ローマ新指揮官ラニエリ、初戦での勝利に安堵「難しい試合だった。ファンに感謝」
2019.03.12 22:30 Tue
ローマの新指揮官クラウディオ・ラニエリが、11日のエンポリ戦終了後、イタリアメディア『スカイ・スポーツ』のインタビューに応じ、初勝利を喜んだ。
ラニエリは2月にフルアム指揮官の座を解任されたばかりだったが、成績不振にあえぐ古巣ローマのラブコールを受けて、エウゼビオ・ディ・フランチェスコの後任となった。11日のエンポリ戦が初戦となったが、FWステファン・エル・シャーラウィおよびFWパトリック・シックのゴールで2-1と勝利し、チャンピオンズリーグ出場圏内の4位インテルとの差を3ポイントに縮めた。ラニエリはこの結果に満足している。
「欠場者もいて難しい試合だったので前向きに捉えている。多くの選手を欠き、リーダーが不在となったが、3ポイントを持ち帰ることができた。10人になっても持ちこたえてくれたチームを称えたい。また支えてくれたファンに感謝したい」
続いてローマ指揮官は、フィジカルトラブルにより途中交代した19歳のMFニコロ・ザニオーロおよび決勝点を挙げたシックについて言及した。
「ザニオーロはふくらはぎが少し張っただけだと言っていた。(ディエゴ)ペロッティではなく、彼を選んだ理由は、アルゼンチン人選手のコンディションは良いとは言えず、リスクを冒させたくなかったからだ。いずれにせよ深刻な問題はないはずだ。シックはドリブルにゴールと、すべてを兼ね備えた選手だ。ポルト戦のような気迫を見せれば、私の指揮下において主力になれるかもしれない」
提供:goal.com
ラニエリは2月にフルアム指揮官の座を解任されたばかりだったが、成績不振にあえぐ古巣ローマのラブコールを受けて、エウゼビオ・ディ・フランチェスコの後任となった。11日のエンポリ戦が初戦となったが、FWステファン・エル・シャーラウィおよびFWパトリック・シックのゴールで2-1と勝利し、チャンピオンズリーグ出場圏内の4位インテルとの差を3ポイントに縮めた。ラニエリはこの結果に満足している。
「欠場者もいて難しい試合だったので前向きに捉えている。多くの選手を欠き、リーダーが不在となったが、3ポイントを持ち帰ることができた。10人になっても持ちこたえてくれたチームを称えたい。また支えてくれたファンに感謝したい」
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「ザニオーロはふくらはぎが少し張っただけだと言っていた。(ディエゴ)ペロッティではなく、彼を選んだ理由は、アルゼンチン人選手のコンディションは良いとは言えず、リスクを冒させたくなかったからだ。いずれにせよ深刻な問題はないはずだ。シックはドリブルにゴールと、すべてを兼ね備えた選手だ。ポルト戦のような気迫を見せれば、私の指揮下において主力になれるかもしれない」
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