ドナドーニ氏、日本代表指揮官就任の噂に言及「Jリーグ6試合を観戦した」

2018.11.30 21:00 Fri
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ロベルト・ドナドーニ氏(55)は、やはり日本代表指揮官就任に近付いていたようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューを抜粋し、同『カルチョメルカート』が伝えた。
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イタリア代表やナポリ、カリアリなどで監督を歴任したロベルト・ドナドーニ氏。昨シーズンまで率いていたボローニャとは満了を迎えた契約を更新せず、今シーズンはフリーの状態が続いている。▽そんな中、今年9月中旬に『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が「ドナドーニが日本代表の話し合いのため、日本にいる」と報道。しかし、正式な発表はされず、その話題は立ち消えとなっていた。
▽しかし、現在ミランからの関心も取り沙汰されるドナドーニ氏は、自身の去就に関するインタビューの中で日本行きの可能性があったことを明かしている。

「彼らのフットボールが知りたくて、J1リーグの試合を6試合視察した。相互に興味を抱いたりもしたが、契約には至らなかったよ」
「日本国内での代替案として、代表監督の役割も打診された」

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