リール、今季招へいのビエルサを解任 リーグ・アン18位に低迷
2017.12.16 13:05 Sat
▽リールは15日、マルセロ・ビエルサ監督(62)の解任を発表した。後任については明らかにされていない。
▽ビエルサ氏は、これまでアルゼンチン代表やチリ代表を率いたほか、エスパニョール、ビルバオや、マルセイユ、ラツィオといったクラブの監督も歴任。今シーズンからリールの指揮を執ったが、低迷を極めた。
▽挙げ句の果てには無断でチリに渡り、クラブから職務停止処分。これを不服としたビエルサ氏は、代理人を通じて、クラブに対して賠償金を求めるなど、泥沼化している。
▽なお、リールはリーグ・アン第17節終了時点で5勝3分け9敗の18位に低迷。16日に行われる次節は、ディジョンとのアウェイ戦に臨む。
▽ビエルサ氏は、これまでアルゼンチン代表やチリ代表を率いたほか、エスパニョール、ビルバオや、マルセイユ、ラツィオといったクラブの監督も歴任。今シーズンからリールの指揮を執ったが、低迷を極めた。
▽挙げ句の果てには無断でチリに渡り、クラブから職務停止処分。これを不服としたビエルサ氏は、代理人を通じて、クラブに対して賠償金を求めるなど、泥沼化している。
マルセロ・ビエルサの関連記事
リールの関連記事
|
マルセロ・ビエルサの人気記事ランキング
1
モウリーニョの副官サクラメントが独り立ちのためローマ退団! スパーズ時代から2年間共闘
トッテナムとローマでジョゼ・モウリーニョ監督の副官を務めているジョアン・サクラメント氏(32)が、ローマ退団を発表した。 サクラメント氏は自身の公式インスタグラムを通じて、「2021年の終わりと共に、非常に誇らしかったモウリーニョと一緒に過ごした2年のサイクルが終了しました。あなたと一緒に働くことは私にとって夢の実現でした。ミステルに永遠に感謝します!! あなたの人生に多くの幸あらんことを願っています」と、ローマ退団を明かした。 なお、イタリア『IlTempo』によると、サクラメント氏は現時点で行き先は不明も、モウリーニョ監督同様に監督としてのキャリアをスタートすることになるという。 ポルトガル出身のサクラメント氏は、サウスウェールズ大学でフットボールコーチングとパフォーマンスを専攻。その後、カーディフ・シティのスカウト、ユースチームのアシスタントコーチ、ウェールズ代表の分析担当を歴任。 その後、ジョゼ・モウリーニョ監督のメンター、フットボール界屈指の敏腕スポーツ・ディレクターとして知られるルイス・カンポス氏の誘いを受け、モナコのスカウトに着任。さらに、同氏のリール移籍に伴い、2017年からは同クラブでマルセロ・ビエルサ監督、クリストフ・ガルティエ監督をアシスタントコーチとしてサポートした。 そして、カンポス氏とモウリーニョ監督の関係性から前副官ルイ・ファリア氏の後任として推挙されたサクラメント氏は、トッテナムとローマで2年以上に渡って世界屈指の名将と共に働き、主にビルドアップや攻撃面の指導、試合分析の職務を担ってきた。 分析官でありながらも感情豊かな同氏は、稀代のエンターテイナーとして知られるモウリーニョ監督との相性も良く、トッテナム時代には度々ピッチサイドでの掛け合いを取り上げられていた。 2022.01.02 07:54 Sun2
ハフィーニャが恩師ビエルサに改めて感謝 「キャリアにとって重要な人」
リーズ・ユナイテッドからバルセロナに完全移籍したブラジル代表FWハフィーニャ(25)が、恩師への感謝を改めて語った。 ハフィーニャは今夏の移籍市場で、最大6700万ユーロ(約92億8000万円)と言われる移籍金で、バルセロナへ完全移籍。新天地でのプレシーズンマッチではレアル・マドリーとのクラシコでチームを勝利に導くゴールを決めるなど、早くも存在感を示している。 スポルティングCPやスタッド・レンヌ時代からすでに注目の若手として台頭していたブラジル人FWだが、やはりワールドクラスの領域に足を踏み入れたのは、昨季まで在籍していたリーズ時代。 フットボール界屈指の戦術家で若手育成に長けたマルセロ・ビエルサ監督の下、フィジカル、戦術面で大きく鍛えられたハフィーニャは、2021年10月のブラジル代表デビュー。さらに、憧れのバルセロナ移籍を掴み取る形となった。 今回、スペイン『ムンド・デポルティボ』の取材に応対した25歳は、自身のキャリアにおいて“エル・ロコ(変人の意)”との出会いが大きなターニングポイントになったことを認めている。 「彼は僕がリーズに到着した最初の瞬間から、本当にたくさん助けてくれた監督なんだ。彼は常により多くを要求し、常に最大のパフォーマンスを要求する」 「僕がセレソンに行くのを助けてくれ、バルセロナに到達するサポートをしてくれたんだ。おそらく彼の教えがなかったら、グループにおいても個人の面でも、僕はここにたどり着くことができなかったと思う」 「彼は常にボールを尊重するプレースタイルを持っているだけでなく、トレーニングや試合で最高のパフォーマンスを求めている。彼は僕とキャリアにとって重要な人だった。だから、僕はいつでも彼の教えと共にあるんだ」 その後、同インタビューでは恩師と新たな指揮官であるチャビ・エルナンデス監督のスタイルは異なるものだと主張したハフィーニャだが、トレーニング、試合を通して常にベストを尽くすというアルゼンチン人指揮官の教えは、必ずやカタルーニャの地でも大きな助けとなるはずだ。 2022.07.27 20:49 Wed3
南米予選2位のウルグアイ代表が発表! ヌニェスやバルベルデら31名が招集、首位アルゼンチンと対戦【2026年W杯南米予選】
ウルグアイサッカー連盟(AUF)は18日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)南米予選に臨むウルグアイ代表メンバー31名を発表した。 マルセロ・ビエルサ監督率いるチームは、ここまでの南米予選12試合を戦い5勝5分け2敗の勝ち点20で2位につけている。 今回のメンバーにはDFロナルド・アラウホ(バルセロナ)やFWダルウィン・ヌニェス(リバプール)、MFフェデリコ・バルベルデ(レアル・マドリー)、MFマヌエル・ウガルテ(マンチェスター・ユナイテッド)ら主軸が順当に選出されている。 また、国内リーグでプレーする10代の7名がトレーニングパートナーとして参加する。 ウルグアイは21日にホームでアルゼンチン代表(首位/25pt)と、25日にはアウェイでボリビア代表(7位/13pt)と対戦する。今回発表されたウルグアイ代表メンバーは以下の通り。 <h3>◆ウルグアイ代表メンバー31名</h3> GK セルヒオ・ロチェ(インテルナシオナル/ブラジル) サンティアゴ・メレ(アトレティコ・ジュニオール/コロンビア) フランコ・イスラエル(スポルティングCP/ポルトガル) DF ナイタン・ナンデス(アル・カーディシーヤ/サウジアラビア) ホアキン・ピケレス(パウメイラス/ブラジル) ホセ・ルイス・ロドリゲス(ヴァスコ・ダ・ガマ/ブラジル) ギジェルモ・バレラ(フラメンゴ/ブラジル) マルセロ・サラッキ(ボカ・ジュニアーズ/アルゼンチン) セバスティアン・カセレス(クラブ・アメリカ/メキシコ) マティアス・オリベラ(ナポリ/イタリア) サンディアゴ・ブエノ(ウォルバーハンプトン/イングランド) ホセ・マリア・ヒメネス(アトレティコ・マドリー/スペイン) ロナルド・アラウホ(バルセロナ/スペイン) MF エミリアーノ・マルティネス(パウメイラス/ブラジル) ニコラス・デ・ラ・クルス(フラメンゴ/ブラジル) ジョルジアン・デ・アラスカエタ(フラメンゴ/ブラジル) ニコラス・フォンセカ(レオン/メキシコ) ロドリゴ・ベンタンクール(トッテナム/イングランド) マヌエル・ウガルテ(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド) フェデリコ・バルベルデ(レアル・マドリー/スペイン) FW ダルウィン・ヌニェス(リバプール/イングランド) アグスティン・アルバレス(エルチェ/スペイン) フェデリコ・ビニャス(レアル・オビエド/スペイン) マクシミリアーノ・アラウホ(スポルティングCP/ポルトガル) ファクンド・ペリストリ(パナシナイコス/ギリシャ) ブライアン・ロドリゲス(クラブ・アメリカ/メキシコ) ロドリゴ・アギーレ(クラブ・アメリカ/メキシコ) ファクンド・トーレス(パウメイラス/ブラジル) ルシアーノ・ロドリゲス(バイーア/ブラジル) クリスティアン・オリベラ(ロサンゼルスFC/アメリカ) ホアキン・ラベガ(フルミネンセ/ブラジル) <h3>◆トレーニングパートナー</h3> GK ケビン・マルティネス(ダヌビオ) DF ルーカス・アガッツィ(デフェンソール) パトリシオ・パシフィコ(デフェンソール) パオロ・カリオーネ(ナシオナル) MF ヘルマン・バルバス(ペニャロール) エリコ・クエージョ(デフェンソール) FW パブロ・スアレス(モンテビデオ・ワンダラーズ) 2025.03.19 13:30 Wed4
ラポルテ、ビルバオ時代の恩師に「サッカーのすべてを知っている」
マンチェスター・シティのフランス代表DFアイメリク・ラポルテが、新旧2人の指揮官について、イギリス『BBC』のインタビューで話している。 2918年1月、ラポルテはジョゼップ・グアルディオラ監督に誘われる形でビルバオからマンチェスター・シティに加入した。グアルディオラ監督といえば、誰もが認める世界最高の指揮官だが、そのグアルディオラ監督も高く評価する指揮官がマルセロ・ビエルサ監督だ。 ビエルサ監督は2011年から2013年までの間ビルバオを指揮し、同クラブの下部組織出身のラポルテはビエルサ監督の元でトップチームデビューを果たした。現在はリーズ・ユナイテッドを率いてチャンピオンシップで首位に立っているが、ラポルテはそんな鬼才を厳しい監督だったと捉えているようだ。 「僕が彼の下にいた時はとても厳しかったよ。今とは違ってね。練習は毎日あるし、1日に2回の日だってあったんだ」 「あれが選手のためだとは思わなかった。でも、彼のおかげで大きく成長できたと思っているよ」 「ビエルサ監督とグアルディオラ監督はおそらく世界で最高の指揮官さ。違いはあれど、サッカーを熟知している」 2020.05.02 22:17 Sat5
チェルシー有望株が移籍! U-19イングランド代表MFベイトがリーズと3年契約
リーズ・ユナイテッドは22日、チェルシーからU-19イングランド代表MFルイス・ベイト(18)の獲得を発表した。移籍金は非公表。契約は2024年夏までの3年となる。 ベイトはセントラルMFがメインポジションで、左利きのパサー。U-9カテゴリーからチェルシーで過ごして、2019年10月にプロ契約を結ぶなど、パスセンスが魅力の有望株だが、昨季もトップチームデビューを果たせなかった。 慣れ親しむチェルシーを離れ、まずはU-23カテゴリーが主戦場になるようだが、マルセロ・ビエルサ監督がトップチームを率いるリーズに活躍の場を移すベイト。自身のSNSに惜別のメッセージに綴った。 「10年前に初めてコブハムのドアを開けて以降、長くともにした選手たちやスタッフのおかげで、今の僕がある。でも、僕は今こそキャリアの新たな章に進むべきとき。チェルシーのみんなが僕にしてくれたことを永遠に感謝する!」 2021.07.23 08:55 Friリールの人気記事ランキング
1
ベストイレブンに9名、PSGがリーグ・アン席巻! デンベレがMVPを初受賞、最優秀監督&最優秀新人賞も受賞
リーグ・アンで無敗優勝を果たし、チャンピオンズリーグ(CL)ではファイナリストになったパリ・サンジェルマン(PSG)がフランスプロサッカー選手組合(UNFP)の授賞式で賞を総なめにした。 UNFPアワードが11日に行われ、リーグ・アンの最優秀選手にフランス代表FWウスマーヌ・デンベレが選出されることとなった。 デンベレは今シーズンのリーグ・アンで28試合21ゴール6アシストを記録し優勝に大きく貢献。最終説を残して得点ランキングでもトップに立っており、キャリア初のMVP受賞となることに。これまで5年連続受賞していたフランス代表FWキリアン・ムバッペ(レアル・マドリー)を継ぐ形となった。 また、最優秀監督賞はルイス・エンリケ監督が受賞。チームを成功に導く手腕を見せ、2018年のウナイ・エメリ監督(アストン・ビラ)以来となるPSGからの受賞となった。 その他、最優秀新人賞はフランス代表MFデジレ・ドゥエが受賞。今季加入した19歳は、リーグ・アンで30試合に出場し6ゴール8アシストを記録。3月にはフランス代表デビューを果たすなど、将来が期待されるウインガーだ。 さらに驚きはベストイレブン。11名中9名がPSGの選手となり、アクラフ・ハキミ、マルキーニョス、ヌーノ・メンデス、ウィリアン・パチョ、ジョアン・ネヴェス、ヴィティーニャ、ブラッドリー・バルコラ、そしてデンベレとドゥエとなった。 これはPSGにとって史上最多記録であり、2016年の8人を超えることに。また、UNFPトロフィー史上最多の記録となった。 <h3>◆リーグ・アン ベストイレブン</h3> GK リュカ・シュヴァリエ(リール) DF アクラフ・ハキミ(パリ・サンジェルマン) マルキーニョス(パリ・サンジェルマン) ヌーノ・メンデス(パリ・サンジェルマン) ウィリアン・パチョ(パリ・サンジェルマン) MF デジレ・ドゥエ(パリ・サンジェルマン) ジョアン・ネヴェス(パリ・サンジェルマン) ヴィティーニャ(パリ・サンジェルマン) FW ブラッドリー・バルコラ(パリ・サンジェルマン) ウスマーヌ・デンベレ(パリ・サンジェルマン) ラヤン・シェルキ(リヨン) 2025.05.12 13:55 Mon2
インドネシア代表に新たな帰化選手が到来へ…元オランダA代表選手&今季CL出場のリール所属24歳も候補に残る
インドネシア代表に新たな帰化選手が到来へ。連盟のエリック・トヒル会長も言及した。 インドネシア代表は6日、突如としてシン・テヨン監督を解任。チームの“オランダ化”を急進させるなか、次期指揮官にはオランダ代表の一時代を彩ったレジェンドが就任へと伝えられる。 インドネシア『BOLA』によると、同チームは「近いうちに新たな選手を迎える」といい、それはやはりインドネシア系オランダ人。 イングランド2部のオックスフォード・ユナイテッドに所属する元U-20オランダ代表FWオレ・ロメニー(24)、ベルギー1部・アントワープに所属する元オランダ代表MFジャリオ・リーデヴァルド(28)が新たな帰化選手の候補だという。 ロメニーはオランダ・ナイメヘンの出身で、NECでプロデビュー後、ユトレヒト等を経て、5日にオックスフォード・Uへ移籍。新天地はインドネシアサッカー協会のエリック・トヒル会長が共同オーナーを務めるクラブである。 リーデヴァルドはアヤックス育ちのインドネシア系で、2017〜24年にクリスタル・パレスでプレー。プレミアリーグ通算80試合に出場した。なお、こちらは2015年にオランダ代表(A代表)で3試合プレーした経験を持つ。 連盟のトヒル会長はシン・テヨン監督解任に伴う取材対応で、この2選手にも言及。 ロメニーの帰化プロセスが順調に進んでいると明言した一方、リーデヴァルドはオランダ代表歴3試合が全て「公式戦」だったとあってか、少なくとも3月の初招集は難しいとの旨をコメント。「様子を見るべき」と語るにとどめた。 その一方、フランス1部・リールに所属する元U-21オランダ代表DFミッチェル・バッカー(24)を引き入れる案も披露。 バッカーはパリ・サンジェルマン(PSG)、レバークーゼンに所属歴があり、現在アタランタからのレンタル移籍でリールへ。昨季アタランタでEL優勝メンバーとなり、今季はリールでCLに参戦…CL通算20試合に出場した経験を持つ。 カタールW杯でオランダ代表の予備登録メンバーに入ったバッカーは、祖父がインドネシア人。トヒル会長は「精査した結果、招集は難しいが、糸口を見つけたい」とコメントしている。 今のところ、インドネシア代表入りが濃厚なのはオレ・ロメニーのようだ。 2025.01.08 13:00 Wed3
マドリーが大物代理人メンデス氏の売り込んできた18歳センターバックを高く評価も…
大物代理人のジョルジュ・メンデス氏がレアル・マドリーに売り込んだセンターバックとは…。 ルベン・ディアスにベルナルド・シウバ、ジョアン・カンセロ、ゴンサロ・ラモス、マヌエル・ウガルテなどなど、数多くの名だたる選手を顧客にもつ代理店「Gestifule(Polaris Sports)」。提携する131選手の市場価値は総額10億3600万ユーロ(約1663億4600万円)となっている。 その「Gestifule」を率いるメンデス氏はイングランドやフランス、母国ポルトガルを中心に忙しくしているようだが、現在マドリー所属の顧客はゼロ。そんななか、スペイン『Fichajes』によると、とある若手タレントをマドリーに売り込んだという。 それはリーグ・アンのリールでプレーするU-21フランス代表DFレニー・ヨロ(18)。数日前からマドリーと紐付けされていた190cmセンターバックで、下部組織時代から所属するリールで今季定位置を掴み取った。 かつてフランスから18歳のラファエル・ヴァランを獲得したマドリーは、メンデス氏から売り込まれたヨロも高く評価。しかし、リール側の評価額・8000万ユーロ(約128億4000万円)を支払うつもりが一切ないとのことだ。 その一方、ヨロの将来性はパリ・サンジェルマン(PSG)、マンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッド、アトレティコ・マドリーといった強豪も高く評価。メンデス氏は“お得意様”のPSG&シティよりも先にマドリーへ連絡したそうだが、結果的にマドリーの反応はイマイチだったようだ。 2024.01.17 19:05 Wed4
PSGのハキミが一人ブーイング標的に…イスラエル開催のトロフェ・デ・シャンピオン
パリ・サンジェルマン(PSG)のモロッコ代表DFアクラフ・ハキミが、1日に行われたリールとのトロフェ・デ・シャンピオン2021で、開催地イスラエルの地元観客からブーイングを浴び続けることになった。フランス『レキップ』が伝えている。 昨季リーグ・アンを10年ぶりに制したリールとクープ・ドゥ・フランス優勝のPSGによる、新シーズンのフランスフットボール開幕を告げる一戦は、前半終了間際にリールMFゼカが決めた鮮烈なミドルシュートによるゴールによってリーグ王者に軍配が上がった。 同試合では代表チームでの戦いの影響でPSGの多くの主力選手が欠場したことにより、やや見どころを欠く展開となったが、PSGの新戦力ハキミがプレー以外の部分で話題を集めることになった。 イスラエルのブルームフィールド・スタジアムで行われた一戦においてハキミは、試合開始直後からプレーに関与するごとに地元サポーターから執拗にブーイングを浴びた。 その背景には、“パレスチナ問題”という政治的な問題があった。 敬虔なイスラム教徒であるハキミは“パレスチナ問題”に関してパレスチナ側の立場を取っており、今年5月に11日間に渡ってイスラエルとパレスチナのイスラム原理主義組織ハマスによる大規模な軍事衝突が発生した際に、自身の公式SNSを通じて『#FreePalestine』というハッシュタグと共にパレスチナへの支持を公にしていた。 そのため、今回の試合を観戦に訪れた多くのイスラエル人の観客は敵対するパレスチナを支持するハキミを、ブーイングの標的に定めて試合を通してプレッシャーをかけ続けた。 完全アウェイとなったスタジアムでは孤立無援の状況を強いられたハキミだったが、同試合をテレビ観戦していた多くのフットボールファンからはサポートの声も多く挙がっていた。 <span class="paragraph-title">【動画】ハキミがボールを触る度に激しいブーイング</span> <span data-other-div="movie"></span> <div id="cws_ad"><blockquote class="twitter-tweet"><p lang="cy" dir="ltr">Achraf Hakimi booed in Tel Aviv. <a href="https://t.co/Jg0kdU4Lou">pic.twitter.com/Jg0kdU4Lou</a></p>— BNR (@brnrftbl) <a href="https://twitter.com/brnrftbl/status/1421908654199087113?ref_src=twsrc%5Etfw">August 1, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></div> 2021.08.02 13:39 Mon5