“ブランニュー”チェルシー再燃? 昨夏噂のブラン氏がサッリ後任に?
2019.02.20 22:52 Wed
昨夏、チェルシーの新指揮官候補に挙がっていた元フランス代表DFのローラン・ブラン氏(53)がマウリツィオ・サッリ監督の後任候補に挙がっているようだ。イギリス『ロンドン・イブニング・スタンダード』が伝えている。
今シーズンからチェルシーの指揮を執るサッリ監督。序盤こそポゼッションスタイルで勝ち点を積み重ねたが、徐々に失速。1月に連敗を喫すると、2月10日に敵地で行われたプレミアリーグ第26節のマンチェスター・シティ戦では0-6と大敗し、周囲では解任の可能性が取り沙汰され始めた。
また、19日に行われたFAカップ5回戦ではマンチェスター・ユナイテッドに0-2で敗北。すると試合後、ファン・サポーターからは、サッリ監督に向けて罵声や批判が向けられた。この光景にチェルシー首脳陣は、事の大きさを理解したようだ。
この状況を受けて、チェルシーの首脳陣はサッリ監督の解任を考慮し始めており、現時点で後任にはレアル・マドリーでチャンピオンズリーグ(CL)3冠のジネディーヌ・ジダン氏、クラブのレジェンドで現在チャンピオンシップ(イングランド2部)のダービー・カウンティを率いるフランク・ランパード監督をリストアップ。
その一方で、昨夏アントニオ・コンテ前監督の後任候補の1人に挙がり、現在フリーで招へい可能なブラン氏への興味を再燃させているようだ。
現役時代にバルセロナやマルセイユ、インテル、マンチェスター・ユナイテッドで活躍したブラン氏はボルドー、フランス代表の指揮官を経て2013年にパリ・サンジェルマン(PSG)の指揮官に就任。2年連続国内3冠に導いたものの、CLでの成績不振が影響し、2016年に辞任。以降はフリーの状態が続いている。
今シーズンからチェルシーの指揮を執るサッリ監督。序盤こそポゼッションスタイルで勝ち点を積み重ねたが、徐々に失速。1月に連敗を喫すると、2月10日に敵地で行われたプレミアリーグ第26節のマンチェスター・シティ戦では0-6と大敗し、周囲では解任の可能性が取り沙汰され始めた。
また、19日に行われたFAカップ5回戦ではマンチェスター・ユナイテッドに0-2で敗北。すると試合後、ファン・サポーターからは、サッリ監督に向けて罵声や批判が向けられた。この光景にチェルシー首脳陣は、事の大きさを理解したようだ。
その一方で、昨夏アントニオ・コンテ前監督の後任候補の1人に挙がり、現在フリーで招へい可能なブラン氏への興味を再燃させているようだ。
『イブニング・スタンダード』の伝えるところによれば、チェルシーでテクニカル・ディレクターを務めるマリーナ・グラノフスカヤ女史は過去に数度会合を持ったブラン氏の招へいに積極的な模様。ただ、チェルシーはブラン氏を正式な後任候補というよりも暫定指揮官として考えており、長期契約を望む同氏との交渉は難航しそうだ。
現役時代にバルセロナやマルセイユ、インテル、マンチェスター・ユナイテッドで活躍したブラン氏はボルドー、フランス代表の指揮官を経て2013年にパリ・サンジェルマン(PSG)の指揮官に就任。2年連続国内3冠に導いたものの、CLでの成績不振が影響し、2016年に辞任。以降はフリーの状態が続いている。
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