リーズを率いる“奇才”ビエルサ、契約延長についてはシーズン終了後の決断を希望

2021.02.23 10:57 Tue
Getty Images
リーズ・ユナイテッドを指揮するマルセロ・ビエルサ監督が、自身の去就についてシーズン終了まで考えたくないようだ。

チャンピオンシップ(イングランド2部)で優勝を果たし、プレミアリーグに今シーズン昇格したリーズ。ここまでは10勝2分け12敗の勝ち点32で12位に位置している。

降格圏のフルアムとの勝ち点差は「10」ある状況だが、残り試合も14試合あり、まだまだ残留争いをする可能性も残されている。
そのリーズを率いるビエルサ監督は、今シーズン限りで契約が満了を迎える状況。しかし、オーナーのアンドレア・ラドリッツァーニ氏はチームにとどめたい意向のようだ。

そんな中、ビエルサ監督は自身の去就についてイギリス『BBC』でコメント。シーズン終了まで回答を待ってもらいたいと考えているようだ。
「クラブがシーズン終了前に回答を必要としたとしても、私はシーズン終了後に回答する」

「ここリーズでの仕事が終わるまで、他のオプションを行使するつもりはない」

一方で、それはリーズを去りたいということではないとビエルサ監督も強調。残りシーズンがまだある段階では、様々な要因があるとした。

「まず私が最初に強調したいのは、会長が私に延長を申し出ており、私がそれを引き延ばそうとしているように見えるからだ」

「それはクラブが私に留まってもらいたいと私以上に思っているように解釈できる。しかし、そうではない」

「2つ目はクラブでもう1年間働くという決定はとても重要であり、明確に(降格しないと)安全であることが必要だ」

「シーズンの3分の1が残っていると、この時期に心に留めておくと便利な判断を変えるようなことが起こるだろう。それが私の理由だ」

「しかし、これらが起きた場合、私はシーズンの最後に何が起こるかを考えるべきだと説明するための時間をかける」

「その場合、「OK、シーズンの終わりまで待とう」というかもしれないし、「いいや、シーズンの終わりまでに解決する必要がある」と言うかもしれない。シーズンが終わる前に答えが必要なら、返答する」

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【レジェンドチーム回顧】プレミアを席巻したオレアリー率いる“ヤング・リーズ”〜2000-2001〜

▽4日、ガンバ大阪の日本代表MF井手口陽介(21)がチャンピオンシップ(イングランド2部)のリーズ・ユナイテッドへと完全移籍した。 ▽リーズといえば、1990年代に黄金期を迎え、1990年代後半から2000年代前半までは「ヤング・リーズ」として一躍その名を知らしめた。2003-04シーズンにプレミアリーグから降格すると、その後は昇格することなく、チームは財政難で勝ち点剥奪、リーグ1(3部リーグ)への降格と暗黒期に入った。 ▽しかし、その後はイタリアのカリアリを保有するマッシモ・チェリーノが買収しチームは復活。現在はプレミアリーグ昇格を目指し、チャンピオンシップを戦っている。本稿では、井手口陽介が移籍加入するリーズについて、黄金期のチームをピックアップして紹介。2000-2001シーズンの“ヤング・リーズ”を紹介する。 <span style="font-weight:700;">【2000-2001シーズン】〜ヤング・リーズ〜</span> <div style="text-align:center;"><span style="font-weight:700;">◆基本布陣◆ [4-4-2]</span></div><div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20180104leeds_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>GK:ナイジェル・マーティン DF:ダニー・ミルズ、リオ・ファーディナンド、ドミニク・マッテオ、イアン・ハート MF:リー・ボウヤー、オリビエ・ダクール、デイビッド・バッティ、ハリー・キューウェル FW:アラン・スミス、マーク・ヴィドゥカ 監督:デイビッド・オレアリー(43)<hr>・タイトル実績:プレミア4位、CLベスト4 攻撃力7:★★★★★★★☆☆☆ 守備力7:★★★★★★★☆☆☆ タレント7:★★★★★★★☆☆☆ 連係8:★★★★★★★★☆☆ 選手層6:★★★★★★☆☆☆☆<hr><span style="font-weight:700;">【シーズン実績】</span> <span style="font-weight:700;">◆ヤング・リーズの集大成</span><div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20180104leeds_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;">Getty Images<hr></div>▽1998年にデイビッド・オレアリー監督が就任したリーズは、若い選手たちが躍動する魅力的なサッカーでプレミアリーグに旋風を巻き起こした。プレミア制覇こそならなかったものの、幾度も優勝争いに絡み、1999-2000シーズンは3位という好成績を残す。 ▽そのリーズの集大成が2000-01シーズン。CLに初参戦したチームは、この大舞台で躍進する。ミランやバルセロナと同居したグループステージ1次リーグを2位で通過。2次リーグでは前年のCL覇者であるレアル・マドリーやイタリア王者のラツィオと同組に入ったが、再び2位で決勝トーナメント進出を決めた。 ▽決勝トーナメント準々決勝では、リーガ王者の“スーペル・デポル”ことデポルティボ・ラ・コルーニャと対戦し、2戦合計スコア3-2で準決勝に勝ち進む。準決勝ではバレンシアの前に屈して決勝進出を果たせなかったが、大会を大きく盛り上げる活躍を見せ、多くのフットボールファンを虜にした。 ▽しかし、このシーズン以降は財政難に陥り、DFリオ・ファーディナンドなどの主力選手を手放さざるを得なくなる。そして、2003-04シーズンにはチャンピオンシップに降格し、現在までプレミアリーグの舞台に舞い戻れていない状況だ。 <span style="font-weight:700;">【チーム紹介】</span> <span style="font-weight:700;">◆若さ溢れる勢い</span> ▽主に20代前半から半ばまでの選手で構成されたチームは、攻守においてダイナミックなパフォーマンスを披露した。その若さを存分に生かしたスタイルは、躍進を遂げる大きな原動力だった。 ▽最後尾に構えたベテランのGKナイジェル・マーティンは安定したゴールキーピングに加えてコーチング能力が高く、若いチームの中で重要な存在だった。最終ラインは、若かりしころのファーディナンドが中心。時折ミスはあったものの、スピードとビルドアップ能力に長けたセンターバックとして将来が嘱望されていた。さらに、精度の高い左足のキックを装備する左サイドバックのDFイアン・ハートは、オーバーラップから好クロスを供給し、直接FKでゴールを陥れた。 ▽中盤はMFオリビエ・ダクールらが地味な働きながらも献身的なプレーでチームを助けた。右サイドのMFリー・ボウヤーは精力的な動きで攻守に大きく貢献。左サイドのMFハリー・キューウェルは切れ味鋭いドリブル突破からチャンスに絡んだ。 ▽前線は、弱冠20歳のFWアラン・スミスが豊富な運動量を見せてチャンスメイクに奔走。大型FWマーク・ビドゥカとともに抜群の補完性を見せ、2人でゴールを量産した。その他、スミスと同じく20歳のFWロビー・キーンも少ない時間の中でしっかりと結果を残した。 <span style="font-weight:700;">【ピックアップ・プレイヤー】</span> <span style="font-weight:700;">◆ハリー・キューウェル</span>(22)<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20180104leeds_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;">Getty Images<hr></div>▽リーズ・ユース出身のキューウェルは、躍進する若いチームの象徴としてヨーロッパで暴れまわった。全盛期のギグスを彷彿とさせるドリブル突破や正確な左足でチャンスを演出するなど攻撃の中心を担い、プレミアリーグを代表するウインガーとして地位を確立した。また、同じオーストラリア出身のビドゥカとの連係も見事だった。 2018.01.04 20:30 Thu
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リーズやバーリで活躍した元南アフリカ代表FWマシンガ氏が49歳で急逝

かつてリーズやバーリで活躍した元南アフリカ代表FWフィル・マシンガ氏(享年49)が逝去した。南アフリカ共和国サッカー協会(SAFA)が13日にレジェンドの訃報を伝えた。 現役時代に190cmを超える大型ストライカーとして活躍したマシンガ氏は、母国マメロディ・サンダウンズでの活躍を経てリーズやザンクト・ガレン、サレルニターナ、バーリ、アル・ワフダといった国外のクラブでプレー。 南アフリカ代表としては1992年から2001年までプレーし、通算58試合の出場で18ゴールを記録していた。 13日にSAFAのダニー・ジョーダン会長は、「南アフリカサッカー界にとって今日は悲しい一日となりました。マシンガ氏はピッチ内外でゲームに真摯に向き合う素晴らしい人物でした」と、マシンガ氏の訃報を伝えた。 なお、現時点でマシンガ氏の死因などに関する詳細は明かされていない。 2019.01.13 23:45 Sun
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プレミア昇格決めた田中碧のリーズがまさかの監督解任も!? プレミアでの実績をオーナーが不安視…

日本代表MF田中碧が所属するリーズ・ユナイテッド。チャンピオンシップ(イングランド2部)の優勝を争う中で、すでにプレミアリーグの昇格を確定させた。 田中も大きく昇格に貢献した中、残り試合で優勝を目指すリーズだが、衝撃のニュースが舞い込んでいる。 イギリス『デイリー・メール』によると、リーズは昇格に導いたダニエル・ファルケ監督(48)の解任を検討しているとのこと。来季プレミアリーグを戦う上で、適切な監督であるかどうかに疑問を持っているという。 ドイツ人指揮官のファルケ監督は、ノリッジ・シティ、クラスノダール、ボルシアMG、リーズと指揮。これまでノリッジで2度プレミアリーグ昇格を果たし、リーズで3度目の昇格経験となる。 チャンピオンシップでは輝かしい成績を残しているものの、プレミアリーグでは一抹の不安が。ノリッジを指揮して臨んだ初のプレミアリーグでは、2019-20シーズンに勝ち点21で最下位に終わり降格。1年で昇格するも、2021-22シーズンは11試合で1勝2分け8敗となり、11月に解任されていた。 2度のプレミアリーグ挑戦で結果を残せていないファルケ監督の手腕に対し、オーナーである「49ersエンタープライズ」は疑問を持っているとのことだ。 ただ、次期監督が確実に成功できる保証はなく、監督解任に踏み切るのはその確証を持ててからになるとのこと。仮に監督を交代させて結果が出なければ、チームは最悪の結末に突き進むことは明白だ。 チャンピオンシップとプレミアリーグの格差は年々広がる一方で、今シーズンは昨季昇格したレスター・シティ、サウサンプトン、イプスウィッチ・タウンの3チームは全て降格する可能性が高い状況だ。 大幅な戦力補強が必要な状況で、リーズは監督人事以上に選手の顔ぶれを考えるべきという声もあるが、衝撃の決断を下すことになるのか注目だ。 2025.04.23 23:30 Wed

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