JFL首位独走の高知、J3岐阜からDF和田侑樹が期限付き移籍で加入!「J3昇格へ全力で闘います」

2024.07.10 14:20 Wed
FC岐阜のDF和田侑樹が、JFLの高知ユナイテッドSCへ
©kochi united sc
FC岐阜のDF和田侑樹が、JFLの高知ユナイテッドSCへ
日本フットボールリーグ(JFL)の高知ユナイテッドSCは10日、J3リーグのFC岐阜からDF和田侑樹(23)が期限付き移籍で加入したと発表。期間は2025年1月31日までとなる。和田は三重県出身の左利きセンターバック。四日市中央工業高校から東海学園大学へ進み、2023シーズンに岐阜へ入団する。

ルーキーイヤーにJ3リーグ11試合でプレーも、今季のプレータイムはYBCルヴァンカップ1回戦・大宮アルディージャ戦(1●2)での89分間にとどまっていた。
新天地となる高知はJ3リーグ参入を目指し、1日に「2025シーズンJ3クラブライセンス」の申請を発表。JFLで2位と勝ち点「10」差をつけて首位独走というなか、13日の第16節では3位・ヴィアティン三重との上位対決に臨む。

高知で背番号「23」を背負う和田は、双方のクラブからコメントを発表している。
◆FC岐阜
「高知ユナイテッドSCに期限付き移籍することになりました」

「ファン・サポーターの皆様をはじめ、FC岐阜に関わる全ての皆様の熱い応援は僕自身とても力になりました。FC岐阜の力になれず悔しい気持ちはありますが、高知の地で活躍し、必ず成長した姿を皆さんに見せられるように頑張ります」

◆高知ユナイテッドSC
「高知ユナイテッドSCに期限付き移籍で加入することになりました和田侑樹です。自分の価値を証明し、J3昇格を達成するために、覚悟を持って全力で闘います。ファン・サポーターの皆様よろしくお願いします!」

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“野球王国”高知からJリーグへ… “サッカー不毛の地”を覆せ!【JFL高知の歩み】

“Jなし県”高知。野球王国として知られる一方、“サッカー不毛の地”とさえ言われるこの高知で今年、「高知ユナイテッドSC」が熱を帯びている。JFLで2000人、天皇杯で3000人、7000人という観客動員を記録するなど大きな変化が起きている中で、Jリーグ参入を掲げる彼らはこれまでどんな道のりを歩んできたのか。過去を紐解けば、未来へのヒントとなるかもしれない。【第1回/全3回|<a href="https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=452485" target="_blank">中編</a>、<a href="https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=452489" target="_blank">後編</a>に続く】 <span class="paragraph-subtitle">~NPB(プロ野球)球団がなくとも野球は文化~</span> 「高知県のスポーツと言えば?」と問われて「高校野球」が頭に思い浮かぶ人は多いと思う。名将・馬渕史郎率いる明徳義塾高校野球部は夏の甲子園優勝1回、秋の神宮大会優勝2回を誇り、社会問題化した星稜高校の4番・松井秀喜に対する“5打席連続敬遠”が色濃く残る人も多いはずだ。 また、明徳義塾と半世紀近く覇権を争う高知高校野球部は甲子園で春夏ともに優勝経験があり、こちらは“ミスター・ロッテ”有藤通世氏、弘田澄男氏などを輩出。この2人はプロ野球史に名を残す高知県出身のスタープレーヤーだ。 高知県とNPBの関係性で言えば、レギュラーシーズンに前後し、多くの球団が秋季・春季キャンプで温暖な高知へと来県。なかでも阪神タイガースは1965年から毎年訪れ、かつて高知県出身の最強クローザー・藤川球児氏を擁していたこともあって県民の間で人気が根強いと聞く。 したがって「高知県のスポーツと言えば?」に対しては、明徳義塾や高知高校に代表される「高校野球」と答えるか、ストレートに「野球」と答えるのが妥当か。もちろん独立リーグ・四国アイランドリーグplusの高知ファイティングドックス(高知FD)も根強い人気を誇る。 では、そろそろ本題へ。NPB球団がなくとも「野球」が文化として根付く高知県において「サッカー」はどういった立ち位置か。 全国高校サッカー選手権大会における高知県勢の最高成績は、全47都道府県から代表校が参加するようになった第62回大会(1983年度)以降でベスト8。高校総体(インターハイ)でも高知県勢がベスト8の壁を破ったことは一度もない。 高知県出身のJリーガーで代表的な存在は元ガンバ大阪DF山口智であり、今のところ、高知県出身選手で唯一の日本代表経験者。他には元名古屋グランパスMF吉村圭司、元セレッソ大阪FW小松塁などがいるが、他県と比べて高知県のJリーガー輩出数は非常に少なく、現役選手はなんと1人。高知ユナイテッドSCのジュニアユース育ちで、カマタマーレ讃岐でプレーするDF山本勇武(18)のみだ。 また、2000年代に入って四国から徳島ヴォルティス(05年)、愛媛FC(06年)、カマタマーレ讃岐(14年)とJクラブが誕生していったなか、高知が四国4県で唯一の“Jなし県”となってもうすぐ10年に。取り残されている感は否めない。 1993年のJリーグ誕生から30年…2023年現在、“Jなし県”は高知を含めて6県のみ。高知以外には、福井、滋賀、三重、和歌山、島根にないが、ヴィアティン三重、レイラック滋賀、アルテリーヴォ和歌山とJリーグ入りを目指すクラブがある県はもちろんある。Jクラブを擁する県と優劣をつける必要はないのだが、サッカーを愛する高知県の人たちが「いつか高知にもJクラブを…」という想いを長年にわたって抱き続けているのは言うまでもない。 このように高知県はプロアマ問わず野球が浸透も、その反面、“サッカー不毛の地”と呼ばれ、Jリーグ誕生後はいつしか“Jなし県”という呼称も定着。しかし、年号が令和となった2019年、高知県のサッカー界は大きな一歩を遂げる。 (中編に続く) ◆クラブ名改称にライバルとの統合…南国高知FCはアイゴッソ高知へ、そして高知ユナイテッドSCへ【JFL高知の歩み/第2回(全3回)】 2023.11.01 21:45 Wed

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