アーセナルが曲者に完勝でリーグ5戦ぶり白星! サカ先制弾皮切りにトーマス砲&ヌワネリのPL初ゴール【プレミアリーグ】
2024.11.24 02:10 Sun
プレミアリーグ第12節、アーセナルvsノッティンガム・フォレストが23日にエミレーツ・スタジアムで行われ、ホームのアーセナルが3-0で快勝した。なお、アーセナルのDF冨安健洋は負傷欠場となった。4位のアーセナルは同勝ち点で並ぶ5位のフォレストとの上位対決でリーグ5戦ぶりの白星を目指した。インターナショナルマッチウィーク前に行われたチェルシーとのロンドン・ダービーを1-1のドローで終えたアルテタのチームは、代表戦明け初戦のホームゲームで先発5人を変更。負傷でメンバー外のホワイトに代わって負傷明けのカラフィオーリが起用されたほか、ベンチスタートのハヴァーツやライスに代わってガブリエウ・ジェズス、ジョルジーニョが入った。
後ろ重心のフォレストに対して、立ち上がりから攻勢を仕掛けていくアーセナル。開始4分にはFKの二次攻撃からゴール前に詰めたティンバーがゴールネットを揺らしたが、ここはその前のメリーノが微妙なオフサイドを取られてゴールは認められず。
以降もハーフコートゲームを展開していくと、15分に見事な個人技からゴールをこじ開ける。ボックス右でボールを受けたサカがウーデゴールとのパス交換で中央へ強引に切り込むと、腰の捻りを利かせた左足シュートをゴール右隅の完璧なコースへ突き刺した。
均衡が破れたことで、アウェイチームの戦い方に変化が期待されたが、失点後も大きく戦い方を変えず。相手の攻撃を撥ね返しながらアウォニイやエランガのスピードを活かしたロングカウンターでワンチャンスを狙う。
迎えた後半、アーセナルはジョルジーニョに代えてトーマスをハーフタイム明けに投入すると、この交代策がものの見事に嵌った。
52分、右サイドで押し込んでタメを作ったサカが角度を付けたマイナスのパスをペナルティアーク付近に送ると、これに反応したトーマスがワントラップからゴール左隅を射抜く鋭い右足ミドルシュートを突き刺した。
途中投入トーマスの鮮烈な一撃で点差を広げたホームチームは、よりゲームコントロール優先の戦い方にシフト。これに対してアウェイチームは切り札のウッドやソサと攻撃的なカードを切ってようやく前に出る姿勢を示す。
冷静にテンポをコントロールするアーセナルは負傷明けのカラフィオーリを下げてジンチェンコを投入するなど、今後に向けて主力のプレータイム管理も怠らず。
危なげなく時計を進めるアルテタのチームは80分を過ぎて殊勲のウーデゴール、サカを下げてスターリング、ヌワネリを同時投入すると、再び交代策が試合を動かした。
86分、相手陣内中央を持ち上がったヌワネリが右のスターリングに預けてゴール前に走り込み、丁寧なマイナスのリターンパスを左足で合わせ、待望のプレミアリーグ初ゴールを記録。なお、17歳247日での初ゴールはセスク・ファブレガス(17歳113日)に次ぐクラブ史上2番目の年少ゴールとなった。
これでフォレストの心を折ってクリーンシートで締めくくったアーセナルが曲者相手の完勝でリーグ5戦ぶりの白星を挙げた。
アーセナル 3-0 ノッティンガム・フォレスト
【アーセナル】
ブカヨ・サカ(前15)
トーマス・パルテイ(後7)
イーサン・ヌワネリ(後41)
後ろ重心のフォレストに対して、立ち上がりから攻勢を仕掛けていくアーセナル。開始4分にはFKの二次攻撃からゴール前に詰めたティンバーがゴールネットを揺らしたが、ここはその前のメリーノが微妙なオフサイドを取られてゴールは認められず。
均衡が破れたことで、アウェイチームの戦い方に変化が期待されたが、失点後も大きく戦い方を変えず。相手の攻撃を撥ね返しながらアウォニイやエランガのスピードを活かしたロングカウンターでワンチャンスを狙う。
前半半ばから終盤にかけてもアーセナルペースが続くなか、サカとウーデゴールの阿吽の呼吸にサイドバックのティンバーも高い位置でサポートに入る、右サイドの攻撃が猛威を振るう。フォレストがわかっていても止められない鮮やかな崩しから幾度も際どいシーンを作り出すが、サカやトロサールの決定的なシュートはGKセルスのファインセーブや相手守備陣の体を張った守備に阻まれ、追加点を奪うことはできなかった。
迎えた後半、アーセナルはジョルジーニョに代えてトーマスをハーフタイム明けに投入すると、この交代策がものの見事に嵌った。
52分、右サイドで押し込んでタメを作ったサカが角度を付けたマイナスのパスをペナルティアーク付近に送ると、これに反応したトーマスがワントラップからゴール左隅を射抜く鋭い右足ミドルシュートを突き刺した。
途中投入トーマスの鮮烈な一撃で点差を広げたホームチームは、よりゲームコントロール優先の戦い方にシフト。これに対してアウェイチームは切り札のウッドやソサと攻撃的なカードを切ってようやく前に出る姿勢を示す。
冷静にテンポをコントロールするアーセナルは負傷明けのカラフィオーリを下げてジンチェンコを投入するなど、今後に向けて主力のプレータイム管理も怠らず。
危なげなく時計を進めるアルテタのチームは80分を過ぎて殊勲のウーデゴール、サカを下げてスターリング、ヌワネリを同時投入すると、再び交代策が試合を動かした。
86分、相手陣内中央を持ち上がったヌワネリが右のスターリングに預けてゴール前に走り込み、丁寧なマイナスのリターンパスを左足で合わせ、待望のプレミアリーグ初ゴールを記録。なお、17歳247日での初ゴールはセスク・ファブレガス(17歳113日)に次ぐクラブ史上2番目の年少ゴールとなった。
これでフォレストの心を折ってクリーンシートで締めくくったアーセナルが曲者相手の完勝でリーグ5戦ぶりの白星を挙げた。
アーセナル 3-0 ノッティンガム・フォレスト
【アーセナル】
ブカヨ・サカ(前15)
トーマス・パルテイ(後7)
イーサン・ヌワネリ(後41)
1
2
ブカヨ・サカの関連記事
アーセナルの関連記事
プレミアリーグの関連記事
記事をさがす
|
ブカヨ・サカの人気記事ランキング
1
ハットトリックで逆転勝利貢献のジェズスにアルテタ監督「彼にとって大事な夜だった」
アーセナルのミケル・アルテタ監督が18日に行われたEFLカップ準々決勝、3-2で逆転勝利したクリスタル・パレス戦を振り返った。 主力をベンチスタートとしたアーセナルは開始早々の4分に失点。しかし後半にMFマルティン・ウーデゴールを投入すると反撃。FWガブリエウ・ジェズスがハットトリックの活躍を見せ、3-2で逆転勝利した。 試合を振り返ったアルテタ監督は「色々な面でとても嬉しかった。まずは準決勝に進出できたこと。試合は難しい形で始まり、状況が複雑になってしまった。前半は脅威を生み出す勢いが続かなかったが、後半はプレー方法を変えて脅威を与えることができた」 「そしてガビー(ジェズス)にとって大事な夜だった。彼は常に努力し、チームのためにベストを尽くそうとしている。そして今日、3つの素晴らしいゴールを挙げ、試合に勝つ手助けをしてくれた。ガビーの他にもキーラン(ティアニー)やラズ(スターリング)のようにあまりプレー機会のない選手たちが自分が重要だと感じ、正しい方法でチームに貢献してくれた」とバックアッパーたちの活躍を喜んだ。 また、途中出場でジェズスのゴールをアシストしたウーデゴールとFWブカヨ・サカの両主軸について問われると、「何かを変える必要があったし、彼らのおかげで試合の流れが変わった。途中から出てくる選手が何かを起こそうとするメンタルを持っていたことが我々にとって本当に助けとなった」と賛辞を贈った。 <span class="paragraph-title">【動画】ジェズスが圧巻のハットトリックでアーセナルが逆転勝利</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="wA8GUJ1Jn8U";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.12.19 10:30 Thu2
「とにかく興奮していた」CL初先発の18歳DF、アルテタ監督も絶賛…圧巻の縦パスで先制点の起点に「全力チームに貢献していく」
アーセナルのDFマイルズ・ルイス=スケリーが、チャンピオンズリーグ(CL)での初先発を喜んだ。クラブ公式サイトが伝えた。 アカデミー育ちのルイス=スケリーは、現在18歳。今シーズンから正式にファーストチームに昇格すると、ここまで6試合に出場していた。 ケガ人続出のディフェンスラインにおいて左サイドバックでプレーできるルイス=スケリーは、11日に行われたCLリーグフェーズ第6節で、カラバオカップ(EFLカップ)のボルトン戦以来となる2度目の先発出場。左サイドバックとして先発した。 ルイス=スケリーは64分までプレーするとチームは3-0で勝利。先発出場を言い渡された瞬間を回想し、興奮を隠していたとした。 「上位にランクインするね。チャンピオンズリーグの試合で先発出場することは初めてだし、1位にランクインするよ。この夜のために生き、待ち望んでいた試合なので、間違いなく上位にランクインする」 「昼食の時に先発だと聞いたんだ。あまり気にしないようにしていたけど、内心は興奮していたんだ!試合に出られることにとても興奮したし、家族の何人かには誰にも言わないように言ったよ。とにかく興奮していた」 「準備はできていると感じていた。自分には完全に自信があったし、この瞬間のために精神的に準備を整えていた。試合に出る準備はできていたよ」 「とても嬉しく思っている。先発デビューの機会を与えられたことに感謝している。これからも全力チームに貢献していくよ」 ルイス=スケリーはモナコ戦で47回のパスのうち45回成功。パス成功率は96%だったが、輝かしい数字だ。 その顕著なものが先制点のシーン。敵陣で相手のプレスを受けたルイス=スケリーは見事なターンでかわすと、最終ラインと駆け引きしていたガブリエウ・ジェズスにスピードのある縦パスをつけると、ジェズスはボックス内左からグラウンダーのクロス。これに反応したブカヨ・サカが合わせてアーセナルが先制した。 「マーティン(・ウーデゴール)は素晴らしいスイッチを見せてくれた。僕は自分の強み、つまり相手をかわしてボールを落ち着いて扱うことを活かしたいと思う。僕はうまく相手から離れ、ギャビー(ガブリエウ・ジェズス)に気がついた」 「トレーニングでは練習していた。彼が離れてライン間でプレーし、ブカヨ(・サカ)がそれを読んでいてチームゴールを決めた。良かったね」 ミケル・アルテタ監督も試合後に称えていたルイス=スケリー。ケガ人続出の中、新たなアカデミー出身者として輝けるか期待が懸かる。 <span class="paragraph-title">【動画】CL初先発で見事な縦パス! 18歳ルイス=スケリーが躍動</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="Wf5_y-99n-E";var video_start = 62;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> https://youtu.be/?t=62 2024.12.12 16:10 Thu3
快勝でCL3位浮上のアーセナル、アルテタ監督は2人の生え抜きの活躍に目を細める「本当に誇らしい瞬間だ」
アーセナルのミケル・アルテタ監督が、生え抜きの若手の活躍が光ったモナコ相手の勝利に満足感を示した。クラブ公式サイトが指揮官の会見コメントを伝えている。 アーセナルは11日、ホームで行われたチャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第6節でモナコと対戦し、3-0で快勝した。 勝ち点10で並ぶトップ8圏内同士の直接対決に臨んだアーセナルは、前半から主導権を掌握。FWガブリエウ・ジェズスが2度の絶好機を逸した直後にDFマイルズ・ルイス=スケリーとジェズスを起点に左サイドを崩すと、34分にFWブカヨ・サカのゴールで先制に成功。 以降は幾つかの決定機を決め切れずに最少得点差の状況が続いたが、78分に相手のゴールキックからのお粗末なリスタートに圧力をかけてサカの2点目で突き放すと、後半終了間際にもサカの折り返しが誘発したオウンゴールによってダメ押し。曲者との上位対決を制し、3位に浮上した。 同試合後の会見でアルテタ監督は「無失点での勝利にとても満足している。数人のプレーヤーを入れ替えなければならなかったにもかかわらず、それほど出場機会のなかったプレーヤーたちが素晴らしいパフォーマンスを見せ、順位表において好位置につけてくれた」と、ターンオーバーを行った中での勝利を誇った。 終わってみれば、快勝となった一戦ではあったが、ジェズスを筆頭に試合を通して再三の決定機を逸した部分は今後の反省点だ。その意見について概ね同意した指揮官だが、試合を通してはポジティブな部分が多く見られた試合だったと評価している。 「確かに前半に4、5点決めるべきだったのは明らかだ。だが、そうならなかった。これはチャンピオンズリーグだ。対戦相手のレベルは本当に高い。彼らのプレースタイルは、非常に多くのプレーヤーが中央にいて、かなりの混乱を引き起こし、ボールをうまく保持できなかったり、最初の2、3回のパスで苦戦することになるが、我々はその状況を改善するつもりだ。試合をコントロールした後、我々は2点目を獲得した。交代で入ったプレーヤーも適切なタイミングで我々を助けてくれたと思うし、全体的には非常にポジティブだ」 「我々はこの流れを楽しんでいると思うし、学び続けている。今日の試合、経験、チームから学ぶことは多く、もちろんもっと多くのことが必要だ。我々は特定の瞬間を乗り越える必要があるし、近い将来にそうなるだろう。しかし、どのチームとも競い合えるという事実はポジティブなことだが、この大会でそれを一貫して行うことがいかに難しいかを理解している」 その難しい一戦において2ゴールにオウンゴールを誘発する決定的な仕事を見せたのが、エースのサカだ。 自身の就任以降、その成長を見守っていることもあり、この日の活躍にも大きな驚きはないと語る指揮官だが、それでも近い将来に正真正銘のトップ・オブ・トップになることを確信している。 「彼はいつも我々を驚かせてくれるが、それが彼がやりたいことであり、それが彼の資質であり、彼が毎日行動し準備している野心だ。だから、私は驚かないが、彼がやっていることをするのはとても難しいことだ」 「(真のワールドクラスになるには)長年にわたり一貫して、その立場に身を置くこと。彼がこの年齢ですでに成し遂げたことは、すでに括弧で囲むことができる。なぜなら、彼がプロフットボーラーとして最初の6年間で成し遂げたことと、比較できるからだ。それは並外れたものだ。彼の目標は向上すること。彼にはそれを続けるための周囲と環境があり、私は彼がそうなると確信している」 さらに、23歳FWがアカデミーの後輩に与える影響について問われたアルテタ監督は「最年少のプレーヤーたちにとっても、他のプレーヤーたちにとっても、そして我々全員にとっても、彼の日々の振る舞いは素晴らしい手本だ」と、若手だけでなくチーム全体にとって良い刺激になっていると、教え子の姿勢を称賛した サカの影響色濃いルイス=スケリーは、この試合でCL初スタメンを飾り、先制点の起点となるなど見事な存在感を示した。 そのパフォーマンスについて指揮官は「本当に満足している」と18歳の左サイドバックの活躍に目を細めた。 「本当に誇らしい瞬間だ。彼は我々の一員で、18歳だ。誰かにチャンスを与え、キャリアを変え始める機会を与えられるのは光栄なことだ。彼は確かにチャンスをつかんだし、彼を信頼し、この環境でこのレベルでプレーできることは素晴らしいことだ。今日、彼は自分がそのレベルにあることを示した」 2024.12.12 09:55 Thu4
今季ケガ人が絶えず出続けるアーセナル、アルテタ監督は「しっかりと調査する」と原因究明を語る
アーセナルのミケル・アルテタ監督が選手の負傷状況を徹底的に調べ上げ、今後の改善を図っていくという。『The Athletic』が伝えた。 2シーズン連続でマンチェスター・シティとプレミアリーグの優勝争いを繰り広げ、2位に終わっているアーセナル。過去の低迷期を乗り越えたチームは、今シーズンも上位につけている。 しかし、今シーズンは開幕当初からケガ人が続出。多くの選手がシーズンを通して万全な状態だった昨シーズンとは打って変わり、誰かしら主力がいないというシーズンになっている。 ウェストハムとの試合を控えるアルテタ監督は、チームの負傷状況について言及。「昨シーズンの終わりとその前のシーズンの終わりの大きな違いは、選手の可用性だ」と語った。 現在のアーセナルはDFベン・ホワイト、DF冨安健洋がヒザの負傷により欠場が続いている状況。また、最近復帰を果たしたがMFマルティン・ウーデゴールがしばらく離脱していたが、その他にもDFユリエン・ティンバー、MFミケル・メリーノ、DFリッカルド・カラフィオーリ、FWブカヨ・サカはいずれも今季離脱を経験している。 「我々は、負傷者がいるときだけでなく、いないときも調査する」 「問題があると、人々は物事を非常に深く調べる傾向があるからだ。全てが順調に進んでいる間は、実際に起こったことに影響を与えているかもしれないので、そこを掘り下げて欲しい。我々は多くのことをやってきた」 負傷者の多くは、自分たちのコントロール外にあると考えているとした。 「選手たちは2シーズンで130試合以上プレーして来ているのは確かだが、その多くは衝撃の負傷であり、関節の負傷だった。これは筋肉の負傷とは関係がなく、もっと簡単に治療できるものだ」 「今日もトレーニングがある。選手たちの調子を見なければならない。昨日はトレーニングできなかった選手も数人いるが、今日はトレーニングできるといいな。様子を見なければならない」 ケガ人は今なお出続けているアーセナル。ブラジル代表DFガブリエウ・マガリャンイスはチャンピオンズリーグ(CL)のスポルティングCPで負傷したものの、ウェストハム戦では起用が可能のようだ。 2024.11.29 22:56 Fri5
ケガ人だらけで首位リバプールを迎えるアーセナル、アルテタ監督が最新情報を明かす「起用できるように最善を尽くす」
アーセナルのミケル・アルテタ監督が、リバプール戦に向けて最新の負傷者情報を明かした。クラブ公式サイトが伝えた。 今シーズンもプレミアリーグの優勝を目指し上位につけているアーセナル。しかし、前節はアウェイでのボーンマス戦で今シーズン初黒星。再び退場者を出す苦しい戦いで屈してしまった。 チャンピオンズリーグ(CL)ではシャフタール・ドネツクに勝利を収めたが、その試合でイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリが負傷。また、イングランド代表の試合で負傷したFWブカヨ・サカ、オランダ代表DFユリエン・ティンバーはしばらく欠場している。 今節の対戦相手は首位のリバプール。ホームに迎える中で、アルテタ監督は記者会見に出席しケガ人について「なんとかして起用できるように最善を尽くすが、とても不確実だ」と語った。 サカに関しては「グラウンドの上で少しトレーニングをした。日曜日までにどこまで彼が回復するのかは別の問題だ。あと1日あることは良いことだが、どうなるか分からない」とコメント。土曜日も状態を確認するとした。 CLで負傷したカラフィオーリについては「もう少し検査が必要だ。昨日も検査を受け、今日もさらに検査を受けた。検査が終われば、結果がわかる」と語り、「前回は状態が非常に悪いと思われたが、結局2、3日後にプレーすることになった。様子をみよう」と、こちらも状態を見極めたいとした。 また、欠場が続いているティンバーについては「ティンバーは今回が初めて参加したセッションだ。しばらく欠場しており、我々は彼が今の状態よりももっと後ろにいると予想していた。やはり、様子を見る必要がある」と、思ったより早くトレーニングに復帰したが、起用できるかは不透明だという。 なお、足首を負傷しているノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴール、ハムストリングを負傷しているスコットランド代表DFキーラン・ティアニー、ヒザを負傷している日本代表DF冨安健洋については言及されておらず。3人の起用はまずないと言って良い状況だ。 首位との大一番だが、さらに痛手なのはフランス代表DFウィリアム・サリバがボーンマス戦での退場で出場停止に。守備の要を欠くこととなり、今季のレギュラー4人のうち3人がいない可能性がある中で、解決策を探すとした。 「我々には別の選択肢がある。すでにそこでプレーしている選手たちだ」 「連係が非常に安定していた事は事実だ。彼は常にプレーしていたからだ。彼が出場できないこととなり、我々は別の解決策を見つけなければならない。それはチームとして我々がうまくやっていかなければならないことだ」 2024.10.25 23:25 Friアーセナルの人気記事ランキング
1
セットプレーの威力増すアーセナル、ガブリエウが戦列復帰
アーセナルのブラジル代表DFガブリエウ・マガリャンイスが14日に行われるプレミアリーグ第16節エバートン戦で復帰するようだ。 ガブリエウは11月30日のプレミアリーグ第13節ウェストハム戦で左ハムストリングを負傷、前半で交代していた。その後、公式戦4試合を欠場していたが、アルテタ監督は「ガブリエウが13日の練習に合流した」とエバートン戦帯同を示唆した。 一方でDFリッカルド・カラフィオーリについては「医療部門が設定したリハビリ期間を尊重している。毎日、状態はチェックしている」と復帰はもう少し先になることを明かした。 セットプレーから貴重なゴールを挙げているここ最近のアーセナル。負傷前、公式戦2戦連発でゴールを挙げていたガブリエウの復帰で更にセットプレーの威力が増すことになりそうだ。 2024.12.14 12:30 Sat2
【プレミアリーグ第16節プレビュー】不振脱却のきっかけ探るマンチェスター・ダービー! 三笘vs鎌田の日本人対決も
先週末に行われた第15節ではマージーサイド・ダービー延期で首位リバプールが一休みとなったなか、チェルシーとアーセナルのロンドン勢が暫定ながら勝ち点差を縮めた。一方、マンチェスター・シティは下位相手のドローと復調の気配は遠い。 2024年のUEFAコンペティションが一区切りとなり、ここから年末年始の過酷な国内の戦いに集中できる環境に。そんななか、今節は4位のシティと13位のユナイテッドによる、マンチェスター・ダービーが最注目カードだ。 シティは前節、クリスタル・パレスとのアウェイゲームを2-2のドローで終えた。2度のビハインドを追いついたが、後半終盤のDFリコ・ルイスの退場も響いてリーグ連勝を逃した。さらに、チャンピオンズリーグ(CL)ではユベントスに0-2の完敗。滑り出し上々だった欧州の戦いでも22位転落と絶不調だ。不振の序盤はキャリア初めての逆境に前向きな姿勢も示してきたグアルディオラ監督だが、ここにきてネガティブなコメントも目立っており、ここがクラブとしての正念場だ。ダービーへポジティブな要素は少ないが、ホームで赤い悪魔を叩いて不振脱却のきっかけにしたい。 対するユナイテッドは前節、ホームでノッティンガム・フォレストに2-3のスコアで敗戦。アモリム体制で初のリーグ連敗となった。アーセナル戦に続きセットプレーでの失点に、攻守両面で新体制移行の戦術的な部分での齟齬も見受けられ、前途多難な印象は拭えない。それでも、ヨーロッパリーグ(EL)ではビクトリア・プルゼニ相手に苦戦を強いられたものの、FWホイルンドの2ゴールの活躍で劇的な2-1の逆転勝利。ELではトップ8圏内の浮上しており、対戦相手に比べてわずかながらポジティブな材料を得た。ただ、絶不調の王者相手にリーグ3連敗を喫することになれば、その手応えを失うだけになんとか勝ち点3を持ち帰りたい。 また、今節はMF三笘薫とMF鎌田大地による日本人対決にも注目が集まるところだ。 7位のブライトン&ホーヴ・アルビオンは前節、ファン・ニステルローイ率いる新生レスター・シティとアウェイで対戦。2点リードで後半終盤を迎えたが、FWヴァーディの1ゴール1アシストの活躍によって土壇場で追いつかれて痛恨のドローに。以前からゲームクローズに問題を抱えていたなか、この試合では三笘に代えてクローザー役として投入したDFイゴールの軽率なボールロストが相手の同点ゴールに繋がっており、よりショックが残る形となった。4試合ぶりの勝利を目指す一戦ではその課題克服とともに、個人としては決定力の部分で問題を抱える三笘に決定的な仕事を求めたい。 一方、残留圏内ギリギリの17位に位置するパレスは前述のシティ戦を粘り強い戦いでドローに持ち込み、直近は1勝3分けの4戦無敗としぶとく勝ち点を積み上げている。ただ、3試合のサスペンション明けとなった鎌田は試合展開の影響もあり、シティ戦では出番なし。引き続きベンチスタートが濃厚な一戦ではポジション奪取に繋がる仕事を見せたい。 2試合ぶりのリーグ戦勝利を狙う首位のリバプールは10位のフルアムとのホームゲームに臨む。悪天候の影響でダービー延期と良い流れに水をさされたが、直近のCLではジローナに苦戦しながらも、FWサラーのPKによるゴールを守り抜いて1-0の勝利。CL唯一の6連勝で早々に決勝トーナメント行きを確定させた。対戦相手は直近の3試合でトッテナム、ブライトン、アーセナルに1勝2分けと結果を残している侮れない相手ではあるが、ホームで普段通りの戦いができれば、勝ち点3を積み上げる可能性は高い。 公式戦6連勝とリバプールと並んで最も好調なチームとなる2位のチェルシーは、9位のブレントフォードとのホームゲームに臨む。前節のトッテナム戦はDFククレジャの2度のスリップで2点のビハインドを背負う苦しい展開となったが、MFパーマーの2つのPKや好調のMFエンソ・フェルナンデスのゴールなどで鮮やかに逆転。3失点は反省材料も、宿敵相手に敵地で4-3の勝利を収めた。また、主力温存のカンファレンスリーグ(ECL)もFWマルク・ギウの2ゴールの活躍で3-1の完勝している。対戦相手のブレントフォードは出入りの激しい戦いが続いているが、リーグ2位タイの31得点を挙げている攻撃の破壊力は侮れず、ゴールを量産する試合序盤、セットプレーの対応には細心の注意を払いたいところだ。 3位のアーセナルは15位のエバートン相手にリーグ2戦ぶりの白星を狙う。フルアム戦は思わぬ苦戦を強いられて勝ち点2を逃したが、CLではモナコ相手にFWサカが3ゴールすべてに絡む圧巻の活躍を見せて3-0の完勝。CL3位に浮上し、見事にバウンスバックを果たした。休養十分のトフィーズに対して、コンディション面が唯一の懸念材料だが、絶好調のサカやMFウーデゴールの引き続きの活躍に、DFガブリエウの復帰で破壊力増すセットプレーで押し切りたい。 公式戦5試合未勝利とマンチェスター勢同様に苦境が続く11位のトッテナムは、DF菅原由勢を擁する最下位のサウサンプトン相手に6戦ぶりの白星を目指す。前節はチェルシー相手の逆転負けに、DFロメロとDFファン・デ・フェンのレギュラーセンターバックコンビ2人を再負傷で失う、泣きっ面に蜂の状況に。ELではMFグレイ、MFベリヴァルの18歳コンビの奮闘もあって難所アイブロックでレンジャーズと1-1のドローに持ち込んだが、負傷者続出での過密日程においてパフォーマンスレベルは低下している。また、今季はパレス、イプスウィッチ・タウンと下位相手にリーグ戦初勝利を献上しており、その格下相手の勝負弱さも懸念材料だ。 対するセインツは直近1分け4敗と低迷が続く。1-1のドローに持ち込んだブライトン戦や0-1で惜敗した直近のアストン・ビラ戦などパフォーマンスの部分ですべてを悲観すべきではないが、チームスタイルを貫くなかでの致命的なミスや前線のクオリティ不足で勝ち点を積み上げられずにいる。なお、アストン・ビラ戦では出番なしに終わった菅原は引き続きベンチスタートが濃厚か。 そのほかでは5位のノッティンガム・フォレストと、6位のアストン・ビラによる上位対決、ファン・ニステルローイ体制で2戦無敗の16位のレスターが12位のニューカッスルに挑む一戦も注目カードだ。 《プレミアリーグ第16節》 ▽12/14(土) 《24:00》 アーセナル vs エバートン リバプール vs フルアム ニューカッスル vs レスター・シティ ウォルバーハンプトン vs イプスウィッチ 《26:30》 ノッティンガム・フォレスト vs アストン・ビラ ▽12/15(日) 《23:00》 ブライトン vs クリスタル・パレス 《25:30》 マンチェスター・シティ vs マンチェスター・ユナイテッド 《28:00》 チェルシー vs ブレントフォード サウサンプトン vs トッテナム ▽12/16(月) 《29:00》 ボーンマス vs ウェストハム 2024.12.14 14:30 Sat3
ムシアラが2年ぶり2度目のドイツ代表年間最優秀選手に輝く!
ドイツサッカー協会(DFB)は13日、バイエルンのMFジャマル・ムシアラが2024年度におけるドイツ代表年間最優秀選手に選出したことを発表した。 DFBのウェブサイト上で、ファンによるドイツ代表の年間最優秀選手を決める投票を実施。14万5000票を超える投票の結果、ムシアラは全体の56%の票を獲得し最優秀選手に選ばれた。 2022年にも同賞を受賞したムシアラは、今年度に行われた代表戦で13試合に出場し5ゴール5アシストを記録。今夏にドイツで開催されたユーロ2024では3ゴールをマークし、イングランド代表FWハリー・ケインやスペイン代表MFダニ・オルモらと共に大会得点王を獲得。また、ドイツ代表として唯一大会のベストイレブンにも選出された。 なお、2位は38%の票を集めたレバークーゼンのMFフロリアン・ヴィルツ。3位には冨安健洋とアーセナルでチームメイトのFWカイ・ハヴァーツ(6%)が選出された。 2024.12.13 08:45 Fri4
ハットトリックで逆転勝利貢献のジェズスにアルテタ監督「彼にとって大事な夜だった」
アーセナルのミケル・アルテタ監督が18日に行われたEFLカップ準々決勝、3-2で逆転勝利したクリスタル・パレス戦を振り返った。 主力をベンチスタートとしたアーセナルは開始早々の4分に失点。しかし後半にMFマルティン・ウーデゴールを投入すると反撃。FWガブリエウ・ジェズスがハットトリックの活躍を見せ、3-2で逆転勝利した。 試合を振り返ったアルテタ監督は「色々な面でとても嬉しかった。まずは準決勝に進出できたこと。試合は難しい形で始まり、状況が複雑になってしまった。前半は脅威を生み出す勢いが続かなかったが、後半はプレー方法を変えて脅威を与えることができた」 「そしてガビー(ジェズス)にとって大事な夜だった。彼は常に努力し、チームのためにベストを尽くそうとしている。そして今日、3つの素晴らしいゴールを挙げ、試合に勝つ手助けをしてくれた。ガビーの他にもキーラン(ティアニー)やラズ(スターリング)のようにあまりプレー機会のない選手たちが自分が重要だと感じ、正しい方法でチームに貢献してくれた」とバックアッパーたちの活躍を喜んだ。 また、途中出場でジェズスのゴールをアシストしたウーデゴールとFWブカヨ・サカの両主軸について問われると、「何かを変える必要があったし、彼らのおかげで試合の流れが変わった。途中から出てくる選手が何かを起こそうとするメンタルを持っていたことが我々にとって本当に助けとなった」と賛辞を贈った。 <span class="paragraph-title">【動画】ジェズスが圧巻のハットトリックでアーセナルが逆転勝利</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="wA8GUJ1Jn8U";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.12.19 10:30 Thu5