緊張感張り詰めるジャカルタ決戦…連敗避けたいオーストラリアが警戒する点とは「速攻が強烈…餌食にならないように」

2024.09.10 14:35 Tue
パルマ所属の豪代表DFアレッサンドロ・チルカーティ(20)
Getty Images
パルマ所属の豪代表DFアレッサンドロ・チルカーティ(20)
オーストラリア代表のDFアレッサンドロ・チルカーティ(パルマ)がジャカルタ決戦へ意欲。豪『news.com.au』が伝える。
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オーストラリア代表は5日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選C組第1節を戦い、バーレーン代表に0-1と敗戦。C組には日本、サウジアラビアが同居するなか、1発目のホームゲームで格下相手に黒星を喫した。続く10日の2戦目は、アウェイ・インドネシア。会場は首都ジャカルタにある収容7万7000人の「ゲロラ・ブン・カルノ・スタジアム」となり、インドネシアの並外れたサッカー熱も相まって、完全アウェイが想像に難くない。
GK鈴木彩艶とチームメイトのDFチルカーティは、仮にインドネシアに勝てずとも「生死に関わる問題にはならない」としつつ、その先を見据えればやはり勝利が欲しいと意欲を語る。

「バーレーン相手の敗戦ね…サッカーはこういうことが起きるものだし、理想的じゃないけど、前に進まなくてはならない。いつまでも悔やみ続けることに意味はない」
「インドネシア戦はもっと創造性を発揮し、勇敢に攻撃し、リスクを背負って1点を取りにいいく。僕らは日本やサウジとも対戦しなくてはならないんだ。彼らを倒すのに全力を注がねばならず、ここでこれ以上の停滞は避けたい」

インドネシアの印象を問われると、「カウンターアタックがかなり強烈だ…後ろから推進力があり、前には本当に素速い選手がいる。もし僕らが準備できていなかった場合、その餌食になる可能性がある」と警戒感を披露した。

ジャカルタ到着後、前日練習が豪雨によりグラウンド変更を余儀なくされるなど、やや不穏な風も吹いているという豪代表。

弱冠20歳のチルカーティは“Brave(勇敢な)”、“Risk(リスク)”という単語を何度か繰り返し、インドネシア撃破を誓った。

なおインドネシアメディアによると、この一戦は8日の時点でチケットが完売しているとのことだ。



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「ショックは大きかった」自分のミスからのオウンゴールを悔やむ谷口彰悟、それでも崩れないように奮起「自分を奮い立たせた」

日本代表のDF谷口彰悟(シント=トロイデン)がオーストラリア代表戦を振り返り、自身のオウンゴールについても言及した。 15日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第4節で日本はオーストラリアをホームに迎えた。 ここまで3連勝で無失点という圧倒的な結果を残してきた日本。この試合もサウジアラビア代表戦から2人だけ変更して臨んだ中、前半から押し込む展開が続いていく。 しかし、守備を固め、徹底して守ってきたオーストラリアの前にゴールを奪えず。するとゴールレスで迎えた後半、58分に右サイドからのクロスを谷口が右足アウトでクリアしようとしたところ、そのままボールはゴールに吸い込まれてしまいオウンゴールで失点してしまう。 まさかのミスから失点した日本。オーストラリアはより守備を固めてきた中、この日はゴールに迫れない。それでも76分、途中交代で出場した中村敬斗が左サイドを突破。グラウンダーの鋭いクロスを入れると、こちらもオウンゴールを誘発。1-1に追いつくと、その後は互いにゴールに迫るも、追加点は生まれず、1-1のドローに終わった。 最終予選で初めて勝利を逃した日本。オウンゴールを右mでしまった谷口は、「決して難しいボールではなかったですし、リズムを崩してしまったのは申し訳ないです」と反省。「埼スタに来てくれたたくさんの方に勝ち試合を見せることができなかったので悔しいです」と、勝利を逃すことに繋がってしまったプレーを悔やんだ。 相手のマークにつきながら、アウトサイドでのクリアを試みたが失敗に終わった谷口。「あの瞬間は色々なことを考えていました」と振り返り、「シンプルに僕のポジションが1つ下がって左足でクリアできていれば問題なかったです。ポジショニングももう少し考えなければいけないなと思いました」と、立ち位置をミスしたと語った。 ショッキングな形で最終予選初失点を記録した日本。谷口はオウンゴール後の心境について「もちろんあのシーンは辛かったですし、自分の中でもショックは大きかったですけど、絶対に負けてはいけないということを考えていましたし、崩れるとオーストラリアの思う壺。気持ち的には難しくもありましたが、やることをやろうと集中して最後までやりました」と、落ち込みそうなところを奮い立たせて集中し直したとした。 サウジアラビア戦同様に押し込んでもゴールが奪えないという状況だったが「決して集中していなかったとかは思わないです」と、谷口はチームの様子に言及。「どうこじ開けていこうかという中で、自分自身のオウンゴールで試合を厳しくしてしまったというのがあります。じわじわと推し進めていったらまた違う展開になったと思います」と、自身のミスがなければ違う試合になっただろうと語った。 ただ「相手もサイドのマークの受け渡しとか、かなり徹底しているなと思いました。その辺りは、少し対策されているなと思いますし、これからそういう試合が増えてくると思うので、もう1つ次のステージに進むためにやっていかないと、簡単に勝てないのが最終予選だなと思います」と、オーストラリアに上手くやられたとも語り、残りの6試合も難しくなるだろうと予想した。 この試合はオウンゴールしか生まれなかったが、中村の仕掛けで敗戦を免れた。谷口は「みんなが大丈夫と声を掛けてくれましたし、ここで崩れたらダメだと自分でも奮い立たせてやったつもりです」と、チームメイトから支えられたと振り返り、「チームメイトに助けてもらいましたし、敬斗が結果はオウンゴールになりましたが、追いつくことができてよかったです」と、勝ち点1を掴めた事を喜んだ。 <span class="paragraph-title">【動画】谷口彰悟が痛恨のクリアミスで失点…</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="G47V7CgjRFM";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.10.16 01:27 Wed

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