9人のバレンシアが最下位ラス・パルマスに逆転敗北! 好調崩れマドリー勢との連戦へ…《リーガエスパニョーラ》
2018.01.21 06:50 Sun
▽リーガエスパニョーラ第20節のラス・パルマスvsバレンシアが20日に行われ、2-1でホームのラス・パルマスが勝利した。
▽リーグ連勝中の3位バレンシア(勝ち点40)が、直近のリーガ5戦勝ちなしで3連敗中の最下位ラス・パルマス(勝ち点11)のホームに乗り込んだ一戦。バレンシアは、直近の試合であるコパ・デル・レイ準々決勝1stレグのアラベス戦(2-1でバレンシアが勝利)からスタメンを大幅に8名変更し、ガヤ、ガライ、パレホ、アンドレアス・ペレイラ、ゴンサロ・ゲデス、ザザ、ビエットらに代えて、ネトやコクラン、ロドリゴ・モレノ、サンティ・ミナらを起用した。
▽試合は開始早々の5分にバレンシアが先制。右CKのキッカーを務めたヒルがニアに蹴り込むと、ボックス内でDFレモスとの競り合いを制したサンティ・ミナが、頭で沈めた。
▽さらに16分にも、ロドリゴ・モレノからのパスに抜け出したサンティ・ミナがボックス内でGKチチゾラとの一対一を迎える。しかし、サンティ・ミナがループ気味に狙ったシュートは左ポストを叩き、追加点とはならない。
▽バレンシアがチャンスを逸した20分、ラス・パルマスが同点に追いつく。ペニャルバのクロスに反応したボックス内のカジェリが、頭で落とす。最後は走り込んだビエラが蹴り込んでネットを揺らした。
▽後半に入ると、互いに素早く前線にボールを運ぶ大味な展開に。すると53分にはガブリエウが自陣ボックス内でハンドを犯し、PKを与えてしまう。さらに、この判定に熱くなったガブリエウは主審に対する執拗な抗議を行い、続けて2枚の警告を受けて退場となった。
▽PKのキッカーをカジェリが務めると、冷静に蹴り込んで逆転に成功。バレンシアは10人で1点のビハインドを抱える苦境に立たされることに。バレンシアは、直後の57分にヒルに代えてゴンサロ・ゲデスを、68分にはロドリゴ・モレノに代えてビエットを投入。巻き返しを図っていく。
▽しかし、前がかりになるバレンシアは度々ラス・パルマスのカウンターを浴びることに。72分には、ボックス手前右の絶好の位置でFKを与えてしまう。キッカーのビエラが直接狙ったシュートは枠を外れたものの、ラス・パルマスの攻撃が続く。
▽対策を迫られるマルセリーノ監督は74分に3枚目のカードを切り、サンティ・ミナに代えてザザを投入。しかし、休ませていた主力組の投入も空しく、なかなかチャンスを作ることができない。
▽87分には、競り合いの中でファウルを犯したDFヴェゾが2枚目の警告を受けて退場に。9人になったバレンシアに対し、ラス・パルマスは無理に攻め込まずに試合を締めに入る。
▽結局、試合はラス・パルマスがリードを保ったまま終了した。この結果、ラス・パルマスは連敗を脱出し、リーガ6試合ぶりの勝利。対するバレンシアは手痛い逆転負けを喫し、次節のレアル・マドリー戦、その次のアトレティコ・マドリーと上位連戦に向けて弾みを付けることはできなかった。
▽リーグ連勝中の3位バレンシア(勝ち点40)が、直近のリーガ5戦勝ちなしで3連敗中の最下位ラス・パルマス(勝ち点11)のホームに乗り込んだ一戦。バレンシアは、直近の試合であるコパ・デル・レイ準々決勝1stレグのアラベス戦(2-1でバレンシアが勝利)からスタメンを大幅に8名変更し、ガヤ、ガライ、パレホ、アンドレアス・ペレイラ、ゴンサロ・ゲデス、ザザ、ビエットらに代えて、ネトやコクラン、ロドリゴ・モレノ、サンティ・ミナらを起用した。
▽試合は開始早々の5分にバレンシアが先制。右CKのキッカーを務めたヒルがニアに蹴り込むと、ボックス内でDFレモスとの競り合いを制したサンティ・ミナが、頭で沈めた。
▽バレンシアがチャンスを逸した20分、ラス・パルマスが同点に追いつく。ペニャルバのクロスに反応したボックス内のカジェリが、頭で落とす。最後は走り込んだビエラが蹴り込んでネットを揺らした。
▽勝ち越しを目指すバレンシアは、38分にボックス内左に侵攻したラトが中央に折り返す。しかし、待ち構えていたロドリゴ・モレノが左足で合わせたシュートはD・カスティジャーノのブロックに遭う。試合は、均衡を保ったまま折り返しを迎えることとなった。
▽後半に入ると、互いに素早く前線にボールを運ぶ大味な展開に。すると53分にはガブリエウが自陣ボックス内でハンドを犯し、PKを与えてしまう。さらに、この判定に熱くなったガブリエウは主審に対する執拗な抗議を行い、続けて2枚の警告を受けて退場となった。
▽PKのキッカーをカジェリが務めると、冷静に蹴り込んで逆転に成功。バレンシアは10人で1点のビハインドを抱える苦境に立たされることに。バレンシアは、直後の57分にヒルに代えてゴンサロ・ゲデスを、68分にはロドリゴ・モレノに代えてビエットを投入。巻き返しを図っていく。
▽しかし、前がかりになるバレンシアは度々ラス・パルマスのカウンターを浴びることに。72分には、ボックス手前右の絶好の位置でFKを与えてしまう。キッカーのビエラが直接狙ったシュートは枠を外れたものの、ラス・パルマスの攻撃が続く。
▽対策を迫られるマルセリーノ監督は74分に3枚目のカードを切り、サンティ・ミナに代えてザザを投入。しかし、休ませていた主力組の投入も空しく、なかなかチャンスを作ることができない。
▽87分には、競り合いの中でファウルを犯したDFヴェゾが2枚目の警告を受けて退場に。9人になったバレンシアに対し、ラス・パルマスは無理に攻め込まずに試合を締めに入る。
▽結局、試合はラス・パルマスがリードを保ったまま終了した。この結果、ラス・パルマスは連敗を脱出し、リーガ6試合ぶりの勝利。対するバレンシアは手痛い逆転負けを喫し、次節のレアル・マドリー戦、その次のアトレティコ・マドリーと上位連戦に向けて弾みを付けることはできなかった。
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