕はキャリアを上げるためにチャンピオンズリーグでプレーしたかったんだ」 ▽それでもチェルチは、今シーズンに向けて前向きな姿勢を示した。「数年で失ったものを取り戻したい」と新天地でのプレーに目を輝かせている。 「ここ数年で失ったものを取り戻したいと思っているよ。1年半、僕はしっかりと試合に出場することができなかった。観客として過ごした2年後、今はトレーニングの後に足の痛みを感じることが嬉しいんだ」 2017.07.24 17:49 Mon4
元ガーナ代表MFの妹が母国で射殺…クラブが追悼
エラス・ヴェローナの元ガーナ代表MFエマヌエル・バドゥの妹が殺害されたようだ。 『フットボール・イタリア』によると、実妹のハガルさんは18日にガーナのベレクムで射殺されたとのこと。警察は、逃走しているとみられる40代の男性を特定したとのことだ。 バドゥが所属するヴェローナは、今回の訃報を受けて追悼の意を表明した 「悲惨な状況での妹・ハガルの死後、エマヌエル・バドゥに対する最も深い哀悼と、最も愛情のこもったサポートをします」 バドゥは2019年夏にウディネーゼからレンタル移籍でヴェローナに加入。しかし、シーズン開幕前に肺塞栓症と診断され入院するなど難しいシーズンに。ここまでは途中出場のみの4試合に留まっていた。 2020.03.20 10:00 Fri5
