大分、首位・水戸の堅守を打ち砕き今季ホーム初白星!《J2》

2018.03.21 16:05 Wed
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▽明治安田生命J2リーグ第5節の大分トリニータvs水戸ホーリーホックが21日に大分銀行ドームで行われ、3-1で大分が勝利した。

▽第4節終了時点で1勝2分け1敗で11位につける大分(勝ち点5)と、3勝1分けで首位を走る水戸(勝ち点10)の一戦。3試合ぶり白星を目指す大分は、今シーズン初先発となる林と馬場を起用し、2試合連続無得点と不調が続く攻撃陣に変化を加えた。一方、首位キープを目指す水戸は、チーム得点王のジェフェルソン・バイア―ノをベンチからのスタートに。田向がJ2通算100出場を達成した。

▽試合はホームの大分が、今シーズン好スタートをきっている水戸を立ち上がりから押し込む。すると大分は10分、松本が敵陣中央右からアーリークロスを供給。ボックス手前で後藤のトラップしたボールがゴール前右に転がり、反応していた馬場と相手DF、飛び出した松井と混戦に。こぼれ球を拾った後藤が冷静にゴールへ押し込んで大分が先制に成功する。
▽先制点を許した水戸は直後に苦しいアクシデント。先発出場でメモリアルを達成した田向が足を痛めて負傷交代を余儀なくされる。これを契機に大分に追加点。24分、右サイドから馬場、後藤、林とつなぎ、ボールはボックス左手前の星へ。ドリブルで中央へ切れ込み、右足を振り抜くとボールはゴール右上隅へと吸い込まれた。

▽2点ビハインドとなり、首位キープへ嫌な雰囲気が漂う水戸。しかし29分、ドリブルで右サイドを持ち上がった黒川がボックス右にスルーパスを送る。走り込んだ宮本が右足を振り抜いてGK高木のニアサイドを射抜き、1点差に詰め寄る。
▽2-1で試合を折り返すとリードを広げたい大分は51分、右CKからボックス中央の鈴木がヘディングシュートを放つも枠を捉えきれず。一方、追う立場の水戸は攻勢を強めるものの、ボックス付近で相手の粘りのディフェンスを崩し切れず、同点ゴールが遠い。

▽すると大分は63分、ハーフウェイライン付近でボールを奪った後藤がドリブルで持ち上がる。右サイドでパスを受けた松本がボックス右に侵攻してクロスを供給し、最後はニアサイドに走り込んだ林が右足で合わせて3-1とリードを広げる。

▽苦しい状況となった水戸は70分、黒川に代えてチーム内得点王のジェフェルソン・バイアーノを投入する。ジェフェルソン・バイア―ノをターゲットにした攻撃と、ジエゴのロングスローからゴールを目指したが、最後までゴールネットを揺らすことが出来ずに試合終了。3-1で勝利した大分は今季ホーム初白星で2勝目を挙げた。一方の水戸は今季初黒星を喫した。

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過去にもあった相手スローインを奪っての得点/六川亨の日本サッカー見聞録

J1リーグは横浜Mの優勝が濃厚かと思われたものの、雲行きが怪しくなってきた。2位の川崎Fの結果次第だったとはいえ、優勝に“王手"をかけながらホームで残留争いの渦中にあるG大阪(17位)と磐田(18位)にまさかの連敗。対照的に川崎Fは苦しみながらも清水と京都に連勝した結果、一時は8あった勝点差は2まで縮まった。 残りは2試合で、両チームとも5連勝でJ1残留を決めた神戸戦を残しているところが興味深い。ただ、追いかける川崎FはGKチョン・ソンリョンが札幌戦で右膝内側の側副靱帯を損傷。CBジェジエウも札幌戦で右第5中手骨頚部を骨折して手術を受けたため、2人ともラスト2試合を欠場せざるを得ない。守備の中心選手を欠くだけに、川崎Fにとっては試練の2試合と言えよう。 一方、残留争いも佳境を迎え、22日には18位の磐田(勝点28)が17位の清水(同32)とアイスタで激突する。当日はルヴァンカップの決勝も開催されるが、注目度では静岡ダービーの方が“熱い"かもしれない。 そんな今シーズンのJ1リーグで、記憶に残るのは第28節の福岡対名古屋戦での同点ゴールではないだろうか。 簡単に試合を振り返ると、福岡のMFクルークスが接触プレーで倒れたため、名古屋のMFレオ・シルバがボールをタッチラインの外へ蹴り出した。当然、福岡のスローインで試合は再開となるが、福岡の選手は名古屋にボールを返すのが「暗黙のルール」であり、福岡DF前嶋は名古屋GKランゲラックにボールを戻した。 ところがここで問題が発生した。福岡FWルキアンがこのボールを奪うとゴール前へクロス。これに先ほどまで倒れていたクルークスが反応して左足で押し込んでしまったのだ。 試合は当然ながら名古屋のキックオフで再開された。ところが福岡の長谷部監督は選手らにプレーに関わらないように指示を出す。「故意による失点」で1点を返そうとしたわけだ。こうしたプレーに主審は関与できない。そして名古屋FW永井がゆっくりとしたドリブルで持ち込み2-1となる逆転弾を決めた。 こうしたプレーは今回が初めてのケースではない。過去には03年3月8日のナビスコカップ(現ルヴァンカップ)グループリーグ初戦の京都対大分戦で同様のことがあった。 大分FW高松大樹が負傷したため京都MFの松井大輔がタッチライン外にボールを出した。大分DF若松大樹のスローインを受けたMF寺川能人は京都GKにボールを返したが、このボールを大分MFロドリゴがさらってドリブルで突進すると、そのまま大分の勝ち越しゴール(2-1)を決めてしまった。 突然の出来事に選手はもちろん観客も驚いたが、大分の小林伸二監督は冷静だった。京都のキックオフによるプレー再開に際し、大分の選手たちに「プレーを止める」よう指示。すると京都MF中払大介がペナルティーエリアの外から蹴り込んで2-2の同点に追いついた(試合は3-2で京都の勝利)。 ロドリゴはボールを奪うと躊躇うことなく京都ゴールに突進してゴールを決めたわけだが、「ゴールはゴール、自分が決めたかった」とシーズン開幕での得点にこだわった。 福岡のルキアンも、大分のロドリゴも悪気があったわけではないだろうし、“暗黙の了解"を知らなかったわけでもないだろう。実際、彼らのプレーは反則ではないため、レフェリーも笛を吹くことはなかった。 そして19年ぶりの「故意の失点」で思い出したのが、04年のアテネ五輪アジア最終予選でのプレーだった。ゴールにはならなかったため正式な記録として残っていないが、UAEで開催された第1ラウンドで日本はマイボールのスローインを相手チームに返した。当然、相手は日本ボールに返すと思ったところ、ボールを受けた選手はハーフライン付近から日本ゴールに向かってドリブル突破を始めた。 慌てた日本はゴールまで距離があったため、ドリブル突破を阻止することができた。そして試合後、当該選手は最近になって国籍を取得したアフリカ出身の選手で、スローインのボールを相手チームに返すという行為そのものを知らなかったためのアクシデントだったとの説明があった。 しかしチームを率いる山本昌邦監督は、「相手がスローインを返さないことも想定してプレーしなければならない」と選手に警鐘を鳴らした。 ボールを返さずにゴールを決めたとしても反則ではない。そして生まれた1点が試合の結果を左右し、国際大会での予選突破につながったとしても、公式記録に残るのは最終スコアとゴールを決めた選手の名前だけである。例えそれが道義的にアンフェアなプレーによる得点だったとしても、そのことが記録されることはない。 W杯や五輪などの最終予選では、日本が不利益を被っても相手チームが「故意の失点」で日本にゴールを“お返し"してくれるとは限らないだろう。ここらあたりが国際試合と国内リーグとの違いかもしれない。 話を福岡対名古屋戦に戻すと、試合開始早々に相馬のロングパスをクリアしようとして自陣に戻る福岡DF宮と、ペナルティーエリアを飛び出したGK永石が空中で激突。頭と頭がぶつかる危険なプレーだった。 しかし中村主審は味方同士の突発的な接触であり、クリアボールは福岡陣内の左サイドにこぼれ、それを名古屋の選手が追いかけたため笛を吹くことはなかった。そしてこのプレーから最後はポストの跳ね返りを森下が決めて名古屋が先制点を奪った。 直後に中村主審は笛を吹いて名古屋のゴールを認めつつ、担架を呼んだが、GK永石は脳しんとうの疑いがあるため交代を余儀なくされた。危険なプレーがあったにもかかわらず、主審は笛を吹かずに名古屋のゴールを認めた。このプレーが伏線にあるため、「ルキアンは仕返しじゃないけど、自分たちだって同じではないかという思いが出てしまったのかもしれない」と長谷部監督はかばった。 しかし続けて「でもそれは違う。それを選手たちにも理解してもらい、過ちを修正した」と名古屋のキックオフに守備の放棄を指示して名古屋に1点を贈った。 もしも中村主審が福岡の選手同士の激突に笛を吹いていたら、名古屋の先制点は生まれなかったかもしれないし、ルキアンの強奪によるゴールもなかったかもしれない。少なくとも後味の悪い試合にはならなかっただろう。 2022.10.14 22:20 Fri

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