バレンシア、決定機決めきれずエイバルに土壇場被弾…CL出場権獲得へ痛すぎる敗戦《リーガエスパニョーラ》
2019.04.28 21:05 Sun
バレンシアは28日、リーガエスパニョーラ第35節でエイバルをホームに迎え、0-1で敗れた。
チャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の4位・ヘタフェを3ポイント差で追走する6位・バレンシア(勝ち点52)。目標達成に向けて負けらない戦いが続く中、13位・エイバル(勝ち点40)をホームに迎えた。
2日にはヨーロッパリーグ(EL)準決勝1stレグのアーセナル戦を控えるバレンシアは、2-3で撃ち負けたアトレティコ・マドリーとの前節からスタメンを4人変更。ディアカビ、ガライ、ソレール、サンティ・ミナに代えてロンカーリア、ガブリエウ、フェラン・トーレス、ロドリゴ・モレノを起用した。
勝ち点3が欲しいバレンシアは序盤から攻勢に。3分、中盤で細かく繋ぎ、コクランが最終ラインの裏へ浮き球のスルーパスを供給。ガメイロが抜け出し、GKとの一対一を迎えたかに思われたが、オフサイドの判定が下される。
立ち上がりが経過すると、エイバルの速攻に苦戦し、幾度か自陣への侵攻を許す。それでもバレンシアは14分、ボックス右手前でFKを獲得。キッカーのパレホが右足を振り抜いてゴール左枠を捉えたが、ここはGKドミトロビッチにパンチングで阻まれた。
その後、再び決定機を作れないでいると、27分にピンチ。バイタルエリアに侵攻され、ホルダンのパスを受けたペーニャに自陣ボックス左外からのクロスを許す。ファーサイドでフリーになっていたオレジャーナに頭で合わされるも、GKネトがブロックして失点のピンチを防ぐ。
バレンシアは後半、敵陣への侵攻回数こそ増加させるも、フィニッシュまで結びつけることができない。58分にはフェラン・トーレスに代えてソレールを投入し、攻撃の活性化を図る。
すると徐々にバレンシアの攻撃に活気が。62分、縦パスを受けたガメイロがワンタッチで落として相手最終ラインの背後を狙う。この動きを見逃さなかったパレホが浮き球のスルーパスを供給し、ボックス右でガメイロがGKとの一対一を迎えるが、右足で放ったシュートは、GKドミトロビッチの頭上を射抜くことができず。パンチングで防がれた。
さらにバレンシアはその1分後、ハーフウェイライン手前の位置でパレホのフリックを受けたコクランがワンタッチで相手守備陣の裏にスルーパス。走り込んだガメイロがボックス右に侵攻し、再びGKとの一対一を迎えると、ファーサイドにはロドリゴ・モレノも並走していた中、シュートを選択する。しかし、この絶好機で大きくふかしてしまい、先制点を奪うことができない。
その後、バレンシアは77分にソブリーノ、83分にはサンティ・ミナを投入。すると90分にこの日、一番の決定機が。ボックス手前でパスを受けたパレホがボックス左に浮き球を供給。これを受けたガヤがゴール前にラストパスを送る。最後はフリーのサンティ・ミナが右足を合わせたが、うまくミートしきれず。ボールは無情にもゴール右外へと外れた。
絶好機を逸し、ドロー濃厚となったバレンシア。ところが、ここまで決めきれなかったツケが最悪な形で回ってくる。後半アディショナルタイム3分、自陣ボックス手前のルーズボールをデ・ブラシスに触られると、カバーを試みたガヤが頭で触る。しかし、このボールがゴール前に転がってしまうと、これを見逃さなかったシャルレスにゴールへ流し込まれた。
決定機を決めきれず、土壇場で失点したバレンシアが0-1で敗戦。CL出場へ痛すぎる敗戦を喫した。
チャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の4位・ヘタフェを3ポイント差で追走する6位・バレンシア(勝ち点52)。目標達成に向けて負けらない戦いが続く中、13位・エイバル(勝ち点40)をホームに迎えた。
2日にはヨーロッパリーグ(EL)準決勝1stレグのアーセナル戦を控えるバレンシアは、2-3で撃ち負けたアトレティコ・マドリーとの前節からスタメンを4人変更。ディアカビ、ガライ、ソレール、サンティ・ミナに代えてロンカーリア、ガブリエウ、フェラン・トーレス、ロドリゴ・モレノを起用した。
立ち上がりが経過すると、エイバルの速攻に苦戦し、幾度か自陣への侵攻を許す。それでもバレンシアは14分、ボックス右手前でFKを獲得。キッカーのパレホが右足を振り抜いてゴール左枠を捉えたが、ここはGKドミトロビッチにパンチングで阻まれた。
その後、再び決定機を作れないでいると、27分にピンチ。バイタルエリアに侵攻され、ホルダンのパスを受けたペーニャに自陣ボックス左外からのクロスを許す。ファーサイドでフリーになっていたオレジャーナに頭で合わされるも、GKネトがブロックして失点のピンチを防ぐ。
エイバルのハイラインとプレッシングの前に攻めあぐねる時間帯が続くバレンシア。前半終了間際の44分にも相手の左CKがファーサイドに抜けると、ガヤがクリアしようとしたボールがゴール方向に向かい、あわやオウンゴールとなりそうな場面を迎えるも、GKネトが冷静に対処して難を逃れた。
バレンシアは後半、敵陣への侵攻回数こそ増加させるも、フィニッシュまで結びつけることができない。58分にはフェラン・トーレスに代えてソレールを投入し、攻撃の活性化を図る。
すると徐々にバレンシアの攻撃に活気が。62分、縦パスを受けたガメイロがワンタッチで落として相手最終ラインの背後を狙う。この動きを見逃さなかったパレホが浮き球のスルーパスを供給し、ボックス右でガメイロがGKとの一対一を迎えるが、右足で放ったシュートは、GKドミトロビッチの頭上を射抜くことができず。パンチングで防がれた。
さらにバレンシアはその1分後、ハーフウェイライン手前の位置でパレホのフリックを受けたコクランがワンタッチで相手守備陣の裏にスルーパス。走り込んだガメイロがボックス右に侵攻し、再びGKとの一対一を迎えると、ファーサイドにはロドリゴ・モレノも並走していた中、シュートを選択する。しかし、この絶好機で大きくふかしてしまい、先制点を奪うことができない。
その後、バレンシアは77分にソブリーノ、83分にはサンティ・ミナを投入。すると90分にこの日、一番の決定機が。ボックス手前でパスを受けたパレホがボックス左に浮き球を供給。これを受けたガヤがゴール前にラストパスを送る。最後はフリーのサンティ・ミナが右足を合わせたが、うまくミートしきれず。ボールは無情にもゴール右外へと外れた。
絶好機を逸し、ドロー濃厚となったバレンシア。ところが、ここまで決めきれなかったツケが最悪な形で回ってくる。後半アディショナルタイム3分、自陣ボックス手前のルーズボールをデ・ブラシスに触られると、カバーを試みたガヤが頭で触る。しかし、このボールがゴール前に転がってしまうと、これを見逃さなかったシャルレスにゴールへ流し込まれた。
決定機を決めきれず、土壇場で失点したバレンシアが0-1で敗戦。CL出場へ痛すぎる敗戦を喫した。
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