アトレティの絶対的守護神がユーロ初勝利をもたらす/ヤン・オブラク(スロベニア代表)【ユーロ2024】
2024.06.16 18:30 Sun
14日、ユーロ2024がいよいよ開幕。ドイツで行われる今大会は24カ国が出場し、7月14日までの1カ月間開催される。
今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場24カ国を注目選手と共に紹介していく。
■スロベニア代表
出場回数:6大会ぶり2回目
最高成績:GS敗退(2000)
ユーロ2020結果:予選敗退
予選結果:グループH・2位
監督:マティアジュ・ケク
◆注目選手
GKヤン・オブラク(アトレティコ・マドリー)
1993年1月7日(31歳)
人口わずか200万人の小国が生んだ偉大な守護神。スロベニアのレジェンドGKサミル・ハンダノビッチ氏の後を継いでゴールマウスを守るアトレティコ・マドリーの絶対的守護神は、自身初の国際大会における大舞台に挑む。
◆試合日程
▽6月16日(日)
《25:00》
【C】スロベニア代表 vs デンマーク代表
▽6月20日(木)
《22:00》
【C】スロベニア代表 vs セルビア代表
▽6月25日(火)
《28:00》
【C】イングランド代表 vs スロベニア代表
◆招集メンバー
GK
1.ヤン・オブラク(アトレティコ・マドリー/スペイン)
12.ヴィド・ベレツ(APOEL/キプロス)
16.イゴル・ヴェキッチ(ヴェイレ/デンマーク)
DF
2.ジャン・カルニチニク(ツェリエ)
3.ユレ・バルコヴェツ(アランヤスポル/トルコ)
4.ミハ・ブラジッチ(レフ・ポズナン/ポーランド)
6.ジャカ・ビヨル(ウディネーゼ/イタリア)
13.エリック・ヤンジャ(グールニク・ザブジェ/ポーランド)
21.ヴァニャ・ドルクシッチ(ソチ/ロシア)
23.ダビド・ブレカロ(オーランド・シティ/アメリカ)
MF
5.ジョン・ゴレンツ・スタンコビッチ(シュトゥルム・グラーツ/オーストリア)
7.ベンヤミン・ヴェルビッチ(パナシナイコス/ギリシャ)
8.サンディ・ロヴリッチ(ウディネーゼ/イタリア)
10.ティミ・マックス・エルシュニク(オリンピア・リュブリャナ)
14.ヤスミン・クルティッチ(FCズュートティロール/イタリア)
15.トミ・ホルヴァト(シュトゥルム・グラーツ/オーストリア)
22.アダム・グネズダ・セリン(パナシナイコス/ギリシャ)
24.ニノ・ジュゲリ(ボデ/グリムト/ノルウェー)
25.アドリアン・ゼリコヴィッチ(スパルタク・トルナヴァ/スロバキア)
FW
9.アンドラス・シュポラール(パナシナイコス/ギリシャ)
11.ベンヤミン・シェシュコ(RBライプツィヒ/ドイツ)
17.ヤン・ムラカル(ピサ/イタリア)
18.ジャン・ヴィポトニク(ボルドー/フランス)
19.ジャン・ツェラル(ルガーノ/スイス)
26.ヨシプ・イリチッチ(マリボル)
今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場24カ国を注目選手と共に紹介していく。
出場回数:6大会ぶり2回目
最高成績:GS敗退(2000)
ユーロ2020結果:予選敗退
予選結果:グループH・2位
監督:マティアジュ・ケク
◆注目選手
GKヤン・オブラク(アトレティコ・マドリー)
1993年1月7日(31歳)
人口わずか200万人の小国が生んだ偉大な守護神。スロベニアのレジェンドGKサミル・ハンダノビッチ氏の後を継いでゴールマウスを守るアトレティコ・マドリーの絶対的守護神は、自身初の国際大会における大舞台に挑む。
堅守アトレティコの象徴として君臨するショットストッパーは今予選では8試合出場で8失点と流石の安定感を見せ付けた。下馬評では厳しいと見られるスロベニアが波乱を起こすにはアトレティコでも見せるようなビッグセーブを連発する必要があるが、チームの主将でもあるオブラクはスロベニアにユーロ初勝利の歓喜をもたらすことができるか。
◆試合日程
▽6月16日(日)
《25:00》
【C】スロベニア代表 vs デンマーク代表
▽6月20日(木)
《22:00》
【C】スロベニア代表 vs セルビア代表
▽6月25日(火)
《28:00》
【C】イングランド代表 vs スロベニア代表
◆招集メンバー
GK
1.ヤン・オブラク(アトレティコ・マドリー/スペイン)
12.ヴィド・ベレツ(APOEL/キプロス)
16.イゴル・ヴェキッチ(ヴェイレ/デンマーク)
DF
2.ジャン・カルニチニク(ツェリエ)
3.ユレ・バルコヴェツ(アランヤスポル/トルコ)
4.ミハ・ブラジッチ(レフ・ポズナン/ポーランド)
6.ジャカ・ビヨル(ウディネーゼ/イタリア)
13.エリック・ヤンジャ(グールニク・ザブジェ/ポーランド)
21.ヴァニャ・ドルクシッチ(ソチ/ロシア)
23.ダビド・ブレカロ(オーランド・シティ/アメリカ)
MF
5.ジョン・ゴレンツ・スタンコビッチ(シュトゥルム・グラーツ/オーストリア)
7.ベンヤミン・ヴェルビッチ(パナシナイコス/ギリシャ)
8.サンディ・ロヴリッチ(ウディネーゼ/イタリア)
10.ティミ・マックス・エルシュニク(オリンピア・リュブリャナ)
14.ヤスミン・クルティッチ(FCズュートティロール/イタリア)
15.トミ・ホルヴァト(シュトゥルム・グラーツ/オーストリア)
22.アダム・グネズダ・セリン(パナシナイコス/ギリシャ)
24.ニノ・ジュゲリ(ボデ/グリムト/ノルウェー)
25.アドリアン・ゼリコヴィッチ(スパルタク・トルナヴァ/スロバキア)
FW
9.アンドラス・シュポラール(パナシナイコス/ギリシャ)
11.ベンヤミン・シェシュコ(RBライプツィヒ/ドイツ)
17.ヤン・ムラカル(ピサ/イタリア)
18.ジャン・ヴィポトニク(ボルドー/フランス)
19.ジャン・ツェラル(ルガーノ/スイス)
26.ヨシプ・イリチッチ(マリボル)
ヤン・オブラク
マティアジュ・ケク
サミル・ハンダノビッチ
ヴィド・ベレツ
イゴル・ヴェキッチ
ジャン・カルニチニク
ユレ・バルコヴェツ
ミハ・ブラジッチ
ジャカ・ビヨル
エリック・ヤンジャ
ヴァニャ・ドルクシッチ
ダビド・ブレカロ
ジョン・ゴレンツ・スタンコビッチ
ベンヤミン・ヴェルビッチ
サンディ・ロヴリッチ
ティミ・マックス・エルシュニク
ヤスミン・クルティッチ
トミ・ホルヴァト
アダム・グネズダ・セリン
ニノ・ジュゲリ
アンドラス・シュポラール
ベンヤミン・シェシュコ
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「歴史を続けられることを願う」王者イタリア撃破で史上最高タイのベスト8進出のスイス、指揮官はパフォーマンスを讃える「あらゆるエリアを支配した」
スイス代表のムラト・ヤキン監督が、イタリア代表戦の勝利を誇った。『UEFA.com』が伝えた。 29日、ユーロ2024ラウンド16でスイスはイタリアと対戦した。 前回王者のイタリアとの対戦となったスイス。試合は、スイスが支配する展開に。すると37分、ボックス左からのルベン・バルガスがグラウンダーのパスを送ると、走り込んだレモ・フロイラーがトラップから蹴り込み、スイスが先制する。 先手を奪ったスイス。迎えた後半はファーストプレーでいきなりゴールを奪うことに。左サイドでパス交換すると、ボックス内左でパスを受けたルベン・バルガスが狙いすましたコントロールショットをゴール右に決め、リードを2点に広げる。 王者イタリアはなかなかスイスの牙城を崩すことができず、74分にはジャンルカ・スカマッカにビッグチャンスを作られるがポストに助けられることに。2-0で逃げ切り、ベスト8進出を決めた。 ユーロでは前回大会に続いてベスト8に勝ち上がったスイス。ヤキン監督は試合の結果のみならず、パフォーマンス全体を称えた。 「我々は非常に重要な試合に勝利した。それが大事なことだ。明日何が起こるかは別の話だ」 「確かに勝ったが、重要なのは我々のプレーの方法だ。ピッチのあらゆるエリアを支配し、適切なタイミングでゴールを決めた」 「先のことなど考えてはいない。我々が成し遂げてきた結果を味わうために時間をかけることが重要だ」 また、試合後にはポストを叩く姿も。チームを助けてくれたことへの想いを込めていたという。 「リードを奪った後、あのポストは我々に幾つかの問題を引き起こしたかもしれない。ボールがポストに当たった時はとても幸運だった。トップチームと対戦するときは、少しの運が必要だ。幸い、今夜はポストがあるべき場所にあった」 ここまで大会を通して良いパフォーマンスを見せているチーム。ヤキン監督は準備の段階から良いものを見せているとした。 「我々は正しいフォームを見せており、正しいゲームプランを持っている。我々は良いチームだ。しかし、地に足をつけて頑張る必要がある。キャンプの雰囲気は最高であり、外部からの邪魔もなく、サッカーに集中できる」 「代表チームで全てを経験できたことは本当に素晴らしいことだ。我々は本当に圧倒的なプレースタイルでプレーし、あらゆる課題に対して非常にプロフェッショナルなアプローチをしてきた」 「このスポーツで我々が好きなのは、選手たちやスタッフと一緒にいられることだ。サッカーでは本当に多くのことを経験できる。その点については、サッカーには感謝してもしきれない」 これで最高タイのベスト8。次はイングランドvsスロベニアの勝者との対戦となるが、最高成績を目指していくとした。 「これが我々の道の終わりではなく、これからも歴史を続けられることを願っている」 「今夜は友人や家族がみんな一緒にいる。選手たちは夜をどう過ごすか決めるが、パーティーに出かけたりはしない。彼らは完璧なプロフェッショナルだ」 <span class="paragraph-title">【動画】スイスが試合を支配し、イタリア撃破!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="J-F6MshePBU";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.30 10:14 Sunハヴァーツ&ムシアラ弾でデンマークを撃破したドイツがベスト8進出!【ユーロ2024】
ユーロ2024・ラウンド16のドイツ代表vsデンマーク代表が29日に行われ、2-0でドイツが勝利した。 スイス代表、ハンガリー代表、スコットランド代表が同居したグループAを首位で通過した開催国のドイツは、最終節のスイス戦から先発を3人変更。出場停止のターに加え、ヴィルツとミッテルシュタットに代えてサネ、ラウム、シュロッターベックを先発で起用。最前線にハヴァーツを据えた[4-2-3-1]で試合に臨んだ。 一方、イングランド代表、スロベニア代表、セルビア代表が同居したグループCを2位で通過したデンマークは、ゴールレスドローで終えた直近のセルビア戦の先発から出場停止のヒュルマンドとヴィンドをデラネイとスコフ・オルセンに変更した以外は同じ先発メンバーを起用。2トップにホイルンドとヴィンドを起用し、トップ下にエリクセンを据えた[3-4-1-2]で試合に臨んだ。 試合はホームサポーターの大声援を浴びるドイツが開始早々にネットを揺らす。4分、クロースの左CKをゴール前に走り込んだN・シュロッターベックがヘディングシュートで叩き込んだが、これはN・シュロッターベックをマークしていたスコフ・オルセンをブロックして止めたキミッヒのファウルを取られ、ゴールは取り消された。 その後もボールを保持するドイツがデンマークを押し込む状況が続くと、7分にクロスの右CKから再びN・シュロッターベックがヘディングシュート。さらに10分には、リュディガーのロングパスに抜け出したハヴァーツが決定機を迎えたが、共にシュートはGKシュマイケルの好セーブに防がれた。 膠着状態が続くなか、35分に主審が試合をストップ。雷が鳴り始めたことで試合が中断。その後、スタジアムは大雨に見舞われたが、およそ25分間の中断を挟んで再開した時には、全く雨の影響がない状況だった。 再開後も一進一退の展開が続くなか、デンマークは45分に決定機。自陣中盤でのパスカットからカウンターを仕掛けると、エリクセンのパスから敵陣に抜け出したデラネイがボックス手前まで切り込みラストパス。これに反応したホイルンドがGKとの一対一を迎えたが、チップキックで狙ったシュートは飛び出したGKのブロックに阻まれた。 ゴールレスで迎えた後半、デンマークは開始早々にチャンスを作る。48分、左FKのこぼれ球から二次攻撃を仕掛けると、ホイビュアが供給した右クロスクリステンセンがフリックすると、ボックス中央で収めたデラネイが倒れながらシュート。これは相手DFにブロックされたが、こぼれ球をアンデルセンがゴールに押し込んだ。 このゴールでデンマークの先制かと思われたが、VARの介入の末に8のオフサイドが認められ、ゴールは取り消された。 開始早々のピンチを凌いだドイツは、直後にチャンス。51分、左クロスのこぼれ球をボックス左で拾ったラウムが縦への仕掛けからクロスを供給。これがDFアンデルセンの右手に当たると、オンフィールドレビューの末にPKが認められた。このPKをハヴァーツがゴール右隅に突き刺した。 先制したドイツは、59分にギュンドアンとアンドリッヒを下げてフュルクルクとジャンを投入。すると68分、N・シュロッターベックが左サイドのスペースへロングフィードを供給すると、DFアンデルセンに走り勝ったムシアラがボックス左から侵入。冷静にゴール右隅へシュートを流し込んだ。 その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指すなか、ドイツは後半アディショナルタイムに再びチャンス。91分、GKノイアーからのロングフィードを最前線のフュルクルクが落とすと、これを拾ったヴィルツがゴール前まで侵入。飛び出したGKをかわしてゴールネットを揺らしたが、VARの末にオフサイドと判定された。 結局、試合はそのまま2-0でタイムアップ。前回大会ベスト4のデンマークに完勝したドイツが2大会ぶりのベスト8へ駒を進めた。 ドイツ 2-0 デンマーク 【ドイツ】 カイ・ハヴァーツ(後8[PK]) ジャマル・ムシアラ(後23) 2024.06.30 06:30 Sunバルガスの芸術弾などで前回王者イタリアを下したスイスが2大会連続のベスト8進出!【ユーロ2024】
ユーロ2024・ラウンド16のスイス代表vsイタリア代表が29日に行われ、2-0でスイスが勝利した。 ドイツ代表、ハンガリー代表、スコットランド代表が同居したグループAを1勝2分けの2位で通過したスイスは、直近のドイツ戦から出場停止のヴィドマーをバルガスに変更した以外は同じスタメンを採用。最前線にエンボロを据えた[3-4-2-1]の布陣で試合に臨んだ。 一方、スペイン代表、クロアチア代表、アルバニア代表が同居したグループBを1勝1分け1敗の2位で通過したイタリアは、ザッカーニの劇的弾でドローに持ち込んだ直近のクロアチア戦からスタメンを6人変更。3トップに右からキエーザ、スカマッカ、エル・シャーラウィを並べた[4-3-3]の布陣で試合に臨んだ。 試合は序盤からスイスが積極的な入りを見せるが、イタリアも堅い守りで主導権を握らせない。以降は一進一退の展開が続くなか、スイスが24分に最初の決定機を創出する。 敵陣左サイドでボールを受けたエビシェアがDFの裏へダイレクトパスを供給すると、抜け出したエンボロがGKとの一対一を迎えたが、シュートはGKドンナルンマの好セーブに阻まれて先制のチャンスを逃した。 その後もボールを支配するスイスが何度もアタッキングサードまで攻め込むと、37分にスコアを動かす。左サイドでボールを受けたバルガスがボックス左角横から折り返しを供給すると、中央に走り込んだフロイラーが右足のトラップでボールを浮かせたが、これを左足ボレーでゴールに流し込んだ。 先制したスイスは、45分にもバイタルエリア右からリーダーが右ポスト直撃のFKを放つなど、イタリアゴールを脅かしたが追加点は生まれず。前半は1-0で終了した。 ハーフタイムにエルシャーラウィを下げてザッカーニを投入したイタリアに対し、スイスは後半開始27秒で追加点を奪う。自陣中盤でのボール奪取をきっかけに仕掛けたカウンターから一度はスピードダウンされるも、敵陣左サイドで細かくパスを繋ぐと、エビシェアの横パスをボックス左で受けたバルガスが右足一閃。狙いすましたコントロールショットがゴール右上に吸い込まれた。 その後は2点を追うイタリアが反撃に転じるが、守備の意識を強めたスイスを崩せない。74分にはクリスタンテのロングパスでボックス中央に抜け出したレテギの落としをスカマッカが右足で合わせたが、シュートは左ポストに弾かれた。 終盤にかけてペッレグリーニやカンビアーゾ、フラッテージを投入したイタリアだったが、最後までGKゾマーの牙城を崩すことはできず。試合はそのまま2-0でタイムアップ。前回王者のイタリアを下したスイスが2大会連続のベスト8進出を決めた。 スイス 2-0 イタリア 【スイス】 レモ・フロイラー(前37) ルベン・バルガス(後1) 2024.06.30 03:00 Sunバルセロナなど関心のニコ・ウィリアムズ、今はユーロに集中も「外から来る話は全て良いもの」
アスレティック・ビルバオのスペイン代表FWニコ・ウィリアムズ(21)が自らの去就について語った。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えた。 現在はスペイン代表の一員としてユーロ2024を戦っているニコ・ウィリアムズ。一方、左ウイングを探すバルセロナからの関心も報じられている。 バルセロナはサウジアラビア方面から熱視線を浴びるブラジル代表FWハフィーニャ(27)が残留したとしても、リバプールのコロンビア代表FWルイス・ディアス(27)より少し安く済むニコ・ウィリアムズの獲得に動く可能性があるとのこと。さらに、チェルシーやリバプールといったクラブもこの21歳に注目しているようだ。 ニコ・ウィリアムズはラウンド16のジョージア代表戦を前に、スペイン『La Vanguardia』のインタビューに対応。ビッグクラブからの関心は嬉しいが、今はユーロ以外に目を向けていないと語った。 「外から来る話は全て良いものだ。自分が仕事をうまくやっている証拠だ。子供たちは皆、ビッグクラブに注目されることを夢見ている」 「僕はユーロで良い結果を残すことに集中している。その後に何が待っているかはそのうちわかるだろう。最近は完全に(移籍の話を)断っているからね」 一方、代表で仲の良い選手についても語り、関心が噂されるバルセロナのFWラミン・ヤマルと常に行動しているとのこと。MFフェルミン・ロペス(バルセロナ)も加わってプレイステーションで遊んでいるようで、ニコ・ウィリアムズは16歳ウインガーとの関係の良さを強調した。 「僕らはとても仲が良い。単なるチームメイトではなく、友人でもある。チームを大きな成功に導く上でも重要なことだと思う」 「友達と一緒なら何事もよりうまくいく。彼がここにいてくれることや、彼のスペクタクルなプレーを見られることはとても嬉しいよ」 2024.06.29 17:56 SatドイツW杯制覇のベルリンでユーロ8強入り目指すイタリア代表…スパレッティ監督「あのグループと似たようなチームに」
イタリア代表を率いるルチアーノ・スパレッティ監督は、2006年ドイツ・ワールドカップ(W杯)でアッズーリが世界王者に輝いた思い出の地で、ユーロ2024ベスト8進出を誓った。 ユーロ連覇を狙うイタリアはスペイン代表、クロアチア代表、アルバニア代表と同居した激戦区のグループBを1勝1分け1敗で2位通過。パフォーマンス面で改善の必要が見受けられるも、ひとまず決勝トーナメント進出を決めた。 29日に行われるラウンド16ではグループAを2位通過した難敵スイス代表相手にベスト8進出を狙う。 対戦相手のスイスは2022年カタールW杯予選で同じグループに同居し、首位通過を許した因縁の相手となるが、今回の試合が開催されるベルリン・オリンピアシュタディオンは2006年ドイツW杯でフランス代表を撃破し、世界王者に輝いた非常に縁起がいいスタジアムでもある。 当時はローマを指揮していたスパレッティ監督、現スカッドに当時を知る者はいないが、コーディネーターを担うジャンルイジ・ブッフォン氏は守護神として優勝に貢献したこともあり、今回の一戦を前に当時のエピソードをチームに伝えているという。 スパレッティ監督はスイス戦の前日会見の場で、その点についてこう語っている。 「いつも感動的だが、ジジ・ブッフォンが隣にいてあの体験をつぶさに語っていると、我々はそのすべてを吸収できた! あの大きな喜びに報いるために、明日はあのグループと似たようなチームにならなければならない」 「当時、私は家で観戦していた。明日は突破する必要がある。ファンに喜びをもたらすことがとても重要だからだ」 難敵撃破に向けて世界制覇を達成した当時のチームのような一体感、勝負強さの必要性を説いた指揮官は、その大一番に向けた選手起用についても言及。 グループステージでは4バック、3バックを併用して戦ったが、スイス戦ではDFリッカルド・カラフィオーリを累積警告で、DFフェデリコ・ディマルコを負傷で欠くことになり、3バックで戦ったクロアチア戦から4バックに戻す可能性が濃厚とみられる。 指揮官は最新のチーム情報として体調不良のDFアレッサンドロ・バストーニの起用が可能と明かした一方、カラフィオーリの代役としてDFジャンルカ・マンチーニ、MFジョルジーニョの代役にMFニコロ・ファジョーリの起用を明言している。 「バストーニは評価を受ける必要がある。彼は今日少しトレーニングをしたので、我々はホっと一息ついた。ディマルコは回復できず、欠場する。我々は4バックに近い形でプレーするだろう。これまで見てきたよりも攻撃的になるよう努めなければならないからだ」 「マンチーニは適切な経験を持っている。今回の場合、センターバックの右側に右利き、左側に左利きを配置したい」 「若い才能が攻めてくるので、彼らにふさわしいスペースを作らなければならない。ファジョーリは自然で落ち着いたやり方をするので、その役割に完璧に適任だ。彼にスペースを与える勇気を持つことだ」 また、対戦相手のスイスに対しては「堅固なブロックを持っており、たとえ素早くボールを取り戻したとしても、彼らが間延びするのを見つけるのは難しい。彼らは非常に現代的な守備方法を持っており、高いラインを保ち、チームを緊密にしており、彼らの背後に抜け出すことは可能だ。しかし、彼らは猛烈なプレスも持っているおり、パスの計画を頭の中で立てていないと、ボールが足元に来たときにそこからパスを出すのは非常に困難だ」と、相手の堅固な守備と出足の鋭さを警戒している。 決勝トーナメント進出を決めたものの、グループステージでは振るわないパフォーマンスもあり、イタリア国内からは批判的な声も少なくない。 スパレッティ監督は「我々はこれまで、すべての潜在能力を発揮できていない。むしろ、ほんの一瞬しか見せていない」とそういった指摘を真摯に受け止めつつ、イタリア国民にこのチームを誇りに思ってもらうために、これまでよりも良い成績を残さなければならない」と、決勝トーナメントでの巻き返しを誓った。 「グループステージは非常に難しく、プレーヤー、そして私にもプレッシャーがかかっているのがわかった。このグループを突破した今、チームはもっとリラックスしていると思う。なぜなら、ノックアウトラウンドで計算はできないからだ」 「この試合に勝てば突破できるが、そうでなければ突破できない。だからこそ、そのように集中する必要がある。とにかく何が起こるかわからない」 2024.06.29 16:20 Sat記事をさがす
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ユーロ2024グループC最終節、イングランド代表vsスロベニア代表が25日に行われ、0-0のドローに終わった。 ここまで1勝1分けでグループ首位も振るわないパフォーマンスに批判的な声も上がりつつあるイングランド。グループ2位タイのスロベニアとの首位通過を懸けた一戦では1-1のドローに終わったデンマーク代表戦から先発1人を変更。アレクサンダー=アーノルドに代えてギャラガーを起用した以外、同じメンバーを継続。ただ、[4-2-3-1]からライスをアンカーに配した[4-3-3]へのマイナーチェンジを施した。 開始直後にボックス内のシェシュコに際どいシュートを打たれるなど微妙な入りとなったイングランドだが、この2戦同様にボールを握る展開に。20分にはボックス付近でベリンガム、フォーデン、サカの流れるような連携からゴールネットを揺らすが、ここはフォーデンの抜け出しのタイミングでのオフサイドを取られた。 この決定機をきっかけにギアを上げたいところだったが、強度も高く集中したスロベニアの守備を前に“持たされている”感は否めなく、なかなかフィニッシュの数を増やせない。 30分過ぎにはセットプレー流れからケイン、フォーデンの直接FKと続けてシュートシーンを作り出すと、40分にはトリッピアーの左からの正確な右足インスウィングのクロスに大外のケインが反応。だが、懸命に右足を伸ばして合わせたシュートは枠の右に外れた。 結局、膠着したまま試合を折り返したイングランドはギャラガーに代えてメイヌーをハーフタイム明けに投入。後半は早い時間帯のゴールを目指して前がかる形となるが、流れの中では引き続き攻撃が停滞。また、セットプレーの流れからチャンスを作りかけるが、押し切るまでには至らず。 その後、後半半ばを過ぎてサカを諦めて今大会初出場のパーマーを投入。ファン待望の若きアタッカーの躍動が期待された中、75分には良い形でボックス内に抜け出したライスに決定機が訪れるが、肝心のシュートは枠の右へ外れた。 後半終盤は他会場の動きを確認しながらの戦いとなり、サウスゲイト監督はトリッピアー、フォーデンを下げてアレクサンダー=アーノルド、ゴードンとフレッシュな選手を投入。大きくバランスは崩さずも、ゴールへの意識を強める。だが、4分が加えられたアディショナルタイムのパーマー、アレクサンダー=アーノルドのシュートチャンスをモノにできず。試合はこのままタイムアップを迎え、0-0のドロー決着となった。 同時刻開催の他会場の結果、勝ち点5のイングランドが首位通過、勝ち点3で3位のスロベニアも各グループ3位チームの上位4チーム入りが確定し、仲良く決勝トーナメント進出が決まった。そして、イングランドは30日に行われるラウンド16でグループDかグループEの3チームと対戦することになる。 イングランド代表 0-0 スロベニア代表 2024.06.26 06:03 Wed2
「選手たちに大きな賛辞を」史上初のユーロ決勝T進出、スロベニア代表指揮官は「こうしたチームが現れるのを待っていた」
スロベニア代表のマティアジュ・ケク監督が、ユーロ2024での偉業達成を誇った。『UEFA.com』が伝えている。 25日、 スロベニアはユーロ2024グループC最終節でイングランド代表と対戦。引き分け以上で史上初のユーロ決勝トーナメント進出が決まる一戦は、地力で上回る相手にボールを握られながらも、失点は許さないままハーフタイムへ。後半も同様の展開となったが、集中力を維持した守備陣が最後まで堅い守備を崩さず、ゴールレスドローに終わった。 この結果、スロベニアは史上初のユーロ決勝トーナメント進出が決定。ケク監督は喜びを露わにしており、戦い抜いた選手たちを称えている。 「選手たちには大きな賛辞を送りたい。我々はこのタフなグループにおいてアウトサイダー的存在だった。後半は苦しんだが、それはイングランド戦ならそうなるだろう。このハイレベルな戦いの中で、9日間タフな3試合を戦った」 「我々はこうしたチームが現れるのを待っていた。ここにあるのは個性とハートを持つグループだ。試合前にあったエネルギーは、この試合の重要性にもかかわらず、私を落ち着かせてくれるものだった」 「そして、ファンも特別な存在だ。我々は国のため何かを成し遂げることができた。今、国民は団結していると思う。 我々は小さな国だが、スポーツにおいては大きな国なんだ」 「選手たちがやり遂げてくれるだろうと思っていた。我々に懐疑的な人もいたが、ピッチで価値を示してくれたと思う。我々は質の高い試合をしたし、それはスロベニアのフットボールの将来にとって良い土台となるものだ。本当に誇りに思う」 <span class="paragraph-title">【動画】スロベニアがイングランドと引き分け決勝T進出を決める</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="-3Zos0k0LZU";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.26 09:30 Wed3
「試合をほぼコントロールした」2試合連続ドローには批判も、サウスゲイト監督はグループ首位通過誇る「これまでより改善されている」
イングランド代表のガレス・サウスゲイト監督が、低調な試合にもポジティブな姿勢を見せた。『UEFA.com』が伝えている。 25日、ユーロ2024グループC最終節でスロベニア代表と対戦したイングランド。ここまで1勝1分けも、前節のデンマーク代表戦が低調なドローに終わったことで、批判を受けていた。 この一戦も、ボールを保持するものの効果的な攻撃は中々見せられず、セットプレー以外では見どころに乏しいままハーフタイムへ。後半も同様の展開が続き、コール・パーマーやアレクサンダー=アーノルドの投入で攻撃陣を活性化させたいところだったが、スロベニアの堅い守備を最後まで崩せないままゴールレスドローに終わった。 2試合連続ドローに終わるも、他会場の結果グループ首位通過が決定したイングランド。サウスゲイト監督は内容が改善されていることを強調しており、チームが試合をコントロールしていたと誇っている。 「これまでよりは改善されたと思っている。我々は試合をほぼコントロールし、特に後半は70%以上ボールを支配していた。選手たちは、次から次へと攻撃を仕掛けていたと思う」 「試合を決める瞬間を、なかなか見つけることができなかった。チャンスは何度か作っていたが、今夜はそれを生かせなかったと思う」 「明らかに、我々の守備は非常に機能していた。それが基盤を築いているのだ。今夜はボールの扱いがうまく、交代選手も非常に効果的だった。その面では、好調になりつつある兆候がある」 <span class="paragraph-title">【動画】イングランド、スロベニアとドローに終わる</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="-3Zos0k0LZU";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.26 08:45 Wed4
「とても近づいていたのに…」好セーブ連発も初勝利目前のラストプレー被弾…名手・オブラクも落胆「これがサッカー」
スロベニア代表GKヤン・オブラクが、セルビア代表戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 20日、ユーロ2024グループC第2節でスロベニアはセルビアと対戦した。 2度目のユーロ出場となったスロベニア。まだ勝利がない中で、初勝利を目指して戦った。 試合は0-0で進んでいた中、69分にジャン・カルニチニクのゴールが決まりスロベニアが先制。オブラクも何度も決定機を防ぐなどして勝利に貢献できると思われたが、ラストプレーのCKからまさかの失点。手にしていた勝ち点3がするりとこぼれ落ち、1-1のドローに終わった。 ビッグセーブもあり、クリーンシートに迫っていた中、セットプレーでの失点。オブラクは、勝ち点1に終わったことを残念だとした。 「とても勝利に近づいたのに、残念だ。でもこれがサッカーだ」 「非常に高いレベルでプレーしたけど、残念ながら同点ゴールを許してしまった」 <span class="paragraph-title">【動画】勝利目前も…好セーブ見せていたオブラクの牙城が打ち破られる…</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="a0WQD0MXb6E";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.21 13:25 Fri5