2年目アーセナルで活躍のハヴァーツ、ランパード氏はチェルシー時代振り返り「才能はあるがポジションがはっきりしなかった」

2024.10.02 18:20 Wed
アーセナルで真価を発揮するカイ・ハヴァーツ
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アーセナルで真価を発揮するカイ・ハヴァーツ
かつてチェルシーやエバートンで指揮を執ったフランク・ランパード氏が、アーセナルのドイツ代表FWカイ・ハヴァーツの成長について語った。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。ハヴァーツは2023年夏にチェルシーからアーセナルに完全移籍で加入。当初はチームスタイルへの適応に時間がかかり批判の的になることもあったが、ミケル・アルテタ監督からの信頼は変わらず最終的に昨シーズンは公式戦51試合14ゴール7アシストの成績を残した。

今シーズンも引き続き主軸としてプレーするハヴァーツは、プレミアリーグ6試合3ゴール1アシストと好成績をマーク。チャンピオンズリーグ(CL)やEFLカップでも得点しており、欠かせない戦力となっている。
そのハヴァーツがドイツからチェルシーへやってきた際、指揮を執っていたランパード氏もその成長に目を細めている様子。ランパード氏は『Amazon Prime』にてハヴァーツの加入当初を振り返りつつ、現在の活躍を喜んでいる。

「彼をチェルシーに連れてきたのは数年前で、当時はまだ若い選手だった。彼がチェルシーに来たときは、まだ色々とはっきりしていなかったと思う。彼はとても才能のある選手だったが、ポジションが明確でなかった」
「彼は8番よりは中盤寄りで、9番の位置でもプレーしていた。結局チェルシーでの彼のこうした物語は、最後まで終わらなかったと思う。彼にとってベストなポジションはどこだっただろう」

「ミケル・アルテタが彼をクラブに連れてきて、信頼を示した。私はアーセナルにも何人かの友人がいるが、彼が最初にサインしたときは『どんな選手なの?』といった疑問符がつけられていたと思う」

「私は『信じてほしい、彼は才能のある子であり、プレミアリーグで活躍するはずだ』と言ったが、その通りになったね。彼はとてもリラックスした性格で、のんびりしているが、その根底にあるのはうまくやりたいという気持ちだと思う」

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プレミアリーグ第6節、アーセナルvsレスター・シティが28日にエミレーツ・スタジアムで行われ、ホームのアーセナルが4-2で勝利した。なお、アーセナルのDF冨安健洋は負傷欠場となった。 今シーズン序盤を占うアウェイ3連戦を1勝2分けで終えたアーセナルは、昇格組レスターとのホームゲームでリーグ2戦ぶりの白星を狙った。 マンチェスター・シティとの頂上決戦となったリーグ前節はトロサール退場の影響もあり、1点リードの後半に割り切った守備的な戦い方で辛くも勝ち点1を持ち帰った。ただ、その後に行われた直近のEFLカップでは3部ボルトン相手に大幅なターンオーバーを敢行し、17歳ヌワネリの2ゴールなどで5-1と圧勝。公式戦3試合ぶりの白星を挙げてこの一戦を迎えた。アルテタ監督はボルトン戦で温存した主力を復帰させ、シティ戦と全く同じスタメンを採用。GKラヤとティンバーも無事スタメンに入った。 開始直後からエンジン全開のアーセナルがレスター陣内でハーフコートゲームを展開していく。安定したボール保持に加え、素早い切り替えで即時奪回を成功させて相手に攻撃のターンを与えることなく攻勢を続ける。 15分にサカのミドルシュートで決定機を作ると、直後の20分にはカウンターから右サイド深くに抜け出したティンバーのグラウンダーの折り返しをファーから中央に絞ってきたマルティネッリが重心が後ろに残りながらもうまく右足で巻き込むダイレクトシュートでゴール右隅に流し込んだ。 マルティネッリの今季初ゴールで幸先よく先制に成功したアーセナルは、以降もギアを緩めることなくフォクシーズを自陣深くに押し込めていく。ただ、GKヘルマンセンの好守や最後のところで体を張る相手の守備を前に徐々に攻めあぐねていく。 それでも、主導権は渡さないホームチームは焦れずに攻め続けると、前半終了間際のアディショナルタイム1分にはボックス左でマルティネッリが折り返した正確なグラウンダーのボールをゴール前のトロサールがうまく右足で合わせて右隅へ流し込み、追加点を奪い切って試合を折り返した。 ホームチーム圧倒の前半となったが、ハーフタイムできっちり気持ちを切り替えたレスターが後半最初の決定機をゴールに結びつける。47分、相手陣内左サイドで得たFKの場面でキッカーのブオナノッテのクロスをジャスティンが頭で合わせると、ハヴァーツにディフレクトして大きくコースが変わったシュートがGKラヤの反応の逆を突く形でゴールネットを揺らした。 やや不運な形で1点差に迫られたアーセナルはすぐさま反撃。失点直後には得意のセットプレーからガブリエウ、カラフィオーリの連続シュートでGKヘルマンセンにビッグセーブを強いると、58分にはトロサールが右ポスト直撃のシュートも放つ。 一方で前半に比べて守備の緩みを見せ始めると、レスターがスーパーゴールで同点に追いつく。63分、相手陣内左サイドでエンディディが上げたクロスをボックス右に走り込んだジャスティンが完璧な右足ダイレクトボレー。これがゴール左隅に突き刺さった。 完璧な前半から一変して2点差を追いつかれる、まさかの展開となったアーセナル。ここから攻勢を強めると、68分にはサカの右クロスの流れからゴール前のハヴァーツがアクロバティックなボレーシュートを狙うが、至近距離からのシュートはGKヘルマンセンがうまく体に当ててブロック。さらに、74分にはヘルマンセンの不用意な縦パスをライスが引っかけたショートカウンターからマルティネッリにビッグチャンスもここはヘルマンセンが自分のミスを見事にリカバーするビッグセーブを見せた。 その後、マルティネッリに代えてスターリング、トーマスに代えてヌワネリとフレッシュなアタッカーを続けて投入し、攻撃に変化を加えていくアーセナル。後半終盤にかけてはハーフコートゲームの形に持ち込むが、最後のところで粘るレスターの守備に苦戦。とりわけ、驚異的な集中力を見せる相手守護神ヘルマンセンに手を焼き、ヌワネリとカラフィオーリの決定的なシュートも防がれる。 焦れる展開が続くものの、ホームで格下相手に取りこぼしは許されないアーセナルは土壇場で底力を示す。7分が加えられた後半アディショナルタイムの94分に右CKの場面でサカが浮き球のボールをファーに入れると、フリーのトロサールが右足で合わせたシュートがゴール前のエンディディに当たってニアポストに吸い込まれた。 土壇場で勝ち越しに成功したアーセナルは、さらにDFを削って勝負に出たレスターを引っくり返したロングカウンターから最後は相手の不運なクリアボールをゴール前で押し込んだハヴァーツがトドメの4点目まで奪った。 そして、一時2点差を追いつかれる拙い試合運びとなったものの、土壇場で勝負強さを示したアーセナルがリーグ2戦ぶりの白星を挙げた。 アーセナル 4-2 レスター・シティ 【アーセナル】 ガブリエウ・マルティネッリ(前20) レアンドロ・トロサール(前46) オウンゴール(後45+4) カイ・ハヴァーツ(後45+9) 【レスター】 ジェームズ・ジャスティン(後2、後18) <span class="paragraph-title">【動画】ジャスティンがスーパーボレー弾で一時同点に</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">前半劣勢のレスターが猛反撃<br>ジャスティンの今日2点目となる<br>強烈なダイレクトボレー<br><br>プレミアリーグ 第6節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%BB%E3%83%8A%E3%83%AB?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#アーセナル</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#レスター</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/3nPaShbOk5">pic.twitter.com/3nPaShbOk5</a></p>&mdash; U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1840052248799523314?ref_src=twsrc%5Etfw">September 28, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.29 01:17 Sun

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2年目アーセナルで活躍のハヴァーツ、ランパード氏はチェルシー時代振り返り「才能はあるがポジションがはっきりしなかった」

かつてチェルシーやエバートンで指揮を執ったフランク・ランパード氏が、アーセナルのドイツ代表FWカイ・ハヴァーツの成長について語った。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。 ハヴァーツは2023年夏にチェルシーからアーセナルに完全移籍で加入。当初はチームスタイルへの適応に時間がかかり批判の的になることもあったが、ミケル・アルテタ監督からの信頼は変わらず最終的に昨シーズンは公式戦51試合14ゴール7アシストの成績を残した。 今シーズンも引き続き主軸としてプレーするハヴァーツは、プレミアリーグ6試合3ゴール1アシストと好成績をマーク。チャンピオンズリーグ(CL)やEFLカップでも得点しており、欠かせない戦力となっている。 そのハヴァーツがドイツからチェルシーへやってきた際、指揮を執っていたランパード氏もその成長に目を細めている様子。ランパード氏は『Amazon Prime』にてハヴァーツの加入当初を振り返りつつ、現在の活躍を喜んでいる。 「彼をチェルシーに連れてきたのは数年前で、当時はまだ若い選手だった。彼がチェルシーに来たときは、まだ色々とはっきりしていなかったと思う。彼はとても才能のある選手だったが、ポジションが明確でなかった」 「彼は8番よりは中盤寄りで、9番の位置でもプレーしていた。結局チェルシーでの彼のこうした物語は、最後まで終わらなかったと思う。彼にとってベストなポジションはどこだっただろう」 「ミケル・アルテタが彼をクラブに連れてきて、信頼を示した。私はアーセナルにも何人かの友人がいるが、彼が最初にサインしたときは『どんな選手なの?』といった疑問符がつけられていたと思う」 「私は『信じてほしい、彼は才能のある子であり、プレミアリーグで活躍するはずだ』と言ったが、その通りになったね。彼はとてもリラックスした性格で、のんびりしているが、その根底にあるのはうまくやりたいという気持ちだと思う」 <span class="paragraph-title">【動画】アーセナルで真価を発揮しつつあるカイ・ハヴァーツのプレー集!</span> <span data-other-div="movie"></span> <iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/QqE8kHgsIfY?si=RLD5nXCK1Mx9vLoi" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> 2024.10.02 18:20 Wed
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アーセナルがPSGに今季初黒星与える今季CL初勝利! 好調ハヴァーツ&サカ弾を堅守で守り抜く【CL】

チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第2節のアーセナルvsパリ・サンジェルマン(PSG)が1日にアーセナル・スタジアムで行われ、ホームのアーセナルが2-0で勝利した。なお、アーセナルのDF冨安健洋は欠場となった。 アタランタとの初戦を0-0のドローで終えたアーセナルは、ホーム初戦となった第2節で今大会初勝利を目指した。直近のレスター・シティ戦を後半アディショナルタイムの2ゴールによって4-2と劇的に勝ち切ったアルテタのチームは、その試合から中3日の一戦へ全く同じスタメンを採用。状態が懸念されたカラフィオーリも無事スタメンに名を連ね、新戦力メリーノが初のベンチ入りとなった。 一方、ジローナとの初戦を1-0で競り勝って白星スタートを飾ったPSGは難敵相手のアウェイゲームで連勝を狙った。3-1で勝利したスタッド・レンヌ戦からは先発4人を変更。守護神ドンナルンマやヌーノ・メンデス、ヴィティーニャの主力が復帰した一方、指揮官ルイス・エンリケと衝突したデンベレがメンバー外となり、ドゥエが代役を務めた。 立ち上がりから主導権争いが続く中、ボール保持率はアウェイチームがやや優勢も開始9分にボックス右のサカが得意の形で左足を振るなど、ホームチームの効率良い攻めからチャンスを作り出す。 以降も一進一退の攻防が続くも、ホームチームが見事な連携からゴールをこじ開ける。20分、左さいどへのスムーズな展開からカットインしたトロサールが絶妙な右足インスウィングのクロスをゴール前のスペースに落とす。これにタイミング良く走り込んできたハヴァーツが飛び出したGKドンナルンマより先に頭で合わせてゴール左隅に流し込んだ。 一瞬の隙を突かれて先制を許したPSGも、イ・ガンインやネヴェスらを起点に要所で中盤でのプレス回避に成功すると、両サイドバックの攻撃参加を使って続けて決定機を創出。28分にはボックス左に持ち込んだメンデスが右ポストを掠める左足シュート。31分には快足を飛ばしてボックス右に持ち込んだハキミが角度のないところからの右足シュートでゴールに迫るが、ここはGKラヤの好守に阻まれる。 すると、ピンチの後にチャンスあり。35分、相手陣内右サイドで得たFKの場面でキッカーのサカがゴール前でバウンドさせる高速クロスを入れると、飛び込んだマルティネッリやトーマスは触れずも味方を含めて多くの選手がブラインドとなったことでGKドンナルンマが反応できず。そのままゴールネットに吸い込まれた。 内容は拮抗もソリッドな守備と決定力で勝ったホームチームが2点リードで折り返した試合。そのアーセナルはケガか休養かティンバーを下げてハーフタイム明けにキヴィオルを投入。これでカラフィオーリが右サイドに移った。 後半も拮抗した展開が続くが、52分にはボックス右でハヴァーツが折り返したボールを中央でフリーのマルティネッリがダイレクトボレー。だが、ややコースが甘くなったシュートはGKドンナルンマのセーブに阻まれて試合を決める3点目にはならず。 後半はPSGが押し込む展開の中で60分を過ぎて両ベンチが動く。アーセナルはトーマスを下げて新天地デビューのメリーノ。さらに、トロサールに代えてガブリエウ・ジェズスを投入。これに対してPSGはヴィティーニャとドゥエを下げてファビアン・ルイス、コロ・ムアニをピッチに送り出した。 何とか早い時間帯に1点を返したいPSGはセットプレーの混戦からネヴェスがクロスバー直撃のシュート、68分にはイ・ガンインの無回転気味の強烈なシュートでゴールに迫るが、GKラヤの好守に遭う。また、ボックス内でのDFカラフィオーリのハンドやコロ・ムアニが倒される際どいシーンが続いたが、いずれもPK獲得とはならず。 試合終盤にかけては逃げ切りへ集中力を増したアーセナルがPSGの攻勢を危なげなく凌ぎ切り、今節最注目の強豪対決はホームチームに軍配。PSGに今季公式戦初黒星を与えたアルテタのチームが今季CL初勝利を挙げた。 アーセナル 2-0 パリ・サンジェルマン 【アーセナル】 カイ・ハヴァーツ(前20) ブカヨ・サカ(前35) 2024.10.02 06:14 Wed
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「本当に本当に満足」アーセナルがPSG下し今季CL初勝利、アルテタ監督は先制弾のハヴァーツ絶賛「勤勉さは信じられないほど」

アーセナルのミケル・アルテタ監督が、強敵相手にチャンピオンズリーグ(CL)で勝利したことを喜んだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。 1日、パリ・サンジェルマン(PSG)とのリーグフェーズ第2節に臨んだアーセナル。前節のアタランタ戦は0-0のドローに終わり大会初白星を目指すチームは、20分にカイ・ハヴァーツのゴールで先制すると、ピンチをしのぎ35分にブカヨ・サカが追加点を挙げてハーフタイムへ。後半は押し込まれながらも守備陣が集中力を切らさず、2-0で勝利した。 難敵相手に大会初勝利を挙げたアルテタ監督は、チームのパフォーマンスに満足感を示している。 「本当に、本当にパフォーマンスには満足している。個性豊かな相手と対戦し、ボールを持っていないときは対処するのが本当に困難だった。前半は非常に優勢であり、多くのチャンスを作ったが、後半はガラッと変わったと思う」 「我々は、普段よりもずっと苦しい戦いを強いられることになった。ただ、この大会ではさまざまな要求がされることになる。そうした中で、我々は本当にうまく対処できただろう」 「(先制点のハヴァーツについて)彼は信じられないほど素晴らしい。彼の頭脳、スペースの理解方法、タイミング、選手たちのまとめ方はね。勤勉さは信じられないほどであり、今ではボックス周辺で本当に脅威だ。彼は今、我々の主力選手の1人になっている」 <span class="paragraph-title">【動画】ハヴァーツの先制弾もあり、アーセナルがPSGに快勝!</span> <span data-other-div="movie"></span> <iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/jIP3MO55gtQ?si=-8hW0awVzWzovnxw" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> 2024.10.02 09:50 Wed
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元アーセナル&ダンディーFCのFWが46歳で急死 フットサル中の心臓発作…両クラブも追悼

かつてアーセナルでもプレーしたファビアン・カバジェロ氏が亡くなった。46歳だった。イギリス『デイリー・メール』によると、フットサル中の心臓発作が死因という。 アルゼンチン生まれでパラグアイ国籍のカバジェロ氏は現役時代をFWとして過ごし、アーセナルのほか、南米、ギリシャ、韓国などでもプレー。アーセナルには1998年夏に1年レンタルで加入した。 そのアーセナルは当時、アーセン・ヴェンゲル政権の3年目。リザーブチームが主だったが、トップチームでもプレミアリーグ、FAカップ、リーグカップで合計3試合に出場した。 アーセナルでは活躍といかなかったが、後に加わったダンディーFCでは通算130試合で22得点5アシストと活躍。2002-03シーズンのスコティッシュ・カップ決勝進出に貢献した。 アーセナルはこの訃報に接し、公式Xで「クラブの全員が元選手のファビアン・カバジェロの突然の死を知り、深い悲しみに暮れている。我々の心は彼の家族と友人にある」と追悼した。 また、ダンディーFCも「ファビアン、君がいなくなると寂しくなる。ダンディーFCの全員が彼の家族と友人に思いを寄せている」と追悼のメッセージを発表している。 2024.09.29 19:36 Sun
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前田大然が2試合連発もチームはドルトムントに大敗…守田&チェイス・アンリはドローに貢献【CL日本人選手まとめ】

チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第2節が1日に行われ、日本人選手所属5クラブが試合を戦った。 セルティックはドルトムントとアウェイで対戦し、1-7で大敗した。FW古橋亨梧、FW前田大然は先発出場、MF旗手怜央は途中出場した。 スロバン・ブラチスラヴァとの初戦を古橋と前田のゴールなどで5-1と快勝スタートしたセルティック。アウェイで連勝を狙った一戦では昨シーズンの準優勝チームのホームに乗り込んだ。 試合は立ち上がりから壮絶な打ち合いに。開始7分にバイノー=ギテンスが倒されて得たPKをキッカーのジャンが決めてドルトムントが先制に成功。だが、直後の9分には右サイドからのクロスに反応した前田が、ファーに流そうとしたジャンのヘディングのクリアをうまく体に当てて押し込んでCL2試合連続ゴールとした。 前田のゴールですぐさまスコアをタイに戻したが、直後の11分にはGKコベルのフィードを起点としたドルトムントの鮮やかな連携からブラントのスルーパスに抜け出したアデイェミの左足シュートがゴールネットに突き刺さり、ホームチームが一歩前に出た。 以降は前線を中心に局面での質的な差で優位に立ったドルトムントが、再三の決定機を創出。セルティックは孤軍奮闘のGKシュマイケルの好守で何とか1点差を維持したが、29分に右CKの流れからアデイェミの強烈なシュート。40分にはアデイェミが得たPKをギラシー、42分にはボックス手前右で前田からボールを奪ったアデイェミがニア下を射抜くシュート。躍動する22歳FWが前半だけでハットトリックを達成した。 この厳しい展開の中でセルティックは前田がカットインからのミドルシュートで際どいシーンこそ作ったが、古橋はほとんど良い形でボールを受けられず。4点ビハインドで試合を折り返した。 迎えた後半、テイラーと共に旗手をハーフタイム明けに投入したセルティック。後半はアデイェミの負傷交代の影響や点差もあって拮抗した展開が続くが、なかなか攻撃に出られない。 63分には不完全燃焼の古橋がベンチに下がると、直後の66分にはドルトムントがショートカウンターからギラシーに2点目が生まれて後半最初のゴールとなる6点目が生まれた。71分には中央突破した旗手に見せ場が訪れるが、ミドルシュートは枠を捉え切れない。 その後、旗手と前田は最後まで爪痕を残すべく果敢なチャレンジを続けたものの、チームは79分にフェリックス・エンメチャにトドメの7点目まで奪われ、開幕節の大勝から一転して厳しい1-7の惨敗となった。 スポルティングCPはアウェイでPSVと対戦し、1-1で引き分けた。MF守田英正はフル出場している。 リールとのホームゲームを2-0で制し、今大会白星スタートを飾ったスポルティング。連勝を狙った一戦ではオランダ王者のホームに乗り込んだ。 前半序盤にスハウテンに先制点を決められたポルトガル王者は以降は持ち直してイーブンの展開に。だが、後半はホームチームに再三の決定機を許すなど、耐える展開が続いた。それでも、後半終了間際の84分にブラガンサが決めたゴールで同点に追いつき、敵地から勝ち点1を持ち帰ることに成功した。 なお、守田は中盤で持ち味の球際の勝負で互角以上に渡り合い、決定機も創出するなど攻守にさすがの存在感を示している。 シュツットガルトはホームでスパルタ・プラハと対戦し、1-1のドローでとなった。DFチェイス・アンリは62分から途中出場した。 王者レアル・マドリーとの初戦を落とした中、ホームで初勝利を目指したドイツの古豪。1-1のイーブンで投入されたチェイス・アンリは初戦に続いて右サイドバックでプレー。チームが攻勢を仕掛けた中でリスク管理を担い、攻撃では無難な繋ぎを見せたが、相手の粘りにあって勝ち切ることはできなかった。 DF冨安健洋が欠場となったアーセナルは、ホームでパリ・サンジェルマン(PSG)と対戦し、。 MF川村拓夢が負傷欠場となったレッドブル・ザルツブルクはスタッド・ブレストとホームで対戦し、0-4の完敗。厳しい連敗スタートとなった。 ドルトムント 7-1 セルティック ◆古橋亨梧は63分までプレー 前田大然はフル出場 旗手怜央は後半から途中出場 PSV 1-1 スポルティング ◆守田英正はフル出場 シュツットガルト 1-1 スパルタ・プラハ ◆チェイス・アンリは62分から途中出場 アーセナル 2-0 パリ・サンジェルマン ◆冨安健洋は欠場 ザルツブルク 0-4 ブレスト ◆川村拓夢は欠場 <span class="paragraph-title">【動画】前田大然が2戦連発!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">[速報]<a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%89%8D%E7%94%B0%E5%A4%A7%E7%84%B6?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#前田大然</a> CL2試合連続ゴール<br><br><a href="https://twitter.com/hashtag/UEFA%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%94%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%82%BA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#UEFAチャンピオンズリーグ</a> 第2節<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%89%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%A0%E3%83%B3%E3%83%88?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ドルトムント</a> vs <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%BB%E3%83%AB%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%AF?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#セルティック</a><br><br>/<br>DFの背後から猛スピードで突撃!<br>勢いのまま体で押し込みゴールを決める!<br>\<br><br>ABEMAでWOWSPOに登録して<br>世界最高峰のスポーツを楽しもう<a href="https://twitter.com/hashtag/ABEMAdeWOWSPO?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ABEMAdeWOWSPO</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/WOWSPO?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#WOWSPO</a></p>&mdash; アベマサッカー (@ABEMA_soccer) <a href="https://twitter.com/ABEMA_soccer/status/1841199002165133641?ref_src=twsrc%5Etfw">October 1, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.10.02 06:27 Wed

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