ヴェンゲル、資金力不満のモウリーニョを暗に非難「金がなくても成功への道筋を見つけられる」
2017.12.28 01:04 Thu
▽アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督が、資金力の差に不満を示す金満マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督を暗に非難した。スペイン『マルカ』が伝えている。
「私は21年間このポジション(資金力)だから、今になって不満を言い始めることはない」
「いつだって私たちよりも資金力の豊富なチームがあり、その中で生き残ってきた。(マンチェスター・)シティは金持ちで、チェルシーも金持ち。(マンチェスター・)ユナイテッドも金持ちだ。しかし、私は成功への道筋を見つける自信がある」
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▽マンチェスター・ユナイテッドは、26日にプレミア第20節バーンリー戦を行い、2-2で痛恨のドローに終わった。試合結果に不満を抱いたユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、首位を独走するライバルチームのマンチェスター・シティとの差が資金力にあると主張。「シティはサイドバックにストライカー並みの移籍金を支払って獲得した」と発言していた。▽2年間で約3億ポンド(現在のレートで約455億9200万円)を選手獲得に投じているモウリーニョ監督が、同じ期間に約4億1600万ポンド(現在のレートで約632憶2000万円)を投じたとされているシティを引き合いに出し、補強費用への不満を表していることに関して、ヴェンゲル監督は自身の手腕でその差を埋めようと考えない、ポルトガル人指揮官を暗に非難している。「いつだって私たちよりも資金力の豊富なチームがあり、その中で生き残ってきた。(マンチェスター・)シティは金持ちで、チェルシーも金持ち。(マンチェスター・)ユナイテッドも金持ちだ。しかし、私は成功への道筋を見つける自信がある」
▽なお、ユナイテッド以上にシティとの資金力の差がありながらも、自身の手腕次第でその差を埋められると主張するヴェンゲル監督だが、現在6位のアーセナル(勝ち点34)はプレミア第19節終了時点で、首位シティ(勝ち点55)と勝ち点21差、2位ユナイテッド(勝ち点42)と勝ち点8差となっている。
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