ローマにミニ・ジェコ現る! 今季プリマヴェーラで5戦11発

2018.11.03 18:19 Sat
Getty Images
ローマのプリマヴェーラに新たなゴールマシーンが現れた。イタリア『goal.com』が伝えている。

▽現在、イタリアのプリマヴェーラ1部で首位に立つローマで大きな注目を集めているのが、出場5試合で11ゴールを挙げて得点ランキングトップを独走するU-19スロベニア代表FWザン・ツェラル(19)だ。

▽今季の出場5試合すべてでゴールを記録する絶好調のストライカーは、アタランタ、インテルと国内屈指のタレントを誇る直近の2連戦でいずれもハットトリックを記録した。
▽昨夏、敏腕スポーツ・ディレクターのモンチ氏に見いだされたツェラルは母国の名門マリボルからローマのプリマヴェーラに加入。加入初年度に公式戦35試合15ゴールと上々の数字を残すと、今季は前述の大爆発を見せている。

▽186cmの長身を生かした空中戦の強さに加え、両足をそん色なく操るシュート精度を武器とする生粋のストライカーは、トップチームで活躍するボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコを想起させる。また、大柄ながらもスピードにも優れており、ウイングでも起用されている。
▽今夏にはイタリアの下部リーグへのレンタル移籍の可能性が報じられていたが、サッスオーロ時代から若手育成に定評があるエウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督はチェコ代表FWパトリック・シックに次ぐ3番手のセンターフォワードとしてツェラルの起用に関心を示しているようだ。

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