「発表方法として最高」ジダン氏がお披露目のレアル3rdユニフォームはダークグレー! アディダスロゴは75周年を記念したトレフォイルに「今季のアディダスは良い感じ」

2024.08.13 20:53 Tue
Getty Images
レアル・マドリーは12日、2024-25シーズンの3rdキットを発表した。2023-24シーズンはラ・リーガとチャンピオンズリーグ(CL)のタイトルを手にしたマドリー。フランス代表FWキリアン・ムバッペやブラジル代表FWエンドリッキが新たに加わったなか、14日に行われるUEFAスーパーカップでシーズン最初の公式戦に臨む。

そんなマドリーは、オレンジの2ndキットに続き、ダークグレーの3rdキットを発表。クラブイニシャルの『RMCF』がパターンとして刻まれており、ポロ襟も付帯。アディダスのブランド創立75周年を記念し、スリーストライプではなくトレフォイル(三つ葉)ロゴが採用されている。
モデルには選手や監督としてマドリーで成功を収めたジネディーヌ・ジダン氏らを起用。「3rdキットの発表方法として最高。象徴的だ」「新しいキットを発表するのに最高な人物」などファンから好意的な意見が寄せられたほか、「今シーズンのアディダスは良い感じ」「アディダスのキットはいつもベスト」とデザイン自体も高評価を得ている。

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アンチェロッティ采配的中のマドリーが曲者セルタに競り勝つ…渦中ムバッペ弾にモドリッチ演出のヴィニシウス決勝点【ラ・リーガ】

ラ・リーガ第10節、セルタvsレアル・マドリーが19日にエスタディオ・デ・バライードスで行われ、アウェイのマドリーが1-2で勝利した。 2位のマドリーは前節、ビジャレアルとのホームゲームで2-0の快勝。チャンピオンズリーグ(CL)リール戦で喫した今季初黒星を払しょくしたが、同試合ではカルバハルが今季絶望の重傷を負い、会心の勝利に水をさすアクシデントに見舞われた。 週明けにドルトムントとの昨季CLファイナルのリターンマッチを控える中、9位のセルタのホームに乗り込んだ一戦では前節から先発4人を変更。カルバハル代役にルーカス・バスケスを起用した一方、守護神クルトワとミリトンが復帰し、ブラジル代表を辞退して回復にあてたヴィニシウス、スウェーデンでの性的暴行疑惑で渦中のムバッペもスタメンを飾った。 戦前は[4-4-2]が想定された中、チュアメニ、リュディガー、ミリトンで3バックを組む[3-4-2-1]で変化を付けてきたマドリー。 開始8分には自分たちのセットプレーを撥ね返されてロングカウンターを浴びると、ボルハ・イグレシアスの絶妙なダイレクトパスで背後へ抜け出したスウェードベリに絶好機を作られる。だが、ここは絶妙に間合いを潰したGKクルトワが左足を使った圧巻のビッグセーブで阻止。事なきを得る。 いきなり冷や汗をかいたものの、直後には厚みのある攻撃からバルベルデの強烈なシュートでGKグアイタに好守を強いるなど、徐々に主導権を握っていく。すると、20分にはフラン・ベルトランの軽率な縦パスをカマヴィンガがバイタルエリアでブロック。こぼれ球を拾ったムバッペがペナルティアーク付近ですかさず右足を振ると、このミドルシュートがゴール左上隅に決まった。 相手のミスを活かしたムバッペのゴラッソで幸先よく先制に成功したマドリー。以降は中盤でボールを落ち着かせながら、冷静にゲームをコントロールしていく。さらに、前半終盤にかけてはカマヴィンガのミドルシュートやヴィニシウスがDF2枚を完璧に手玉に取るドリブル突破でゴール左に持ち込んでシュートを放つなど追加点にも迫った。 1点リードで試合を折り返したアウェイチームは、後半も開始直後にボックス右で単騎突破を仕掛けたベリンガムが枠のわずか左に外れる際どいシュートを放つ。入りは悪くなかったが、相手の見事な崩しによって同点ゴールを奪われる。 51分、中央のベルトランを起点にバンバ、ミンゲサと右サイドを崩したセルタはミンゲサが絶妙なクロスを供給。ゴール前にドフリーで走り込んだスウェードベリがダイレクトで合わせ、今度はGKクルトワとの一対一を制した。 1-1の振り出しに戻されたマドリーは失点直後にショートカウンターからベリンガム、ムバッペ、ヴィニシウスと繋いでゴールネットを揺らすが、ここはムバッペの抜け出しのタイミングでオフサイドを取られた。 以降はやや攻撃が停滞すると、アンチェロッティ監督は63分にカマヴィンガ、バルベルデを下げてロドリゴ、モドリッチを同時投入。すると、この交代策がものの見事に嵌った。 66分、相手陣内右サイドでロドリゴがボールを奪って中央のモドリッチへ繋ぐと、中央からボックス右へのダイアゴナルランを仕掛けたヴィニシウスへ背番号10から完璧なスルーパスが通る。そして、GKに寄せられる寸前に右足で放ったシュートがゴールネットに吸い込まれた。 アンチェロッティ采配的中で勝ち越しに成功したマドリーは、さらにフラン・ガルシアを下げてメンディを投入。ここからクローズを意識した戦い方にシフトした。 前がかるホームチームの攻撃を撥ね返してカウンターで3点目を奪いたかったマドリーだったが、想定以上に押し込まれて後半終盤は耐える展開に。その中で79分にはアルフォン、92分にはドゥヴィカスにボックス内で決定的なシュートを打たれたが、ここはモドリッチのシュートブロックと相手のシュートミスに救われた。 最後は肝を冷やしたものの、曲者セルタに競り勝ったマドリーがリーグ2連勝。ドルトムント、バルセロナとの重要な連戦へ弾みを付ける勝利を収めた。 セルタ 1-2 レアル・マドリー 【セルタ】 ウィリオット・スウェードベリ(後6) 【レアル・マドリー】 キリアン・ムバッペ(前20) ヴィニシウス・ジュニオール(後21) <span class="paragraph-title">【動画】ムバッペ&ヴィニシウスのゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">現地リプレイ中に、、、<br><br>10月の代表ウィーク<br>フランス代表の活動に参加せず<br>休養十分のエンバペが<br>見事なシュートを決めマドリーが先制<br><br>ラ・リーガ 第10節<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%BB%E3%83%AB%E3%82%BF?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#セルタ</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AC%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%BC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#レアル・マドリー</a><br><br><a href="https://t.co/RQUF2JreQA">https://t.co/RQUF2JreQA</a> <a href="https://t.co/X3b8yBApY1">pic.twitter.com/X3b8yBApY1</a></p>&mdash; U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1847721171460198806?ref_src=twsrc%5Etfw">October 19, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">ヴィニシウスのゴールで<br>マドリーが突き放す<br>お膳立ては、クラブ史上最年長出場記録を<br>39歳40日で更新したルカ・モドリッチ<br>圧巻のスルーパスでその存在価値を証明<br><br>ラ・リーガ 第10節<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%BB%E3%83%AB%E3%82%BF?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#セルタ</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AC%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%BC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#レアル・マドリー</a><br><br><a href="https://t.co/RQUF2JreQA">https://t.co/RQUF2JreQA</a> <a href="https://t.co/GM19a4b0nK">pic.twitter.com/GM19a4b0nK</a></p>&mdash; U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1847738832458043824?ref_src=twsrc%5Etfw">October 19, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.10.20 06:08 Sun
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レアル・マドリーが0-2からの逆転劇! 指揮官も一挙5発の後半を「今季最高」と評す

レアル・マドリーが力強い逆転劇だ。 レアル・マドリーは22日のチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第3節でドルトムントとホームで対戦。昨季のファイナル再現にもなる一戦で前半に2失点を喫したが、後半にヴィニシウス・ジュニオールのハットトリックを含む一挙5ゴールで王者らしく逆転劇を演じた。 カルロ・アンチェロッティ監督も大満足だ。『UEFA.com』が報じる。 「今季最高の後半。これまで以上にドルトムントにプレッシャーをかけられた。ヴィニシウス(・ジュニオール)は傑出したキャラクターの持ち主。前半は非常に臆病だったね。試合開始時の集中力があまりにもなかった」 そう前半の不出来を指摘したイタリア人指揮官はハーフタイムでの修正点を続けた。 「ハーフタイムに細かいところを修正するよう指示した。デュエルに勝つことだったり、パスを出すことだったり、失敗しないことだったりね。それが試合の流れを変える。より速く、より激しく、そしてより集中できてもいた」 また、0-2からの巻き返しに「大事なのは良いスタートを切ることだ。集中力と激しさをもってね」とし、改善の必要性を説いた。 「2-0にされるまで待つ必要なんてない。この点を改善しなければならないが、必ず正せると確信している」 <span class="paragraph-title">【動画】レアル・マドリーが圧巻の5発逆転劇!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="szsIh0AEDjY";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.10.23 09:58 Wed
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「難しい試合だった」レアルはセルタ相手に苦戦、決勝点生み出したモドリッチをアンチェロッティ監督が称える「クオリティはとても重要」

レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が、セルタ戦の勝利を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 19日、ラ・リーガ第10節でマドリーはアウェイでセルタと対戦した。代表ウィーク明けの試合。代表活動に不参加だったFWキリアン・ムバッペらが先発した試合は、20分にそのムバッペのゴールで先制する。 1点リードの後半、51分にウィリオット・スウェードベリに同点ゴールを許すも、66分にヴィニシウス・ジュニオールが勝ち越しゴール。1-2で逃げ切り、勝利を収めた。 試合後、アンチェロッティ監督は難しい試合だったとしながらも、しっかりと戦い切った選手たちを称えた。 「とても競争力があり、激戦で、難しい試合だった。我々が良かった点は、最後までよく戦えたことだ。もっと良いプレーができたかもしれないが、チームは献身的に取り組んでいた」 「立ち上がりでバランスを欠いてしまい、失点は避けられたのかもしれない。良くなかった点はもっと注意深くなる必要がある」 また、後半途中から出場し、ヴィニシウスの決勝ゴールをアシストしたルカ・モドリッチをアンチェロッティ監督は絶賛した。 「モドリッチからの素晴らしいパスのおかげで、我々は重要な勝ち点3を獲得した。彼は先発であっても、ベンチから出たとしても、常に貢献して助けてくれる。そのクオリティはとても重要だ。ゲームコントロールを変え、とても重要なものとなった」 <span class="paragraph-title">【動画】惚れ惚れするモドリッチのスルーパスで勝負あり!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="akcdci-5cXQ";var video_start = 319;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.10.20 11:40 Sun
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王者マドリーが昨季決勝カードで圧巻のレモンターダ達成! ヴィニシウスのハットなど後半5発で2点差引っくり返す【CL】

チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第3節のレアル・マドリーvsドルトムントが22日にサンティアゴ・ベルナベウで行われ、ホームのマドリーが5-2で逆転勝利した。 昨シーズンのファイナルで激闘を演じた両雄による5カ月ぶりの再戦。 そのファイナルを制した前大会王者マドリーだが、第2節では格下リールにまさかの黒星を喫しており、今回はバウンスバックを図る一戦に。インターナショナルマッチウィーク明け初戦となったリーグ戦のセルタ戦を2-1で競り勝ったアンチェロッティのチームは、今週末にエル・クラシコを控える中で先発3人を変更。カマヴィンガとチュアメニ、フラン・ガルシアに代えてメンディ、モドリッチ、ロドリゴを起用。[3-4-2-1]から[4-3-3]へ布陣を変更した。 一方、昨季準優勝チームのドルトムントは、今季CLでは2戦連続の大勝で36チーム中の首位に立つ。苦戦するリーグ戦では直近のザンクト・パウリ戦を2-1で勝利し、良い形で今回の一戦を迎えた。シャヒン監督は古巣初対戦に向けてそのリーグ戦から先発3人を変更。アントンとグロス、ジャンに代えてジューレ、エンメチャ、バイノー=ギテンスを起用した。 立ち上がりから主導権争いが繰り広げられる。開始6分にはギラシーが両チームを通じて最初のシュートを放つが、以降はボールの主導権を握ったマドリーが押し返し、ムバッペやロドリゴら前線の選手がフィニッシュへ持ち込んでいく。 以降はマドリーがドルトムントにボールを持たせてミドルブロックからカウンターを意識する形を取り、試合は徐々に膠着状態に陥る。 しかし、前半半ばを過ぎてスローテンポだった試合が大きく動いた。まずは30分、左サイドのベンセバイニがグラウンダーで斜めに差し込んだパスからペナルティアーク付近でブラントがDFルーカス・バスケスからボール奪取。その流れからボックス中央でDF2枚を背負ったギラシーがゴール右でフリーのマレンに絶妙なラストパスを通し、最後はオランダ代表FWが強烈な右足シュートを突き刺す。 鮮やかな崩しで先制に成功したドルトムントは直後の34分にもカウンターから右サイド深くで仕掛けたマレンがDFメンディを振り切ってポケットに侵入。グラウンダーで折り返すと、ファーにフリーで飛び込んだバイノー=ギテンスが左足ワンタッチで流し込み、瞬く間にリードを広げた。 あっさりとした形で連続失点を喫したマドリーはすぐさま反撃を開始。37分にはリュディガーのフィードに抜け出したロドリゴが胸トラップから放った左足ボレーがクロスバーを叩く。さらに、こぼれに反応したベリンガムがゴール至近距離からすかさずシュート。だが、再びクロスバーを叩いたボールはゴールライン上に落ちてギリギリラインを割らず。 ここから一気にオープンな展開になると、ドルトムントがブラント、バイノー=ギテンスのミドルシュートでGKクルトワにファインセーブを強いれば、マドリーもロドリゴが枠のわずか左に外れる際どいシュートを放った。 アウェイチームの2点リードで折り返した試合。ハーフタイムでのマドリーの修正に注目が集まったが、アンチェロッティ監督は前半と同じ11人で臨んだ。それでも、立ち上がりから攻勢を仕掛けると、53分には左CKの流れからヴィニシウスが後半最初の枠内シュートを記録。 これに対してドルトムントは55分、バイノー=ギテンスを下げてアントンを投入。[5-4-1]の布陣に変更し、重心を後ろへ下げた。だが、結果的にこの変化が裏目に出た。 マドリーは60分、セットプレーからの波状攻撃でボックス右のムバッペが浮き球のクロスを上げると、攻め残っていたリュディガーが古巣のゴールへヘディングシュートを叩き込む。 これで一気にスタジアムの空気が一変すると、直後の63分にはモドリッチのスルーパスに抜け出したムバッペとDFの交錯プレーからボックス左に流れたボールをドフリーのヴィニシウスが難なく流し込む。一度ムバッペの抜け出しの場面でオフサイドを取られたが、オンサイドでのゴールが認められた。 これで一気にレモンターダの機運高まるベルナベウだったが、追いついたことで少しバランスを取る意識も出てきたか、やや攻撃の勢いが弱まる。この間にドルトムントはグロス、ジャンのベテランにバイアーを投入し、守勢の中でも徐々に落ち着きを取り戻した。 後半半ば過ぎ以降は一進一退の攻防が繰り広げられると、82分にはドルトムントに決定機。鋭いカウンターからジャン、ブラントと繋いで最後はゴール前のバイアーがシュートを枠に飛ばすが、これはGKクルトワがビッグセーブ。 すると、守護神のビッグプレーから攻撃に転じたマドリーは83分、相手陣内右サイドのゴールライン際でボールを残したロドリゴからマイナスのパスを受けたルーカス・バスケスがルーズボールに反応してボックス右に持ち込み、GKコベルの右の肩口を抜く見事な右足シュートを突き刺す逆転ゴールを挙げた。 これで完全にドルトムントの心を折ると、86分には自陣左サイド深くでベリンガムからパスを受けたヴィニシウスがそのまま80メートル近くを独走。最後はボックス手前から得意のカットインを仕掛けて右足シュートをゴール右隅に流し込む、スーペルゴラッソを決める。 さらに、試合終了間際の93分には途中出場ギュレルの粘りから再び前向きで仕掛けたヴィニシウスがボックス内に持ち込んで右足シュートを突き刺してハットトリックを達成した。 前半の2失点でCL連敗の悪夢もよぎった中、これぞベルナベウ劇場と言える圧巻のレモンターダ(大逆転劇)を演じた王者マドリーが昨季決勝に続いてドルトムントを撃破。今週末のバルセロナ戦へ大きな弾みを付けた。 レアル・マドリー 5-2 ドルトムント 【レアル・マドリー】 アントニオ・リュディガー(後15) ヴィニシウス・ジュニオール(後18、後41、後48) ルーカス・バスケス(後38) 【ドルトムント】 ドニエル・マレン(前30) ジェイミー・バイノー=ギテンス(前34) 2024.10.23 06:21 Wed
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逆転劇を呼び込むハットのヴィニシウス「ここは僕らの家で、ファンでいっぱい。こういう状況だと何が起きてもおかしくない」

レアル・マドリーのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールがコメントした。 レアル・マドリーは22日のチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第3節でドルトムントとホームで対戦。昨季のファイナル再現にもなる一戦で前半に2失点を喫したが、後半にヴィニシウス・ジュニオールのハットトリックを含む一挙5ゴールで王者らしく逆転劇を演じた。 殊勲のヴィニシウスは自分たちを信じ続けた結果と話す。『UEFA.com』が報じる。 「最も重要なのは自分たちを信じたこと。ここは僕らの家で、ファンでいっぱいだ。こういう状況だと絶対に何が起きてもおかしくない」 「ハーフタイムに0-2で負けている状態でドレッシングルームに戻ると、とても静かだった。でも、監督の話を聞いて、1つのシンプルなことにうなずいたんだ」 「『1点目を決めさえすれば、反撃して、また勝てる!』ってね』 また、「後半のように最初からプレーするのが僕らの目標」と反省すると、カルロ・アンチェロッティ監督の存在にも言及した。 「監督はいつも試合をシンプルにする正しい方法を見つけてきてくれる。フォーメーションをいじったけど、後半の流れも変わった。この大会は僕らのものだし、間違いなくまた優勝したい」 「アンチェロッティはいつも僕にもっと与えられるものがあると言ってくれるんだ。僕は24歳で、マドリーにずっといたい。僕に多くを与えてくれたクラブだし、すべてを返したい」 <span class="paragraph-title">【動画】レアル・マドリーが圧巻の5発逆転劇!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="szsIh0AEDjY";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.10.23 10:45 Wed

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