FIFAがアルメリアから勝ち点3を没収へ 確定なら降格圏転落
2015.02.28 15:35 Sat
過去に選手を獲得した際の育成費未払いに対する処分として、国際サッカー連盟(FIFA)はアルメリアに対してリーガエスパニョーラでの勝ち点を3ポイント没収することを通告した。スペイン複数メディアが報じている。
アルメリアは報道を受け、処分を不服としてスポーツ仲裁裁判所(CAS)への訴えを起こしていることをクラブ公式ウェブサイトに掲載した声明で明らかにした。
アルメリアはリーガ24試合を終えた時点で勝ち点23の16位。処分が確定して3ポイントが減点されたとすれば、降格圏の18位に転落することになる。
提供:goal.com
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問題とされているのは、アルメリアが2011年にデンマークのオールボーからDFミカエル・ヤコブセンを獲得した際の取引。オールボーは同選手の育成費にあたる5万~6万ユーロの支払いを受けていないとしてFIFAに訴えていた。アルメリアは27日にスペインサッカー連盟(RFEF)からのFAXで処分の通告を受けたとのことだ。アルメリア側はヤコブセンの移籍金に育成費が含まれていたとして、支払いは完了していたという立場を取っている。アルメリアはリーガ24試合を終えた時点で勝ち点23の16位。処分が確定して3ポイントが減点されたとすれば、降格圏の18位に転落することになる。
28日に行われる第25節の試合では、アルメリアはデポルティボをホームに迎える。
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