今治が沼津との直接対決制して2位返り咲き! ボトム対決は19位宮崎に軍配【明治安田J3第25節】

2024.08.24 21:55 Sat
明治安田J3リーグ第25節の8試合が24日に行われた。
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首位独走中の大宮アルディージャはAC長野パルセイロとのアウェイ戦だったが、0-0で迎えた後半残り約15分のところで雷雨中断に。結局、試合途中で中止が決まり、後日開催の運びとなった。そのなかで、2位アスルクラロ沼津と3位FC今治の勝ち点同数対決はマルクス・ヴィニシウス2発で競り勝った後者に軍配。2戦ぶり白星の今治がJ2自動昇格の2位に返り咲きを果たしている。
そんな上位勢を追いかける4位カターレ富山は松本山雅FCを相手に3-0と快勝し、黒星の前節から見事にバウンスバック。5位ギラヴァンツ北九州も奈良クラブも2-0で勝利し、上位に接近した。

一方で、6位ツエーゲン金沢は12位FC琉球との接戦を落とす結果に。そして、19位テゲバジャーロ宮崎と最下位20位いわてグルージャ盛岡との一戦は前者に軍配。その差を「5」に広げた。
◆第25節
▽8/24(土)
ヴァンラーレ八戸 2-1 SC相模原
カターレ富山 3-0 松本山雅FC
ツエーゲン金沢 1-2 FC琉球
アスルクラロ沼津 1-2 FC今治
奈良クラブ 0-2 ギラヴァンツ北九州
ガイナーレ鳥取 2-1 FC大阪
テゲバジャーロ宮崎 3-0 いわてグルージャ盛岡

▽試合途中で中止
AC長野パルセイロ 0-0 大宮アルディージャ

▽8/25(日)
《19:00》
FC岐阜 vs Y.S.C.C.横浜
カマタマーレ讃岐 vs 福島ユナイテッドFC

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「圧巻の一語」京都の救世主FWラファエル・エリアスが8月度のJ1月間MVPに選出! J2は山形MF土居聖真、J3は今治FWマルクス・ヴィニシウスが受賞

Jリーグは17日、8月度の「明治安田Jリーグ KONAMI 月間MVP」を発表した。 各月の明治安田Jリーグにおいて、最も活躍した選手を表彰する「明治Jリーグ KONAMI 月間MVP」。明治安田J1リーグはFWラファエル・エリアス(京都サンガF.C.)、明治安田J2リーグはMF土居聖真(モンテディオ山形)、明治安田J3リーグはFWマルクス・ヴィニシウス(FC今治)が受賞した。いずれも今回が初受賞となる。 ラファエル・エリアスは今年6月に京都へ加入すると、飛ぶ鳥を落とす勢いの活躍。8月は5ゴール1アシストと並外れた成績を残しており、下位に低迷していた京都の救世主となった。 選考委員会の総評とラファエル・エリアスのコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 足立修委員長 「シーズン前半戦と全く違うチームに生き返らせ、京都をここまで引き上げた。短時間でここまで結果を残すのは簡単な話ではない」 JFA 技術委員 「色々なクラブを渡り歩いて日本に来た。日本が育成大国になっていくという意味では、こういう選手が日本からも出ていってほしい。今後も注目していきたい」 槙野 智章委員 「群を抜いて良かった。得点はもちろん、監督が求めている前線からのハイプレス、守備の貢献度も高かった。彼がボールを奪ってゴールを演出したり、得点に繋がるシーンが多かった。京都の好調の大きな要因」 北條 聡委員 「悩める京都を一気に上昇気流へ乗せた救世主。4戦5発の破壊力は圧巻の一語。待望の“決め手”として、ベンチの期待に応えた」 GAKU-MC 特任委員 「シュートがうまく、ヘディングが強く、パスが上手で、フィジカルがあり、インタビューでは泣いてしまうところも素晴らしい選手」 ◆FWラファエル・エリアス(京都サンガF.C.) 「8月の明治安田J1リーグ KONAMI 月間 MVP に選出いただいて、とても嬉しい気持ちです。神様、そして仲間の皆に感謝したいと思います。ただ、自分の活躍が評価されることはとても嬉しいですが、それ以上にチームとして結果が出ていることがもっと嬉しいです。これからも、今まで以上に仲間やクラブの力になれることを願っています。ARIGATO GOZAIMASU!」 土居は8月の5試合で2ゴール1アシストを記録。スルーパス数とインターセプト数でも高い数字を誇っており、7月加入ながら山形を攻守に支える働きを見せた。 選考委員会の総評と土居のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 足立修委員長 「移籍後すぐアジャストして、地元を助けるためにフルパワーで結果を出している。攻守にわたってチームを引っ張る存在価値は別格」 JFA技術委員 「ベテラン選手が移籍し、助っ人としてしっかり結果を出していく活躍は素晴らしい」 寺嶋朋也委員 「移籍後すぐにチームにフィットし、数字に残る活躍でクオリティーの高さを証明。別格の輝きを見せ、山形に勢いをもたらす」 丸山桂里奈特任委員 「今月から土居選手が合流して、チームが3連勝。自身も2ゴール1アシスト。地元クラブに戻ってチームを勝たせているのは感慨深い」 植松隼人特任委員 「鹿島から完全移籍した後の活躍ぶりが目立つ。2ゴール1アシストの数字も評価、山形のこれからが楽しみだ」 ◆MF土居聖真(モンテディオ山形) 「この度は名誉ある賞を受賞させていただき嬉しく思いますが、これは僕の受賞ではなくモンテディオ山形全てに関わる人達の受賞です。僕一人では受賞する事はできません。モンテディオ山形のチームメイト、スタッフ、ファンサポーター、家族、スポンサー様みんなが認められた物です。まだまだ山形のために全力を尽くして行きます。ありがとうございました。そして皆さんおめでとうございます」 マルクス・ヴィニシウスは出場した3試合で3ゴール1アシストの活躍。シュート関与パスや相手陣PA内プレーでも高い数字を誇っており、今治の攻撃の中心として存在感を示した。 選考委員会の総評とマルクス・ヴィニシウスのコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 足立修委員長 「攻撃の場面では、必ず彼が顔を出している。彼の活躍がチームの好調を支えている」 平畠啓史委員 「3ゴール1アシストという数字だけでなく、奈良戦の山田貴文の2アシストの前にパスを出したのもマルクス ヴィニシウスでさまざまな場面で攻撃の起点に。ゴール後の側転、バク宙が完璧すぎないのもかわいいが怪我には気をつけて」 橋本英郎委員 「攻撃陣の迫力を与えている存在。爆発的な得点力、強さで8月の勝点、得点を挙げた」 丸山桂里奈特任委員 「今月3ゴール1アシストで、好調なチームを引っ張る。ゴールパフォーマンスのバク宙も近頃では珍しく、印象的だった」 ◆FWマルクス・ヴィニシウス(FC今治) 「本当に嬉しいです。この賞を頂けた事はチームのお陰だと思っています。常に自分たちを支えて下さっているファンやサポーターの皆様にも感謝します。自分たちがピッチ内でベストを尽くせるように応援してくれる事がとても嬉しいです。この賞はファンやサポーターの皆様にも捧げます。ありがとうございます」 <span class="paragraph-title">【動画】月間MVPを受賞したラファエル・エリアスらのプレーはこちらでチェック!</span> <span data-other-div="movie"></span> <iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/nkc7KSFzAXI?si=IIIGFUkR2wj6TiPv" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> 2024.09.17 17:00 Tue
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「中盤からは独走態勢」 J3優勝の大宮を野々村芳和チェアマンが喝采、レッドブル下の来季にも「新たな旋風を期待」

大宮アルディージャの明治安田J3リーグ優勝にJリーグチェアマンの野々村芳和氏がコメントを寄せた。 1年でのJ2復帰を期してJ3を戦った大宮は春先から首位をひた走り続け、第32節で自動昇格圏内の2位以内が確定。そして、今週末の第33節は2位FC今治との直接対決を引き分けに持ち込み、5試合を残して優勝を決めた。 今季J3最多の61ゴールもさることながら、守りも最少の22失点と攻守に圧倒的な戦い。野々村チェアマンはJリーグを通じて祝福し、レッドブルグループ下での来季にも期待した。 「大宮アルディージャの皆さま、2024明治安田J3リーグ優勝、そしてJ2昇格おめでとうございます。ファン・サポーターの皆さま、クラブに関わる全ての方々に心よりお祝い申し上げます」 「昨シーズンの雪辱を晴らし、1年でJ2の舞台へ返り咲きました。今シーズンは開幕から上位に位置し、第8節で首位に立つと、第13節まで無敗と勝点を積み上げ、中盤からは独走態勢に。今節の結果をもって23勝8分2敗と他チームの追随を許さぬ圧倒的な強さで、残り5節を残してJ3リーグ優勝を勝ち取りました」 「経験豊富な選手達の安定したプレーが若手選手を引っ張り、『戦う集団』へとチームを上手くまとめ上げる長澤徹監督のマネジメント手腕も光りました」 「本日もホームスタジアムであるNACK5スタジアム大宮には、大勢のファン・サポーターの皆さまが詰めかけ、素晴らしい雰囲気でチームを後押ししてくれました。クラブが苦しい時にも、声援を送り続けたファン・サポーターの皆さまにとって、本日の歓喜は忘れがたいものとなるでしょう」 「来シーズンからは再びJ2の舞台で戦うこととなりますが、勢いこのままに新たな旋風を巻き起こしてくれることを期待しています」 <span class="paragraph-title">【動画】大宮選手が歓喜のシャーレアップ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/%EF%BC%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#Jリーグ</a> <a href="https://twitter.com/Ardija_Official?ref_src=twsrc%5Etfw">@Ardija_Official</a> <a href="https://t.co/oSTaK9R9U1">pic.twitter.com/oSTaK9R9U1</a></p>&mdash; Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) <a href="https://twitter.com/J_League/status/1847537864126713999?ref_src=twsrc%5Etfw">October 19, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.10.19 18:12 Sat
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「ホッとしている」就任1年目で目標のJ2昇格&J3優勝を果たした大宮の長澤徹監督、シーズン終了まで気を引き締める「優勝した次が大事」

見事に明治安田J3リーグを制した大宮アルディージャ。長澤徹監督が、試合後に2位のFC今治戦を振り返った。 19日、明治安田J3リーグ第33節で大宮はホームに今治を迎えた。前節、福島ユナイテッドFCと対戦し見事に1年でのJ2昇格を決めた大宮。10月からレッドブルグループの一員となった中で昇格を決めると、今節もホームゲームを迎え、引き分け以上でJ3優勝が決定する戦いだった。 中盤で攻撃を司っていたアルトゥール・シルバが出場停止となった中、序盤から互いに激しいデュエルを繰り返すも、大宮に連続でカードが提示されてしまい、なかなかハードに守備ができなくなる。 すると今治が主導権を握り、マルクス・ヴィニシウスを中心に攻め込んでいくと、31分にこぼれ球を山田貴文が蹴り込み、今治が先制する。 3位カターレ富山の追走を振り切るためにも勝利が必要な今治。大宮は1点ビハインドで後半に入るも、立ち上がりは今治ペース。それでもしっかりと守備陣が耐えると、64分に長澤監督は3枚替えを敢行。すると74分、ボックス左を泉柊椰がドリブルで仕掛けて相手を振り切りグラウンダーのクロス。これが流れると、ファーサイドに走り込んだ途中出場の関口凱心が詰めて同点に追いつく。 その後、大宮は畳み掛けるようにゴールに迫るが、今治も意地を見せて盛り返すことに。そのまま1-1で試合は終了し、大宮が前節のJ2昇格に続き、J3優勝を果たし、2週連続でホームが歓喜の渦に包まれることとなった。 試合後、ホームで昇格に続いて優勝も決めた長澤監督は、ファンが喜んで帰ることを喜びながらも、試合はカードが早々に出たことで上手くいかなかったと振り返り、最後は引き分けでホームで優勝を決めることにしたと判断を明かした。 「今日も1万人以上のサポーターが駆けつけていて、なんとかリーグとしての結果はしっかり示せて、しっかり笑って帰ってもらえることはホッとしています」 「ゲーム自体は、思ったように上手くいかず、最初いきなりカードが2枚出たので出足が止まってしまった感じでした。今治さんのデュエル力は、我々も自信を持っているんですが双璧だと思っていて、おそらく攻撃の起点も始まりは多分そこになるのではないかというところで、お互いに球際を作りながら入ったのですが、いきなり2枚カードが提示されたので、少し相手に近づくことができずに、失点する1分くらい前に自陣でファーストが決まらず、外から大きな声を出したんですが、案の定というか、致し方ないなと思います」 「同時に、リスクを取り切れなかったので、ポジションでリスクを取るところ、ジャッジのところを整理して、ハーフタイムから出て行って、押し込むことはできたと思います。ただ、2点目を刺されてしまうと今の今治さんだとなかなか難しいので、絶対に失点しないベースで、我々は条件的には最低でも引き分けにすれば優勝できる状況だったので、ゲームをしっかり粘り強くついて行って、どこかで1つ取れればと思っている中で、交代選手がしっかりやってくれて、点をとってくれてよかったです」 「あとは勝ちに行くか、優勝を取るかだったのジャッジだったんですが、アディショナルタイムに入るときも(小島)幹敏とか、(和田)拓也とかも優勝を取りに行こうと中でも確認してくれたので、終えにいきました」 「なかなか固いゲームになってしまったのと、1番得意としている出足のところが少し止められたのは、ゲームとして非常に反省内容は多かったですが、それでもなんとか勝ち点を持ってこれる戦いができるようになったので、残り5試合まだあるので、大抵のチームはここで緩んでしまうのですが、そうはいかないので、しっかりと次のゲームの準備をして岩手戦に臨んでいきたいと思います」 早い時間帯のカードは大きな影響があったと語った長澤監督。今治を相手にした中で、ピッチ上でチームが上手く回らなかったとし、後半はリスクを冒しに行った結果、同点ゴールも生まれたとした。 「狙っても相手も大体わかっている状況だったので、横に揺さぶるよりも、枚数のバランスをどうかけるかが重要で、前半に関しては恐らくですけど、相手は全然怖くなかったと思います。ボールを持っていても、最終ラインに人がいない。その状況だと何も生まれないと思うので、その辺は幹敏とかが後半からしっかりリスクを冒しにいきました」 「もちろん裏返しもあるんですけど、多分それが出ないと絶対に得点は入らないだろうと思っていました。そういう形で、狙いというよりは、自分たちのポジションをどう作っていくかが重要だったので、しっかり理解してくれていると思います」 「結局枚数がいる中でも、誰かが割って入らなきゃダメで、(泉)柊椰がやっぱり1枚、2枚、3枚ぐらい剥がしていって、結局誰かがリスクを犯していって、そのリスクを信じて逆サイドが飛び込んでたっていう、それに尽きるので。(関口)凱心がなんであんなところにいたのかわからないですが、信じて走ってくれていたのは良かったと思います」 J3にまで降格したチームを託され、1年での復帰、J3優勝は至上命令でもあった中で、しっかりとその目標を達成した長澤監督。心境については「最終戦だったら別なんですが、次のゲームがあるので、すぐにロッカー帰って、1人落ち着いて見ていました」と、チームの歓喜の輪に入らなかった理由を明かした。 また「お客さんが入ってくれて、ゲームが続くので、ロッカーでも言ってきましたが、勝っても負けても引き分けても優勝した次が大事なので、そっちにシフトして、感謝とかは最終戦で伝えようと思います」と、しっかりと残り5ゲームを戦い。最終節のホームでの富山戦後に感謝を伝えたいとした。 この試合ではカードの問題もあって、今治の強度に押されている状況もあった中、それでも大宮はトレーニングからしっかりと準備を続けてきた。 チームがまとまっている理由については「全員が同じ目標を共有していることが一番大事で、みんな勝ちたかったと思います。練習もそういった形でやりますし、得点者もうちはバラバラなんですが、勝ちたいから(杉本)健勇もアルトゥール(・シルバ)も確率の高い方を選びます。出せとも打てともいってないんですが、みんながそういったジャッジをします」とコメント。「個人の記録もあるし、色々なことを考えるのが普通だと思いますが、勝ちたかったというのが、色々な練習を構成するのがチームのメンバーなので、そういったところだと思います」と、トレーニングからしっかりと強度を落とさずにやれている理由は、全員の目標が試合に勝っていき優勝することだったからだと語った。 上手く試合が回っていない中、ビハインドの状況での残り25分の段階で3枚交代を一気に行った。「なかなかちょっとうまくゲームが回っていなかったのと、今治さんが先手を取ったので、相手は外国人を入れて2トップでやってきて、カウンターで来ることはわかっていたので、とにかく15分、20分はこのまま進んでくれればなと思っていました」と長澤監督。「一気に仕掛けて何が起こるかという狙いだったので、内容を無理矢理動かしにいくと、こういう試合は上手くいかないので、耐えるという選択をしました。結構難しいんですが、取れなかったら取らせないということをギリギリまでやってくれたので、その手が打てたという形です」と、後半の20分間を耐え、残りの時間でギアを上げにいくために3枚を代えたとコメント。その采配はしっかりと的中し、10分後に関口がゴールを決めた。 その後、最終版には濱田水輝と富山貴光のベテランを同時に投入。市原吏音を左ウイングバックに配置する形をとった。長澤監督は「藤井(一志)が実は体調不良で急遽いなくなりました。トミ(富山貴光)が昨日の練習で準備ができていたので、トミに攻守をやってもらいながら展開を見ながらという感じでした」とコメント。「克(中野克哉)もいたんですけど、克だとより攻撃であると思っていたんですが、柊椰が足をつってしまってダメだって言ってきたので、吏音を外に出して水輝を入れたという形にしました。流石にみんなよく準備できていて、ここまで交代がほぼ100%機能しているので、残りゲームに関しては、本来はスタートから良い状態で渡すというのが目的なので、そのゲームを目指して残り5試合をやっていきたいと思います」と語り、交代選手の働きぶりも称えた。 2024.10.19 23:05 Sat
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「大車輪の活躍」名古屋の35歳ベテランFW永井謙佑が9月度のJ1月間MVPに選出! J2は千葉FW小森飛絢、J3は大宮MF小島幹敏が受賞

Jリーグは15日、9月度の「明治安田Jリーグ KONAMI 月間MVP」を発表した。 各月の明治安田Jリーグにおいて、最も活躍した選手を表彰する「明治Jリーグ KONAMI 月間MVP」。明治安田J1リーグはFW永井謙佑(名古屋グランパス)、明治安田J2リーグはFW小森飛絢(ジェフユナイテッド千葉)、明治安田J3リーグはMF小島幹敏(大宮アルディージャ)が受賞した。いずれも今回が初受賞となる。 永井は9月に出場した4試合で、2ゴール2アシストの活躍。シュート関与パス、裏抜けからのプレー、スプリントも高い数字を誇り、ベテランがチームをしっかり支える働きを見せた。 選考委員会の総評と永井のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 足立修委員長 「インパクトがあり数字的にも実績を残している。彼が入ると一気に流れをもっていく。ベテランながら暑い中でよく走る姿も評価」 JFA技術委員 「大車輪の活躍を見せていた」 北條聡委員 「名古屋のスピアヘッドが躍動。川崎F戦のゴラッソを含む2得点2アシストで3連勝の立役者に。プレスの先兵としても大きく貢献した」 丸山桂里奈特任委員 「ゴールとアシストだけでなく前線で走り回りチームを引っ張った」 ◆FW永井謙佑(名古屋グランパス) 「明治安田J1リーグKONAMI月間MVPに選出いただいて、とても嬉しく思います!アシスト、ゴール、共にチームメイトあっての事です!チームメイトには本当に感謝してます!引き続きチームの勝利の為にこれからまた頑張ります!」 小森は9月の4試合(9月1日の試合は対象に含まれず)で、なんと7ゴールを叩き出す大活躍。相手陣PA内プレーの数も多く、相手に脅威を与える存在として昇格争いを続けるチームの原動力になっている。 選考委員会の総評と小森のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 足立修委員長 「風格が出てきた。チームの中で絶対的な信頼を得ている」 JFA技術委員 「ワンタッチコントロールがうまく、ゴールのバリエーションが多い。リーダーシップもあり文句のつけようがない」 寺嶋朋也委員 「『俺が千葉のエース』。9月の4試合で7得点と驚異的なペースでゴールを積み重ね、チームをけん引している」 丸山桂里奈特任委員 「9月だけで7ゴールは凄まじい。一気に得点ランクトップに。完全にエースとして覚醒した感がある」 植松隼人特任委員 「月間で7得点はとてもインパクトを与えた。そしてPKキッカーを譲ってくれたシーンもそうだが、チームあってのゴール。しっかりこぼれ球をチャンスにするあたりも評価したい」 ◆FW小森飛絢(ジェフユナイテッド千葉) 「この度は明治安田J2リーグ9月度の月間MVPへ選出していただきありがとうございます。チームとして結果が出ていたからこそいただける賞なのでチームメイト、スタッフに感謝します。これからリーグ戦終盤を迎えていますが、目標としているJ1昇格へ向けて、勝利へつながるゴールを1点でも多く決めたいと思います。」 小島は9月度の5試合で2ゴール2アシストの活躍。今月にJ2昇格を決めたチームの攻守の要として、印象的な成績を残した。 選考委員会の総評と小島のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 足立修委員長 「暑い中、安定してチームを引っ張り切った大きな存在。数字もしっかり残しており大宮には欠かせない選手の一人」 平畠啓史委員 「フィールドプレーヤーながらここまでフルタイム出場を記録しており、まさに大宮の攻守の中心。今月は2ゴール2アシスト。ゴールにからむ仕事も多く、左足のキックの精度は格別。泉 柊椰とのコンビネーションで左サイドを崩すシーンは絶妙で見ている者を楽しませてくれた」 橋本英郎委員 「ゲームを作るだけでなく、スタッツにも表れているように、ゴールに直結するプレーも多くあり名実ともに大宮の王様だと感じた」 ◆MF小島幹敏(大宮アルディージャ) 「初めてこういった賞をいただきましたが、なかなかない機会なので、とてもうれしいです。得点やアシストが今回の受賞につながったと思いますが、チームメートのサポートがあってこそですし、支えてくれた監督やコーチたちにも本当に感謝しています。どんどんペナルティエリア内に入って行くことを意識する中で得点やアシストが生まれているので、これからよりそういった意識を高めていきたいですし、また月間MVPを受賞できるように頑張りたいです。残り試合も少なくなりましたが、一試合一試合全力で戦って、昇格、優勝できたらと思います。よろしくお願いいたします」 <span class="paragraph-title">【動画】月間MVPを受賞した永井謙佑らのプレーはこちらでチェック!</span> <span data-other-div="movie"></span> <iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/vZHjYDdWHaw?si=QamBJGW8L1zpZpAW" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> 2024.10.15 16:30 Tue
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大宮がJ3優勝もゲット! 関口凱心の値千金同点弾で2位今治とドロー、新時代へ【明治安田J3第33節】

19日、明治安田J3リーグ第33節の大宮アルディージャvsFC今治がNACK5スタジアム大宮で行われ、1-1ドローで凌いだ大宮のJ3優勝が確定した。 すでにJ2リーグ昇格が決まっていた大宮は、引き分け以上でJ3優勝も確定という状況。今節含め、残り6試合で勝ち点16差という2位今治と本拠地NACK5で対戦した。 31分に今治に先制を許すが、1点ビハインドで迎えた74分、泉柊椰が敵陣でのボール奪取から切れ込みボックス左からグラウンダーのクロス。最後はファーへ駆け上がった途中出場の関口凱心が右足で押し込み同点に追いついた。 これが事実上の“決勝点”となり、勝利ならずも1-1ドローで凌いだ大宮がJ3優勝決定。レッドブル体制となった大宮の新時代がJ2昇格、J3優勝で幕を開けた。 大宮アルディージャ 1-1 FC今治 【大宮】 関口凱心(後29) 【今治】 山田貴文(前31) 2024.10.19 16:27 Sat
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J3優勝をホーム・NACK5で決めた大宮、一夜明け社長、監督、キャプテンがコメント「最後までしっかりやります」

大宮アルディージャは20日、明治安田J3リーグ優勝から一夜明け、喜びのコメントを発表した。 クラブ史上初となるJ3での戦いを強いられた大宮。屈辱の降格から1年、チームは長澤徹監督を迎えると、シーズン序盤から首位を走ると、13日に行われた第32節の福島ユナイテッドFC戦で勝利して1年でのJ2昇格が決定していた。 19日に行われた第33節のFC今治戦で引き分け以上で優勝が決まる中、前半に先制を許す展開も、後半に関口凱心がゴールを決めて1-1のドロー。この結果、J3優勝も決定した。 目標でもあったJ2昇格とJ3優勝を果たした大宮。喜びから一夜明け、RB大宮の佐野秀彦 代表取締役社長、長澤監督、そしてキャプテンの石川俊輝がクラブを通じてコメントしている。 <h3>佐野秀彦代表取締役社長</h3> 「シーズン当初に掲げた、J2昇格、そしてJ3優勝という目標を達成することができました。応援してくださったすべての皆さまに感謝申し上げます。また、チーム始動からここまで、毎日必死に戦い続けてきてくれた、監督、スタッフ、選手に本当に感謝しています。残り5試合、さらなる高みを目指し最後まで気を緩めることなく戦い続けますので、引き続きの応援をよろしくお願いします」 <h3>長澤徹監督</h3> 「なんとかミッションコンプリートはできたので、本当にサポーターの皆さまに感謝しております。ありがとうございました。残り5試合あるので、多くの方にスタジアムに来ていただいて、いい結果で帰ってもらえるように、最後までしっかりやりますので引き続き応援をよろしくお願いします」 <h3>石川俊輝</h3> 「苦しい時間が長かったですが、NACK5スタジアム大宮で優勝を決めることができて幸せです。僕たちアカデミー出身の選手は特にそうなのですが、やっぱりNACK5スタジアム大宮は特別な場所なので、ここで優勝を決めたかったですし、それをみんなで達成できたのは本当にうれしかったですしホッとしました。紙一重の試合が多かったですが、みんなで一試合一試合乗り越えてきた結果だと思います」 「優勝が決まってもまだリーグが終わったわけではないので、まだまだ成長するチャンスが僕たちには残っていますし、まだまだ成長しなければいけない部分は多くあるので、しっかりと向き合いながら一個一個乗り越えていくことが大事だと思っています」 2024.10.20 14:05 Sun

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