PSV陣営が6季ぶりオランダ1部制覇を確信、L・デ・ヨングが3試合残して1年を振り返り「素晴らしいシーズンだったよ」

2024.04.26 13:10 Fri
今季大暴れのルーク・デ・ヨング
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今季大暴れのルーク・デ・ヨング
PSV陣営が6シーズンぶりのリーグ制覇を確信する。オランダ『Voetbal International』が伝えている。

オランダ1部・エールディビジで首位を走るPSVは25日、第31節でヘーレンフェーンに8-0と圧勝。無惨なまでに実力差を見せつけ、3試合を残して2位フェイエノールトと勝ち点「9」差に。両チームの膨大な得失点差から優勝確実となった。

◆優勝争い
1位 PSV | 勝ち点84 | +86 | 31試合
2位 フェイエノールト | 同75 | +56 | 31試合
近年アヤックスとフェイエノールトに覇権を譲っていたなか、17-18シーズン以来6季ぶりとなる王座奪還…元バルサで主将の元オランダ代表FWルーク・デ・ヨングは、今季リーグ戦31試合27得点14アシストと大暴れ。今節も1得点のエースは試合後、晴れやかに早くも1年を振り返る。

「素晴らしいシーズンだったよ。1年の頭から本当に良いスタートを切り、誰もがあの時からこうなることを確信していたはずだ。今日? ああ、そんななかでも今季最高のゲームだよ」
今節2得点で今季累計10得点としたMFフース・ティルも「全ての条件が揃った僕らをオランダ国内で打倒できるチームはなかったということ。エールディビジNo.1のチーム。少なくとも今季はね」とコメント。主将の隣で笑顔を見せる。

第31節までに27勝3分け1敗。上田綺世加入の昨季王者フェイエノールトを最後まで寄せ付けなかったPSVだ。

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昨季バルサでプレーのL・デ・ヨング、自身の選択に後悔なし「誇りをもってキャリアを振り返れる」

PSVのオランダ代表FWルーク・デ・ヨングが、昨シーズンまで所属したバルセロナでの日々を振り返った。スペイン『アス』が伝えている。 昨夏にセビージャからバルセロナへ買い取りオプション付きのレンタルで加入したL・デ・ヨング。同胞であるロナルド・クーマン前監督の熱望によって実現した移籍だったが、ファンやメディアからは実力を疑問視する声もあった。 実際、序盤はパフォーマンスが安定せず批判を浴びる時期もあったが、昨年11月にチャビ・エルナンデス監督が就任すると徐々にスーパーサブとしての地位を確立。昨季公式戦29試合に出場して7ゴール1アシストと、まずまずの成績を残した。 しかし、財政難に陥っていたバルセロナはL・デ・ヨングの買い取りオプションを行使せず。シーズン終了後セビージャに帰還したL・デ・ヨングは、2日にPSVへの完全移籍が公式発表されている。 オランダ『De Gelderlander』のインタビューに応じたL・デ・ヨングは、セビージャ時代も含めスペインでの挑戦に後悔はなかったと強調。選手として、確かな足跡を残せたとキャリアを誇った。 「僕はバルセロナの選手だった。一時は、満員のカンプ・ノウで僕の名前が叫ばれたこともあったんだ。セビージャ時代にはヨーロッパリーグ優勝も果たせたし、決勝では2ゴールを決められた。だから、誇りをもってキャリアを振り返れるよ」 「バルセロナではタイトルを獲得できなかったけど、他の部分での満足感があった。退団したときには、監督やチームメイトだけでなく、役員も含めたクラブ全体からたくさんの素敵なリアクションを貰えたしね。僕の日頃の振る舞いに感謝していると言ってもらえた」 「バルセロナが健全な状態だったら、もう1年いられたか? それはわからない。シーズン終了後、僕たちはクラブに『状況はどう?』と尋ねた。僕はクラブで優先される選手ではなく、それは理解していたよ。そして、僕は自分の道を選んだんだ。バルセロナが健全ならもう1シーズンはプレーできたかもしれないが、それでもPSVを選んだ可能性はある」 「2019年にスペインにわたったときは、多くの懐疑的な意見があった。でも、僕はより成熟した選手となり、どのチームにとっても重要な存在になれると示せたと思う。どんなレベルの試合でも、たとえそれが試合終盤の途中交代であったとしてもね」 2022.07.06 18:05 Wed
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リバプールがガクポ獲得を発表! 背番号は18番に

リバプールは28日、PSVからオランダ代表FWコーディ・ガクポ(23)を完全移籍で獲得したことを発表した。背番号は「18」に決定している。 なお、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、移籍金は3700万ポンド+アドオン1300万ポンドの最大5000万ポンド(約80億円)、契約期間は2028年6月までの5年半となるようだ。 今冬のステップアップが有力視されていた中、有力視されたマンチェスター・ユナイテッドではなくマージ―サイドを新天地に選んだ23歳は、クラブ公式を通じて意気込みを語っている。 「とても気分がいいんだ。ここに来ることができて本当に興奮しているよ。トレーニングを開始し、この素晴らしいクラブでプレーできることを楽しみにしている」 「このクラブは僕にとって素晴らしいクラブで、自分の力を発揮し、チームが過去数年間ですでに達成した美しい瞬間をさらに達成できるよう手助けをしようと思っているよ」 「個人的にも、ここで成長できることも良いことだと思うし、たくさんの素晴らしいプレーヤーがいて、多くのことを学ぶことができると考えているんだ」 「(アンフィールドでプレーすることを)とても楽しみにしているんだ。スタジアムや雰囲気について、多くの素晴らしい話を聞いているし、待ち切れないね」 「もちろん、目標はチームとしてできるだけ多くのタイトルを獲得し、良いパフォーマンスを発揮し、チームとして何ができるか、そして自分がプレーヤーとして何ができるかを世界に示すことだ。そして個人的には、成長を続け、毎シーズンより良いプレーヤーになりたい」 「みんなが温かく迎えてくれて本当に感謝しているし、スタジアムや街中でファンに会えるのを本当に楽しみにしているよ」 ガーナとトーゴにルーツを持つオランダ生まれのガクポは、左ウイングを主戦場に、前線の複数ポジションでプレー可能な189cmの大型アタッカー。そのサイズを感じさせないクイックネス、柔らかな足元のテクニックを武器に、カットインからの右足のシュートや長いストライドを生かしたロングカウンターからゴールを陥れる新進気鋭の若手。 PSVのアカデミーから2018年2月のフェイエノールト戦でトップチームデビューを果たすと、2018–19シーズンの後半戦から徐々に出場機会を増やし、以降は前線の主力に定着。ここまで公式戦159試合に出場し、55ゴール50アシストを記録した。 今シーズンここまでは公式戦24試合13ゴール17アシストの数字を残し、カタール・ワールドカップではグループステージ3試合連続ゴールを挙げるなど、リバプールの同僚となったDFヴィルヒル・ファン・ダイクと共にオランダのベスト8進出に貢献していた。 2022.12.29 07:31 Thu
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【CLグループB総括】アーセナルが順当に首位通過、PSVが奮闘ランス&低迷セビージャ振り切る

アーセナルを本命に、PSV、RCランス、セビージャの3チームが残り1枠を争う格好となったグループB。その本命が順当に力を発揮し、対抗と思われたセビージャが期待外れの結果に終わったなか、アーセナルとPSVの2チームが突破を決めた。 ■順位表■ [勝ち点/勝/引/負/得失点] 1.アーセナル[13/4/1/1/12] 2.PSV[9/2/3/1/-2] 3.RCランス[8/2/2/2/-5] 4.セビージャ[2/0/2/4/-5] ◆思わぬ躓きも順当に首位通過~アーセナル~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20231213_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 7シーズンぶりの参戦による経験不足が唯一の懸念材料となったが、その懸念は杞憂に終わった。 昨季のプレミアリーグ2位チームは、覇権奪還を期すリーグ戦と久々の欧州での躍進に向け、センターラインを中心にピンポイント補強。有力な対抗と想定されたPSVとの初戦を4-0の快勝で飾る最高のスタートを飾ると、第2節のRCランス戦では開幕からリーグ戦で大不振の相手に1-2の敗戦を喫する、思わぬ躓きも経験した。 だが、同じくリーグ不振のセビージャとの連戦をきっちり連勝で飾ると、第5節のRCランス戦ではDF冨安健洋のチャンスメークも光り、6-0の圧巻の大勝で最終節を残しての首位通過を確定させた。 圧倒的な強さを見せたホームの戦いぶりは評価に値するが、アウェイゲームでは1勝1分け1敗の結果に加えて内容面も振るわなかった印象があり、決勝トーナメントではその改善が躍進のカギを握る。また、リーグ戦でもここまで2位で優勝争いのメインキャストを担うなか、今冬の移籍市場での選手層の拡充も重要となる。それでも、欧州の舞台でも着実に経験を踏むアルテタ監督、DFサリバ、MFライス、FWサカと頼もしい若手の躍動ぶりは今後の戦いに大きな期待を感じさせる。 ◆国内リーグでの勢いを活かして2位通過~PSV~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20231213_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> セビージャとRCランスを退けて2015-16シーズン以来のグループステージ突破を果たす。 レンジャーズとの予選プレーオフを制して2018-19シーズン以来の本戦出場を決めたオランダ屈指の名門。ボス新監督の下、エールディビジでの好スタートの自信を持って臨んだアーセナルとの初戦では0-4の大敗を喫すると、以降もセビージャとRCランスとの連戦をいずれもドロー。グループステージ前半戦で未勝利に終わった。 それでも、ここまでのリーグ戦で開幕15戦全勝、52得点6失点と驚異的な強さを誇るチームはグループステージ後半戦で真価を発揮すると、RCランス、セビージャ相手にしぶとく1点差の勝利を重ねて最終節を前に2位通過を決定。また、前回対戦で大敗したアーセナルとのホームでの再戦では相手が大幅なターンオーバーを敢行した影響はあったものの、ほぼ互角のドローで試合を終えてチームとしての成長を示した。FWバカヨコやMFサイバリら一部主力の引き抜きは懸念材料だが、久々の決勝トーナメントでも対戦相手にとってタフなチームとなるはずだ。 ◆突破ならずも2勝挙げて堂々の3位~RCランス~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20231213_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 2002-03シーズン以来のCL本戦で見事な奮闘を見せた。 昨季リーグ・アンで王者パリ・サンジェルマンに肉薄する大躍進を見せた古豪は、約20年ぶりに欧州最高の舞台に参戦。国内リーグではエースFWオペンダ、主将MFフォファナの流出で厳しいスタートを切ったが、CLの舞台では格上アーセナルに金星を挙げるなど1勝2分けの無敗でグループステージを折り返した。 その後、突破を決めた2チーム相手に連敗を喫して敗退が決定したが、最終節では引き分けでも3位確定となる状況できっちりセビージャに勝利を収めてヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメントプレーオフ行きを決めた。 一時リーグ・アンでの低迷でエズ監督解任も取り沙汰されたなか、継続路線を選んだチームは目下10戦無敗と完全に復調を遂げており、ELの舞台での躍進も期待される。得点力不足が懸念されるなか、CLで経験を積んだ若きエース候補ワイらの奮起が求められる。 ◆屈辱の未勝利で敗退…~セビージャ~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20231213_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> EL王者としてポット1での参戦となったが、屈辱の未勝利での敗退となった。 敏腕SDモンチの退団もあり、これまでと異なる補強戦略で臨んだ今季は開幕から低迷。昨季EL制覇の立役者となったメンディリバル前監督を解任し、その後任に前ウルグアイ代表指揮官のディエゴ・アロンソ監督を招へい。しかし、この監督交代はラ・リーガ、CLのいずれのコンペティションにおいても完全に裏目に。 前体制で戦ったCL最初の2試合はいずれもドローだったが、監督交代後は4戦全敗。度重なる負傷者やカードトラブルというエクスキューズはあったが、前体制に比べて攻守両面でぼやけた戦いとなった結果、攻守両面で低調なパフォーマンスに終始。古巣帰還となったセルヒオ・ラモスがDF登録選手としてCL最多ゴール(17点)という偉業を成し遂げたが、チームとしては屈辱の2分け4敗での敗退となった。 2023.12.15 12:01 Fri
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板倉滉が1月に移籍の可能性も? 移籍金は24億円程度、オランダ王者が関心か

ボルシアMGの日本代表DF板倉滉(27)だが、冬にも移籍の可能性が浮上している。ドイツ『TZ』が伝えた。 日本代表の最終ラインを支え、2022年7月からボルシアMGでプレーする板倉。今シーズンもブンデスリーガで11試合に出場し1ゴール1アシスト、DFBポカールで2試合に出場し1ゴールを記録している。 2019年1月に川崎フロンターレからマンチェスター・シティへと完全移籍。フローニンヘンへ2シーズンレンタル移籍すると、2021年8月にはシャルケにレンタル移籍。オランダ、ドイツでプレーしてきた中、板倉は高く評価を受けており、ボルシアMGにとっても重要な存在だ。 その板倉に対してはオランダ王者のPSVが関心を継続して持っているとのこと。ドイツ『ビルト』が伝えており、安定したパフォーマンスを見せる板倉を1月の移籍市場で獲得したい考えがあるという。 一方で、板倉自身は夏まではボルシアMGに残りたい考えがあるとのこと。クラブとの契約は2026年夏までとなっているなか、よほどのオファーがない限りは残留が基本路線。クラブとしても留まらせたい考えとされている。 板倉との契約に関しては、夏以降に決まるとのこと。残り契約が1年となった中で、フリーで手放す気はないため、交渉が合意に至らなければ、夏に売却に強く動く可能性もあるという。なお、移籍金は1500万ユーロ(約24億1500万円)程度になるとされ、契約解除金もそれ以下とされている。 板倉にとっても20代が終わりに近づいており、大きなステップアップをするにはチャンスは多くない。まずは結果を残し、より良いオファーを待つことになると見られるが、冬の移籍市場でも注目は集まりそうだ。 2024.11.26 10:00 Tue

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