超WS選定! 今季J1を彩った年間ベストイレブンはこれだ!

2017.12.13 22:40 Wed
©超ワールドサッカー
▽2017シーズンの明治安田生命J1リーグは、最終節まで優勝争いがもつれ込んだ結果、川崎フロンターレの劇的な初載冠で幕を閉じた。

▽今シーズン、毎節ベストイレブンを選出してきた超ワールドサッカー編集部が、厳正なる(?)選考に基づき、年間を通じて最も印象的な活躍を披露した11名をセレクトした。(お気に召さない選出はあしからず)

◆超WS選定年間ベストイレブン(J1)
GK中村航輔(22歳/柏レイソル)
明治安田生命J1リーグ出場数:34(先発回数:34)/失点数:33
超WS選定週間ベストイレブン選出回数:10
▽反応スピードと的確なポジショニングによる安定したシュートストップで飛躍。クリーンシートは11試合。チームの4位に大きく貢献した。日本代表デビューも飾り、堂々たるパフォーマンスで実力を証明。Jリーグを代表する守護神となった。
DFエウシーニョ(28歳/川崎フロンターレ)
明治安田生命J1リーグ出場数:21(先発回数:21)/得点数:5
超WS選定週間ベストイレブン選出回数:3
▽右サイドバックという型にはまらない圧倒的な攻撃スキルを遺憾なく発揮。雑さの目立つ守備面を余りあるほどにカバーした。ウイングさながらの攻撃力はチームの武器の1つに。

DF大井健太郎(33歳/ジュビロ磐田)
明治安田生命J1リーグ出場数:32(先発回数:32)/得点数:5
超WS選定週間ベストイレブン選出回数:5
▽最終ラインを統率する守備面はもちろん、攻撃面でもMF中村俊輔という名キッカーを味方につけてセットプレーからキャリアハイの5ゴールを記録。攻守両面で獅子奮迅の働きを披露。
DF昌子源(25歳/鹿島アントラーズ)
明治安田生命J1リーグ出場数:34(先発回数:34)/得点数:1
超WS選定週間ベストイレブン選出回数:8
▽J1全試合フルタイム出場を達成。チームは最後の最後でタイトルを逃したものの、リーダーとしてより自覚が芽生えたシーズンに。悔しさをバネに来季はタイトル奪還へ。

DF丸橋祐介(27歳/セレッソ大阪)
明治安田生命J1リーグ出場数:33(先発回数:33)/得点数:1
超WS選定週間ベストイレブン選出回数:1
▽今シーズンのJ1でプレーするDF陣の中で最多の10アシストをマーク。左足の多彩なキックでFW杉本健勇ら攻撃陣を援護。チームのリーグ3位、ルヴァンカップ優勝に貢献。

MF伊東純也(24歳/柏レイソル)
明治安田生命J1リーグ出場数:34(先発回数:32)/得点数:6
超WS選定週間ベストイレブン選出回数:1
▽爆発的なスピードを生かして縦に突破するだけでなく、カットインからのシュート意識が向上。圧巻のカウンター攻撃は見るものを驚かせた。日本代表デビューも果たし、飛躍の1年に。

MFソウザ(29歳/セレッソ大阪)
明治安田生命J1リーグ出場数:33(先発回数:32)/得点数:4
超WS選定週間ベストイレブン選出回数:6
▽相方のMF山口蛍とJリーグ屈指のボランチコンビを形成。守っても良し、攻めても良しと躍進を遂げたチームの中でも出色の存在感を示した。

MF大島僚太(24歳/川崎フロンターレ)
明治安田生命J1リーグ出場数:25(先発回数:25)/得点数:1
超WS選定週間ベストイレブン選出回数:4
▽今シーズンも故障で離脱する時期があったが、ピッチに立てばパスサッカーの中心に。1つのパスで試合を動かせるプレーぶりは目を見張るものがある。

MF阿部浩之(28歳/川崎フロンターレ)
明治安田生命J1リーグ出場数:28(先発回数:26)/得点数:10
超WS選定週間ベストイレブン選出回数:5
▽ガンバ大阪でハードワーカーに徹していた姿が嘘のようなシーズンに。1トップから左サイドまでプレーし、キャリアハイの10ゴールを挙げ、アタッカーとしての評価を上げた。

FW小林悠(30歳/川崎フロンターレ)
明治安田生命J1リーグ出場数:34(先発回数:33)/得点数:23(PK:4)
超WS選定週間ベストイレブン選出回数:4
▽今シーズンから主将を任され、チーム初タイトルのリーグ優勝だけでなく、得点王とMVPの個人賞をも総なめ。2017シーズンの主役となり、勢いそのままに日本代表初ゴールも記録。

FW杉本健勇(25歳/セレッソ大阪)
明治安田生命J1リーグ出場数:34(先発回数:34)/得点数:22(PK:2)
超WS選定週間ベストイレブン選出回数:8
▽初のJリーグ得点王こそ逃したものの、器用なストライカーから本格派ストライカーに変貌。日本代表にも定着しつつあり、名実ともにJリーグを代表する点取り屋に。

監督
尹晶煥(44歳/セレッソ大阪)
▽個性派かつ技巧派集団に泥臭さと規律を落とし込み、ルヴァンカップ優勝で悲願の初タイトルを獲得。見事な手綱捌きが目を引き、来シーズンのさらなる飛躍に期待大。

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