フライング先発のオルンガは不発、ブーンジャーのハットでアル・サッドが逆転勝利《カタール・スターズリーグ》

2021.01.13 10:07 Wed
©︎J.LEAGUE
柏レイソルからアル・ドゥハイルへ移籍したケニア代表FWオルンガが、即公式戦に先発した。

12日、カタール・スターズリーグ第14節のアル・サッドvsアル・ドゥハイルが行われた。

アル・ドゥハイル、そして柏レイソルと両クラブからの移籍加入の発表がなされないまま、まさかのスタメン発表がなされたオルンガ。その後、柏は深夜に移籍を発表した中、2トップの一角としてオルンガは先発した。
2トップを組むのは、カタール代表FWアルモエズ・アリ。2019年のアジアカップで日本代表相手に決勝でもゴールを決めたカタール代表のエースだ。その他、ユベントスでもプレーしたモロッコ代表DFメディ・ベナティアらが先発した。

対戦するアル・サッドは、かつてバルセロナでプレーしたチャビ・エルナンデス監督率い、ビジャレアルやアーセナルで活躍したスペイン代表MFサンティ・カソルラやエースのアルジェリア代表FWバグダード・ブーンジャーらが出場した。
試合は6分、アルモエズ・アリがドリブルを仕掛けボックス内に侵入すると、相手に倒されPKを獲得。これをアルモエズ・アリが決めて、アル・ドゥハイルが先制する。

しかし14分に左サイドのスルーパス抜け出したブーンジャーが、DFにマークされながらもドリブルで突破すると、ボックス内で粘りを見せてシュート。これが決まり、アル・サッドが同点に追いつく。

1-1のタイスコアで前半を終えると、50分にはアル・サッドがラッキーな形で追加点。CKからのこぼれ球がライン際でギリギリ残ると、最後はブーンジャーが蹴り込み、勝ち越しに成功した。

さらに87分には、自陣からのスルーパスでカウンターを仕掛けると、パスを受けたブーンジャーが独走して冷静にゴール。ブーンジャーのハットトリックの活躍で、アル・サッドが勝利を収めた。

なお、フライング先発したオルンガは67分にピッチを後にしている。

アル・サッド 3-1 アル・ドゥハイル

0-1 06分:アルモエズ・アリ
1-1 14分:バグダード・ブーンジャー
2-1 50分:バグダード・ブーンジャー
3-1 87分:バグダード・ブーンジャー

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アルデルヴァイレルトが6年過ごしたスパーズに別れ…「僕と家族の心の中にいつでもあり続ける」

カタールのアル・ドゥハイルへの移籍が決定したベルギー代表DFトビー・アルデルヴァイレルト(32)がトッテナムに別れを告げた。 2015年にアトレティコ・マドリーから加入したアルデルヴァイレルトは、代表でもコンビを組むDFヤン・ヴェルトンゲン(現ベンフィカ)と長らくセンターバックのコンビを組むなど、スパーズの最終ラインのリーダーとして君臨。公式戦243試合に出場していた。 クラブとの契約は2023年まで残っていたものの、ヌーノ・エスピリト・サント監督の就任に加え、補強担当がファビオ・パラティチ氏に替わった影響もあり、今夏の退団は有力視されている状況だった。そして、既報通りアル・ドゥハイルへの移籍が決定。移籍金は『テレグラフ』によると1300万ポンド(約19億7000万円)程度となったという。 6年を過ごしたトッテナムを離れ、カタールで新たな挑戦に臨むことになったスパーズのディフェンスリーダーは自身の公式『ツイッター』を通じて別れのメッセージを送っている。 「6年間、2つのホーム、チャンピオンズリーグ決勝と本当にたくさんの思い出があるよ」 「ファンのみんなはホワイト・ハート・レーンに足を踏み入れたときから、このクラブの一員であることを感じさせてくれたし、新しい特別なスタジアムでは何があっても僕らを応援してくれた」 「まず、ファンのみんなに感謝を伝えたい。そして、チームメイト、スパーズのスタッフ、バックルーム、それ以外のすべての素晴らしいメンバーにも感謝を伝えたい」 「このクラブは僕と家族の心の中にいつでもあり続けるよ」 「トビーより愛を込めて…」 スパーズの最終ラインを長年に渡って務め、攻守両面で抜群の存在感を放ったアルデルヴァイレルトは、間違いなくクラブ歴代最高のセンターバックの一人だ。また、明るく誠実な人柄はクラブ、多くのサポーターから慕われていた。 2021.07.28 15:31 Wed

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