前アルゼンチン代表監督サンパオリ、新天地はトルコか…低迷フェネルバフチェがオファー

2018.11.02 21:30 Fri
10月28日にフェネルバフチェはフィリップ・コクー監督を解任。その後任として、チリ代表、セビージャ、アルゼンチン代表などで指導してきたホルヘ・サンパオリ招へいに向け、動いていることが明らかになった。

PSV監督としてエールディビジ制覇を3度経験したコクー。今季からトルコのフェネルバフチェに3年契約で招かれたものの、トルコリーグでは10試合を消化して2勝3分け5敗の15位(当時)と低迷に陥り、指揮官就任からわずか3カ月で解任の憂き目に遭っていた。

ここからの巻き返しを目指すフェネルバフチェが、現在フリーとなっているサンパオリ氏招へいに向けて、正式オファーを打診したことが『Goal』の取材で明らかになった。

サンパオリと言えば南米のクラブで評価を高め、チリ代表やセビージャを指揮した知将として知られる。2017年には母国アルゼンチン代表の指揮官に就任したが、2018年のロシア・ワールドカップでは決勝トーナメント1回戦で後に優勝するフランスに敗れ、ベスト16に終わっている。サンパオリはこの結果を受けてアルゼンチン代表監督の座を更迭され、現在は無所属の状態が続いていた。

コクー新監督を招くも低迷に陥り、指揮官更迭に踏み切って復活を目指すフェネルバフチェ。サンパオリとの合意は間近に迫っていると見られ、近日中に新体制で再スタートする可能性が高まっているようだ。


提供:goal.com

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