「サラーだけではない」ローマ指揮官が警戒…クロップ監督との対戦に喜びも

2018.04.24 18:00 Tue
ローマを率いるエウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督は、チャンピオンズリーグ準決勝で対戦するリバプールが「モハメド・サラーだけのチームではない」と話した。

CL準々決勝でバルセロナ相手に大逆転勝利を収めたローマは、24日にセミファイナルの第一戦でリバプールと激突する。相手攻撃陣の要といえば昨夏にローマからアンフィールドへ移ったサラーで、いかに相手のエースを抑えられるかが勝利のカギを握ると見られている。もっとも、ディ・フランチェスコ監督はサラーを抑えるだけでは不十分だと考えているようだ。

「我々はサラーを止めるために試合の準備をしているわけではない。確かに彼や(リオネル)メッシのような相手のスター選手に目を光らせてはいるが、一人の選手だけではなく相手チーム全体に対して準備を進めている」

「彼らは素晴らしいクオリティを持ったチームで、プレミアリーグとチャンピオンズリーグでその力を証明してきた。だから彼ら相手に我々のフットボールをするのは難しいだろう。我々は今まで以上にチームとしてプレーする必要がある。一番重要なことはメンタリティだ。彼らは短い時間で相手に対して致命的なダメージを与えられるからね。試合を通していいプレーをしていかなければと考えているよ」

また、敵将ユルゲン・クロップ監督について「私は本当に彼の哲学が大好きなんだ。素晴らしい監督が率いるチームと、この舞台で対戦することができてうれしく思うよ」と話している。


提供:goal.com

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