「クラブの最優先事項はタイトル」横浜FMの夢を砕きMVP&13ゴールで得点王受賞のアル・アインFWラヒミ「全ての方に祝福を」

2024.05.26 10:25 Sun
大会MVPと得点王をダブル受賞したラヒミ
Getty Images
大会MVPと得点王をダブル受賞したラヒミ
2023-24シーズンのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)が25日に終了。決勝2ndレグが行われ、アル・アイン(UAE)が横浜F・マリノスを5-1で下し、2戦合計6-3で勝利を収めた。共にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)になってから初のアジアの頂点を目指し戦い。1stレグは横浜FMが粘りを見せて逆転勝利したものの、2ndレグは2-1とアル・アインがリードしていた中で、GKポープ・ウィリアムが前半アディショナルタイムにDOGSOで一発退場。数的不利となると、後半に3ゴールを喫してしまい、アル・アインが21年ぶりのアジアの頂点に立つこととなった。

試合後、今大会の表彰式が行われ、大会MVPにはアル・アインのモロッコ代表FWソフィアン・ラヒミが選出された。
ラヒミは決勝2ndレグでは決勝ゴールを含む2ゴールの活躍。大会ゴールを13ゴールに伸ばし、得点王も同時に受賞することとなった。

アジアサッカー連盟(AFC)の公式サイトがコメントを伝えている。
「僕がアル・アインと契約した時、最初に言われたメッセージは、クラブの最優先事項はタイトル獲得だったということを覚えている」

「他で不利な結果がでた時でも、僕たちは決意を持って戦った。僕たちは集中力を保った。チームメイトやスタッフ、そして僕たちをサポートしてくれた全ての方々に祝福を贈りたいと思う」

ラヒミはモロッコの名門であるラジャ・カサブランカで育血、2021年8月にアル・アインに完全移籍で加入した。

これまで公式戦105試合で43ゴール37アシスト。ACLは今シーズンが初出場となり、13試合で13ゴール6アシストと圧倒的な数字で優勝の原動力となった。

なお2021年1月からモロッコ代表としてプレー。ベスト4入りと躍進した2022年のカタール・ワールドカップ(W杯)には招集されていなかったが、今年3月におよそ2年ぶりに代表に再招集されていた。

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ACL決勝はキューウェル監督vsクレスポ監督! 2ndレグは“イスタンブールの奇跡”からちょうど19年...5月25日

横浜F・マリノスは24日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2023-24・東地区準決勝2ndレグの蔚山HD(韓国)戦を本拠地・横浜国際総合競技場で戦い、2戦合計3-3のドローからPK戦を制し、見事に決勝戦進出を決めた。 横浜FM 3-2(2戦合計3-3/PK:5-4) 蔚山HD 【横浜FM】 植中朝日(前13、前30) アンデルソン・ロペス(前20) 【蔚山】 マテウス・サレス(前35) ダリヤン・ボヤニッチ(前42) 敵地韓国での1stレグを0-1と落としていた横浜FM。決勝戦進出へ向けて2ndレグは「90分間で1点差の勝利」が最低条件だったなか、30分までに3点をリードする100点の展開に。 ところが35分にセットプレーから1点を返され、続く39分に速攻を浴びた際、上島拓巳がボックス内のスライディングでハンドに。PK判定はもちろん、上島に1発レッドが提示され、早くも2戦合計3-3に追いつかれたと同時に数的不利となった。 ここからひたすら耐えまくった横浜FM。 肝を冷やした場面など数えきれず、延長戦も含めて120分間で浴びたのは「40」本ものシュート…GKポープ・ウィリアムのセーブも数えきれず、今季加入の守護神は最後、PK戦でキム・ミヌのシュートをストップ。まさに大車輪の活躍だった。 結果的にPK戦を制し、クラブ史上初のACL決勝戦進出が決定。その一方、西地区から決勝戦まで勝ち上がってきたのは、準決勝で“アジアの銀河系軍団”アル・ヒラル(サウジアラビア)を下したアル・アイン(UAE)だ。 元日本代表DF塩谷司(サンフレッチェ広島)が活躍したことでも広く知られるアル・アイン。現在は元アルゼンチン代表FWにして時代を彩った懐かしのストライカー、エルナン・クレスポ(48)が監督を務めているクラブだ。 あの伝説の“イスタンブールの奇跡”…2004-05シーズンの欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝にて共に先発で対峙した、当時29歳ミランのクレスポと、当時26歳リバプールのハリー・キューウェル(横浜FM監督)。 19年もの歳月を経て、それぞれ48歳、45歳の指揮官となった両者がアジアのクラブNo.1を決めるファイナルで激突する。 これは運命だろうか。ACL決勝2ndレグが行われるのは、イスタンブールの奇跡からちょうど19年となる2024年5月25日だ。 ◆ACL決勝日程 ▽1stレグ 5月11日 (H)横浜FM vs アル・アイン(A) ▽2ndレグ 5月25日 (H)アル・アイン vs 横浜FM(A) 2024.04.24 23:14 Wed
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アジア王者のUAEアル・アインがラヒミと契約延長…横浜FMを粉砕したパリ五輪得点王、欧州移籍の噂広がるも慰留に成功

UAE1部のアル・アインFCがモロッコ代表FWソフィアン・ラヒミ(28)と長期契約を結んだ。 ラヒミは2021年夏にモロッコ1部のラジャ・カサブランカからアル・アインへ。 23-24シーズンは公式戦40試合で23得点13アシストと大ハッスルも、実は国内リーグに限ると18試合8得点。 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)で13試合13得点6アシストと無双し、21年ぶりアジア王者の立役者となったが、終盤戦はACLに専念させるべく、国内リーグほぼ全休。 その最終形態として、横浜F・マリノスはACL決勝2ndレグでラヒミ1人に2得点2アシストを喰らい、1-5惨敗で無念の準優勝となった。 また、ラヒミはACLにおける躍動を評価される形で、3月にモロッコ代表2年ぶり復帰。パリ五輪のU-23代表にもオーバーエイジ枠で選出され、チーム銅メダルと自身は全6試合ゴールの8得点で「得点王」となった。 28日、アル・アインはラヒミとの契約を2028年6月まで延長したと発表。UAE『Al Bayan』によると、欧州5大リーグ、サウジアラビア勢から獲得に向けた照会依頼が複数あったそうだが、絶対的エースの慰留に成功した格好だ。 2024.08.29 18:10 Thu
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クルゼイロ、アル・アインを電撃退任したジャルディム氏を新指揮官に招へい!

ブラジルのクルゼイロは4日、ポルトガル人指揮官のレオナルド・ジャルディム氏(50)の新監督就任を発表した。契約期間は2026年12月31日までとなる。 2024シーズンのカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル全国選手権)を9位で終えたクルゼイロは、1月20日に開幕した2025シーズンのカンピオナート・ミネイロで、ここまで1勝1敗1分けとスタートダッシュに失敗。 この結果を受けて、クラブは1月27日に昨年9月からチームを率いていたフェルナンド・ジニス監督(50)の解任を発表していた。 その後任に就任した ジャルディム氏は、ブラガやオリンピアコス、スポルティング・リスボン、モナコで指揮を執ったのち、サウジアラビアのアル・ヒラルやUAEのアル・アハリ・ドバイ、カタールのアル・ラーヤンで監督を歴任。 直近では2024年11月からUAEのアル・アインの監督に就任。UAEプロリーグ9試合で4勝3分け2敗の成績で順位を8位から4位に引き上げる手腕を発揮したが、3日にクルゼイロの監督に就任するために電撃退任していた。 2025.02.05 13:10 Wed

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