ナポリ、来年1月のヴルサリコ獲得を断念か 会長が発言

2017.12.15 05:34 Fri
Getty Images
ナポリアウレリオ・デ・ラウレンティス会長は、アトレティコ・マドリーのクロアチア代表DFシメ・ヴルサリコ(25)の獲得に動いていることを認めたが、今冬の移籍市場での獲得が困難となっていることも明かした。同会長がイタリア『イル・マッティーノ』に語った内容を、スペイン『マルカ』が伝えている。

▽ナポリでは、左サイドバックでレギュラーを務めていたアルジェリア代表DFファウジ・グラムが11月の初めに負傷。右ヒザ前十字じん帯断裂の重傷と診断され、半年近く離脱することが明らかになっていた。

▽代役探しが急務となったナポリは、アトレティコで出場機会に悩むヴルサリコをリストアップ。本人も移籍を希望しているということが各紙より報道されており、今冬の獲得が囁かれていた。しかし、デ・ラウレンティス会長は今シーズン中の獲得が困難だと感じているようだ。
「我々はフルバックを強化したいと考えている。しかし、それは簡単なことではない。1月に(シメ・)ヴルサリコとのサインを締結するには、困難があるからだ。確かに彼が欲しいが、複雑なんだ」

「最近、アトレティコの(エンリケ・セレーゾ)会長と会談した。彼は『今は取引を行うことができない』と言ったよ。しかし、恐らく(困難なのは)6月までだ。彼らには多くの試合があるからね」
▽ヴルサリコは、シーズン最序盤に負ったヒザの負傷の影響もあり、リーガエスパニョーラ第15節終了時点で公式戦の出場は7試合のみ。そのうち、リーガでの出場は4試合に留まっている。

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