ヴェンゲル後任は茨の道? 今夏補強資金<オーバメヤン
2018.04.24 22:00 Tue
▽22日、今シーズン限りでアーセン・ヴェンゲル監督22年間の長期政権に終止符を打つことを発表したアーセナル。未だ決定していない後任は、やや窮屈なチーム作りを強いられることになりそうだ。イギリス『ミラー』が報じた。
▽『ミラー』が伝えるところでは、アーセナルの新監督に用意される夏の補強資金は、5000万ポンド(約76億円)前後とのこと。1月にドルトムントから獲得したガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンが6375万ユーロ(現在のレートで約85億円)、昨年の夏にリヨンから獲得したフランス代表FWアレクサンドル・ラカゼットが5200万ポンド(現在のレートで約79億円)だったことを考えると、近年の移籍市場ではやや物足りない金額といえそうだ。
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▽1996-97シーズンからアーセナルの指揮を執ったヴェンゲル監督は、2003-04シーズンには26勝12分けの無敗でプレミアリーグを制覇するなど多くの栄光に包まれたが、近年は低迷。今シーズンは、ヨーロッパリーグこそベスト4まで進出するも、プレミアリーグ34試合消化時点で6位と成績不振に陥っている。▽後任としては元バルセロナ指揮官のルイス・エンリケ氏や、アーセナルOBのミケル・アルテタ氏(現マンチェスター・シティ、アシスタントコーチ)の名前が挙がっている。いずれにせよ、後任にはチャンピオンズリーグ出場権が与えられるトップ4入りで来シーズンを終えることが期待されるが、長期政権後の再建という困難なミッションに、資金的なバックアップはそれほど期待できないようだ。PR
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