やり過ぎ? プレミア昇格POでリーズ撃破のダービーが試合後に“スパイ”パフォーマンス

2019.05.16 17:22 Thu
Getty Images
15日に行われたリーズ・ユナイテッド戦を勝利したダービー・カウンティの選手たちが試合後にマルセロ・ビエルサ監督の“スパイ”行為を揶揄するパフォーマンスを見せた。イギリス『Caught offside』が伝えている。

15日、チャンピオンシップ(イングランド2部)のプレミア昇格プレーオフ準決勝2ndレグのリーズ(3位)vsダービー(6位)が行われ、2-4でダービーが勝利。2戦合計3-4でダービーが決勝に駒を進めた。

敵地で行われた1stレグを0-1で落としていたダービーは、この試合でも先手を奪われる。それでも、マリオット、マウントのゴールで2戦合計スコアを2-2とし、アウェイゴール数で上回ると、その後もウィルソン、マリオットにゴールが生まれ、最終的に2戦合計3-4でアストン・ビラの待つ決勝進出を果たした。
同試合後、ダービーの選手たちはアウェイサポーターに向けて両手で丸の形を作り、双眼鏡のようにして覗き込むようなパフォーマンスを敢行した。

実はリーズとダービーの対戦では、今年1月に行われたリーグ戦の対戦前にビエルサ監督の指示でチームスタッフがダービーの練習場に偵察へ向かい、相手の練習を観察するスパイ行為が発覚。
後にビエルサ監督は自身の監督キャリアを通じて、常にそういった偵察行為を行い、今シーズンもダービー戦前に対戦したすべての対戦相手の練習場にチームスタッフを派遣していたことを認めていた。また、この問題を受けてリーズはイングランドフットボールリーグ(EFL)から罰金20万ポンド(約2800万円)を科されていた。

そして、その一件を受けて、ダービーの選手たちはビエルサ監督の“スパイ”行為を揶揄する今回のパフォーマンスを披露したのだ。

このパフォーマンスに関してはビエルサ監督の“スパイ”行為を快く思わない人たちを中心に風刺の利いた痛快なパフォーマンスだという好意的な反応があった。

一方、先日のアストン・ビラとの対戦で相手選手負傷時に自軍が奪ったゴールを正当と認めず、直後にわざと相手にゴールを決めさせるフェアプレイ精神を見せるなど、フットボールに対して真摯な態度を見せるビエルサ監督を揶揄する行為、激戦を演じた相手にそれも敵地でバカにするような行為を見せたことに不快感を示す反応もあり、やや物議を醸す一件となった。

◆ビエルサ監督の“スパイ”行為を揶揄
https://twitter.com/RealCasuals/status/1128766913734217728

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【レジェンドチーム回顧】プレミアを席巻したオレアリー率いる“ヤング・リーズ”〜2000-2001〜

▽4日、ガンバ大阪の日本代表MF井手口陽介(21)がチャンピオンシップ(イングランド2部)のリーズ・ユナイテッドへと完全移籍した。 ▽リーズといえば、1990年代に黄金期を迎え、1990年代後半から2000年代前半までは「ヤング・リーズ」として一躍その名を知らしめた。2003-04シーズンにプレミアリーグから降格すると、その後は昇格することなく、チームは財政難で勝ち点剥奪、リーグ1(3部リーグ)への降格と暗黒期に入った。 ▽しかし、その後はイタリアのカリアリを保有するマッシモ・チェリーノが買収しチームは復活。現在はプレミアリーグ昇格を目指し、チャンピオンシップを戦っている。本稿では、井手口陽介が移籍加入するリーズについて、黄金期のチームをピックアップして紹介。2000-2001シーズンの“ヤング・リーズ”を紹介する。 <span style="font-weight:700;">【2000-2001シーズン】〜ヤング・リーズ〜</span> <div style="text-align:center;"><span style="font-weight:700;">◆基本布陣◆ [4-4-2]</span></div><div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20180104leeds_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>GK:ナイジェル・マーティン DF:ダニー・ミルズ、リオ・ファーディナンド、ドミニク・マッテオ、イアン・ハート MF:リー・ボウヤー、オリビエ・ダクール、デイビッド・バッティ、ハリー・キューウェル FW:アラン・スミス、マーク・ヴィドゥカ 監督:デイビッド・オレアリー(43)<hr>・タイトル実績:プレミア4位、CLベスト4 攻撃力7:★★★★★★★☆☆☆ 守備力7:★★★★★★★☆☆☆ タレント7:★★★★★★★☆☆☆ 連係8:★★★★★★★★☆☆ 選手層6:★★★★★★☆☆☆☆<hr><span style="font-weight:700;">【シーズン実績】</span> <span style="font-weight:700;">◆ヤング・リーズの集大成</span><div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20180104leeds_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;">Getty Images<hr></div>▽1998年にデイビッド・オレアリー監督が就任したリーズは、若い選手たちが躍動する魅力的なサッカーでプレミアリーグに旋風を巻き起こした。プレミア制覇こそならなかったものの、幾度も優勝争いに絡み、1999-2000シーズンは3位という好成績を残す。 ▽そのリーズの集大成が2000-01シーズン。CLに初参戦したチームは、この大舞台で躍進する。ミランやバルセロナと同居したグループステージ1次リーグを2位で通過。2次リーグでは前年のCL覇者であるレアル・マドリーやイタリア王者のラツィオと同組に入ったが、再び2位で決勝トーナメント進出を決めた。 ▽決勝トーナメント準々決勝では、リーガ王者の“スーペル・デポル”ことデポルティボ・ラ・コルーニャと対戦し、2戦合計スコア3-2で準決勝に勝ち進む。準決勝ではバレンシアの前に屈して決勝進出を果たせなかったが、大会を大きく盛り上げる活躍を見せ、多くのフットボールファンを虜にした。 ▽しかし、このシーズン以降は財政難に陥り、DFリオ・ファーディナンドなどの主力選手を手放さざるを得なくなる。そして、2003-04シーズンにはチャンピオンシップに降格し、現在までプレミアリーグの舞台に舞い戻れていない状況だ。 <span style="font-weight:700;">【チーム紹介】</span> <span style="font-weight:700;">◆若さ溢れる勢い</span> ▽主に20代前半から半ばまでの選手で構成されたチームは、攻守においてダイナミックなパフォーマンスを披露した。その若さを存分に生かしたスタイルは、躍進を遂げる大きな原動力だった。 ▽最後尾に構えたベテランのGKナイジェル・マーティンは安定したゴールキーピングに加えてコーチング能力が高く、若いチームの中で重要な存在だった。最終ラインは、若かりしころのファーディナンドが中心。時折ミスはあったものの、スピードとビルドアップ能力に長けたセンターバックとして将来が嘱望されていた。さらに、精度の高い左足のキックを装備する左サイドバックのDFイアン・ハートは、オーバーラップから好クロスを供給し、直接FKでゴールを陥れた。 ▽中盤はMFオリビエ・ダクールらが地味な働きながらも献身的なプレーでチームを助けた。右サイドのMFリー・ボウヤーは精力的な動きで攻守に大きく貢献。左サイドのMFハリー・キューウェルは切れ味鋭いドリブル突破からチャンスに絡んだ。 ▽前線は、弱冠20歳のFWアラン・スミスが豊富な運動量を見せてチャンスメイクに奔走。大型FWマーク・ビドゥカとともに抜群の補完性を見せ、2人でゴールを量産した。その他、スミスと同じく20歳のFWロビー・キーンも少ない時間の中でしっかりと結果を残した。 <span style="font-weight:700;">【ピックアップ・プレイヤー】</span> <span style="font-weight:700;">◆ハリー・キューウェル</span>(22)<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20180104leeds_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;">Getty Images<hr></div>▽リーズ・ユース出身のキューウェルは、躍進する若いチームの象徴としてヨーロッパで暴れまわった。全盛期のギグスを彷彿とさせるドリブル突破や正確な左足でチャンスを演出するなど攻撃の中心を担い、プレミアリーグを代表するウインガーとして地位を確立した。また、同じオーストラリア出身のビドゥカとの連係も見事だった。 2018.01.04 20:30 Thu

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