カペッロがメッシを褒めちぎる! 「世界で唯一の天才」

2019.02.19 19:30 Tue
Getty Images
ファビオ・カペッロ氏が、バルセロナに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシに賛辞を浴びせている。スペイン『マルカ』が伝えた。

ミランやユベントス、レアル・マドリーで指揮を執り、チャンピオンズリーグ(CL)やセリエA、リーガエスパニョーラのタイトルを獲得してきたカペッロ氏。その超リアリスティックな戦術は確実に勝利をもたらし、“優勝請負人”とも称された。

そんな海千山千のカペッロ氏が、18日にメディア陣の前に姿を現し、CLについての問いに返答。その中でメッシについて話題が及ぶと、以下のように手放しで称賛した。
「レオ・メッシは単なるフットボーラーではない。彼は天才だ。世界で唯一の天才だ」

「アルゼンチン代表ではあまりカップを獲得していないが、彼一人で全てをこなすことは出来ない」
また、カペッロ氏はFWクリスティアーノロナウドに関してもコメント。ユベントスにとって重要な選手であると力説した。

「クリスティアーノ(・ロナウド)はユベントスで多くの選手を目覚めさせた」

「彼がクラブに居ることで多くの選手たちの目覚ましになるし、改善もさせてくれる」

「彼はユベントスにとってとても重要だ。毎日彼と同じくらい懸命にトレーニングを積んで、ロナウドの様に自分をケアするようになるからだ。だらけていたチームには非常に重要だよ」

「彼がユベントスでのチャンピオンズリーグ制覇に死に物狂いなのは明らかだ」

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浦和がバルサ、リバプールと並ぶ!! 『世界の熱狂的なサポーター5選』に浦和サポーターが選出!

▽世界各国のフットボールシーンにおいて、熱狂的なサポーターを抱えることで知られるクラブがいくつかある。日本を代表する熱狂的なサポーターと言えば、浦和レッズサポーターだが、『Fox Sports』が選ぶ『世界の熱狂的なサポーター5選』に見事選ばれた。 ▽浦和が選ばれた『世界の熱狂的なサポーター5選』には、リーベル・プレート(アルゼンチン)、ガラタサライ(トルコ)、リバプール(イングランド)、バルセロナ(スペイン)が入っており、浦和サポーターは世界でも“熱狂的”なファンで知られるクラブと肩を並べることとなった。 ▽浦和については「Jリーグの20シーズン中、14シーズンで最高の平均入場者数を誇り、サポーターが作る最高のコレオグラフィーがある」と紹介。「次東京に行く際は、埼玉スタジアムでの試合を観て欲しい」と、観戦を勧めている。以下、4クラブのサポーターの特徴を紹介。 ◆リーベル・プレート(アルゼンチン) ▽リーベル・プレートは、アルゼンチンで最もサポーターが多いクラブの1つで、ボカ・ジュニアーズとの激しいライバル関係は有名だ。ロス・ミジョナリオス(億万長者)の愛称でも知られ、ボカ・ジュニアーズとのダービーは、死人が出るほどの激しい試合になるとも言われている。 ◆ガラタサライ(トルコ) ▽ガラタサライは、ファンの大声援が地響きを起こすとも称されるほど。悪名高い「Wellcome to Hell(地獄へようこそ)」というバナーは広く知られている。1993年のマンチェスター・ユナイテッド戦、2001年のパリ・サンジェルマン戦ではサポーターが衝突し、まさに“地獄”となってしまった。 ◆リバプール(イングランド) ▽サポーターを「12人目の男」と考えるリバプール。「You'll Never Walk Alone」の大合唱は有名であり、スタジアムが素晴らしい雰囲気で包まれる。2005年のチャンピオンズリーグ決勝のミラン戦では、ビハインドで迎える後半にサポーターの大声援が選手の背中を後押しし、逆転での優勝に繋がったとも。 ◆バルセロナ(スペイン) ▽かつては「ソシオ」がチームを支えるほど、サポーターとの関係が重要視されているバルセロナ。近年、胸スポンサーを入れるようになったが、それまではサポーターの会員費と入場料収入でクラブは運営されていた。かつて、レアル・マドリーへ禁断の移籍をしたルイス・フィーゴが凱旋した時には、豚の頭が投げ込まれるほど熱狂的だ。 2017.10.12 22:45 Thu

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