2019年で天津権健との契約満了を迎えるパト、今冬にも欧州復帰を模索か

2018.10.19 05:45 Fri
Getty Images
▽天津権健に所属する元ブラジル代表FWアレシャンドレ・パト(29)が、欧州からのオファーが届いていることを明かした。イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』が伝えている。

▽若くして才能を認められたパトは、これまでインテルナシオナル、ミラン、コリンチャンス、サンパウロ、チェルシー、ビジャレアルでプレー。度重なる負傷癖が仇となり、2017年から天津権健に活躍の場を求めた。
▽パトと天津権健の契約は2019年12月末で満了を迎えるが、同選手はその1年前となる今冬の移籍市場で欧州復帰を模索している様だ。『コリエレ・デッロ・スポルト』のインタビューで以下のようにコメントしている。

「セリエAのクラブやその他の欧州クラブからオファーを受けているよ。この冬にどう展開するか見てみよう」

▽また、かつての恩師であるレオナルド氏と元チームメイトであるパオロ・マルディーニ氏がフロント入りした古巣ミランについてその深い愛情を語った。
レオナルドとマルディーニがミランに戻ってきたことはとても嬉しいことだね。彼らにとってもファンにとってもそれは望んでいたことだ」

「僕はレオナルドとは、何度か電話でも話したし、復帰に関するジョークだって言ってきたよ。だけど僕には天津権健との契約がまだ1年残っているから、何が起こるか分からないよ」
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