辣腕ライオラ、3カ月の代理人活動停止処分

2019.05.09 10:05 Thu
Getty Images
辣腕代理人として知られるミノ・ライオラ氏が今後の一定期間において、イタリアで仕事ができなくなったという。イギリス『デイリー・メール』が報じた。

元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ(ロサンゼルス・ギャラクシー)やフランス代表MFポール・ポグバ(マンチェスター・ユナイテッド)、オランダ代表DFマタイス・デ・リフト(アヤックス)ら錚々たる顔ぶれを顧客に持つミノ・ライオラ氏。歯に衣着せぬ物言いや、強引すぎる手法で各クラブの首脳陣やフットボールファンを敵に回すお騒がせ代理人として有名だ。

そのミノ・ライオラ氏は、イタリアサッカー連盟(FIGC)からこのたび、同国内における3カ月の代理人活動停止処分が…。現時点で明確な理由は定かではないが、2015年にローマからPSVに移籍したイタリア人FWジャンルカ・スカマッカの交渉時に違反があったとみられる。
なお、ミノ・ライオラ氏のほかにも、従兄弟でビジネスパートナーのビンチェンゾ・ライオラ氏に対しても2カ月の活動禁止処分を受けている。この報道が事実であれば、ミノ・ライオラ氏が持つ顧客の顔ぶれが錚々たる面々だけに、それぞれの今夏動向にも影響がありそうだが、果たして…。

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