決勝R開幕前に優勝トロフィー返還…前回覇者・大阪指揮官は連覇へ意気込み 北澤豪氏は見所を紹介《全日本フットサル選手権》
2018.03.08 19:40 Thu
▽8日にJFAハウスで、駒沢オリンピック公園総合運動場体育館で行われる第23回全日本フットサル選手権大会決勝ラウンドの開催を前に優勝トロフィー返還式が実施された。
◆比嘉リカルド監督(シュライカー大阪)
──1月に就任してここまでの今のチーム状況は
「監督に就任して1カ月取り組んできました。リーグ戦では結果が出なかったですけど、良い選手がいて力もあるので、良い状態で大会に臨めると思います」
──選手としてこの大会の優勝を経験。今大会の会場である駒沢でのプレー経験もありますが、駒沢の雰囲気はどうか
「駒沢に戻ることができて嬉しいです。駒沢では負けるイメージがないです。メンタル的にもです。選手としてもこの大会を優勝していますし、日本代表でも勝利することができているので、僕にとっては良い場所だと思います」
「リーグ戦と違うところは1回負ければ終わりという部分です。決勝ラウンドでは油断できないです。リーグでは負けていてもプレーオフというチャンスがあります。今回はそれがない中で、20分ハーフの試合が続くので、フィジカル的にも考えなくてはいけません。最後まで頑張らなくてはいけません」
──大会への意気込み
「もう一度このトロフィーを大阪に持って帰ることができるように頑張りたいです」
◆北澤豪氏(日本サッカー協会フットサル委員長)
──今大会で選手たちに期待することは
「サッカーも含めてリーグ戦文化を強化することは大事ですけど、国際大会では一発勝負がほとんどなので、大会で選手たちがそういう意識で臨むこと。フットサルは連続で試合があり、2日続けては(リーグ戦でもセントラル開催が)ありますけど、3日連続は結構大変なことです」
「監督のプランニングとしては明日(初日)の試合は楽に勝利したい、決勝に向けて力を溜めたいというのがあると思います。そうするためにメンバーを入れ替える戦術・戦略も出てくるので、面白味のある要素がたくさんある決勝ラウンドになります」
「リーグ戦でのプレーオフもかなり激しい試合で、強化に繋がる試合をして頂きました。今回もこの3日間にはトップレベルのフットサルが観ることができるというのは、ファン・サポーターの方々も望んでいることだと思います」
「ただ、シュライカー大阪さんに対しては、木暮(賢一郎)監督を日本代表のスタッフに引っ張ってしまい、下地達朗フィジカルコーチも引っ張ってしまい、優秀なチームから人材を引き抜くということをしてしまったので、個人的にはシュライカー大阪さんに頑張って欲しいなという気持ちがあります(笑)」
◆質疑応答
──ここまでの準備期間で特に力を入れて取り組んできたことは
比嘉監督「この大事な大会に向けて短い時間でしたけど、雰囲気と戦術的な部分では守備のシステムについて力を入れました。攻撃面ではリーグ戦で多くの得点を取ってきたチームなので、その部分ではあまり触る必要はありませんでした」
──大会の見所や予想は
北澤委員長「明日の対戦で言うと、バルドラール浦安とフウガドールすみだバッファローズです。フウガドールすみだバッファローズはセカンドチームですけど、Fリーグクラブを破って勝ち上がってきています。東京のチームでもあるので、全国との差がどれだけあるのかという一つの物差しになる試合になると思います」
「昨年は名古屋オーシャンズが優勝していて、連覇するのかどうなのかというのも気になりますし、湘南ベルマーレもリーグ戦で良かったです。シーズン最後の大会ですけど、強いメンタリティを持ったクラブが多いです。良い試合を観るなら明日なのかなと(笑) 決勝戦まで行くと疲労がある中での本当の戦いになり、国際大会に近い試合になります。代表強化の部分ではそういった試合を多くして欲しいです」
「あとは監督によっても戦術的に違いが出てくるのかなと思います。安定感を出すためには経験のある選手たちを長い時間使おうと思いますけど、それをやってしまうと出場時間が長くなって体力が消耗してしまいます。そういった部分で監督の戦略の違いが出ると思います」
▽全日本フットサル選手権は、2日から4日にかけて1次ラウンドが行われ、DUARIG Fリーグ2017/2018の優勝チームである名古屋オーシャンズと2位のペスカドーラ町田を除く24チームが6グループに分かれてリーグ戦を実施。9日から11日にかけて開催される決勝ラウンドには、各組で1位となったバルドラール浦安、フウガドールすみだバッファローズ、シュライカー大阪、フウガドールすみだ、湘南ベルマーレ、府中アスレティックFCとシードの名古屋オーシャンズとペスカドーラ町田が出場する。対戦カード及び大会スケジュールは以下の通り。
◆大会スケジュール
▽3/9(金)
【準々決勝】
《11:00》
バルドラール浦安vsフウガドールすみだバッファローズ――[1]
《13:15》
フウガドールすみだvs湘南ベルマーレ――[2]
《15:30》
シュライカー大阪vsペスカドーラ町田――[3]
《17:45》
府中アスレティックFCvs名古屋オーシャンズ――[4]
▽3/10(土)
【準決勝】
《12:00》
[1]の勝者vs[3]の勝者――[5]
《15:00》
[2]の勝者vs[4]の勝者――[6]
▽3/11(日)
【3位決定戦】
《12:00》
[5]の敗者vs[6]の敗者
【決勝戦】
《15:00》
[5]の勝者vs[6]の勝者
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▽Fリーグに所属する12クラブと、地域リーグを勝ち進んだ14チームが日本一を目指して戦う全日本フットサル選手権。9日の決勝ラウンド開幕を前に、前回大会王者のシュライカー大阪から比嘉リカルド監督、日本サッカー協会から北澤豪フットサル委員長が優勝トロフィー返還式に出席した。▽2016─17シーズンのFリーグ王者であり、昨年の全日本フットサル選手権王者のシュライカー大阪は、2017─18シーズンを率いた木暮賢一郎監督が退任。今大会から指揮を執る比嘉リカルド監督が意気込みを語るとともに、日本サッカー協会の北澤豪フットサル委員長が見所を語った。──1月に就任してここまでの今のチーム状況は
「監督に就任して1カ月取り組んできました。リーグ戦では結果が出なかったですけど、良い選手がいて力もあるので、良い状態で大会に臨めると思います」
──選手としてこの大会の優勝を経験。今大会の会場である駒沢でのプレー経験もありますが、駒沢の雰囲気はどうか
「駒沢に戻ることができて嬉しいです。駒沢では負けるイメージがないです。メンタル的にもです。選手としてもこの大会を優勝していますし、日本代表でも勝利することができているので、僕にとっては良い場所だと思います」
──全日本フットサル選手権大会の魅力は
「リーグ戦と違うところは1回負ければ終わりという部分です。決勝ラウンドでは油断できないです。リーグでは負けていてもプレーオフというチャンスがあります。今回はそれがない中で、20分ハーフの試合が続くので、フィジカル的にも考えなくてはいけません。最後まで頑張らなくてはいけません」
──大会への意気込み
「もう一度このトロフィーを大阪に持って帰ることができるように頑張りたいです」
◆北澤豪氏(日本サッカー協会フットサル委員長)
──今大会で選手たちに期待することは
「サッカーも含めてリーグ戦文化を強化することは大事ですけど、国際大会では一発勝負がほとんどなので、大会で選手たちがそういう意識で臨むこと。フットサルは連続で試合があり、2日続けては(リーグ戦でもセントラル開催が)ありますけど、3日連続は結構大変なことです」
「監督のプランニングとしては明日(初日)の試合は楽に勝利したい、決勝に向けて力を溜めたいというのがあると思います。そうするためにメンバーを入れ替える戦術・戦略も出てくるので、面白味のある要素がたくさんある決勝ラウンドになります」
「リーグ戦でのプレーオフもかなり激しい試合で、強化に繋がる試合をして頂きました。今回もこの3日間にはトップレベルのフットサルが観ることができるというのは、ファン・サポーターの方々も望んでいることだと思います」
「ただ、シュライカー大阪さんに対しては、木暮(賢一郎)監督を日本代表のスタッフに引っ張ってしまい、下地達朗フィジカルコーチも引っ張ってしまい、優秀なチームから人材を引き抜くということをしてしまったので、個人的にはシュライカー大阪さんに頑張って欲しいなという気持ちがあります(笑)」
◆質疑応答
──ここまでの準備期間で特に力を入れて取り組んできたことは
比嘉監督「この大事な大会に向けて短い時間でしたけど、雰囲気と戦術的な部分では守備のシステムについて力を入れました。攻撃面ではリーグ戦で多くの得点を取ってきたチームなので、その部分ではあまり触る必要はありませんでした」
──大会の見所や予想は
北澤委員長「明日の対戦で言うと、バルドラール浦安とフウガドールすみだバッファローズです。フウガドールすみだバッファローズはセカンドチームですけど、Fリーグクラブを破って勝ち上がってきています。東京のチームでもあるので、全国との差がどれだけあるのかという一つの物差しになる試合になると思います」
「昨年は名古屋オーシャンズが優勝していて、連覇するのかどうなのかというのも気になりますし、湘南ベルマーレもリーグ戦で良かったです。シーズン最後の大会ですけど、強いメンタリティを持ったクラブが多いです。良い試合を観るなら明日なのかなと(笑) 決勝戦まで行くと疲労がある中での本当の戦いになり、国際大会に近い試合になります。代表強化の部分ではそういった試合を多くして欲しいです」
「あとは監督によっても戦術的に違いが出てくるのかなと思います。安定感を出すためには経験のある選手たちを長い時間使おうと思いますけど、それをやってしまうと出場時間が長くなって体力が消耗してしまいます。そういった部分で監督の戦略の違いが出ると思います」
▽全日本フットサル選手権は、2日から4日にかけて1次ラウンドが行われ、DUARIG Fリーグ2017/2018の優勝チームである名古屋オーシャンズと2位のペスカドーラ町田を除く24チームが6グループに分かれてリーグ戦を実施。9日から11日にかけて開催される決勝ラウンドには、各組で1位となったバルドラール浦安、フウガドールすみだバッファローズ、シュライカー大阪、フウガドールすみだ、湘南ベルマーレ、府中アスレティックFCとシードの名古屋オーシャンズとペスカドーラ町田が出場する。対戦カード及び大会スケジュールは以下の通り。
◆大会スケジュール
▽3/9(金)
【準々決勝】
《11:00》
バルドラール浦安vsフウガドールすみだバッファローズ――[1]
《13:15》
フウガドールすみだvs湘南ベルマーレ――[2]
《15:30》
シュライカー大阪vsペスカドーラ町田――[3]
《17:45》
府中アスレティックFCvs名古屋オーシャンズ――[4]
▽3/10(土)
【準決勝】
《12:00》
[1]の勝者vs[3]の勝者――[5]
《15:00》
[2]の勝者vs[4]の勝者――[6]
▽3/11(日)
【3位決定戦】
《12:00》
[5]の敗者vs[6]の敗者
【決勝戦】
《15:00》
[5]の勝者vs[6]の勝者
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