公式戦8試合ぶりの敗戦を喫したリバプール…クロップは守備陣と判定に苦言

2018.03.11 14:05 Sun
リバプールユルゲン・クロップ監督は、ディフェンス陣のミスと判定へ苦言を呈した。

10日に行われたプレミアリーグ第30節でリバプールは敵地でマンチェスター・ユナイテッドと対戦。前半に2ゴールを許す難しい展開になったリバプールは、後半にエリック・バイリーのオウンゴールで1点を返すもその後は得点を奪えず、1-2で試合を落としている。

試合後、ロメル・ルカクに翻ろうされたディフェンス陣への不満を語ったクロップ監督は、マルアン・フェライニのサディオ・マネに対するプレーは反則を取られるべきで、チームにPKが与えられるはずだったと主審の判定に対して疑問を投げかけた。

「先に2失点をしてしまったから我々の試合にはならなかった。あれらの場面で、我々はもっとうまく守るべきだった。フィジカル面で常にルカクに主導権を奪われたが、もっとやれたと思う」

「しかし、試合の中には良い場面がいくつかあった。前半にも、後半にもチャンスはあったが、決めきれなかった。それにフェライニのマネへのタックルは明らかにペナルティだったはずだ。あのプレーがなければマネはフリーでシュートを打てていただろう。あれは正しい判定が求められるシチュエーションだ。彼らは3ポイントを奪うに値したが、1ポイントずつを分け合うのがフェアな結果だったと感じている」

また、クロップ監督は「理由は説明できないが、我々がベストではなかったことは明白だった。1失点目で上手く切り替える必要があったが、良くないプレーを続けてしまった。両チームにチャンスはあったが、彼らはそれをものして、我々は得点できなかった」と公式戦8試合ぶりの敗戦に肩を落とした。

提供:goal.com

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リバプールのポルトガル代表FWジオゴ・ジョタが、スタメンとしてプレーする喜びを語った。イギリス『リバプール・エコー』が伝えている。 昨夏ウォルバーハンプトンからリバプールへ加入したジョタは、瞬く間にユルゲン・クロップ監督のチームにフィットすると、公式戦30試合13ゴール1アシストをマークして、チームの主軸の一角を占める存在になった。 今シーズンもプレミアリーグ7試合中6試合、チャンピオンズリーグ(CL)では2試合ともスタメン出場を果たしており、絶対的とされていたブラジル代表FWロベルト・フィルミノからスタメンの座を完全に奪いつつある。 インタビューに応じたジョタは、3トップを組むエジプト代表FWモハメド・サラー、セネガル代表FWサディオ・マネとの関係性に言及。まだ改善の余地はあるとしつつ、フィルミノを含めた4人で多くの目標を成し遂げられると自信を見せた。 「彼らはワールドクラスの選手だ。一緒にプレーして、結果を得られているのはとても嬉しい。でも、僕たちはまだフィールドでのつながりを発展できると考えているよ。改善はできると思う。ゲーム時間が増えるとともに進歩して、さまざまな対戦相手に向き合えるはずだ」 「うまくいけば、ボビー・フィルミノも含めたフロント4として、今シーズンは多くの目標を達成できると思う」 また、ジョタは今シーズンから新型コロナウイルス(COVID-19)感染防止対策の規制が撤廃され、満員のアンフィールドが戻ってきたことに言及。ほぼすべての試合が無観客だった昨季と違い、スタジアムで手厚いサポートを受けられていることを喜んだ。 「アウェイの選手としてアンフィールドでプレーするのがどれほど大変だったか、よく覚えているよ。そして昨季は今シーズンのように、満員のスタジアムでファンに応援されながらプレーすることができなかった」 「昨季はサポートがまるでなかったから、今シーズンは別のクラブでプレーしているかのように感じている。そして改めて、ファンは僕たちにとって非常に重要な存在だと信じるようになったよ」 2021.10.06 11:54 Wed

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