セルティック選手の額にコイン直撃…ホームのレンジャーズ完勝のオールドファームで事件
2025.01.03 17:11 Fri
2日に行われたオールドファームでセルティックの選手にスタンドから投げ込まれたコインが直撃する事件が発生した。『ESPN』が報じている。
戦前は開幕から無敗のフープス優位と見られたが、蓋を開けてみればホームのレンジャーズが攻守に圧倒。先発出場したFW古橋亨梧、FW前田大然、MF旗手怜央の日本人3選手も決定的な仕事ができなかった。
先日のスコティッシュ・リーグカップ決勝での敗戦を含めレンジャーズ陣営にとっては少し溜飲が下がる完勝となったが、同試合の終了間際には不届きなサポーターによる愚行による事件が発生した。
その後、選手から投擲されたコインを受け取った主審は、犯人特定に向けた証拠としてスタジアムに待機していた警察官に手渡す姿も中継映像によって確認されていた。
同試合後、セルティックのDFアリスター・ジョンストンはエンゲルスの状態を説明するとともに、相手サポーターに対してリスペクトを求めた。
「彼(エンゲルス)の目の上に当たったところを見た」
「目に当たらなくてよかった…。みんながピッチ上のプレーヤーを尊重することを願うだけだ」
「もしそれが目に当たったら、それはおそらく本当に深刻なケガだった。世の中にはいろんな人間がいるけど、みんなが賢くなって、人の頭に物を投げつけないようにしなくてはならない」
なお、サポーター同士による衝突も珍しくないオールドファームは今回の一戦を含め、アウェイサポーターのスタジアム入場を全面的に制限。今シーズン後半戦に向けては両クラブの話し合いによって緩和の方向に傾いていたが、今回の事件によって再考となる可能性もあるかもしれない。
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2日、アイブロックス・スタジアムで行われたスコティッシュ・プレミアシップ第21節のレンジャーズvsセルティックは、ホームチームの3-0の快勝に終わった。試合前時点で首位のセルティックが14ポイント差を付けており、頂上決戦という意味合いは薄れたものの、2025年初戦の大一番で大きな盛り上がりを見せたダービーマッチ。先日のスコティッシュ・リーグカップ決勝での敗戦を含めレンジャーズ陣営にとっては少し溜飲が下がる完勝となったが、同試合の終了間際には不届きなサポーターによる愚行による事件が発生した。
後半アディショナルタイムにレンジャーズ陣内のコーナーフラッグ近くで競り合ったセルティックMFアルネ・エンゲルスにスタンドからコインが投げつけられると、これが額付近に直撃。エンゲルスに大事はなかったが、ピッチに倒れ込んで治療を受ける形となり、試合が一時中断となった。
その後、選手から投擲されたコインを受け取った主審は、犯人特定に向けた証拠としてスタジアムに待機していた警察官に手渡す姿も中継映像によって確認されていた。
同試合後、セルティックのDFアリスター・ジョンストンはエンゲルスの状態を説明するとともに、相手サポーターに対してリスペクトを求めた。
「彼(エンゲルス)の目の上に当たったところを見た」
「目に当たらなくてよかった…。みんながピッチ上のプレーヤーを尊重することを願うだけだ」
「もしそれが目に当たったら、それはおそらく本当に深刻なケガだった。世の中にはいろんな人間がいるけど、みんなが賢くなって、人の頭に物を投げつけないようにしなくてはならない」
なお、サポーター同士による衝突も珍しくないオールドファームは今回の一戦を含め、アウェイサポーターのスタジアム入場を全面的に制限。今シーズン後半戦に向けては両クラブの話し合いによって緩和の方向に傾いていたが、今回の事件によって再考となる可能性もあるかもしれない。
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セルティックは14日、スコティッシュ・プレミアシップ第17節延期分でダンディーFCとアウェイで対戦し、3-3の引き分けに終わった。 3日前に行われたロス・カウンティ戦を4-1で勝利し首位を独走するセルティック(勝ち点59)は、古橋亨梧が[4-1-4-1]の右ウイングで先発。旗手怜央はベンチスタート、前田大然はケガのためベンチ外となった。 8位のダンディーFCに対し、セルティックは開始早々に先制する。5分、バイタルエリア中央左手前でボールを受けたテイラーが左足でクロスを供給すると、ボックス右に走りこんだマッコーワンがヘディングシュートをゴール左隅に流し込んだ。 幸先よく先制したセルティックは、24分にも古橋のパスで右サイドを抜け出したアリスター・ジョンストンのクロスを中央に走りこんだベルナルドがヘディングシュートを合わせたが。これはクロスバーに弾かれた。 前半半ば以降も押し込む時間が続いたセルティックだったが、41分にカウンターから失点を許す。相手CKのこぼれ球を自陣から持ち上がったマレーのパスは相手選手にブロックされたが、こぼれ球を拾ったロバートソンのパスを受けたアデウミがドリブルでボックス内まで侵入すると、ゴール右隅にシュートを流し込んだ。 1-1で前半を終えたセルティックだが、後半も立ち上がりから攻勢に出ると53分に追加点を奪う。ボックス右横まで持ち上がった古橋がグラウンダーのクロスを供給すると、ゴール前の混戦から相手GKが弾いた浮き球をヤン・ヒョンジュンがヘディングでゴールに押し込んだ。 勝ち越したセルティックだったが、わずか1分で追いつかれる。54分、味方のパスを受けたマリガンがボックス右まで切り込みシュートを放つと、これがブロックに入ったDFカーター=ヴィッカーズの足に当たり、ゴールに吸い込まれた。 再び同点に追いつかれたセルティックは、61分にマッコーワンらを下げて旗手らを投入。しかし、再びスコアを動かしたのはホームチームだった。78分、ロバートソンの左CKをファーサイドのドネリーがヘディングシュートでゴール右に叩き込んだ。 このまま試合終了かと思われたが、セルティックは93分にシュートブロックを試みたモハメド・シラのハンドでPKを獲得すると、このPKをエンゲルスがゴール右に沈め、土壇場で追いついた。 結局、試合はそのまま3-3でタイムアップ。エンゲルスの土壇場PK弾で敗戦を回避したセルティックがリーグ戦4試合無敗としている。 ダンディーFC 3-3 セルティック 【ダンディーFC】 オルワセウン・アデウミ(前41) OG(後19) アーロン・ドネリー(後33) 【セルティック】 ルーク・マッコーワン(前5) ヤン・ヒョンジュン(後18) アルネ・エンゲルス(後48[PK]) 2025.01.15 07:20 Wed3
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