ウクライナが北マケドニアに逃げ切り、今大会初勝利《ユーロ2020》

2021.06.18 00:04 Fri
Getty Images
ユーロ2020グループC第2節、ウクライナ代表vs北マケドニア代表が17日にルーマニアで行われ、2-1でウクライナが勝利した。

4日前に行われたオランダ代表との初戦を2-3と競り負けたウクライナは、ヤルモレンコやジンチェンコ、マリノフスキーらが引き続きスタメンとなった。

一方、オーストリア代表に1-3と惜敗した北マケドニアはパンデフやエルマス、アリオスキらが引き続きスタメンとなった。
立ち上がりから攻勢に出たウクライナは8分、マリノフスキーのミドルシュートでGKを強襲。その後もウクライナが押し込む時間を増やすと、ヤレムチュクやヤルモレンコがゴールに迫っていった。

そして29分、左CKからニアサイドのカラヴァイエフが逸らすと、ファーサイドのヤルモレンコが押し込んでウクライナが先制点を奪いきった。
さらに34分、ウクライナが一気に突き放す。ヤルモレンコのダイレクトパスでボックス右に抜け出したヤレムチュクがGKとの一対一を制した。

ウクライナが2点をリードして迎えた後半、55分に北マケドニアがPKを獲得する。トライコフスキの強烈なミドルシュートがGKを強襲すると、ポストに直撃したルーズボールを拾ったボックス内のパンデフがカラヴァイエフに倒された。

このPKをアリオスキはGKブスチャンに止められるも、ルーズボールを蹴り込んで北マケドニアが1点差に詰め寄った。

流れの悪いウクライナは70分、ヤルモレンコとヤレムチュクをお役御免とする。すると80分、マリノフスキーのFKが壁に入っていたボックス内の選手のハンドを誘ってウクライナがPKを獲得。

このPKをマリノフスキーはGKディミトリエフスキに止められるも、ウクライナが2-1で逃げ切り。今大会初勝利を飾っている。

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