ユナイテッド、ジョアン・マリオ獲得に向けてあの選手を差し出す?
2017.12.07 09:55 Thu
▽マンチェスター・ユナイテッドが、インテルのポルトガル代表MFジョアン・マリオ(24)の獲得に興味を持っているようだ。『フットボール・エスパーニャ』が伝えた。
▽2016-17シーズンにポルトからインテルに加入したジョアン・マリオだが、出場機会には恵まれておらず今シーズン序盤は起用されるがここまでセリエAで11試合の出場にとどまっている。さらに途中出場や途中交代が多いため、同選手はインテル退団を考えているようだ。
▽そこに目を付けたのがユナイテッド。ジョゼ・モウリーニョ監督はジャン・マリオの能力を高く評価しているようで、獲得に興味を持っているという。しかし同選手の移籍金は3000万ユーロ(約39億7800万円)と、出場機会を得られていない選手にとっては高額に設定されている。
▽そのためユナイテッドは、元スペイン代表MFフアン・マタ(29)の譲渡を交渉材料に使い、移籍金の引き下げを目論んでいるようだ。
▽なお、『フットボール・エスパーニャ』によればジョアン・マリオに対してはパリ・サンジェルマンも興味を持っており、今後は争奪戦となる可能性がある。しかしインテル側も同選手を戦力としては考えているようで、簡単に移籍に応じることはないだろうとしている。
▽2016-17シーズンにポルトからインテルに加入したジョアン・マリオだが、出場機会には恵まれておらず今シーズン序盤は起用されるがここまでセリエAで11試合の出場にとどまっている。さらに途中出場や途中交代が多いため、同選手はインテル退団を考えているようだ。
▽そこに目を付けたのがユナイテッド。ジョゼ・モウリーニョ監督はジャン・マリオの能力を高く評価しているようで、獲得に興味を持っているという。しかし同選手の移籍金は3000万ユーロ(約39億7800万円)と、出場機会を得られていない選手にとっては高額に設定されている。
▽なお、『フットボール・エスパーニャ』によればジョアン・マリオに対してはパリ・サンジェルマンも興味を持っており、今後は争奪戦となる可能性がある。しかしインテル側も同選手を戦力としては考えているようで、簡単に移籍に応じることはないだろうとしている。
ジョアン・マリオの関連記事
マンチェスター・ユナイテッドの関連記事
記事をさがす
|
|
ジョアン・マリオの人気記事ランキング
1
C・ロナウド超えで最年少デビューの逸材が思わずピッチで感涙!「これは始まりに過ぎない」
ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがプロデビューを飾ったクラブとしても知られるスポルティング・リスボンに、新たな新星が誕生した。スペイン『アス』が伝えている。 スポルティングは20日、プリメイラ・リーガ第24節のヴィトーリア・ギマランイスと対戦。1-0とリードして迎えた試合終盤の84分には、MFジョアン・マリオに代わって16歳のポルトガル人MFダリオ・エスーゴが途中出場を果たした。 2005年5月14日生まれのエスーゴはこれが待望のプロデビュー。16歳と11カ月12日でのデビューはクラブ史上最年少記録とともに、ポルトガル1部での最年少出場記録も更新した。 これまでのクラブ史上最年少出場記録は元ポルトガル代表DFのマルコ・カネイラ氏(17歳と1日)で、C・ロナウドは17歳と6カ月9日でのプロデビューだった。 夢を1つ叶えたエスーゴは、試合終了を知らせる笛とともに思わず涙。ユニフォームで両目を覆うと、それを見た先輩チームメイトたちから祝福されていた。 エスーゴは試合後、デビューの喜びを語っている。 「それは言葉では言い表せない感情で、僕はいつも夢見ていた。みんなに感謝しなければならない」 「これは始まりに過ぎず、ハードワークを続け、クラブの目標達成の手助けをしていく。シニアレベルでプレーするのは違う。みんながサポートしてくれてさらに緊張が緩んだ」 なお、スポルティング史上最年少得点記録は、C・ロナウドが持つ17歳と8カ月2日となっている。 <span class="paragraph-title">【動画】偉大な先輩を超えてのデビューに涙</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="pt" dir="ltr">As lágrimas do Leão mais jovem de sempre a estrear-se pela Equipa Principal do <a href="https://twitter.com/hashtag/SportingCP?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#SportingCP</a> <br><br>Que seja o primeiro de muitos, <a href="https://twitter.com/darioessugo6?ref_src=twsrc%5Etfw">@darioessugo6</a>! <a href="https://twitter.com/hashtag/MadeInSporting?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#MadeInSporting</a><br><a href="https://twitter.com/SPORTTVPortugal?ref_src=twsrc%5Etfw">@SPORTTVPortugal</a> <a href="https://t.co/3MgScvRYTF">pic.twitter.com/3MgScvRYTF</a></p>— Sporting Clube de Portugal (@Sporting_CP) <a href="https://twitter.com/Sporting_CP/status/1373409015707881474?ref_src=twsrc%5Etfw">March 20, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.03.22 12:20 Mon2
「ボートで来たのか?」C・ロナウドとブルーノの握手拒否騒動の裏側をチームメイトが明かす「彼らの間での冗談」
ポルトガル代表MFジョアン・マリオが、不協和音が囁かれるFWクリスティアーノ・ロナウドとMFブルーノ・フェルナンデスについて言及した。 カタール・ワールドカップ(W杯)を戦うために合流しているポルトガル代表。本大会ではグループHに入り、ガーナ代表、ウルグアイ代表、韓国代表と同居。初戦は24日にガーナと対戦する。 そんな中、本大会を前にエースのC・ロナウドには問題が。所属のマンチェスター・ユナイテッドやエリク・テン・ハグ監督らへの批判を口にしたインタビューが公開。これが大きな騒動となり、クラブも声明を発表するまでに発展した。 そのC・ロナウドだが、ポルトガルサッカー連盟(FPF)が公開した動画では、チームに合流し、ユナイテッドでもチームメイトのブルーノとロッカールームで挨拶。しかし、2人は握手をしようとしたが、途中でそれをやめていた。 この映像が公開されると、インタビューの件もあり、2人の不仲説が浮上。W杯に向けて一致団結しなければいけない中での騒動が話題となっていた。 しかし、会見に出席したジョアン・マリオはその噂を一蹴。一部を切り取って見ているだけだとし、2人の間に冗談があったと明かした。 「これらの映像が撮られたとき、僕がそこにいられたことは幸運だったよ。彼らが何を引き起こしたのかは理解できるけど、それは彼らの間での冗談だったと言える」 「彼は最後に到着した選手の1人で、クリスティアーノは彼に対してボートで来たのか?と尋ねたんだ(笑)」 「彼らは素晴らしい関係を築いていると思う。チームメイトだ。わずかな切り抜きを見たに過ぎないよ」 遅れて合流してきたブルーノに対して冗談を言ったということ。ただ、C・ロナウドの表情が何とも言えないものとなっており、誤解を招いたという。 2人の本当の仲はさておき、今は国のために集中するとき。ピッチ内では好連携を期待したいところだろう。 <span class="paragraph-title">【動画】クリスティアーノ・ロナウドと握手をしようとしてやめるブルーノ・フェルナンデス</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="pt" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/VesteABandeira?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#VesteABandeira</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/WearTheFlag?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#WearTheFlag</a> <a href="https://t.co/AvgC8M2dWO">pic.twitter.com/AvgC8M2dWO</a></p>— Portugal (@selecaoportugal) <a href="https://twitter.com/selecaoportugal/status/1592289945712209920?ref_src=twsrc%5Etfw">November 14, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.11.16 10:57 Wed3
「驚異的な存在に」渦中のエース、C・ロナウドについてポルトガル代表MFが言及「僕たちは何も心配していない」
ポルトガル代表MFルベン・ネヴェスが、渦中にある大エースのFWクリスティアーノ・ロナウドについて言及した。『beIN Sports』が伝えた。 カタールW杯の開幕を控える中、今回が5度目の出場となるC・ロナウドは、所属先のマンチェスター・ユナイテッドへの批判、そしてエリク・テン・ハグ監督やかつてのチームメイトであるウェイン・ルーニーらへの批判をインタビューで口にした。 これらの発言は物議を醸し、ユナイテッドは公式声明で「然るべき対応を取る」とし、緊張が走っている。 一方のC・ロナウドはポルトガル代表としてのW杯の戦いに集中。ポルトガル代表のフェルナンド・サントス監督も「我々には関係ないこと」とC・ロナウドとクラブの問題は代表チームとW杯には無関係であるとした。 そのC・ロナウドは、同じユナイテッドに所属するMFブルーノ・フェルナンデスが遅れて合流した際のドレッシングルームの反応が大きな話題に。B・フェルナンデスが握手を拒否したようにも見られ、クラブ批判を繰り広げたC・ロナウドとの不仲が一気に騒がれた。 しかし、この一件についてはMFジョアン・マリオが「ジョークを言っていた」とコメント。全く不仲ということはないと否定していた。 その件についてネヴェスもコメント。C・ロナウドの状態はとても良いとし、本大会でも大きな存在になるとコメント。また、チーム内での不協和音も存在しないと不仲説を否定した。 「トレーニングで見た限りでは、彼は見事な状態だよ。僕たちは何も心配していない。個人個人が際立つように上手くやれることを知っている。僕たちが上手くやれば、クリスティアーノは驚異的な存在になるだろう」 「ドレッシングルームに争い事があるとは思わない。ただ、いくつかの論争がないまま僕たちが振る舞うことは不可能だ」 「ドレッシングルームよりも、キャンプの外のこと、そしてメディアの方が多いと思う。それは全て言われているだけのことで、僕たちは素晴らしい雰囲気を持っている」 <span class="paragraph-title">【動画】C・ロナウドとの握手をB・フェルナンデスが拒否!?</span> <span data-other-div="movie"></span> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJJNG8zSk5SaCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> 2022.11.20 21:05 Sun4
シャルケ、インテルで構想外のポルトガル代表10番獲得に関心?
▽シャルケがインテルに所属するポルトガル代表MFジョアン・マリオ(25)の獲得に動いているようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 ▽先のロシア・ワールドカップでもポルトガル代表の10番として全4試合に出場したジョアン・マリオ。一方、クラブでは2016年夏からインテルに所属しているものの、目立った活躍は披露できず。昨冬には、ウェストハムにレンタル移籍。 プレミアリーグ13試合に出場して2ゴール1アシストを記録していた。 ▽伝えられるところによると、インテルのルチアーノ・スパレッティ監督は今シーズンもジョアン・マリオを戦力として考えておらず、売却を希望しているとのこと。そんな中、シャルケが同選手のローンでの獲得に関心を寄せているが、インテル側は買取オプションを付帯させたいようだ。 ▽現在日本代表MF乾貴士が所属するベティスやセビージャも関心を示していることが伝えられているが、ポルトガル代表10番の新天地は果たしてどこになるのだろうか。 2018.08.19 15:05 Sun5
CL得点王は12ゴールのハーランド! 最多アシストは相棒デ・ブライネ
2022-23シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)の全日程が終了し、マンチェスター・シティのノルウェー代表FWアーリング・ハーランドが大会得点王に輝いた。 イタリア勢の躍進光るも、バイエルンやレアル・マドリーといった優勝候補を連破し、決勝ではインテルを破ったマンチェスター・シティの大会初優勝で幕を閉じた今大会。 大会得点王にはその優勝チームをエースストライカーとしてけん引した怪物FWが、11試合12ゴールという見事な数字で初受賞した。 なお、36ゴールでプレミアリーグ得点王となった22歳FWは、今シーズンの公式戦53試合で52ゴールという驚異的なスタッツを残すことになった。 ハーランドはグループステージでセビージャ、ドルトムント、コペンハーゲン相手に3試合連続ゴールを記録し、新天地でのCLの戦いで好スタートを切った。決勝トーナメントではドルトムント時代にしのぎを削ったRBライプツィヒ相手の2ndレグで、1試合における最多ゴール記録タイとなる5ゴールを奪取。さらに、準々決勝ではバイエルンとの2試合でいずれも1ゴールずつを奪った。 準決勝のレアル・マドリー戦との2戦、インテルとの決勝ではノーゴールに終わったが、間違いなく優勝の立役者の一人となった。 ちなみに、得点ランキング2位には6試合連続を含む8ゴールを挙げたリバプールFWモハメド・サラー、3位にはパリ・サンジェルマンFWキリアン・ムバッペとレアル・マドリーFWヴィニシウス・ジュニオールが7ゴールで並び、5位はベンフィカMFジョアン・マリオが6ゴールでランクインしている。 また、大会最多アシストはハーランドの相棒であるベルギー代表MFケビン・デ・ブライネが通算7アシストでランキングのトップに立っている。 2023.06.11 06:15 Sunマンチェスター・ユナイテッドの人気記事ランキング
1
「絶対に謝らない」ハーランド父に復讐したロイ・キーンが“報復”タックルを否定
マンチェスター・ユナイテッドのOBであるロイ・キーン氏が現役時代にアルフ=インゲ・ハーランド氏を負傷させたタックルについて語った。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。 キーン氏は、ハーランド氏がリーズ・ユナイテッドに在籍していた1997年にタックルを受けて前十字じん帯損傷の大ケガを負っていた。 しかし4年後、2001年4月21日に行われたマンチェスター・シティとの試合で、ハーランド氏の右ヒザに悪質なタックルを敢行。レッドカードが提示された後にファウルが意図的だったとコメントしたため、5試合の出場停止処分を受けていた。 なお、ハーランド氏はドルトムントに所属するノルウェー代表FWアーリング・ハーランドの実の父親だが、このタックルの影響もあり2年後の2003年に31歳で現役を引退している。 『スカイ・スポーツ』の番組内で、シティにも在籍した元イングランド代表DFマイカ・リチャーズ氏が、キーン氏に現役時代の後悔について質問。話の流れの中で、この件に言及した。 「言わせてもらっていいかな? サッカーのピッチでやったことで後悔したことは一度もない。一度もだ」 「聞いてほしい。私は退場になりチームを失望させた。私は人々と戦っていた。私はピッチの真ん中にいたんだ」 リチャーズ氏が「ハーランド氏を傷づけようとしたわけではないでしょう」と尋ねるとキーン氏はさらに続けた。 「違う。当然だ。だが選手を傷つけようとしたかと言われればそうだ」 「それについては絶対に謝らない。そして人々は私を痛めつけてきた。私は人生で選手をケガさせようとしたことはないが、選手を傷つけようとしたことはある」 「ピッチの真ん中でボールを取りに行けば、誰かが傷つくこと可能性は大いにある」 そう話したキーン氏は、最後に「(君は)私の精神科医みたいだ。胸のつかえが降りたよ」と語っている。 キーン氏は、ハーランド氏個人ではなく対戦相手の“選手”を狙ってのタックルであり、それについての後悔はないと考えているようだ。 <span class="paragraph-title">【動画】ロイ・キーンがハーランド父に繰り出した“悪質”タックル</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr"> <a href="https://twitter.com/hashtag/OnThisDay?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#OnThisDay</a> in 2001: Roy Keane committed a horror challenge when he studded Alf-Inge Haaland's knee.<a href="https://t.co/eX85rW9hhV">pic.twitter.com/eX85rW9hhV</a></p>— The Sportsman (@TheSportsman) <a href="https://twitter.com/TheSportsman/status/1252565333577269248?ref_src=twsrc%5Etfw">April 21, 2020</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.06.11 07:05 Fri2
“ポピー”を着けられないマティッチがユナイテッド浮上のカギ/編集部コラム
▽日本名では「虞美人草(ぐびじんそう)」や「雛芥子(ひなげし)」と呼ばれる可憐な花。ヨーロッパ原産のケシ科の植物は「ポピー」の名で知られている。 ▽プレミアリーグを観る方やこの時期にイギリスへ行ったことがある方は、ユニフォームや監督の胸元に「ポピー」の花が飾られるのを目にしたことがあるだろう。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20181106matic_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽11月11日は、イギリスでは“Remembrance Day(リメンブランス・デイ)”という記念日である。1918年11月11日の11時に第一次世界大戦の戦闘が集結し、イギリス国王のジョージ5世が定めた記念日。「戦没者追悼の日」とも言われ、今年で100年を迎えることになる。 ▽この日が近づくと、プレミアリーグのピッチには多くのポピーの花が咲く。日本で言うところの、「赤い羽根」に近いだろうか。選手たちだけでなく、一般の方も地下鉄の駅などでは募金をするとポピーの花がもらえるのだ。 ▽そんな中、週末に行われたプレミアリーグでは1人の選手の胸にポピーの花がなかった。それは、マンチェスター・ユナイテッドに所属するセルビア代表MFネマニャ・マティッチだ。 ▽かつてはチェルシーでプレーしたマティッチは、2017-18シーズンからかつての師であるジョゼ・モウリーニョ監督の下でプレーしている。そのマティッチは、3日に行われたボーンマス戦に先発出場。90分間プレーした。 ▽ユナイテッドの中盤を支えるマティッチだが、イギリスで通例となっているポピーの花をユニフォームにつけない理由がある。それは、自身が少年期に経験した戦争を思い出してしまうからだという。自身のインスタグラム(nemanjamatic)で明かした。 「僕にとっては、1999年にセルビアの爆撃によって母国が荒廃していた。個人的には、恐怖を抱いた12歳の少年のように、ヴレロに住んでいるような個人的な感情を思い出してしまうんだ」 ▽マティッチの故郷は、旧ユーゴスラビアのシャバツ。現在のセルビア西部に位置する都市だ。旧ユーゴスラビアでは、1998年からコソボ紛争が勃発。そして、翌1999年にNATO軍によって空爆が行なわれた。 ▽第一次世界大戦の終結を記念して定められた“リメンブランス・デイ”。そして、戦没者の象徴とされる「ポピー」を身につけることは、空爆を体験をしているマティッチには難しいことのようだ。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20181106matic_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽チェルシー同様に、ユナイテッドでもフィルター役を務めるマティッチ。鋭いタックルで相手を封じ、バイタルエリアで壁となるマティッチは、気の利いたプレーでチームを支える。そして、そのプレースタイル同様に、自身の考えを押し付けることはなかった。 「人々がなぜポピーを身につけているのかは十分に理解している。僕はみなさんの権利を完全に尊重するし、紛争のために愛する人を失った人には同情する」 ▽マティッチは、自身が「ポピー」を身につけていない理由を明かす前に、しっかりと戦没者へと敬意を払った。それもまた、空爆を経験しているからだろう。戦争で愛する人を失った人々の悲しみを理解しているからだ。そして続けた。 「これまで僕が行ってきたことを考えると、ユニフォームにポピーを着けることが正しいとは思わない」 「イギリスの誇りの象徴であるポピーを傷つけたり、誰かを怒らせたりはしたくない。ただ、僕たちはそれぞれの育ち方をしているし、示した通り、僕個人の選択だ」 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20181106matic_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>▽誠実に、そして自身の考えをしっかりと説明したマティッチ。その投稿には、多くの反応があり、誠実な対応をしたマティッチへの称賛のコメントも残されている。 ▽マティッチといえば、決して裕福ではない故郷のヴレロでも英雄的な存在。地元の小学校に修繕費を支援したり、苦しんでいる人々の借金を肩代わりしたり、「いたわり」「思いやり」の心をもって活動を行なっている。 ▽苦しいシーズンスタートとなったユナイテッドだが、モウリーニョ監督の腹心であるマティッチの誠実さ、思いやりのあるプレーは、チームに安定感をもたらせ、必ずやチームを浮上させるカギとなるだろう。そして、マティッチもそれを望んでいるようだ。 「僕が説明した理由をみんなが理解してくれることを願っている。そして、僕はこの先に待つ試合でチームをサポートすることに集中できる」 ▽「ポピー」の花言葉は「いたわり」「思いやり」。さながら、中盤でチームのバランスを取りながらプレーし、相手のことを考えて行動し、多くの支持を受けるマティッチを表しているようだ。「ポピー」を着けられなくとも、その心にはポピーの花が咲いているのかもしれない。 《超ワールドサッカー編集部・菅野剛史》 2018.11.06 21:30 Tue3
第4審の人種差別発言で中断のPSGvsイスタンブールBBSKが9日に延期…《CL》
8日に開催予定だったチャンピオンズリーグ(CL)グループH最終節のパリ・サンジェルマンvsイスタンブール・バシャクシェヒルが、9日に延期されたようだ。 PSGとイスタンブールBBSKの属するグループHでは、決勝トーナメント進出の可能性を残すPSG、マンチェスター・ユナイテッド、ライプツィヒが勝ち点9で並ぶ大混戦となっていた。 しかし、この大一番で前代未聞の事件が起こる。0-0で迎えた14分、この試合で第4の審判を務めていたルーマニア人審判のセバスティアン・コレスク氏が、イスタンブールBBSKのアシスタントコーチを務めるピエール・アシル・ウェボ氏に対して人種差別的な発言をしたとして試合が中断。数分の話し合いの末、両チームがロッカールームへ戻る事態となった。 フランス『RMC Sport』によれば、試合はそのまま翌日への延期が決定されたとのこと。なお、キックオフは現地時間で9日18時55分(日本時間:26時55分)となったようだ。 また、同時刻開催だったライプツィヒvsマンチェスター・ユナイテッドは、3-2でライプツィヒが勝利。この結果、当該成績でユナイテッドを上回っているPSGの決勝トーナメント進出は決定。イスタンブールBBSKに勝利すればグループ首位での突破が決まる。 2020.12.09 07:45 Wed4
ラウンド16でポルトと激突のC・ロナウド、11年前に決めたCL史上最高のゴールに脚光
チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16の組み合わせ抽選会が14日に行われた。 バルセロナvsパリ・サンジェルマンというビッグマッチに注目が集まっているが、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド擁するユベントスは、日本代表FW中島翔哉も所属するポルトとの対戦が決定。 <div id="cws_ad">◆【ベストゴール集】ユベントス100試合出場のC・ロナウドが決めたここまでのベストゴール(ポルト戦のスーパーゴールは記事下部)<div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJ2NXR1dUdmeiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> このカードが決まったことを受け、CLの公式ツイッター(@ChampionsLeague)はC・ロナウドがマンチェスター・ユナイテッドに在籍していた時にポルトと対戦した試合で決めたゴールの動画を公開。懐かしのスーパーゴールに多くの反響が集まった。 C・ロナウドがスーパーゴールを決めた試合は、2009年の4月15日に行われたポルトvsユナイテッドのCL準々決勝2ndレグ。ホームで行われた1stレグを2-2で終え、ポルトにアウェイゴールを2点奪われた不利な状態でこの一戦を迎えたユナイテッドだったが、C・ロナウドが試合開始早々にやってみせる。 6分、ゴールから約37メートルの位置でアンデルソンからパスを受けたC・ロナウドは、相手のマークが甘いとみるや、シュート体勢に入る。そして、そのまま迷いなく右足を振り抜くと、ボールは一直線にゴールへ。弾丸ライナー、レーザービームのように真っ直ぐにゴールネットへと向かったボールは、ゴール左隅へ突き刺さる。卓越したキック力、見事なシュート精度、常人離れした思い切りの良さが、見るもの全てを唖然とさせるゴールを生んだ。 この試合では、C・ロナウドはゴール以外でも大活躍。後方からのロングボールをダイレクトヒールで正確にチームメイトにパスしたり、得意のドリブルで相手DFのファウルを誘発したり…。結局、最後までスコアは変わらなかったものの、ユナイテッドは2戦合計3-2として、準決勝進出を果たしていた。 さらに、この得点はただスーパーゴールと評価されるにとどまらず。2009年末には、この年からFIFAが創設した、年間を通じて最も優れたゴールに贈られる賞「プスカシュ賞」が贈られるなど、CL史上最高のゴールとも言われるほど、素晴らしい評価を得ている。C・ロナウド本人も「どうやって決めたかわからない」と語るほどのゴール。奇跡としか言えない見事なゴールだった。 ラウンド16の日程は、1stレグは2月16日・17日および23日・24日、2ndレグは3月9日・10日および16日・17日とかなり先の予定だが、決勝トーナメントでもスーパーゴールが生まれるのか。今から楽しみで仕方がない。 <div id="cws_ad">◆C・ロナウドのスーパーミドル<blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr">Ronaldo against Porto = <a href="https://twitter.com/hashtag/UCLdraw?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#UCLdraw</a> | <a href="https://twitter.com/juventusfcen?ref_src=twsrc%5Etfw">@juventusfcen</a> <a href="https://t.co/HJ4PysyDuK">pic.twitter.com/HJ4PysyDuK</a></p>— UEFA Champions League (@ChampionsLeague) <a href="https://twitter.com/ChampionsLeague/status/1338450358822195200?ref_src=twsrc%5Etfw">December 14, 2020</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></div> 2020.12.15 21:12 Tue5
