イリチッチ&ロメロの去就語るアタランタ指揮官「移籍の要求を尊重したい」

2021.08.02 15:39 Mon
Getty Images
アタランタジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督が2選手の去就について語った。『フットボール・イタリア』が伝えている。

昨シーズンを3位で終え、チャンピオンズリーグ(CL)も控える新シーズンへの準備を進めるアタランタ。しかし、今夏も複数選手に移籍の噂があり、すでにイタリア代表GKピエルルイジ・ゴッリーニ(26)がレンタルという形でトッテナムに移籍した。

その他、スロベニア代表MFヨシプ・イリチッチ(33)にはミラン移籍の噂が、アルゼンチン代表DFクリスティアン・ロメロ(23)にはトッテナムの移籍の噂があり、チームは難しい状況にある。
先週末のプレシーズンマッチ後に記者会見を行ったガスペリーニ監督は殺到した選手の去就に対する質問に対応。イリチッチについては本人が退団希望を明確にしていることもあり、意思を尊重したいと語った。

「我々はイリチッチがどうなるか見ることになる。昨シーズンの終わりに、彼は新しい経験を試みたいという願望を表明した。彼はトレーニングでしっかりやっており、文句を言うこともなかった。ただ、定期的にプレーできるクラブを見つける準備をしているんだ」
「私は彼の移籍の要求を尊重したい。移籍市場はまだ1カ月残っている。彼は移籍の準備を整えているが、現時点で特別な動きはないよ」

また、ガスペリーニ監督はロメロについても言及。クラブの交渉次第と語りつつ、仮に移籍となった場合でも代わりの補強は必要ないと断言した。

「ロメロは月曜日に休暇から戻ってくるから、まだ会っていないんだ。彼の立場がどうなるかについては見ていきたい。今は2つのクラブの間で交渉が進行中だ。もし彼が去った場合、評価がどうなるかについてもチェックしていきたいね」

「ロメロの代わりがロメロでないのであれば、我々はこのままのスカッドでも問題ない」

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