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レアル・マドリーは13日、クラブ・ワールドカップ(CWC)2017・準決勝のアル・ジャジーラ戦で、苦しんだ末に2-1で勝利した。試合後、マドリーの
ジネディーヌ・ジダン監督が会見に出席。コメントをクラブ公式サイトが伝えている。
▽マドリーは序盤から多くのチャンスを迎えたものの、相手のカウンターを浴びて前半に先制を許す展開に。それでも、ポルトガル代表FW
クリスティアーノ・ロナウドと途中出場したウェールズ代表MF
ガレス・ベイルが後半に得点を記録し、辛くも勝利を手にすることとなった。会見に出席したジダン監督は、チームを脅かしたアル・ジャジーラを称賛している。
「あまり話すことはない。私たちは最終的に勝利を収め、決勝に進出した。気にかけていたことはそれが全てだよ」
「彼ら(アル・ジャジーラ)のカウンター攻撃は素晴らしかった。前線の3人を擁するカウンターが武器になっているんだよ。サッカーで簡単な勝利などない、ということは前日にずっと言っていた。素晴らしい仕事をしたアル・ジャジーラのことを祝福しなければならないね」
▽また、アル・ジャジーラ戦では元フランス代表FW
カリム・ベンゼマが再三のチャンスを迎えたものの、決め切ることができず。ジダン監督は、同選手についてもコメントした。
「カリム・ベンゼマはよくやってるよ。今夜はゴールできなかったけど、大丈夫。誰もが自身の見解を持つことができ、彼の得点記録に注目することもできる。彼は良いパフォーマンスを披露して、多くのチャンスを作った。しかし、ボールは彼のためにゴールへ入りたがらなかった。彼が得点を熱望し過ぎていて少し失望しているけど、慌てる必要はない。私たちは土曜日の試合(グレミオとの決勝戦)に集中している。私は、全ての選手のパフォーマンスに満足しているんだ」
▽さらに、前半半ばにはブラジル代表MF
カゼミロの先制点と思われたゴールが、アル・ジャジーラの1点リードで迎えた後半開始直後にはアル・ジャジーラFWブスファのゴールが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)によりノーゴールの判定に。ジダン監督はVARという制度に対する疑問も呈した。
「審判は、カゼミロのゴールをオフサイドと判定し認めなかった。彼らが何を話していたのか。私たちは詳しいことを把握していないが、決定までに3、4分を要したね。良い気分はしないよ」
「4分もかかるのは少し奇妙なことだ」
グラナダは6日、エイバルのフランス人GKリュカ・ジダン(26)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は3年間で、2027年夏までとなる。
リュカ・ジダンはその名からも分かるとおり、元フランス代表のジネディーヌ・ジダン氏を父に持っている。
レアル・マドリーのアカデミー育ちで、2019年1月にファーストチームに昇格、ラシン・サンタンデールへのレンタル移籍を経験すると、2020年10月にラージョ・バジェカーノへ完全移籍。2022年9月にはエイバルへ完全移籍した。
マドリーでは公式戦2試合に出場したのみ。その後もなかなか大きく飛躍はできなかったが、セグンダ・ディビシオン(スペイン2部)を戦うエイバルでは正守護神としてプレー。公式戦77試合に出場した。
2022-23シーズンはリーグ戦31試合、2023-24シーズンはリーグ戦42試合に出場。グラナダは最下位で2部に降格した中、再び2部で輝きを放てるか注目だ。
2024.07.06 10:55 Sat
