終盤苦戦も主力温存のレアル・マドリーがベイル&マジョラル弾で勝利!《リーガエスパニョーラ》

2018.04.29 03:43 Sun
Getty Images
▽レアル・マドリーは28日、リーガエスパニョーラ第35節でレガネスと対戦し、2-1で勝利した。
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▽リーグ戦7試合負けなしの3位レアル・マドリー(勝ち点68)が、15位レガネス(勝ち点40)をホームに迎えた一戦。ミッドウィークにチャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグのバイエルン戦(2-1で勝利)を行ったレアル・マドリーは、その試合からカゼミロ以外の先発10人を変更。GKカシージャ、最終ラインは右からアクラフ・ハキミ、バジェホ、カゼミロ、テオ・エルナンデス。フラットの中盤は右からベイル、M・ジョレンテ、コバチッチ、ダニ・セバージョスを並べ、2トップにはベンゼマとマジョラルを起用した。
▽試合は地力に勝るレアル・マドリーが、早い時間にスコアを動かす。8分、ダニ・セバージョスのパスをボックス左手前で受けたベンゼマが縦に切り込みシュート。これは相手DFのブロックに阻まれたが、こぼれ球をゴール手前のベイルがジャンピングボレーで押し込んだ。

▽先制点で主導権を握ったレアル・マドリーだが、28分にピンチを迎える。右サイドを突破し、ボックス右深くから切り込んだサルドゥアの折り返しをゴール前のゲレーロがヒールシュートで狙うも、これはゴール左に逸れた。

▽ピンチを凌いだレアル・マドリーは、35分と44分にダニ・セバージョスがレガネスゴールに迫るも追加点は奪えず。このまま前半終了かと思われたが前半アディショナルタイム1分に再び試合が動く。左サイドでボールを受けたコバチッチのクロスをファーサイドに走り込んだマジョラルが左足でゴールに押し込んだ。
▽後半は一進一退の攻防で推移していた中、レアル・マドリーは62分にベンゼマとコバチッチを下げてクロースとアセンシオを投入。対するレガネスも、ゲレーロを下げてボーヴュをピッチに送り出した。

▽この交代で先にチャンスを作ったのはレガネスだった。66分、エル・ザハルの縦パスをボックス右で受けたアムラバトがボックス深くまで切り込み折り返しを供給。これをゴール前でフリーのブラサナツが流し込んだ。

▽1点を返し勢いづくレガネスは、74分にもディエゴ・リコの左FKをニアサイドのブラサナツがフリックすると、ファーサイドから走り込んだブスティンサが右足で合わせたが、これはGKカシージャが左手一本でファインセーブ。

▽結局、試合はそのまま2-1で終了。終盤は苦戦を強いられたが、主力を温存しながらも勝利を飾ったレアル・マドリーは、5月1日に行われるCL準決勝2ndレグのバイエルン戦へ弾みをつけた。

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