日本の脅威になるカタール代表FWアルモエズ・アリ、最多得点更新よりも“優勝”を狙う

2019.01.30 17:00 Wed
Getty Images
史上初の決勝進出を果たしたカタール代表。エースであるFWアルモエズ・アリが、決勝に向けて意気込みを語った。AFC公式サイトが伝えた。
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カタール代表としてAFCアジアカップに出場しているアルモエズ・アリ。22歳のストライカーは、初のアジアカップで大記録を樹立した。アジアカップの歴代最多得点は、イランの英雄とも言われていたアリ・ダエイ氏。1996年のUAE大会で記録したもので、8ゴールだった。
グループEに入ったカタールは、サウジアラビア、レバノン、北朝鮮とグループステージで同居。10ゴール無失点で首位通過すると、ラウンド16ではイラクに1-0、準々決勝では韓国に1-0、準決勝ではUAEに4-0と勝利し、ここまで16ゴール無失点で決勝に駒を進めた。

アルモエズ・アリは、カタール・スターズリーグで今シーズン12試合に出場し3ゴールを記録していたが、アジアカップでは躍動。グループステージの北朝鮮戦では4ゴールを記録するなど、ここまで8ゴールを記録。ダエイ氏の大会記録に並んでる。
決勝の日本戦でゴールを記録すれば、大会最多得点を記録するとともに、初優勝に近づくことができるが、アルモエズ・アリは個人の記録よりも優勝を目指していると意気込みを語った。

「アリ・ダエイの記録に並べるとは考えてもいなかった。運命に任せただけだよ。ありがたいことにゴールを決め、両親、カタールの人々、そしてチームメイトに喜びをもたらせた」

「僕はファンのために得点することを考えていたし、それを実行したまでだよ。今、僕たちは次の試合に集中し、日本についてよく学ばなければいけない」

「もちろん、ゴールには本当に満足していたよ。それは美しいゴールだった。でも、何も意味をしないんだ。なぜなら、僕たちの目標は美しいゴールを決めることよりも大きいからね」

「目標を達成できるように、身を潜めて、仕事をしなければいけない」

UAEとの国交の問題で、カタール人サポーターは今大会をスタジアムで観戦できていない状況だ。そんな中での初の決勝進出を決めた。

アルモエズ・アリは、カタール国民に感謝を示しながらも、決勝での必勝を誓い、2022年の自国開催のワールドカップに向けて弾みをつける初優勝を掴みたいと語った。

「戻ったら、トーナメントが始まって以来、僕たちを支えてくれたカタールの人々に祝福の言葉をかけたい。僕のチームメイトたちは、全員がピッチで活躍し、自分たちの価値を証明したんだ」

「僕たちは全てのカタール人の夢を達成した。そして、上手くいけば、より将来を良くすることができるだろう」

「データは見ていない。今日は1-0で勝利できても、明日は3-0で負ける可能性がある。ここまで僕たちがやってきたことはただ1つ。でも、この後に来ることがさらに重要だよ」

「決勝は我慢が必要だ。辛抱強く、上手くプレーし、これまでやってきたことを全て忘れなくてはいけない。そうすれば、決勝で勝つことができるだろう」

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