インテルとスポルティングが選手の移籍を巡り泥沼争い…互いに声明で主張
2021.07.14 10:50 Wed
選手の移籍を巡って、クラブ間で揉め事が起こっている。
レンタルバックの形でインテルへと復帰したジョアン・マリオだったが、契約を解除しベンフィカへ移籍。スポルティングも獲得を望んでいた中、ライバルクラブへ無料で譲渡される結末となっていた。
そんな中、スポルティングが13日に声明を発表。インテルの動きに対して訴えるという旨の深刻な声明を発表した。
【2】周知のように、インテルとジョアン・マリオは昨日、両者の雇用契約を合意の上で終了した。これはインテルがスポルティングからのオファーを拒否した後のことです
【3】スポルティングの取締役会は、インテルとジョアン・マリオが2016年にスポルティングと契約した内容を回避しようとするために便宜を図ったと考えています
【4】この手段はすべての当事者が2016年に引き受けた義務を知っており、5年後に回避するつもりであったことを示しているに過ぎません
【5】スポルティングは現在の他の状況から不快な注意をそらすことを目的としたこの声明を公に出すことはありません
【6】ただし、スポルティングの利益を守ることは間違いありません。引き起こされた損害と義務の不履行について、責任を負わせます
スポルティングの主張は、インテルとジョア・マリオの契約解除は【1】で記載している3000万ユーロ(約39億円)を支払わないために行われたと主張している。
しかし、この声明に対してインテルも反対声明を発表。受け入れがたいとした。
「インテルはスポルティングがメディアに発表した声明を認識している」
「この声明は受け入れがたいものであり、極めて深刻であり、最も重要なことは事実に基づいていないということです」
「クラブは関連するフォーラムでそのイメージと評判を守ります」
互いに言い分が食い違っている状況。移籍したベンフィカは関係ない状況だが、両クラブ間の争いはこの先も続きそうだ。
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その渦中にいるのは元ポルトガル代表MFジョアン・マリオ(28)。今夏インテルとの契約を双方合意の下で解除し、13日にベンフィカへの移籍が発表されていた。そのジョアン・マリオは、スポルティング・リスボンでプロデビュー後、2016年夏にインテルへ移籍。移籍金最大4500万ユーロ(約58億5700万円)のビッグディールだったが、主力に定着できず、ウェストハムやロコモティフ・モスクワへとレンタル移籍。2020-21シーズンは、古巣のスポルティングにレンタル移籍していた。そんな中、スポルティングが13日に声明を発表。インテルの動きに対して訴えるという旨の深刻な声明を発表した。
【1】2016年、ジョアン・マリオがスポルティングからインテルに移籍した際、ジョアン・マリオがスポルティングを含むポルトガルのクラブに選手登録された場合は3000万ユーロ(約39億円)の追加支払いをすることを約束しました
【2】周知のように、インテルとジョアン・マリオは昨日、両者の雇用契約を合意の上で終了した。これはインテルがスポルティングからのオファーを拒否した後のことです
【3】スポルティングの取締役会は、インテルとジョアン・マリオが2016年にスポルティングと契約した内容を回避しようとするために便宜を図ったと考えています
【4】この手段はすべての当事者が2016年に引き受けた義務を知っており、5年後に回避するつもりであったことを示しているに過ぎません
【5】スポルティングは現在の他の状況から不快な注意をそらすことを目的としたこの声明を公に出すことはありません
【6】ただし、スポルティングの利益を守ることは間違いありません。引き起こされた損害と義務の不履行について、責任を負わせます
スポルティングの主張は、インテルとジョア・マリオの契約解除は【1】で記載している3000万ユーロ(約39億円)を支払わないために行われたと主張している。
しかし、この声明に対してインテルも反対声明を発表。受け入れがたいとした。
「インテルはスポルティングがメディアに発表した声明を認識している」
「この声明は受け入れがたいものであり、極めて深刻であり、最も重要なことは事実に基づいていないということです」
「クラブは関連するフォーラムでそのイメージと評判を守ります」
互いに言い分が食い違っている状況。移籍したベンフィカは関係ない状況だが、両クラブ間の争いはこの先も続きそうだ。
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